ワイド 1-10番 870円的中

　流石にこの時期の中山ダートなので不良でもそこまで極端な高速状態にはならないだろうと。脚抜きよく、時計は出やすくなるかなと言う程度を想定する。


　逃げ馬がポイントなのだがスカーレルが外枠から行き切ってハイペースを作れるかどうかが焦点。タナトスもまずまず速いが最近は積極的に出して行ってまで主張しないし２列目で結果が出ているとなるとスカーレル単騎が濃厚なのだが、内のキクノソルやオメガブレインの出方もどうかにもよる。いずれにせよスカーレルは軽い馬場だとスピード的にちょっと足りないのでハイペースを作るにはかなり飛ばす意識が必要になる。前走は突いてくれたので逆にペースをしっかり作れたが、三浦がこの馬場でしっかりと厳しい流れを作れるかどうか。この辺はちょっと懐疑的で、タナトス辺りが番手でゆったり進めたらそれを見て無理せずペースを落としてくるんじゃないかと。スローロンスパか、仕掛け遅れてのポジショニング、トップスピード勝負になる可能性が高く、崩すとすればハリケーン辺りが捲ることぐらいかな。


◎キクノソルは一応スローロンスパでもトップスピード勝負でペースアップの流れに前が壁でも動けている点を評価して軸にする。前走伊丹Ｓはかなり厳しい競馬で、ハイペースを中団で追走、捲ったハリケーンを目標に３～４角外々になった分Ｌ１甘くなったがハリケーンとの差は詰めていたし良く頑張っている。12.0 - 12.4 - 12.1 - 12.5 - 12.9 - 13.4と言う流れで終始外々なので、タフな一貫ペースでしっかり結果を残してきたというのは大きな材料。器用さに関しては２走前1000万下勝ち上がりで京都1800、スローから13.0-12.3-12.2-12.2とトップスピード勝負、坂の下りからの仕掛けで終始逃げ馬の直後で待たされながらも置かれず。Ｌ１でようやく進路が開くと、すっと反応して突き抜けている。ペースアップの競馬ならかなり乗りやすいタイプだと思うので、内枠は歓迎できる。ここは相手関係も楽なのでかなり期待したい１頭。


〇グレートチャールズは前走から引き続き狙うが、前走でも1900ｍの距離延長で平均ペースでもゆったり運べて良さが出た。1800の基礎スピード戦だと甘さが出ていたので、距離延長がプラスに働いた口。1800だと印象的なのが３走前の新潟1800ｍ戦で新潟らしいスローから12.9-12.6-12.7-12.0-12.2とコーナーで緩んで出口で加速と言う典型的な競馬に前を向いて2列目外から直線入りでは先頭に並びかけ、そのままジリジリ伸びて突き抜けた。ペースアップでトップスピード勝負で持ち味が活きているし、序盤ゆったりの方が良い。中山1800だと序盤の追走でタフな馬場で脚を使わされるリスクがあったが道悪だしペースメイクするのも基本的には消極的な三浦。スロー気味になる可能性が高いので、この馬の良さが引き出せる可能性は十分あるだろう。前走はかなり強かったし、後半余力が有ればもっとやれていい馬。


続きは↓
03/21 14:22

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