まあ非常に難しい展開予想を強いられる。一番速いのが前走見る限りサマリーズ。平坦ダートスタートでも早いかどうかとなるとまだ微妙だが、京都1200でテン１Ｆ12.1は速い。エクセルシオールも速いが、なにわＳ見る限りだとサマリーズとエクセルシオールどちらがハナかとなると微妙な所。内のカフェシュプリームも近走ダートスタートで速くなってきたし、特に前走は驚いたがそれでも外2頭の方が意識的にも前に行きそうで、カフェもかといってこの枠で包まれるのは避けたい。内枠のドリームコンサートはテンの速さではちょっと足りないので、この枠だと２，３列目を意識する競馬になるだろう。いずれにせよ前掛かりになるのはほぼ確定的。後は誰が逃げて誰が番手につけてポケットに入り込む馬が誰になるのか。この辺だけ。ペース早いがスピードで押し切る競馬が基本の阪神なので、基礎スピードが無い馬には苦しい競馬になるだろう。



◎エクセルシオールは現在全く人気していないが、ここまで人気薄だとは思わなかった。この馬の良い所はテンが速いという所と、前傾ラップに強いという所にある。例えば2走前なんかは勝ち馬がぶっちぎったので苦しかったが前半ハイペースを刻んでも直線半ばまではしぶとく粘っていたし、３着争いとは僅差で粘っていた。この時は時計が掛かっていた状態だったし、勝ち馬がタフな馬場適性が高かった。この馬の場合は中山1200で好時計を持っているように、時計勝負、スピードを存分に活かす形で良さが出るのと、時計が出やすい軽いダートの方が良さそうということもある。準ＯＰ勝ちがその中山1200のアクアラインＳでタマブラックホールやカフェシュプリームを撃破している。ここはサマリーズがいることと、近走が甘いので舐めて見られるということもあるが、ハナを譲るようなタイプの馬ではないので、強引にでもハナを取り切ってスピードで押し切る競馬になれば、２列目も結局逃げそびれた馬たちの塊になるわけなので、逃げて主導権を握れるというのは大きな武器になる。大穴だが、現級勝ちはダート1200で相手も強敵。軽い馬場ならスピードで押し切れる。


〇エーシンクルゼはまず先行争いで雁行状態になるであろう２列目を少し離れた好位外々で進められるという点で恐らく絶好位を確保できる立場。また、少し時計が掛かっていた３月の阪神1200の消耗戦で3走前ぶっちぎっている、軽い道悪の２月の京都、４走前でも逃げ切っての完勝と、馬場を問わずスピード戦に非常に強い。２走前はペースが上がり切らなかったし、前走はスピード勝負にはなったが芝スタートの阪神1400で超ハイペースでは苦しい。少し渋って阪神1200、前が引っ張ってくれればチャンス大。



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