4/27 4/28
4/20 4/21

回顧を書く

東京10R 日本ダービー 2010年5月30日(日)
芝2400 3歳GI 曇良 平均レースレベル2.8

87654321枠番
181716151413121110987654321馬番
















































































































馬名



牡3 牡3 牡3 牡3 牡3 牡3 牡3 牡3 牡3 牡3牡3牡3 牡3 牡3 牡3 牡3 牡3牡3性齢
57 57 57 57 57 57 57 57 57 575757 57 57 57 57 5757斤量
































騎手
単勝オッズ 単勝オッズ 単勝オッズ 単勝オッズ 単勝オッズ 単勝オッズ 単勝オッズ 単勝オッズ 単勝オッズ 単勝オッズ単勝オッズ単勝オッズ 単勝オッズ 単勝オッズ 単勝オッズ 単勝オッズ 単勝オッズ単勝オッズ人気
結果着順 結果着順 結果着順 結果着順 結果着順 結果着順 結果着順 結果着順 結果着順 結果着順結果着順結果着順 結果着順 結果着順 結果着順 結果着順 結果着順結果着順着順
××編集長おく
××BC爺
ゆい
もんまっち
××軍神マルス
×影虎
はまちん
シーバス
牛島キング
カメハウス
夜明けのば
sun
東方飛鳥
××仮面ライダ
のび犬
マッサ
イエローマ
バニーボー
××サニーのす
信じる♪
春日部
ばっじょ
雨龍泥舟
成田無頼庵
××KUROS
××クライスト
××たけぼぉ
××蝦夷の凡人
たつやりん
×スナフキン
××ちゅん
××ゴールド有
  <予想家の色:馬場型 展開型 血統型 騎手型 パドック型 調教型> <背景濃色=自信度S・A>

タイム 2:26.9 4F 45.8 3F 33.4
単勝1番3190円(7人気)
複勝1番490円(5人気)8番500円(6人気)7番120円(1人気)

編集長おくりばんとさん 予想歴20年 回収率95%
無題
ルーラーシップ
○レーヴドリアン▲ヒルノダムール  
×ダノンシャンティ×ペルーサ

9拍手
予定していたアリゼオは、私が思ったよりもだいぶ人気になってしまっていて、、これなら普通に自分が強いと思う馬を買おうという気持ちにもなってしまう。
私も基本的には東京2400というのは各馬が力を出しやすくて、強い馬が勝ちやすいコースだと思っているので。

そうすると、この世代で走り方を見て一番衝撃を受けたのはヴィクトワールピサルーラーシップ。後者はかなり人気がないので買おうと思います。

あまりにも跳びが大きいのでいつもゲートの不安は付きまとう。毎日杯のようなゲートになってしまったらいくら東京2400とはいえ間に合わないと思うが、このオッズならそのリスクを取ることもできる。
こういう跳びなら距離延長、広いコースはプラスだと思うし。もしも前走のくらいの積極的な競馬をできれば、能力を出し切れると思う。

レーヴドリアンは、以前から後方一気の競馬に拘っていて、というかそれしかできないのかもしれないが、そういう不器用なところに個人的には好感を持っている。そういう意味で広いコースで、距離はこれくらい伸びたほうがよいはずだし、どれくらい末脚を使ってくれるか、期待して見守る。

ヴィクトワールピサは強いと思うので何も問題を感じないが、手が回らなかった。もし崩れるとしたら左回りくらいしか考えられないが・・・

-------------------------------------------------
「アローム、エルレイナ、ワコーチカコ、ライブハウス、プリンセスメール、マルカアイリス、、、、」
どのアナウンサーだったかは憶えていないけれど、
ベガが勝った桜花賞の発走地点で、
出走馬紹介の前に、
故障によって出走叶わなかった馬の名前を次々と、何頭も何頭も読み上げていくという実況があった。
期待されながらも、心ならずも大舞台に立てなかった馬たちの名前、、、
なぜか未だに憶えているのは、
何か物哀しい響きがあって、とても印象的な実況だったからだと思う。

今年は史上最高に盛り上がるダービーとして評判で、たしかに私もそう感じるけれど、
それでもなお「リディル、ダノンパッション、サンライズプリンス、トーセンファントム、、」
といった出走できなかった期待馬たちのことを思うと、
やはり競走馬というのは、強い馬というのは、奇跡的な存在なのだなあというのと、いかに出走できた馬たちが幸運なのか、ということを思わざるを得ません。
そしてもしも彼らも出走できていったら、、と一瞬考えてしまいます。

そして、個人的には、
NHKマイルカップの走りを見ていて、
ダービーはサンライズプリンスを本命にしようと思っていたので、、残念な気持ち。

KUROSHIMAさんも回顧で似たようなことを書いていた気がするが、
サンライズプリンスは、大飛びで、素晴らしいスピードを持っていて、
もうちょっと長めの距離で、それを持続できるタイプの馬ではないかと、
サイレンススズカやダイワスカーレットやタップダンスシチーのような後続に有無を言わせない競馬をできる馬になれる可能性があると思っていたのでとても残念。
ダービー一本に絞っていたら、、と、たらればの話もしたくなってしまいます。


この馬が出れなくなってしまった今となっては、
まあやっぱり後ろ掛かりな構成にはなっていると感じます。
差し馬たちはいずれ劣らぬ凄い末脚を持った馬だと思うので、
私はそれに順番をつけるのは得意ではないので、
やはり馬券の買い方としては、違うことをする馬を買います。


アリゼオ
やはり上位と比べたら一歩足りない馬だと思います。
単純にこの馬の戦法と展開に期待するのみです。
新馬戦でヒルノダムール以下を豪快に差し切る競馬をしてしまったので、
これも差し馬になるのかと思ったら、
その後は継続して、前前からの競馬をしています。
これが私は正解だと思っています。
首が高めで、素晴らしい末脚を使えるタイプには思えないので、
平均的に脚を持続するタイプの馬ではないかと感じるからです。

皐月賞も大外枠にも関わらず、正直にそういう競馬に拘っていました。
個人的にはそのときも本命にしていて、納得のいく戦法でしたが、
あと一頭分前、一頭分内を回れていたら、
3着はあったのではないかなあという内容でした。
ちょっと真面目すぎる外を回る競馬だったので・・

なので、展開の助けがあれば、全然足りない馬という感じはしません。
恐らくこの馬が一番迷いなく、
積極的な競馬をしてくれるのではないでしょうか。
あとはCコースがどんな馬場になるか、
どこまで粘れるか、期待しています。


ハンソデバンド
前走は何だったのでしょうか?
陣営も全くわかっていないようなので、当然私にもわかりません。
基本的に馬というのはわからないものだと思うので、
ロジユニヴァースの皐月賞同様、
一度くらいは完全に目をつぶってあげてよいと思っています。
ダノンシャンティアリゼオを振り切ったときには、
この3頭はそれなりのレベルと感じたので、
前前の競馬で、
これもどこまで粘れるか、、


せっかくこれほどのメンバーが揃ったので、
まともな方の予想もしておくと、
東京2400という意味では、
ヴィクトワールピサルーラーシップが良いのではないかと思っています。
その次のヒルノダムール
ダノンシャンティペルーサにはちょっと懐疑的です。

ペルーサは、ゼンノロブロイに似ていてやはり東京2400どんぴしゃの走りに見えなくて、
後方一気タイプでもない感じがしています。
前走は、時計に関しては、ちょっと以上に速い馬場だったということ、
着差については、相手がそこまで強くなかったのでは?と思うので。

ダノンシャンティについては、
マイルでの競馬が最強に強い内容だったと思うので、
その馬が2400でも同じようなことができるというのはちょっと疑問です。
やはり現代の競馬は適性が大事だと思いますし、
馬の筋肉も骨格もひとつですから、
どんな距離でもコースでもああいうことができるとは思いません。
マイルで速い流れの競馬がどんぴしゃだったのではないでしょうか。

05/30 15:38
    
BC爺さん 予想歴9年 回収率91%
異系の底力
コスモファントム
○ヴィクトワールピサ▲ペルーサ  
×ヒルノダムール×ルーラーシップ

2拍手
2強に消すほどの材料は正直言って無いですが、
珍しく強力な伏兵勢が揃っていて絶対視できるほどの差も無く。

また、2強に次ぐ人気の馬がそれほど信頼できない。
×ヒルノダムールは動いて勝ちに行くと甘くなる伏兵タイプで、
見事に嵌った皐月賞の着順はそれほど評価できません。

×ルーラーシップは冷静に見ると弱い者いじめの成績。
強い相手にはしっかり負けています。
ローズキングダムは勢いが無く、アリゼオもクリスエスにフジキセキ。
仮に2強が来ても人気薄の複勝圏は十分あるでしょう。

コスモファントムはなぜか人気の無い実績馬にして安定馬。
血統表には見たこともないような馬名がズラリと並んでおり、
正直血統から特徴を見出すという普段の予想はできませんが、
こういう異系血統から名馬が出るという大きな視点から期待したい。

2強では単純に青葉賞馬より皐月賞馬で○ヴィクトワールピサ
鬼気迫るような勢いで皐月を勝ったアンライバルドと違い、
落ち着いたレースぶりからは大きな反動も無さそうで。

ペルーサは負けてない上に勢い抜群で押さえないわけにも。
青葉賞馬は本番と同じ条件で相手だけ格段に強くなるので不利ですが、
強い勝ち方をすると勢いの差で堅実に上位に来るのも事実で。

大穴というか夢は△メイショウウズシオ。小倉2歳Sの時からの注目馬です。
オペラハウスにブライアンズタイムという重厚な血統でありながら、
2歳夏のスピード勝負も問題なくこなし、その後も順調に来ています。
先週のような大雨なら最高でしたが・・・。

05/30 13:32
    
ゆいさん 予想歴11年 回収率120%
今日はダービーめでたいな!
サンディエゴシチー
○リルダヴァル▲ヒルノダムール  
    

3拍手
東京10レース  東京優駿

ヴィクトワールピサ
ペルーサ
サンディエゴシチー
ヒルノダムール
ルーラーシップ
リルダヴァル

上位馬2頭共の大敗は考えにくいが、レベルが高いメンバーだけに、どちらかが馬券に絡まない可能性は十分にある。
本命・対抗はみなさんと一緒なので、2強崩しの可能性がある4頭をここであげたい。

一頭目はサンディエゴシチー
前走の皐月賞は大きな不利、前々走は休み明けで結果が出ていないが、敗因は力負けではない。
東京もようやくペースが落ち着いてきており、強力な先行馬がいないのもこの馬にとっては好条件。
近年のダービーはリーチザクラウン・アサクサキングス・アドマイヤメイン・スマイルジャックなど先行馬が馬券に絡むことが多く、1発があってもおもしろい。

2頭目はヒルノダムール
若葉S・皐月賞ともかなりの不利を受けながらの追い込みは圧巻
直線が広く、長い東京になるのはプラスで、2強崩しの筆頭だ

3頭目はルーラーシップ
かなりの素質を持ちながらも、勝ち切れず皐月賞には出られなかったが、走り方を見れば実力は一目瞭然。
近年ダービーで活躍中の四位とのコンビも期待できる
東京に変わり好条件の今なら馬券に絡んできても不思議ではない。

4頭目はリルダヴァル
皐月賞では不利をうけて、6着だったが NHKマイルはしっかりと結果を残してきた。
今回は調教が抜群で、期待が持てる。
元々の素質は周知のとおりで、ヴィクトワールピサペルーサにも一切のひけをとらない。


買い目
馬連(フォーメーション)
一列目、7、9
二列目、3、4、12、14

05/30 13:28
    
もんまっちさん 予想歴20年 回収率%
歴史変えるペルーサV
ペルーサ
○ヴィクトワールピサ▲ヒルノダムール  
    

3拍手
史上初、青葉賞からのダービー馬誕生に期待した。
ペルーサ青葉賞で見せたパフォーマンスはダービー2着だった厩舎の先輩、シンボリクリスエス、父ゼンノロブロイを上回るもの。特に後半4Fが連続11秒台というダービーでも見られないラップを悠々と抜け出してきた点にスケールの大きさと未知の可能性を感じる。ヒルノダムールを物差しにすれば、皐月賞組と遜色ないか、それ以上の力を持っているのは確か。最初からダービー1本に絞ってきた究極のローテーション。藤沢厩舎初のダービー制覇&横山典 GI3週連続Vだ。

相手は素直にヴィクトワールピサ。現時点での完成度ならこちらが上。淀みなく流れた皐月賞は総合力が問われたレース。馬群にひるまずインから抜けてきた精神力は強み。

皐月賞で外を回って2着だったヒルノダムールはいかにも東京向きと感じされるタイプ。ビシビシ追っているにもかかわらず、馬体重が増えそうなのは急成長の証。ここまでは逆転がある。

人気通り、以下はやや離れた評価。皐月賞 3着のエイシンフラッシュはアクシデント明けを使ってさらに上昇。切れる脚がない分、東京でどこまでか。反対に東京で浮上しそうなのがアリゼオ。先行馬が穴を開けるのが近年のダービー皐月賞は展開、枠順を考えれば着差ほど悲観しなくて良い内容。ルーラーシップは精神面の成長が物足りないが、相手が強くなってもいきなりやりそうなタイプ。末脚だけにかけるレーヴドリアンが前崩れになって突っ込めば穴。

ダノンシャンティの取消で「2強」ムードとなって馬券的な妙味が薄れたが、基本はペルーサの単勝。馬単9=7、9=12が大本線。余裕があれば◎ 〇▲を1、2着に固定し、3着に△を付ける3連単。

ペルーサ
ヴィクトワールピサ
ヒルノダムール
エイシンフラッシュ
アリゼオ
ルーラーシップ
レーヴドリアン

05/30 12:41
    
軍神マルスさん 予想歴12年 回収率137%
東京優駿 スタミナ型サンデーサイレンス系の祭典。
ヴィクトワールピサ
○ペルーサ▲ルーラーシップ  
×コスモファントム×エイシンフラッシュ

3拍手
★傾向分析★
2004年 タイム 2'33"3 (良) 1FAve=11.94 3FAve=35.83
テン34.4-中盤73.0(前半35.0-後半38.0)-上がり35.9 『前傾・中弛み』
1着キングカメハメハ・・・Kingmambo×Last Tycoon=ミスプロ×ノーザンダンサー 〔22-d〕 7-3
2着ハーツクライ・・・サンデーサイレンス×トニービン=サンデーサイレンス×グレイソヴリン 〔6-a〕 17-17 
3着ハイアーゲーム・・・サンデーサイレンス×Law Society=サンデーサイレンス×リボー 〔12-e〕 10-3

2005年 タイム 2'23"3 (良) 1FAve=11.94 3FAve=35.83
テン35.5-中盤73.3(前半36.7-後半36.6)-上がり34.5 『加速・中弛み』
1着ディープインパクト・・・サンデーサイレンス×Alzao=サンデーサイレンス×リファール 〔2-f〕 12-10
2着インティライミ・・・スペシャルウィーク×ノーザンテースト=サンデーサイレンス×ノーザンテースト 〔19〕 3-2 
3着シックスセンス・・・サンデーサイレンス×Danehill=サンデーサイレンス×ダンチヒ 〔16-a〕 14-10

2006年 タイム 2'27"9 (やや重) 1FAve=12.33 3FAve=36.98
テン37.4-中盤75.2(前半37.8-後半37.4)-上がり35.3 『加速・中弛み』
1着メイショウサムソン・・・オペラハウス×ダンシングブレーヴ=サドラーズウェルズ×リファール 〔3-l〕 3-3
2着アドマイヤメイン・・・サンデーサイレンス×ヘクタープロテクター=サンデーサイレンス×ミスプロ 〔13-a〕 1-1 
3着ドリームパスポート・・・フジキセキ×トニービン=サンデーサイレンス×グレイソヴリン 〔1-t〕 13-12

2007年 タイム 2'24"5 (良) 1FAve=12.04 3FAve=36.13
テン35.8-中盤74.3(前半36.8-後半37.5)-上がり34.4 『加速・中弛み』
1着ウオッカ・・・タニノギムレット×ルション=ロベルト×ネヴァーベンド 〔3-l〕 11-8
2着アサクサキングス・・・ホワイトマズル×サンデーサイレンス=リファール×サンデーサイレンス 〔4-g〕 1-1
3着アドマイヤオーラ・・・アグネスタキオン×Caerleon=サンデーサイレンス×ニジンスキー 〔16-c〕 7-9

2009年 タイム 2'26"7 (良) 1FAve=12.23 3FAve=36.68
テン35.5-中盤74.8(前半38.1-後半36.7)-上がり36.4 『前傾・中弛み』
1着ディープスカイ・・・アグネスタキオン×Chief's Crown=サンデーサイレンス×ダンチヒ 〔23-b〕 14-15
2着スマイルジャック・・・タニノギムレット×サンデーサイレンス=ロベルト×サンデーサイレンス 〔15-a〕 3-3
3着ブラックシェル・・・クロフネ×ウイニングチケット=ヴァイスリージェント×グレイソヴリン 〔3-l〕 12-13

2009年 タイム 2'33"7 (不良) 1FAve=12.81 3FAve=38.43
テン35.6-中盤78.4(前半36.7-後半41.7)-上がり39.7 『前傾・中弛み』
1着ロジユニヴァース・・・ネオユニヴァース×Cape Cross=サンデーサイレンス×ダンチヒ 〔B3〕 3-3
2着リーチザクラウン・・・スペシャルウィーク×Seattle Slew=サンデーサイレンス×ボールドルーラー 〔23-b〕 2-2
3着アントニオバローズ・・・マンハッタンカフェ×Kingmambo=サンデーサイレンス×ミスプロ 〔2-d〕 5-5

オークス同様に中盤が弛む『中弛み』が基本の流れ。比較的先行が強く差しも決まるが、差し馬は皐月賞で速い上がりで好走していた馬が多い。

血統の傾向は、かつてはサンデーサイレンスが得意とていて好走馬が多い。サンデーサイレンス不在の近年は、欧州型のスタミナ血統(=サドラーズウェルズ系、リファール系、グレイソヴリン系、ロベルト系など)を持った馬の好走も目立つようになりました。ただ一番適性が高いのはスタミナ型サンデーサイレンス系。
また近年(=07年・08年)は母父サンデーサイレンスも好走中。今後の中心になる可能性高し。

牝系の傾向は、No.〔1〕〔2〕〔3〕〔4〕〔23〕が好走馬多し。
その中でも特注はNo.〔3-l〕。No.〔3〕の牝系は、ダービー馬でメイショウサムソンやウオッカやスペシャルウィークがいる牝系。分枝記号lはクラシックで好走が多く、クラシックでは要注意。

ステップの傾向は、中心は皐月賞直行組。小回りコースでスピードの持続性能を問われる皐月賞で速い上がりを使った馬が、直線の長い東京コースで能力全開という感じで嵌るものと思います。
青葉賞組は2・3着が多く、同距離・同コースを使うことでのストレスのせいではないか?と考えます。
京都新聞杯組も青葉賞同様2・3着が多いですが、突き抜けることもあり。
NHKマイルC組はダービー馬もいるが、敗退もあり。ペースと距離適性によって好走可能と考えます。

★予想★
ダービーのポイントは、
①サンデーサイレンス系が中心。特にスタミナ型サンデーサイレンス系。
皐月賞で速い上がりを使った馬。
ダービートライアル好走馬は、圧勝した場合のみ考慮。
弥生賞好走→皐月賞敗退でのダービーでの巻き返しは要注意。

絶対ハナにこだわる逃げ馬が見当たらないためペースは『加速・中弛み』を想定。良馬場だがスタミナの要る馬場。先行・差しに位置してしっかりとした末脚を繰り出す馬を評価。

ヴィクトワールピサ・・・ネオユニヴァース×Machiavellian=サンデーサイレンス×ミスプロ 〔8-d〕 
前走皐月賞1着(=中山芝2000m)。ネオユニヴァース産駒はスタミナ型サンデーサイレンス系で、基本的には小回りコース向きが多いが、09年ダービー1着馬ロジユニヴァースを輩出しているダービー好走血統。鋭い瞬発力を繰り出すタイプには能力の高い馬が多く(=アンライバルド、ミクロコスモスなど)、本馬もこれまで34秒台前半の上がりを連発している。この点もネオユニヴァース産駒は要注目。母父Machiavellianは持続する流れに強い特性を持ち、その上でキレる末脚を繰り出す。一瞬の脚に優れた短距離・マイラー血統なのだが、抑えが利けば中距離もこなす。皐月賞では差し→先行へと番手を押し上げ、なおかつ内を回っての完勝という内容からは確実に世代間では一枚抜けた存在と考える。兄弟は東京コースの芝GⅠで好走していて(=05年安田記念1着アサクサデンエン、06年天皇賞秋2着スウィフトカレント)、母系からも適適性は高く、ダービーでも不動の中心と考える。
No.〔8〕の牝系は、古馬で真価を発揮するタイプが多い。3歳春シーズンも好走は可能だが、中距離以上の距離で好走する。人気よりも伏兵の方が好走しやすいタイプなので(=それでも上位人気での好走が多い)、断然人気ではやや信頼は落ちる点がある。またクラシック春シーズンは東京芝2400m出の好走も多く(=シンボリクリスエス、エアグルーヴ、アドマイヤグルーヴ、フサイチパンドラなどがいる牝系なので)、距離延長は問題なく成長力に優れた牝系と考える。分枝記号dは、精神的にタフなタイプが多く、遠征や重馬場は苦にしない。また前走好走だと次走でも好走しやすい特性も持ち、特にトライアルレースなど前哨戦快勝→GⅠは必殺のローテーションとなる。この特性からも2冠の可能性は高いと考える。

ペルーサ・・・ゼンノロブロイ×Candy Stripes=サンデーサイレンス×レッドゴッド 〔6-a〕
前走青葉賞1着(=東京芝2400m)。前走では2着馬トゥザグローリーに0.7秒差をつける圧勝。青葉賞からのステップは圧勝馬がダービーでは好走しているので、好走の可能性は高いと考える。
ゼンノロブロイ産駒はスタミナ型サンデーサイレンス系で、初年度産駒のため種牡馬鮮度も高く戦う意欲は高い。産駒は淀みない流れを前で展開好走するタイプもいれば、鋭くキレるタイプもいて、人気馬がしっかり好走する比較的堅実なタイプが多い。産駒は中山芝コースでの好走が多く、東京芝コースでは3着になることが多いのが特徴なのだが、本馬は母父の影響なのか東京芝コースのスローペースの瞬発力勝負向き。またゼンノロブロイ産駒は先週のオークスで好走していて、今の馬場適した血統と考える。母父Candy Stripesはブラッシンググルーム系で、底力の要求される重賞に向いた本格派血統。距離適性は様々だが、1600m~2400mが守備範囲で、断然芝向き血統。重賞挑戦などで相手強化はプラス要因となる。
No.〔6〕の牝系は、直線の長いコース向きで、ハイペースの消耗戦に強い牝系。厳冬期や真夏などシーズンオフに強い特性をもつ。成長能力は早い時期から走るのだが、詰め甘にて人気を背負うと脆い傾向がある。3歳クラシックでは脇役の方が良い仕事をする。分枝記号aは、気性的には素直な産駒が多いが父親よりはスケールが小さくなる傾向。

ルーラーシップ・・・キングカメハメハ×グレイソヴリン=ミスプロ×グレイソヴリン 〔8-f〕
前走プリンシパルS1着(=東京芝2000m)。キングカメハメハ産駒のミスプロ系だが、凱旋門賞での好走も多いキングマンボ系で欧州型の要素を兼ね備えている。格の高いレースでの究極のスピード競馬になると本領を発揮し、厳しい展開ほど持ち前の底力を活かす。ダンシングブレーヴ系に近い特性と考える。道悪も得意で、時計の速い馬場にも対応可能なのが、キングマンボ系。先週のオークスでもキングカメハメハ産駒のアパパネが1着好走していて、今の馬場も相性は良いと考える。母父トニービンはスタミナもあり、強敵相手に好走しやすい特性や連続好走しやすい特性を持っている。GⅠ挑戦で相手強化はプラス要因。
No.〔8〕の牝系は、古馬で真価を発揮するタイプが多い。3歳春シーズンも好走は可能だが、人気の時には詰めが甘い特性あり。叩き良化型で、高速時計にも強い。分枝記号fは、休み明けを苦にしない反面、叩いて一変も少ない。前走好走から調子は維持していると考え期待する。

ヒルノダムール・・・マンハッタンカフェ×ラムタラ=サンデーサイレンス×ニジンスキー 〔4-i〕
前走皐月賞2着(=中山芝2000m:0.2秒差)。マンハッタンカフェ産駒はスタミナ型サンデーサイレンス系で、ステイヤータイプだが素軽い先行力を持ち、難儀な不発が少ない堅実さが特徴で前半に脚を溜めれば鋭い瞬発力も使える。母父ラムタラはニジンスキー系で、凱旋門賞で好走した生粋の欧州スタミナ型。持久力が豊富で力の要る馬場や厳しい展開でこそのタイプ。皐月賞ではサンデーサイレンス系×欧州スタミナ型血統(=特に凱旋門賞好走血統)がよく好走しているが、距離延長に対応できるならばこの配合はダービーでも要注意。
No.〔4〕の牝系は、3歳春から力をつけてクラシックで好走するような成長力がある。スタミナを活かしての好走が得意でもあり、皐月賞での好走も多い牝系。分枝記号iは、かなり一本調子なタイプで器用な脚に欠けるが小回りコースなら開幕週などが狙い目のタイプ。小回りコースよりも広いコースの方が向くのでダービーでの好走も可能と考える。

他に気になる馬としては、レーヴドリアンローズキングダムゲシュタルト

レーヴドリアンは、前走京都新聞杯3着(=京都芝2200m:0.2秒差)。スペシャルウィーク産駒はスタミナ型サンデーサイレンス系で、本来はエンジンの掛かりが悪く末脚が不発に終わることも多いのが産駒の特徴なのだが、本馬は34秒台の末脚を連発していて性能の良いエンジンを積んでいる様子。母父Highest Honorはグレイソヴリン系で、狂気のゼダーン系へと遡る。2歳から走るタイプもいれば古馬にて強くなるタイプもいて様々だが、確実なのは芝向きで厳しい流れで真価を発揮するタイプ。母レーヴドスカーの産駒は07年阪神JF2着のレーヴダムールや09年青葉賞1着アプレザンレーヴと早い時期から重賞好走が可能なタイプと考える。きさらぎ賞好走馬は、今後の活躍に期待できる馬が過去の傾向から多いが、ダービーや菊花賞での好走が多くスタミナは豊富なタイプが好走しやすい。前走では上がり最速33秒9で、ダービーでの巻き返しは可能と考えて3着候補の一頭と評価する。
No.〔1〕の牝系は、クラシック春シーズンによく成長・充実し好走する、仕上がりが早く完成度の高い牝系。分枝記号pは、時計のかかる馬場に強く、急坂も苦にせず安定性はある。ただしここ一番の大舞台に弱いところはあるので、伏兵の立場なら狙いたい。この特性からダービーでの一発に期待する。

ローズキングダムは、前走皐月賞4着(=中山芝2000m:0.2秒差)。キングカメハメハ産駒はキングマンボ系で、格の高いレースで究極のスピード競馬(=レコード決着)になるほど凄味をきかす血統。厳しい展開ほど持ち前の底力が活き、2歳から走れる完成度の高さと成長力がある。本格化前は詰め甘な点があることには注意が必要だが、この時期からは実が入る。母父サンデーサイレンスは、前走の勢いをそのまま活かして好走することの多い特性がある。ただ3歳の中山コースの重賞に関しては母父サンデーサイレンスは過信禁物で、瞬発力を武器にするタイプがその瞬発力を活かせずに凡走することも多い。前走の皐月賞ではこの特性は嵌ったと考えるが、ダービーではこの点はプラス要因に好転するので、距離延長に対応できれば好走可能と考える。母ローズバドはオークスで2着好走した実績もあり、距離延長とこの時期に好走できる下地はあると考える。ただし中間ザ跖で出走が危ぶまれた状態を考えると評価を下げる必要ありと考える(=本当は▲または△評価にする予定でした)。
No.〔1〕の牝系で、クラシックで好走が多く3歳春にはある程度完成する、完成度が高く仕上がりの早い牝系。分枝記号wは、典型的なローカル巧者が多いが、中央なら固く時計の速い馬場での好走が多い。

ゲシュタルトは、前走京都新聞杯1着(=京都芝2200m)。マンハッタンカフェ産駒はスタミナ型サンデーサイレンス系で、ステイヤータイプだが素軽い先行力を持ち、難儀な不発が少ない堅実さが特徴で前半に脚を溜めれば鋭い瞬発力も使える。淀みない流れを踏ん張るか、前半に脚を溜めてロングスパートで持久力を活かすタイプが、距離延長で好走するパターンが多い。母父エンドスウィープはミスプロ系だが、芝向きのマイル~中距離型で厳しい持続型の流れで強さを発揮する。
No.〔13〕の牝系は、距離が延びて本領発揮型で、キャリアを積み上げながらクラスの壁を越えていくタイプ。分枝記号eは、上がりのかかる消耗戦的な流れに強い特性がある。こちらもダービー3着候補の一頭と考える。

ここからは消した馬の評価。
コスモファントムは、前走京都新聞杯2着(=京都芝2200m:0.2秒差)。Stephen Got Even産駒はエーピーインディ系のボールドルーラー系で、瞬発力を活かした一瞬のキレよりも、小回りを先行して粘りこむ競馬が合う中距離型。クラシックの前哨戦を制して、本番でこけるのがエーピーインディ系の特徴。前哨戦の好走や圧勝が当てにならないトライアル型の特性を持つ。母父Paris Houseはナスルーラ系で、スタミナよりスピード色が濃くなったタイプ。真面目なサラリーマンタイプの性格で、人気どおりにコツコツ走るタイプ。父系の特性からはダービーでは当てに出来ないと考えられ、またダービーはサンデーサイレンス系の好走が多いのも事実。非サンデー系配合馬の本馬を高く評価は出来ないと考え消し。
No.〔19〕の牝系は、淡々と流れる厳しい流れにに強いタフな牝系。分枝記号なしは、産駒ごとに得手・不得手はあるものの平均的に能力を発揮するタイプで、やや晩成傾向。母系からもダービーでの好走がないわけではないが(=No.〔19〕の牝系からは、05年にインティライミが2着好走)、中距離やマイルの速い流れで適性を発揮しやすいタイプが多い牝系なので距離延長や中弛みの瞬発力勝負になりやすい東京芝2400mでは買いにくい牝系と考える。

エイシンフラッシュは、前走皐月賞3着(=中山芝2000m:0.2秒差)。King's Best産駒はキングマンボ系で、全体的なスピードを武器に距離は問わず、淀みないペース向きの自力勝負血統。キングマンボ系なので2歳戦から走れる仕上がりの早さを持ち合わせるが、3歳春クラシックシーズンまでは詰めの甘い点がある。ダービー時期は実が入る時期でもあり、成長力はあると思う。母父Platiniは、重厚なドイツ血統でのスタミナ型のタイプ。ただし総合的なキレがないので瞬発力勝負と考えるダービーには不向きなタイプと考えて消し。。
No.〔8〕の牝系は、早い時期から走るが人気を背負うと少し信頼性に欠ける点がある。小回りコースよりは広いコース向き。ヴィクトワールピサと同じ牝系ではある。分枝記号aは、気性的には素直な産駒が多いが父親よりはスケールが小さくなる傾向。

アリゼオは、前走皐月賞5着(=中山芝2000m:0.3秒差)。シンボリクリスエス産駒はロベルト系で、本格化前までは詰め甘で、持久力とスピードの持続性能に優れていて厳しい流れでこそ本領発揮するが、意外にあっさり強敵相手に凡走する淡泊さも持ち合わせている。2歳~3歳になりたての時期のロベルト系は全般的に詰め甘なことが多いが、クラシックの足音が聞こえるトライアルの時期になると好走も多くなる(=09年クラシックシーズンのシンボリクリスエス産駒のリクエストソングやアプレザンレーヴなども似たような成績)。母父フジキセキは、内枠を活かしてすっと好位を取って折り合い、一瞬のタイミングで馬群を抜けられる器用な脚が武器。ダービーの時期にはしっかり成長は見込めるが、ゆったりペースでキレ勝負なら分が悪いと考える。
No.〔19〕の牝系は、淡々と流れる厳しい流れにに強いタフな牝系。分枝記号なしは、産駒ごとに得手・不得手はあるものの平均的に能力を発揮するタイプで、やや晩成傾向。コスモファントム同様牝系からは押せないタイプ。

リルダヴァルは、前走NHKマイルC3着(=東京芝1600m:0.4秒差)。アグネスタキオン産駒はスピード型サンデーサイレンス系で、前走0.5秒差以内で5着以内だと好走しやすい特性を持ち、サンデーサイレンスの瞬発力を最も活かしやすい。母父Thunder Gulchはミスプロ系で、仕上がり早のマイラー血統。ダート戦では信頼が高いが、芝は3歳春までのことが多い。ただこれは父系に入った時に言えることで、母父ならばダート向きのパワーを瞬発力の推進力に利用できる。
No.〔2〕の牝系は、2歳戦から走れる仕上がりの早さとクラシックでも好走する成長能力を有した牝系。直線の長いコースでの末脚勝負にも強く、ダービーでの好走もある牝系。分枝記号fは、休み明けを苦にしない反面、叩いて一変も少ない。血統的には評価できる馬なのだが、毎日杯NHKマイルCの内容からダノンシャンティをものさしとして考えると明らかに力差があると考え、また距離が延びてよいタイプと思えないので消し。

トゥザグローリーは、青葉賞2着(=東京芝2400m:0.7秒差)。キングカメハメハ産駒はキングマンボ系で、格の高いレースで究極のスピード競馬(=レコード決着)になるほど凄味をきかす血統。厳しい展開ほど持ち前の底力が活き、2歳から走れる完成度の高さと成長力がある。本格化前は詰め甘な点があることには注意が必要。母父サンデーサイレンスは、前走の勢いをそのまま活かして好走することの多い特性がある。瞬発力を武器に上がり特化のレースで強く、GⅠ初挑戦などはプラス要因。前走はその鮮度を活かしての好走だったが、ペルーサとの着差を考えると力差がありすぎると考えて消し。
No.〔9〕の牝系は、早い時期から好走できるが本格化前までは詰め甘なところがある牝系。小回りコース鬼門だが、広いコースは好走が多く東京コースは得意。分枝記号fは、休養明けは苦にしない反面叩いて一変が少ないタイプ。前走好走したことから、調子は良いと考えるが、やはりまだ足りない気がします。

05/30 11:47
    
影虎さん 予想歴16年 回収率80%
東京10R 東京優駿
ヒルノダムール
○ペルーサ▲アリゼオ  
×ヴィクトワールピサ  

3拍手
東京競馬場は雨が降ったようですが現時点で良馬場発表ですから、発走の頃にはほとんど影響は無いのではないかと想定して考えます。

昨年の超不良馬場を除き、近年のダービー好走馬はウォッカにしても、ディープスカイにしてもマイル重賞を速い時計で勝っているという、全体的なスピードの持続と、瞬発力の証明があった馬。

また人気薄で好走したアサクサキングスとスマイルジャックは1800m以上の重賞勝ち、特にアサクサキングスはそれ以前にも厳しいペースで東京芝を押し切ったという実績を持っていました。そういったタイプが皐月賞NHKマイルで惨敗して人気を落とすパターンが期待値が高そうです。

そこで本命は⑫ヒルノダムール皐月賞のパフォーマンスは、どう見ても⑦ヴィクトワールピサと、ここまでのオッズの開きがあるような内容ではありませんでした。
陣営はディープスカイと同じで、ディープスカイも3月末から急上昇した馬。ヒルノダムールも明らかに上昇を見せてきており、調教負荷も上がって馬体重プラスならば皐月賞以下のパフォーマンスになることは考え難いかと。今年の世代はマイルで高いパフォーマンスを見せた馬はおらず、若駒Sの上がり33.1に更に磨きが掛かっての出走となるのではないかと思います。

相手は⑨ペルーサ。特に評価した理由を書く必要もないかと思います。ここを圧勝するようなら、歴史的名馬クラスへの歩みがスタートするのかもしれません。

ほとんどこの2頭の馬連1点にしようと考えていますが、一応3番手は⑥アリゼオ。前走逃げている馬がおらず、雨上がりの東京芝で先手が取れそうというのは大きなプラス。そして前々走重賞勝ちで前走皐月賞で負けているというのはスマイルジャックと同じステップ。皐月賞は物理的不利の大きかった中で崩れておらず粘りこみも充分あるのかと。

ヴィクトワールピサはデビュー戦の京都でローズキングダムに瞬発力で劣っており、その後の実績も速い時計はありません。こういうタイプの人気馬は良馬場東京では評価は下げたいと思います。

馬連⑥⑨⑫ボックスを。

05/30 11:25
    
はまちんさん 予想歴25年 回収率%
ダービー予想
ローズキングダム
○ヴィクトワールピサ▲ヒルノダムール  
    

14拍手
5/30更新
あくまでも私的な意見だが、ダービーという格式の高いレースは連続して勝つものではないと思っている。もちろん武兄様や四位くんが連続で勝っている事実はあるのだが・・・。
 それにあてはめるとペルーサの横典は昨年勝っており、さらに先週のオークスでも勝っているんだからご遠慮願いたいし、ヒルノダムールの昆Qは一昨年のダービーを勝っているわけで手が出しづらい。ルーラーシップの角居&四位コンビも嫌味だし、ヴィクトワールピサも角居Qだからな。
 そうなると人気馬を全て負かせる力があると思えるのはローズキングダムだけかと。この馬から入る。皐月賞は前走よりさらに-6kg落として438kg。ギリギリの馬体でスプリングSより状態が上向いているとは思えないものだった。それでも見せ場を作ってヒルノダムールとタイム差なしの4着なら悪くない。2歳時は小柄で器用さがあり皐月向きだと思っていたが、フットワークの大きさを考えれば府中向きなのかもしれない。東スポ杯の抜け出す時のフットワークは素晴らしかった。急遽乗り替わりもプラスと見る。良い頃を知っている小牧さんはここ2戦のスランプ?負けでいろいろと考えてしまうわけで、何も知らず強い馬というイメージだけで乗れるのはいい方向にでるはずだ。中間、挫石で騒がし、追い切りを一日遅らせたが、程度は軽いものでダービーだからこそ話題になったぐらいのもの。現に一日も運動を休んでいないわけだから問題ないとみる。調教後の馬体重は+10kg。これなら少しはプラス体重で出てこれるんじゃないかな。府中での一変に期待する。
 ヴィクトワールピサヒルノダムールペルーサは同等。最初に書いたマイナス面を考慮して相手はヴィクトワールピサ。心配なのは弥生賞皐月賞ともうまく立ち回っての勝利なだけに、だだっ広い府中でどうなのか。あとは皐月賞で最後は差を詰められているので直線が長くなるのも不安の材料だな。
 ヒルノダムールが一番穴は少なそう。中間ビシビシ追い切ってもプラス体重で出てこれそうで充実度は一番かと。
 逆にペルーサは強い追い切りをしないQとはいえ、前走より上積みがあるかどうか疑問の追い切り。まあ前走の状態を維持できていれば問題ないわけだが。。。青葉賞の内容はおそらく過去最高レベルだっただろう。
 相手はほぼこの3頭。もしこの3頭が崩れるなら無欲の追い込み馬が突っ込んでくるかと。そうなるとレーヴドリアントゥザグローリーの2頭が3着候補。

5/25更新
昨年、2歳馬のPOG馬を決めているときに、「おっ、この血統はいいな、指名しようかな」って思うとアドマイヤばかり。いい加減頭にきてアドマイヤの馬は全て指名から強制的に除外。今年のダービーの登録馬を見るとアドマイヤの馬はゼロ。正直、ざまぁ見やがれと思う。まあ、σ( ̄。 ̄) オイラの指名馬も1頭もいないんだけどな(´゚ω゚):;*.':;ブッ フォローしとくなら、先週のアドマイヤプリンスは強かったわ。
 今年は3強や4強などと言われているが、例年の〇強などとはちょっと意味合いが違う。例年なら皐月賞の結果を踏まえてのもので、例年のパターンにあてはめるならヴィクトワールピサの1強。ヒルノダムールを入れての2強はピサに2戦2敗じゃ言えないかな。近年のダービートライアルは皐月賞負け組みが頑張っているので、さらに増えることはないが、今年は皐月をパスして青葉賞で快勝したペルーサ、プリンシパルのルーラーシップもタイムは及第点。さらにマイルカップを日本レコードで快勝したダノンシャンティがいる。これらの馬があまり直接対決をしていないのが難点になっているんだろう。ぜひ、パンパンの良馬場で全馬が不利なく力を発揮できるレースを願いたいが、日曜日の朝は近くの公園のゴミ拾い(雨天中止)があるから、ちょっと雨の期待も(;・∀・)

05/30 11:21
    
シーバスさん 予想歴12年 回収率88%
無題
エイシンフラッシュ
○ヴィクトワールピサ▲ペルーサ  
    

19拍手
本命はエイシンフラッシュ
今週からCコース代わりで、先週よりも内有利の馬場。
馬込みに入れても大丈夫なタイプでロスの無い最内枠は絶好。
東京で積極的な騎乗の目立つ内田Jが鞍上で、
前走よりも前目の好位あたりで競馬をする可能性が高い。
有力勢は差し馬が多く展開利は十分ある。
休み明けの前走よりも状態面はアップしており、
大きな上積みが期待できる点はプラス。
夜に若干の降雨があった点も、同馬にとっては天の恵みだ。
父はキングズベストは競走馬時代がマイラーということで、
距離不安が囁かれているが、日本で勝ち上がった産駒の
5頭中4頭が2000m以上の距離で勝ち鞍があり、
牝系次第で距離の融通が効くことを証明している。
母父はプラティニ(父ズルムー)はドイツを代表する父系の
「アルヒミスト系」出身。
レガシーワールドの勝った1993年のジャパンCで来日し、
14番人気という全くの人気薄ながら0.3差4着と好走。
その2年後同父系のドイツ馬ランドがジャパンCを制覇。
この父系、実は東京芝2400mとの相性がかなり良いのだ。
極端な上がり勝負になるとやはり分が悪いだけに、
平均ペースで流れてくれることが理想。
ドイツ血統の底力に期待だ!

対抗はヴィクトワールピサ
7番枠は内過ぎず、外過ぎない好枠。
馬群に入れてもOKで、ある程度好位での競馬が可能な馬。
父は昨年のダービー馬を輩出したネオユニヴァース。
同馬も昨夜の降雨がうれしい口だ。
母父マキャベリアンに距離の不安を感じるが、
順調な臨戦過程と安定した競馬ぶりを評価したい。
ダービーはもともと1番人気の馬が堅いレース。
一瞬の切れしか持たないタイプではなく、
東京コースでも大崩れは考えにくい。

3番手はペルーサ
前走は相手が弱かったとはいえ圧巻の内容。
長くいい脚を使えるタイプで、東京コースに対する
適性はかなり高い。
鞍上は乗れている横山J。
青葉賞を圧勝した馬はダービーで2着、
というジンクスも見逃せない。
ダービーでは究極に仕上げない藤沢厩舎だけに
勝つまでは考えにくいが、シンボリクリスエスや
ゼンノロブロイのように2着までなら。

05/30 11:11
    
牛島キングダムさん 予想歴15年 回収率80%
小便ちびりそうなレースを見てみたいで
ペルーサ
○ヴィクトワールピサ▲ヒルノダムール  
    

4拍手
今年のダービーは本当にええメンバーが揃った。
小便ちびりそうな壮絶なレースを見せてほしいな。


本命は
ペルーサでいこうと思う。

ペルーサはかなりの器に見えるな。
4馬身差の圧勝となった青葉賞
2分24秒台のタイムは素晴らしいし、
なによりまだまだ力を余している。
この馬が本気を出した時どんなパフォーマンスをするんか、
めっちゃ期待しとるで。

父ゼンノロブロイ。
オークスを同着という形で制した
今のゼンノロブロイ旋風の「流れ」に
無理に逆らったらあかんやろ。
ゼンノロブロイの代表産駒が藤澤さんの厩舎から
出てくるという展開も美しい。
関東馬が強いという「流れ」にも乗っている。

角居さんとか、松田国さんとか、池江さんとか、
すでにダービー勝っているんやから
今年の順番は藤澤さんやで。

しかも、
ペルーサって名前はサッカーのマラドーナの愛称のことらしいな。
共同通信杯の予想のときにハンソデバンドで書いたけど、
W杯のある年ってのはサッカーに関係する名前の馬が
クラシック戦線にのってくるもんや。
サッカーのことはようわからんけど、
マラドーナは素行はともかくプレーは史上最高みたいな選手やろ。
名前がええな。



せやけど、
ヴィクトワールピサも能力の高い馬で、
W本命にしたい。

こいつは実に競馬センスのええ馬。
弥生賞皐月賞も内に包まれて苦しいレースやったけど、
勝負どころでサッと動いて抜け出してこれる。
しかも折り合いがつくので、最後までスピードが落ちない。
フジキセキとかを思い出すな。

この馬もまだまだ余力を残しているんちゃうかな。
走破タイムが遅いので、いまひとつ「強さ」みたいなんを感じへんのやけど、
ポテンシャルをもっと秘めている馬に思う。
ただのセンスがええだけの馬じゃない。
府中の直線でスムーズな競馬をしたら、
このメンバー相手に圧勝するかもしらん。


ヴィクトワールピサって名前はいかにもイタリアやな。
イタリアとアルゼンチンの争いってのがW杯年っぽいで。
両馬とも枠は真中あたりで問題無し。
たぶんこの2頭で決まるやろ。
馬連で250円くらいと思うから、
馬券買うならこの一点勝負やろな。



他にもええ馬はようけおるけど、
買う余裕が無いな。

ヒルノダムールはええな。
皐月賞では距離ロスと不利がありながら、
しっかり伸びて2着を獲得。
皐月賞組ではこの馬が一番魅力的にうつる。
2、3着あたりに食い込んでくるかもしらん。
雰囲気的にも距離が伸びたほうがいいタイプやしな。
でも、主役の器やないやろ。



ダノンシャンティ
ペルーサとピサに割って入るならこの馬やろ。
NHKマイルCのパフォーマンスは、すでに伝説の域に達している。
ただ前走のタイムがあまりに素晴らしいので、
ここはさすがに反動が出るんちゃうか、
と心配せざるをえん。枠も大外やしな。
せやけど、
不利をくつがえして2着以内に入ってきてもおかしくないだけの
能力がある馬。



ペルーサが先に抜け出したところを
ヴィクトワールピサが追ってくる。
長い直線を2頭の叩き合いが始まる。
そこへ離された後方の馬群から一頭、
ダノンシャンティが果敢に追い込んでくる。
壮絶なゴール前。
3頭がきれいに並んだところでゴール。
勝敗はいったい──?

そんな小便ちびりそうなレースを見てみたいで。


※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

修正

ダノンシャンティが骨折して回避するみたいや。
やっぱあのNHKマイルCは激闘すぎたわな。

よって、
▲をダノンシャンティから、ヒルノダムールに変更します。

ダノンシャンティ、サンライズプリンスと故障してしまうと、
調教師の先生たちも精神的に少し怯んでまうんちゃうか。
このダービーで、若い愛馬を本気で走らせてもええのかどうか。
意外と、無欲で出走してくる馬のほうがええかもしらんな。


現在のオッズ

ピサとペルーサがW1番人気でともに単勝2.6倍で、
ピサとペルーサの馬連で3.2倍。
思ったより倍率がついているので、この1点で勝負しとくかな。

05/30 10:35
    
カメハウスさん 予想歴5年 回収率0%
無題
ヴィクトワールピサ
○アリゼオ▲ペルーサ  
    

3拍手
雨が降って湿った馬場
曇りでインから乾いていく東京コース

ヴィクトワールピサ
 直線いつものようにインから差す。
 馬場とイン差しは経験上問題なし。
アリゼオ 
 ハイペースの皐月賞で5着で粘れるのなら、ラチ沿いに逃げればそのまま粘りこみむ。
ペルーサ
 外に出す分と馬場の差でヴィクトワールピサには届かないか。
 アリゼオとの2着争いで。

個人的にはペルーサが好きなので、圧勝を期待します。

05/30 09:40
    
夜明けのばぁたさん 予想歴10年 回収率101%
ばぁた流データからピックアップ
エイシンフラッシュ
○リルダヴァル▲アリゼオ  
    

15拍手
最終買い目が決定しました。

単勝=①・⑭

馬単=(①・⑭・⑥)のボックス
馬単=(①・⑭・⑥)⇒⑨・⑦に流し

3連複=(①・⑭・⑥・⑨・⑦)のボックス

3連単=(①・⑭・⑥)のボックス
3連単=1.2着(①・⑭・⑥)、3着(⑨・⑦)

帯封を初ゲットできるだろうか?楽しみです。


基礎数値(格・好調度・馬場・距離)

Ⅰ:全項目クリア【丸囲み数字は上位順位】
ダノンシャンティ(②・①・①・④)
ローズキングダム(③・④・④・⑦)
ペルーサ(④・⑦・②・②)
アリゼオ(⑤・⑤・⑧・⑥)

Ⅱ:3項目クリア
ヴィクトワールピサ(①・③・-・①)
エイシンフラッシュ(⑥・④・-・③)
ゲシュタルト(⑦・⑥・-・⑤)

Ⅲ:参考
リルダヴァル(-・②・⑤・-)
ヒルノダムール(-・④・-・⑦)
トゥザグローリー(-・-・⑥・⑥)
ルーラーシップ(-・-・⑦・-)


展開(中間速度・上3F・推定タイムの上位順)

リルダヴァル(1.02-34.7-2.23.8)
エイシンフラシュ(1.03-35.4-2.23.9)
ゲシュタルト(1.03-35.3-2.24.0)
アリゼオ(1.02-35.1-2.24.1)
ヴィクトワールピサ(1.03-35.3-2.24.3)
ローズキングダム(1.01-35.0-2.25.2)
ヒルノダムール(1.00-34.7-2.25.5)
ダノンシャンティ(0.99-33.5-2.25.7)
ペルーサ(1.00-34.6-2.26.1)
ルーラーシップ(0.99-33.9-2.26.6)
トゥザグローリー(0.98-34.3-2.27.6)


過去の傾向値(前走の対比順)

ヴィクトワールピサ皐月賞1着=2.7)
ダノンシャンティ(NHK1着=1.6)
ヒルノダムール皐月賞2着=1.5)
エイシンフラッシュ皐月賞3着=1.5)
ルーラーシップ(プリS1着=1.5)
ゲシュタルト(京都新聞1着=1.5)
ペルーサ青葉賞1着=1.1)
リルダヴァル(NHK3着=1.0)
ローズキングダム皐月賞4着=0.2)
アリゼオ皐月賞5着=0.2)
トゥザグローリー青葉賞2着=0.0)


おまけ(複勝圏率の上位騎手)

横山典(ペルーサ
岩田(ヴィクトワールピサ
福永(リルダヴァル
松岡(コスモファントム
内田博(エイシンフラッシュ
池添(ゲシュタルト
蛯名(ハンソデバンド
藤田(ヒルノダムール

※血統・調教・その他諸々については分かりません。

以上の結果から、現状では下記の通りの評価になりました。

エイシンフラッシュ
ゲシュタルト⇒▲
ヴィクトワールピサ⇒○
ダノンシャンティ【取り消し】
アリゼオ
リルダヴァル⇒×
×ペルーサ⇒△

◎が馬番4番までの内枠を引いたならば、迷わず単勝に100万円(持ったことが無い)を投資してみたいなぁ~~~~。悪くても馬番7番までなら単勝200円と馬単各100円で勝負・招悔
・症舞!・・・・・。



追記:重賞実績と先行力・差脚力の視点から印を変更します。

エイシンフラッシュの一番の魅力は皐月上位4頭の中で休み明けの上、ベストタイム比でまだ余力があること。早めの進出で且つ推定タイムがリルダヴァルに次いで2番目であること。

ゲシュタルトは穴狙いの一番の魅力として二桁以上の不人気が予想されること。しかし、内容的には上位人気馬と差ほどでもない。

ペルーサは巷で言われるほどに実力を持った馬なのか?また、これまでの青葉賞馬の銀メダルを覆せるのか?ということで注目しています。

ヴィクトワールピサは実績からもこれ以上評価を下げられないと思いなおしました。ただ、先行タイプから勝ちきるまではどうなのか?

ダノンシャンティは府中マイルのレコードホルダーがそれなりの末脚は発揮するだろうけど、2400mでは?

リルダヴァルダノンシャンティほど無理してない。加えて内容的に上昇している。4着までなら期待可。


追記②:やはり日本レーコードが響いていたのだろうか?秋のシーズンには元気に復帰してもらいたいものです。

再度、データの修正をし、改めて見直していたら1頭浮き上がってきました。

アリゼオは全ての基礎数値は低いものの、バランス良く。加えてナンバー1のベストタイムを持ち、展開の中間速度・直線の位置取りも前方で35.1の末脚を繰り出し、推定タイムもゲシュタルトに次いで4番目良く、可能性に期待を寄せてみたい。

05/30 08:52
    
sunさん 予想歴17年 回収率90%
無題
ヴィクトワールピサ
○ペルーサ▲エイシンフラッシュ  
    

7拍手
強気ウィリアムズが乗るアリゼオが引張るペースなら、紛れのない素晴らしいレースになると期待しています

あたりまえすぎてつまらない見解ですが

勝つのはヴィトクワールピサかダノンシャンティ

ペルーサは勝ちはないけど複勝圏は固い

ダノンが飛べば3着繰り上がり候補に

ヒルノダムールエイシンフラッシュルーラーシップローズキングダム

ここまではもう決まっています。これ以外の馬を買うつもりは一切ありませんし、この中からルーラーシップとローズは切るか買うか最後まで迷うことになりそうです

時間のある時に少しづつ各馬の私の評価を書いていきます

ヴィクトワールピサ
新馬をみた時雄大なフットワークに、負けたこの馬のほうにスケールを感じました。
京都2歳Sはずっと併走していたアドマイヤプリンスを、超一流のプレッシャーで全治半年の精神的ダメージを与えて、叩き潰して楽勝。私にはあのレースのプリンスは、ヴィクトワールの猛烈プレッシャーの前に気持ちが萎えてしまったようにしかみえなかったですね。この時点でこの馬は傑出した名馬になるかもしれないという予感を抱きましたし、その後の道程もほぼ完璧。鮮やかなイン尽きがきまった皐月賞を、騎手のファインプレーとする見方もあるとは思いますが、私はダービーでは皐月2着以下とはさらに差が開くと思っていますよ。ラジオ日経杯のような外からまくっていってゴールまで下り坂ラップを刻むスピードの持続力と、それを可能にするスタミナ。弥生賞皐月賞でみせた狭いスペースを一瞬で抜ける瞬発力がこれほど高いレベルで融合してる馬はなかなかいるものではない思います。こんな素材を豊が手塩にかけて育てて、その思いを岩田もしっかり受け継いでいる。サニーさんがアップされたナンバーのインタビューにそれを垣間見ることができた今、やはりダービーの中心はこの馬を置いて他にはないでしょうね。

ダノンシャンティ
新馬戦のラストのラップ10.9。シャンティが自身のポテンシャルの高さを少しだけ見せたくれた瞬間でした。毎日杯を迎えるまでは、瞬発力は一流だけど、まだまだセカンドグループのトップを伺うくらいだよねという評価でしたが、あのレースを境に私のこの馬を見る目は変わりました。タニノギムレットやキンカメと同じ松田国の本格化パターンにこの馬もはいってきてるな。それがレース後の最初の感想でした。その後のNHKマイルカップのあまりの強さと、父フジキセキの血統からマイラーではないかという指摘があるのは理解できるところですが、あのハイペースを追走してもなおいつもと同じあがりを繰り出したこの馬は、おそらくスタミナも相当もってるはずという思いが私の中では強いですね。そして毎日杯以降とそれ以前では、松田国の手によって馬が完全にかわっていると思ったほうがいいでしょう。フジキセキもサンデーの初年度産駒だったから父の壁は厚く、まわってくる繁殖牝馬は父をつけられない2流牝馬が主だったはずで、現役時代の凄みある姿を受け継いだ産駒はでていませんでしたが、超一流牝馬との間に産まれたこの馬は、いままでのフジキセキのイメージを覆す走りをこの先もみせてくれるのかもしれません。すでに現時点でもフジキセキの最高傑作といってもいい馬でしょうけどね。
私はピサを負かすならこの馬しかいないと思っています。
なぜならMAXのスピードはこの中で一番だからです。ピサにはないものをこの馬はもっている。今年のメンバーの中でそれをもっているのはこの馬しかいないと思うからです。
ただ気性的に2400は現状ベストではないというアンカツのコメントもうなづけるところです。マイルCの反動の懸念もありますし、上位の印3頭の中で惨敗の可能性が一番高いのもこの馬でしょう。ひょっとするとウォッカのように2000を越える距離ではいつも強い競馬をすることはできない馬になっていくのかもしれませんしね

ペルーサ
最初は府中のスローの瞬発力勝負がベストの馬なのか、それとももと奥があるのか?この馬の評価については判断がつきかねていました。しかし若葉Sの走りで「まだこんなすごい馬がいたのか、この世代はどうなってんの?」と思いました。いきなりあれだけのハイペースになってヒルノダムールをあっさりと競り落としてしまったのですから。しかも輸送で大きく体を減らしてのものでしたからね。ただ青葉賞の圧勝は、すごい時計と派手なパフォーマンスに最初はピサに強敵現れたかなあと思いましたが、時がたって冷静になると、時計は優秀ではあるけれど、あの時の高速馬場を考えればダービークラスの馬なら当然ともいえるし、圧勝も500万かったばかりの馬しかいなかったあのメンバーなら当然かなと。もちろん十分に強い馬ですし、例年のメンバーなら文句なしの◎候補なんですけれど、シャンティとちがってこの馬にはピサより確実にすぐれているという武器がないんですよね。ロブロイ譲りの高いレースセンスもいろんな経験をつんでそれを身につけてきたピサに対抗する武器にはなりえないでしょうし。だから勝ちはない、でも複勝圏もまずはずさないという認識で馬券では扱うことになると思います

ヒルノダムールエイシンフラッシュ
皐月賞でほとんど差のない競馬をしたように基本能力はほぼ互角。セカンドグループの2トップといったところでしょうかね。
ヒルノダムールはスローの瞬発力勝負も若葉Sのような消耗戦でも一応の結果をだし、経験値の高さではこちらに分があるかな。
ヒルノはこの馬の一流の瞬発力と藤田という騎手のキャラから、一頭強い馬がいて、それを徹底マークで仕留めるという若駒Sのような競馬がはまった時が一番強い競馬ができる馬かもしれません。ただ今回は挑む相手が強すぎる。藤田のコメントからも勝ちにいった結果三着馬と互角、あるいは強い競馬はしてたんだけど掲示板まで的な結果に終わる懸念は残ります。
エイシンフラッシュは追いきりのフットワークもますます力強くなってきていたし、他馬より少しでも前にでようとする気持ちの強さ、前向きさがセールスポイントでしょう。ここでもうまく同じくらいの力をもった馬とゴールまで合わせ馬の形になれば3着争いを制してくれるのではと期待をもっています。

ルーラーシップ
スケールの大きさではここの有力馬にひけをとらない素材です。
とびの大きいフットワークから広い府中は能力発揮にベストの舞台であることも前走で証明されました。ただ現時点の完成度がやはり低い。プリンシパルSのように早めに広いスペースを確保したいこの馬にとっては枠もちょっと内すぎたし、うまく外にだせたとしても前走のように自身の力が圧倒的にぬけているわけではないから、4コーナー外をまわるロスは確実に前走より大きくなりそう。現時点でそこまでの横綱相撲をとってこのメンバーで馬券圏内に食い込めるかは五分五分よりだいぶ低いという認識です。
そこまで思うならオッズを考えると3着候補でも切りとするのが勝負師の姿勢なんでしょうけど、残念ながら私は勝負師の資質0だし、馬券の調子も悪いときていますから、ここは念のため抑えたほうがいいでしょうかね(笑)

ローズキングダムスプリングS皐月賞の競馬をみていて、この春シーズンは体調がよくなさそうだな。これをダービーまでに2歳時の姿にもっていくのは難しそうだなという印象を当初から抱いていたんですが、さらに中間アクシデントまであってはかいづらいですね。当初切る予定でしたが、シャンティの回避で点数を大きく絞ることができるのでやりは残します
×1番手で

コスモフォントム
それに加えてコスモファントムを×2番手で追加。
シャンティがいなくなったことでヴィクトワールの動き出しは、常識的なタイミングに落ち着くと思う。そうなると2歳時の安定した先行力を武器に、高いレベルの競馬を続けていたこの馬の地力はやはり怖い

ダノンシャンティ骨折の一報を聞いたとき、スポーツとしてのダービーに対する興味は当然大きく下がりました。でもレース前にわかって本当によかった。
正直いってマイルCの反動がでる懸念は自分の中でも高かったし、それでもこの馬の素質を絶賛している私は、シャンティ1着の馬券をそれなりの金額持っていたはず。そのためにがみるリスクを冒してでも。
でもこの馬がいなくなったことで信じるさんもかいてらっしゃいますが、ヴィクトワールとペルーサがシャンティを意識するあまり異常な早仕掛けとなって、展開利にまかせた他馬につけいられる可能性はほとんど0になったと思いますね。
馬券はかなり買いやすくなりました。

05/30 08:32
    
東方飛鳥さん 予想歴9年 回収率45%
無題
未定 
○アリゼオ    
    

1拍手
去年皐月賞を人気で負けたリーチザクラウンと被るアリゼオさんでいいや~と現時点で予想。
本番前に逃げのカードを出してしまい、マークされるのを嫌った皐月が外枠から中途半端な競馬になって負けたところも共通します。
愚痴になりますが、皐月も思い切って行けば、中山芝2000はスタート後直線も長いし、内に切れ込んで3着には粘れたと思うんですけどね・・・。

本命を予定していたダノンがいなくなって、後方の憂いが無くなったピサとペルーサによって先行勢が早目に潰される危険が増したような気がしますが、皐月同様地力に期待してみます。

しかし、岩田、ウィリアムズ、戸崎とかで決まったらなんかやだなあ・・・。JRA出身の騎手も頑張れ!

ということで応援はするけど2着付け。外人さん2着でいいからね。

05/30 07:49
    
仮面ライダーザビーさん 予想歴15年 回収率345%
Seven Years After
ペルーサ
○エイシンフラッシュ▲コスモファントム  
×ヴィクトワールピサ×ローズキングダム

3拍手
日本ダービーはお祭り!
「FIFA2010WorldCUP南アフリカ大会馬券」

ペルーサ
 マラドーナの愛称。マラドーナは今大会アルゼンチンの代表監督。
エイシンフラッシュ
 母の父プラティニ。プラティニは現UEFA(欧州サッカー連盟)会長。
コスモファントム
 馬主のビッグレッドファームの総帥は岡田。岡田は現日本代表監督。
ルーラーシップ
 騎士は四位。日本代表の掲げる目標はベスト4。
サンディエゴシチー
 マラドーナの本名はディエゴ・マラドーナ。

って言うのは冗談!理由は以下の通り。


展開を考えれば、逃げるのはコスモファントム
アリゼオは2番手で折り合いたいと願っている。
ハンソデバンドゲシュタルト、最内を引いたエイシンフラッシュは先行馬群の後ろ。

どちらにしても乱ペースは起こらず、4コーナーまでスローで淡々と流れる。

先に仕掛けるのはルーラーシップヒルノダムール
それを見てローズキングダム後藤も動く。

「2強」ヴィクトワールピサペルーサはお互いギリギリまで追い出しを我慢して直線勝負。

動いた2強を見て、レーヴドリアンリルダヴァルが追込開始。

…この展開で楽なのは前。中途半端な先行馬よりも、逃げた馬の方が粘れる。

ただし勝つのは無敗ペルーサ

藤澤師の悲願・横山典の連覇・青葉賞ローテの勝馬…そして7年前の雪辱。2003年ダービーで父ゼンノロブロイを差し切ったのはヴィクトワールピサの父ネオユニヴァース。今年も天候が微妙だが、「7年前の敗因は馬場」だったと信じているから良馬場でのリベンジが見たい。

対抗はエイシンフラッシュ

中山向き?と思われてか皐月賞3着なのに人気がない。
最内経済コースをスルスルと内パクの腕がモノを言う。

単穴にコスモファントム
ラジオN杯は先行してヴィクトワールピサに差されたが、後のNHKマイルC馬ダノンシャンティに先着。
7戦して3着以下無し。叩き2戦目で粘りが倍増。

押さえに・・・

ルーラーシップ
前走プリンシパルSが早め3番手から上33.7秒は強いが、良血過ぎる割にSS系が入っていない点が気がかり。

サンディエゴシチー
デヴューから3連勝で重賞勝ち。休み明け2走が2ケタ着順だが、出遅れ・不利と敗因がハッキリしている。大穴で一考。

消したのは・・・

ヴィクトワールピサ
東京2400を勝つイメージが湧かないことと、鞍上「岩田」の去年1番人気の皐月賞馬のネオユニヴァース産駒で12着のトラウマが嫌。

ローズキングダム
直前のバタバタと薔薇一族の悲しい宿命。

リルダヴァル
NHKマイルC組だから。サンライズプリンスにダノンシャンティ…中間の調教も走り過ぎている印象で、レコードの反動が怖い。

アリゼオ
堀厩舎×ウイリアムズは春天コンビ。なんとなくダービーを簡単に勝ち負けできるとは思わない。

 ☆ 馬券はペルーサ1強と考え「三連単1着固定流し」で勝負!

ペルーサ
エイシンフラッシュ
コスモファントム
ルーラーシップ
サンディエゴシチー

05/30 05:13
    
のび犬さん 予想歴7年 回収率67%
無題
ペルーサ
○ルーラーシップ▲ゲシュタルト  
    

8拍手
悩みに悩んだ末、結論が出ました。

ペルーサ
ルーラーシップ
ゲシュタルト
アリゼオ
ハンソデバンド

◎からワイド4点。この結論に至った理由は以下の通りです。

〈馬場〉
 馬場を見ると、差しも効かないわけでは無さそうですが、最内を通って伸びてくる馬も目立ちました。スローペースを予想するなら最内を通る先行馬の粘りには警戒が必要だと思います。タイムを見ると、高速馬場と言う程ではないにせよ、決して時計のかかる馬場にはなっていません。明日の天気は曇ときどき雨で、稍重になるほど降らないのではないかと思います。(というか、良馬場でやってほしい……)

〈結論〉
 ダノンシャンティの取り消しは残念でしたが、それでもワクワクするメンバーには変わりありません。中心はヴィクトワールピサペルーサ。どちらを買うか、あるいはどちらも買うかというのが、今年のダービーの最大のポイントだと思います。

 私はペルーサを本命にして、ヴィクトワールピサを軽視します。

 ヴィクトワールピサ軽視の理由は〈ステップレース分析〉の皐月賞の項目にもあるように「近年、皐月賞好走馬がダービーで好走していない」からです。
 
 当然のことながら中山2000と東京2400では求められる適性が違います。それでも皐月賞の好走馬がダービーでも好走していたのは、適性以前に能力の順序が決定してしまうレースだったからだと考えています。皐月賞にクラシックの有力馬が集結し、そこで好走するのだから能力は上位、よってダービーでも好走するわけです。
 しかし、近年は皐月賞で好走するのは「中山が得意な馬」になっているように思います。器用に先行して残ったり、内から差してきたり……そして、そういう「中山が得意な皐月賞好走馬」はダービーでは好走できていません。
 ヴィクトワールピサ弥生賞皐月賞も「内々をロス無く回って内からスパッと差す競馬」で勝ちました。私はとても強い内容だと思うと共に、とても中山が得意な馬だと感じました。よって、ダービーで好走できない可能性があるのではと考えました。

 もう一つ、皐月賞好走馬がダービーで好走しにくくなった要因として考えられるのは「東京適性を持った別路線組の台頭」です。別路線というか、現状ではNHKマイルC馬の台頭ですけれど。キングカメハメハやディープスカイは明らかにクラシックで上位の能力を持っていましたが、皐月賞をパスしてNHKマイルCを勝ち、ダービーも1番人気で勝利しました。強い馬が皐月賞に出走していなければ、皐月賞好走馬がクラシックで能力上位とは言えないわけですね。
 そして、今年も皐月賞好走馬に先着する能力がありながら、皐月賞をパスしてダービートライアルを圧勝し、1番人気に支持されている馬がいます。私の本命馬ペルーサです。青葉賞馬、藤沢厩舎、横山騎手、ゼンノロブロイ産駒という「勝ちきれず2着」をイメージしてしまう要素が多々ありますが、逆に「大きく崩れない」というイメージもありますし、まだ無敗、しかも、走る度にパフォーマンスを上げています。「青葉賞をステップにした馬はダービーを勝てない」ジンクスを打ち破れる能力の持ち主だと思います。



 と、いかにも「ヴィクトワールピサ消し!ペルーサ頭固定!」みたいな言い方をしてしまったんですが、実際はペルーサを軸にワイドを買います。ヴィクトワールピサが来ても的中できるように……というのも、雨が予想以上降って道悪になる可能性を考えているからです。過去10年では重馬場になると皐月賞組が台頭する傾向がありますし、重馬場の弥生賞で素晴らしい斬れを見せたヴィクトワールピサが上位に来る可能性は一気に高くなってしまいますので。

 ペルーサの相手には先行馬を選びました。近5年のダービーは必ず逃げ、先行馬が馬券に絡んでいますし、最内が伸びる馬場状態ですので。

 プリンシパルSをぶっちぎったルーラーシップが対抗。チキン馬券師さんへのコメント返しにも書いていますが東京で見違えるような強い競馬をしたコース適性と、2着を0.7ぶっちぎったポテンシャルの高さに期待です。父キングカメハメハは先週アパパネが同じ舞台のオークスを勝利、母父トニービンは言わずと知れた府中の鬼、なんといっても母エアグルーヴですから、血統からも東京2400への適正と能力の高さを感じることができます。この血統なら重馬場になっても大丈夫でしょう。内枠から積極的な競馬を期待します。

 単穴にゲシュタルト皐月賞ではハンソデバンドが最下位に沈む中、同じような位置取りで競馬をして、0.5差の7着に踏ん張りました。その能力の高さを裏付けるように、京都新聞杯を快勝。先行策からの粘りこみを期待します。

 ゲシュタルトと同じく皐月賞で先行して粘ったアリゼオが押さえ。皐月賞で先着したゲシュタルトよりも評価を落としたのはシンボリクリスエス産駒が芝GⅠでは不振で掲示板止まりのイメージが拭えなかったからです。また、皐月賞京都新聞杯でパフォーマンスを上げたゲシュタルトには「長い直線、軽い馬場」への適性を感じますが、スプリングS勝利→皐月賞好走のアリゼオは中山も向いていたんじゃないかなと思います。コース変わりがプラスにはならないと判断して押さえまで。

 ハンソデバンドも押さえます。前走はいくらなんでも負けすぎな感がありますが、言い訳できなくもないです。展開とか、馬場とか、ヴィクトワールピサに前をカットされたとか……共同通信杯ではアリゼオダノンシャンティを負かしているわけですから、弱い馬ではないはずです。良馬場でレースができればあっと驚く激走があっても。



「結論は簡潔に書くので~」とか言っておいて、結局ダラダラと長文を書いてしまいました。最後まで読んでくださった方、すいません、そして、ありがとうございます。



これより下は以前から書き込んでいた文章になります。



〈過去の傾向〉
 過去10年の連対馬は全て、以下の条件をクリアしていた
①1600以上の重賞勝利
②前走GⅠ以外に出走した馬は前走勝利、GⅠに出走して負けた馬はGⅠのステップとなった重賞で勝利

 今年のメンバーではヴィクトワールピサエイシンフラッシュペルーサダノンシャンティゲシュタルトアリゼオハンソデバンドの7頭がクリア。


〈ステップレース分析〉
 ステップレースごとに過去の傾向とレース内容をまとめてみた。()は馬場状態を考慮したタイムの評価。展開は考慮されておらず、独自の指数なので精度に欠け、あまり参考にはならないので注意。

皐月賞
 ヴィクトワールピサ(92)は1Cですでに内に入れていた。道中はロス無く、直線は最内をついて完勝。ヴィクトワールの反応の良さと一瞬の斬れを活かした好騎乗だが、走った距離を考えると、外を回った馬との能力差は無いように思える。また、抜群の斬れ味で一瞬にして後続を突き放すレースぶりは、皐月を勝ってダービーで沈んだアンライバルドとイメージが被る。
 
 ヒルノダムール(90)は後方から3-4Cでまくり気味に上がっていったが、直線で少し前が詰まり、立て直してからグングン伸びてきた。上りは最速の35秒フラット。
 
 終始3分どころを通ったエイシンフラッシュ(90)とローズキングダム(90)が3、4着。ローズが先に動いて、フラッシュはその後ろから差してきた。ローズは中山での近3走で安定して同じような競馬。やはり器用な馬で中山は向いていたはず。ダービーでの上積みは?エイシンフラッシュ京成杯の勝ち馬で、中山2000への適性が活きた感じ。
 
 アリゼオ(89)は積極的に前には行かず先団の外を追走して5着。大きな距離のロスはなかったように思うが、伸びきれなかった。
 
 リルダヴァル(88)は内々をロスの無い競馬。しっかり脚を溜めて直線に向いたがはじけなかった。
 
 ゲシュタルト(87)は先行策。それほど厳しいペースだったとは思わないが、差し、追い込み馬が台頭し、先行馬が沈んでいるので前には厳しいレースだったのかも知れない。(先行馬が弱かっただけかも知れないが……)それを0.5差の7着に踏ん張ったのは評価できる。
 
 レーヴドリアン(86)は出遅れ&ダッシュがつかず、直線の伸びも今ひとつ。
 
 最下位に沈んだハンソデバンド(69)は4Cで手応えが怪しくなってはいたが、ヴィクトワールピサに前をカットされてから一気に失速し、騎手も追わずに諦めていた。もしも敗因が稍重の馬場と前をカットされたことによる戦意喪失であるなら、巻き返しもあり得る。

 過去10年で皐月賞組が連対した年はほとんどが重馬場だった。例外はスマイルジャック、ディープインパクト、エアシャカールだけ。皐月賞組がワンツーを決めた2回は不良と重。さらに、近3年は皐月賞好走馬が連対していない。やはり、皐月賞ダービーでは求められる適性が違うということだろう。今年のダービーが高速馬場で行われるようなら皐月賞好走馬に絶対の信頼はおけない。


青葉賞
 ペルーサ(88)は好スタートから馬の行く気に任せて控えた。4Cをロス無く回って直線に入り仕掛けるとと馬群を割って伸びてきた。残り200で先頭に立つと、後は独走。最後は流しての圧勝だった。。瞬発力勝負の流れだったにもかかわらず、差し、追い込み馬が台頭したあたり、先行馬の能力はあまり高くなかったと推測できるし、タイム評価は88とあまり高くはないが、ダービーと同じ条件でこのパフォーマンス、最後は流していたこと、ダービーのステップレースで0.5以上の差をつけて勝った馬はダービーでも連対していることを考えれば、やはり高い評価をするべきだろう。 
 
トゥザグローリー(82)は直線でペルーサに突き離され、必死に追うも差は詰まらず、最後はハートビートソングに迫られていた。ダービーでの逆転は考えにくい。


京都新聞杯
 ゲシュタルト(96)は少し力みながら中団の外を追走。直線をフルに追われてジワジワ伸び、最後は1馬身抜け出した。
 
 コスモファントム(94)は休養明けもしっかりと折り合って先行。直線の入り口で早々と先頭に立つとゴール寸前まで粘っていた。一叩きして上積みがあるのか、休み明けで激走した反動があるのか、調教、馬体重に注目。
 
 レーヴドリアン(94)はやはり行き脚がつかず後方から。直線はエンジンがかかるとものすごい脚で猛追。ダービーの舞台は合いそう。
 
 過去10年で追い込みの競馬でこのレースを勝った3頭はダービーでも連対している。(ハーツクライは3C10番手だったが11頭立てだったので追い込みに分類)逆に、先行、差し馬は本番では不振。ゲシュタルトよりもレーヴドリアンの方が魅力的。


・プリンシパルS
 ルーラーシップ(97)は少し出遅れ。3Cで離された3番手まで押し上げ、馬群の固まった4C手前では前を射程圏内に捉える。残り400で馬なりで先頭に立ち、そこからしっかり追われて上り33.7の末脚で後続を突き離した。過去10年ダービーで3着以内の馬を出していない(4着が最高。距離が2000になった03年以降は6着が最高)ステップだが、ダービーのステップレースで0.5以上の差をつけて勝った馬はダービーでも連対していることを考えるとデータでバッサリ切ってしまうのは危険。


・NHKマイルC
 ダノンシャンティ(110)は後方から、直線は大外へ。馬群が縦長だったため、大きく外へ振られることはなかった。直線をフルに追われて、ただ一頭33秒台の末脚を繰り出しでの快勝。一瞬の斬れではなく、グングン伸びてくる末脚だった。タイム評価は非常に高いが、レコードの反動、フジキセキ産駒の距離延長、アンカツの体調不良など不安要素もある。このレースをステップにダービーを勝った馬は差し、追い込みの競馬をしており、マイルの流れに乗っていなかった。それはこの馬にも当てはまるが、追い込んで勝った馬がマイラーじゃないわけではなく、ダービーの好走が約束されたわけではない。アンカツも「マイル向き」と言っているようだし……
 
 リルダヴァル(105)は中団からロスの無い競馬で3着と。マイルの厳しい流れに乗っての3着で距離延長は不安要素。インパクトに欠ける競馬が続いており、皐月、NHKとGⅠを連戦では、大きな上積みは期待できない。


〈血統〉
 ターントゥ系が中心。特にサンデー系、母父サンデーが活躍。ノーザンダンサー系、グレイソヴリン系を持つ馬も良い。

 特注はスペシャルウィーク×トニービンのレーヴドリアン。サンデー系×ニジンスキー系(ノーザンダンサー系)のヒルノダムール、母父トニービンのルーラーシップにも注目。


〈展開〉
 逃げ馬は不在で逃げた経験があるのはゲシュタルトアリゼオシャインメイショウウズシオだけ。どれも平均より遅いペースを作っている。また、人気になるであろうヴィクトワールピサペルーサダノンシャンティは差し、追い込み馬。万が一、人気薄が一発を狙って大逃げしても、有力馬が積極的に追いかけることもないだろう。瞬発力勝負を想定。


〈馬場〉
今週からCコース。馬場の傾向に注目。


〈出走馬の分析〉
 馬名の横に○がついている馬は〈過去の傾向〉の連対条件を満たしている馬。

1.エイシンフラッシュ
 中山2000がベスト。阪神外回り、京都外回りで凡走しており、上りも34.4が最速。直線が長い東京へのコース変わりはマイナスと見る。

2.レーヴドリアン
 とにかくズブく、後方からの競馬しかできない。しかし、エンジンがかかればとてつもない脚を使って追い込んでくる。脚質的にも血統的にも東京2400は合いそう。高速馬場なら33秒台の脚も繰り出せるが、時計のかかる外差し馬場が理想か

3.ルーラーシップ
 プリンシパルSを好タイムで圧勝。コース適性と高速馬場への対応には不安は無い。重馬場も500万下で経験している。持久力勝負は未経験。

4.サンディエゴシチー 
 惨敗続き。ベストパフォーマンスの札幌2歳Sとダービーの舞台は条件が違いすぎる。

5.コスモファントム
 萩Sでは好タイムで快勝。ラジニケではダノン、ヒルノに先着して2着。平均~瞬発力ならこなせる。33秒台の脚(野路菊S、33.8)も使える。だが、前走の京都新聞杯で瞬発力勝負を先行してゲシュタルトに完敗しているようでは上位争いは厳しいように思う。一叩きして上積みがあるか、あるいは、休み明けを激走した反動があるか、体調には注意。

6.アリゼオ
 皐月賞では先行して5着(0.3差)に踏ん張った。共同通信杯でタイム差なしの3着はあるが、中山も苦手ではなく、コース変わりによる大きな上積みは期待できない。タイム指数は低く、高速馬場は不安。(共同通信杯で上り33.9を出しており、全くダメではないだろうが……)時計のかかる前残りの馬場になったら一考。今のところ成績は非常に安定している。しかし、父シンボリクリスエスは芝のGⅠでは買いづらい。

7.ヴィクトワールピサ
 一瞬の斬れ味と内を突く器用さは小回り向きの可能性。実際、京都外回りの新馬戦を取りこぼし、連勝は全て小回りコースでのもの。東京への適正は疑問。また、高いタイム指数は出しておらず、近2走は重馬場。高速馬場は不安。逆に言えば、時計のかかる内伸び馬場なら買うべき。前走デビュー最低体重。2走続けて減っており、体調には注意。

8.ローズキングダム
 東京でも勝っているが、中山が苦手だったわけではなく、大きなプラスにはならないだろう。乗り替わり、挫石とアクシデント続き。前走デビュー最低体重。デビューからずっと減り通し。体調には注意。

9.ペルーサ
 コース適性は青葉賞で証明済み。瞬発力勝負(青葉賞)にも持久力勝負(若葉S)にも対応。重馬場も500万下で経験しているが、高速馬場で結果を出したきた馬。まだ負けていないし、青葉賞では全力を出し切ったわけではない。さらにパフォーマンスを上げてくる可能性もある。

10.トーセンアレス
 ダート馬。芝ではペースについていけない。

11.ハンソデバンド
 共同通信杯ダノンシャンティアリゼオを退けた実力馬。ジュニアCでは持久力勝負で勝っており、1600までなら展開不問。皐月賞は大敗。重馬場が原因か、距離が原因か、前をカットされたのが原因か……騎手はノメってと言うし、調教師は距離不安をほのめかしている。タイム指数は低く、高速馬場は不安。(共同通信杯で上り33.9を出しており、全くダメではないだろうが……)時計のかかる前残りの馬場になったら一考。

12.ヒルノダムール
 瞬発力勝負(若駒S)にも持久力勝負(若葉S)にも対応。前述のレースでは高速馬場(若駒Sでは上り33.1、若葉Sではタイム指数94を出した)、皐月賞では重馬場に対応した。中でも高速馬場での瞬発力勝負がベストだと思われる。前走デビュー最低体重。上積みは疑問。体調には注意。

13.ゲシュタルト
 皐月賞は差し、追い込み馬が台頭する中、先行して7着(0.5差)に踏ん張った。京都新聞杯では先行して抜け出すスムーズな競馬で快勝。速馬場も重馬場もOKだが、上り最速が34.7で斬れ味勝負になると分が悪い。前残りの馬場なら一考。体重が減り続けている。デビューから28㎏も減っている。体調には注意。

14.リルダヴァル
 故障後は33秒台の脚を使えていない。安定してはいるが、小さくまとまってしまった感がある。馬体も2歳時より減っており、皐月賞、NHKマイルCとGⅠを連戦、大きな上積みは期待できない。一応、体調には注目。

15.メイショウウズシオ
 格不足

16.シャイン
 凡走続き。ベストパフォーマンスの中京2歳Sとダービーの舞台は条件が違いすぎる

17.トゥザグローリー
 格不足。持久力勝負は未経験。体重が2桁づつ減っている。体調に注意。

18.ダノンシャンティ
 NHKマイルCで日本レコードの圧勝。高速馬場なら瞬発力勝負でも持久力勝負でも上り33秒台を繰り出せる。これだけ斬れると時計のかかる馬場は逆に不安。前走が強すぎてマイラー疑惑が浮上。アンカツもマイラーだと思っているようだ。前走はマイルの流れに付き合わずに直線一気だし、1800までなら問題ないことは証明済みなのだが……
 また、前走が強すぎて反動が心配。体調には注意。

05/30 01:07
    
マッサさん 予想歴18年 回収率70%
前走圧勝、無敗馬ペルーサに期待
ペルーサ
○ヴィクトワールピサ▲ローズキングダム  
    

3拍手
ペルーサ
藤沢厩舎陣営は皐月賞回避の理由は現時点スタートがあまり上手くない馬なので小回りコースが合わないと思ったから。
中山よりスタート時での不利が無い東京開催まで待つと決めた陣営の判断は、前走の青葉賞の圧勝で証明。
上がり3F33,8で着差は0,7秒、正直2着馬とはレベルの違いを感じるレースでした。
2400mは前走で経験済み、東京コースも3戦全勝、更に渋った馬場でも勝利経験があり、ペルーサダービー制覇への障害は見えてこない。
戦って来た相手は違うが4戦全勝と無敗馬の魅力で本命評価。
どんなレースにも対応出来る馬で確実に勝ち負けするだろう。

ヴィクトワールピサ
皐月賞馬で現時点の3歳チャンピオンはこの馬。
皐月賞で馬の能力、インパクトはもちろん感じたが、勝利経験のある渋った馬場や岩田騎手の肝の据わった騎乗やコース取りなどこの馬向きのレースになった感はある。
新馬戦は直線の長い京都の1800mでローズキングダムに敗れている。その後は直線の短めのコースで5連勝。
皐月賞でも直線の坂で着差を広げた様にパワータイプの馬なので、未経験だが東京コースより中山コースの方が適性がありそう。
先週サンテミリオンでオークスを勝ったゼンノロブロイ産駒で東京経験豊富なペルーサとは適性の差で対抗評価。

ローズキングダム
中山競馬場で行われた朝日杯FSを制したが、スプリングS皐月賞を見る限り坂での伸びがイマイチの様な気がする。
この馬のインパクトを感じたレースは、馬体を併せた時の根性と息の長い末脚で勝った東スポ杯2S。
皐月賞でも坂を上がってエイシンフラッシュと馬体を併せてからもうひと伸びしていた様に勝負根性は秀逸。
直線の長い東京で他馬と馬体を併せる形になれば、2歳王者の逆襲が見れるかもしれない。

人気所だが、皐月賞上がり3F最速馬のヒルノダムール、2位のレーヴドリアン、プリンシパルS圧勝のルーラーシップは押さえておきたい。

05/30 00:49
    
イエローマジック@ふく♪さん 予想歴15年 回収率55%
不気味なウィリアムズのアリゼオが逃げる可能性も・・・
ヴィクトワールピサ
○ヒルノダムール▲アリゼオ  
    

3拍手
今回のキーマン・アリゼオ騎乗のウィリアムズのコメント
(日刊スポーツより抜粋)
「他の馬どうこうではなく、この馬の最高のパフォーマンスを引き出したい」
この言葉を聞いた上で、彼の戦法を推測した。
スプリングSの「逃げ切り」
皐月賞は18番枠だったので、先手をとれず、前々で行っての5着。
今回は6番枠なので、ハナを奪えばすんなり行ける。
今回は、シャインも行く構えを見せているが、16番枠で、かなりの脚を使わないとハナが奪えない。
その他の馬がアリゼオに対して喧嘩をしなかったら、アリゼオの単騎逃げが成立する。アリゼオのペースは、だいたい平均ペース。淀みのない流れだ。
アリゼオを捕らえるには、ロングスパート出来る馬か相当な上がりを持った馬しかない。
◎のヴィクトワールピサは、前走後方だったが、ハイペースが幸いした。平均ペースなら、中団の位置につけ、アリゼオ目標にロングスパート仕掛ければ、捕らえることが可能。流れが速くてもOK。岩田が勝ちに行く競馬をしてくれれば栄冠を勝ち取れる。
○ヒルノダム-ルは、外へ出して追い込めばいい。皐月賞は上がり最速。直線でヴィクトワールピサ目がけて行けばいい。外も結構伸びるようになってきたから、有利だ。
万が一アリゼオが逃げ残った場合を考えて、アリゼオは▲とする。

05/29 23:36
    
バニーボーイさん 予想歴11年 回収率129%
無題
リルダヴァル
○ヴィクトワールピサ▲エイシンフラッシュ  
    

3拍手
本命はリルダヴァル。この馬は間違いなく強くなる。強くなるのだ。
だが、池江氏の引退の年ということなのかGⅠ3連戦という超過酷過程を迎えることになり、
調教師生命よりも競走馬生命を賭けた戦いと言っても過言ではない。
ならば付き合いましょう。3歳最高峰の舞台で、この馬最後の晴れ舞台となるのかもしれないし。
この年の象徴が後にヴィクトワールピサともダノンシャンティと言われようが、
俺はリルダヴァルの年と言い切るのだ。
対抗はヴィクトワールピサ
ここ十数年で最高のメンバーと言われるメンツの中、なんだかんだと一番頂点に近い位置にいるのは、
この馬なのかもしれない。
多頭数でも内を突ける精神力もあり完成度はすこぶる高い。
単穴はエイシンフラッシュ
ぶっつけ本番だった皐月賞の時と比べれば、仕上げ度は段違いのはず。
ならばヴィクトワールピサにも肉薄できる可能性もある。
展開も向きそう。

05/29 22:12
    
サニーのすけさん 予想歴14年 回収率82%
豊が育てた馬 岩田の度胸 王道をゆかぬ者には負けてはいけない
ヴィクトワールピサ
○コスモファントム▲ゲシュタルト  
×ペルーサ×ルーラーシップ

8拍手
相手。

コスモファントム
たぶんマイラーですが前に行けることと1回叩いて上々の競馬をできたことは大きいです。
ダノンシャンティがいなくなって三すくみ的なけん制がなくなるだろう流れは痛いですが、後ろから負かしに行くよりも前で残る展開が起こるのもダービー
マイラーと決めつけていたアサクサキングスがダービーで2着して菊花賞を勝つまでになった。個人的にこの時点でマイラーと決めつけている馬なのでアサクサキングス的な感じで。

ゲシュタルト
こぶし賞あたりを考えるとこの馬もマイラーっぽいと決めつけていましたが、スプリングS皐月賞京都新聞杯と1戦ごとに力をつけている印象で、レースぶりもいい。
スプリングSは人気薄でしたがローズキングダムを凌いでいるし、皐月賞は積極的な競馬で直線1回先頭に立っていたが展開的には厳しかった。京都新聞杯はじわじわ伸びての勝利。
ローテは厳しいですが超高速極軽府中を使って臨む馬よりはよほどいい。


あとはエイシンフラッシュヒルノダムールでしょうか。
エイシンフラッシュは叩き合いになれば強いと思うし皐月賞のようにしぶとい脚を生かせれば。ただ府中はバラけるよね。
ヒルノダムールは距離が伸びて良さそうな気はしませんがねぇ。若葉Sではペルーサに負けはしましたが前が引っ張ってくれるてペルーサには走りやすい競馬でしたからね。

とにかく馬券的には○か▲がどちらか一方でも来てくれればという感じで。


-----------------------------

何度も青葉賞NHKマイルCとプリンシパルSをみる。
何度見ても勝ち馬は強い。
でもよく考えてみようじゃないか。

プリンシパルSは内有利のだいぶ前残り気味で高速。
青葉賞も内有利。トゥザグローリーもハートビートソングにしてもよく追いこんでいますが、基本的には前有利。高速。
NHKマイルCのサンライズプリンスの横山典の騎乗ぶりは明らかにその馬場を意識してのもので、結果的には早仕掛けとして批判されているようなことになってはいる。それに乗じたダノンシャンティの切れ味が生き、高速決着。ただ、ダノンシャンティ自身も、大きく外を回っての追い込みではなかったし、基本的には内の先行有利だということには違いなかった。

どれも派手すぎるんですよね。
まぁNHKマイルCに関してはハイペースになったこともあって鮮やかな差しが決まったので派手に見えて仕方ないと思います。
ただ、青葉賞とプリンシパルSについては馬場の恩恵も大きいと思えて仕方ないんですよね。

ついでにほかのレースも考えてみると、2回東京初日のメトロポリタンSは内から早目に抜け出したナカヤマフェスタが勝利。2日目のフローラSでは逃げたアグネスワルツが2着に粘って、番手の競馬をしたサンテミリオンが勝利。差し馬であるはずのブルーミングアレーが先行して3着。

2回東京の6日目(NHKマイルCの日)まではAコース。それから先週まではBコース。そして今週からCコース。オークスの日には結構雨が降ったし、この中間も野球が中止になるぐらいに雨が降っている。金曜の正午現在で芝はやや重。
ついでにずっと日曜日と月曜日に芝刈りが行われてきていましたが、今週は水曜日だけ。超高速決着は考えにくく、府中で派手なパフォーマンスをしてきた馬たちが同じように能力全開とはなりにくくなっているはずだ。


青葉賞ペルーサは1枠2番。
プリンシパルSでルーラーシップは3枠5番。
内枠の恩恵もあったし、相手関係を考えるとあのぐらいのパフォーマンスでも頷けてしまう感じになってきてしまいました。

ピサ - ペルーサ 2頭軸で当たるじゃん

って思ってたけど、だんだん穴根性が出てきました。


-----------------------------------

ヴィクトワールピサ
デビュー戦こそローズキングダムに屈したもののそれ以降負けなし。着差をつけて勝つ派手さがないため、その強さは惚れこむようなものではない。
しかしレースを重ねるごとに武豊がレースを教えた。
未勝利戦は力が違いすぎたので教える云々の話ではありませんでしたが、3戦目の京都2歳Sのレースぶりで惚れた。
5頭立て。1頭が逸走して実質4頭立てになったが引っかかるそぶりを見せずになだめてなだめて圧勝。武豊が前年クラシックを意識したリーチザクラウンと比べてしまうのです。リーチザクラウンについてはブログに書きましたので割愛させていただきますが、このレースぶりで大物と確信した。
あとは馬群で競馬をするという課題があった。それをラジオNIKKEI杯で内枠を引いて控える競馬。勝ったもののいわゆる武豊の溜め殺しを懸念する声もあった。が、それは馬への教育。馬に課題を与えた結果が差し競馬。当然それまでのように先行するレースでも勝っていたでしょうけど、レースの幅を広げた。圧勝ばかりでは馬もレースをナメてしまう。
弥生賞も内枠を引いてあえて最内を突く競馬。もはやあの弥生賞でどんなこともできる馬になっていた。

そこにきての武豊の負傷で鞍上は岩田へ。

武豊がこの馬に与え続けた教育は岩田へ受け継がれた。

時間がある方は5月20日発売のSports Graphic Numberという雑誌の武豊のインタビューをご覧になってください。(わたしは図書館で読みました)
そのインタビューはダービーの騎乗を断念する前のものなのですが、こんな文章がありました。

皐月賞前に康誠から何度か相談を受けた。個人的にはテン乗りするときに『聞かなければよかった』と思うこともあるし『言わなければよかった』と思いたくないし、突き放すようにこう言ってやったんだ。
『だいたいわかるやろ。何でもできる馬になっているからあっさり勝ってこい』ってね。」

もう、しびれましたね。
『何でもできる馬になっている』なんてあなたがそうしたんですけどね。
そんな自分が育てた実力馬で臨めるダービーを断念する決断力。
その豊とG1未勝利の馬主の願い乗せた岩田の最内に潜り込ませる度胸。こういう馬がダービーを勝つべき。


ペルーサもいい。
ちなみにその武豊のインタビューの次のページは藤沢調教師のインタビュー。タイトル「私だって勝ちたいよ」です(笑)もう永久保存したい(笑)
ゼンノロブロイと同じようなローテ。ゼンノロブロイはダービーでネオユニヴァースに敗れたが、ペルーサはそのゼンノロブロイの仔で、皐月賞ヴィクトワールピサはネオユニヴァースの仔。リベンジの舞台は仔に受け継がれている。
そんな馬がダービーを勝つ。それもいい話です。こういう馬がダービーを勝つべき。

おやおやダービーを勝つべき馬が2頭もいるな。

同着、1週間早いよ。


データ的にもダービーは単勝での穴はほとんどない。馬券的には穴党の出番は2,3着の馬選びなのかな。
まだ6日もある。ゆっくり考えようか。

05/29 21:27
    
信じる♪さん 予想歴21年 回収率150%
ダノンいなくなったことで最終結論決まる
ヴィクトワールピサ
○ペルーサ▲コスモファントム  
    

6拍手
ダノンがいなくなった。このことで喜んでいるのは間違いなくペルーサとVピサであろう。後ろからの警戒が緩んだ。困ったのはヒミノダムール。前2頭見ながら安藤を利用して上手く展開をはめたかったであろう。地力で勝つためには展開をこじ開けなければいけない。ヒミノは抑えまでに評価を落とす

Vピサとペルーサはお互いを見ればいいだけになった。こうなれば馬連はまだしも3連複なら2頭軸で馬券を取れる公算は大きくなったと言わざる終えない。多少の仕掛けミスが生じてもごまかしがきく。また頭取れなくても馬券圏内にはきっちり収まる。

どっちが頭ですか?3連単少ない点数で取らせてください!!

と依頼されるとこまる。

なぜならこの2頭どちらが馬体を併せての叩き合いで根性を出せるかといわれたら答えが導き出せないから

じゃあなぜこの順番に印をつけたか
①57の経験値
②明日がパンパンの良馬場になりそうにないこと

そして

ペルーサの調教みているとあわよくばピサのうちからペルーサが掬いたいと考えている節が読み取れたことである。

とくに③が正直大きい。少しギャンブルチックなことを藤沢横山陣営が頭にあることである。

そこまでのレースで試したのならまだいい。ダービーで試すかもしれないというのは馬券買う側にもギャンブルチックである。

そうなったとき岩田が馬を外に出せばその地点で勝負がピサに軍配が上がる気がする

なのでピサを上位に取った

3連の馬券の相手としては2頭の存在を無視してわが道をがいいかもしれない。コスモファントムメイショウウズシオを買ってみたいかな

05/29 20:11
    
春日部さん 予想歴14年 回収率75%
マルゼンスキーの再来
ハンソデバンド
      
    

4拍手
大外枠でいい、賞金もいらない―――――
他の馬の邪魔もしないから、どうかダノンシャンティの代わりに
うちの犬をダービーに出走させてくれ。
と、意気込んでいるのは、近くの寺の住職だが
ここは門前払いにしておこう。

たまには思い出に浸る事があってもいい。
第44回のダービーに出走できなかったマルゼンスキーの事。
第55回のダービーを勝ったのはその子供サクラチヨノオーだった。
第66回のダービーはとある一等星に願いを賭けた。
そして第77回、ついにマルゼンスキー陣営の願いが叶って大外枠が開いた。
今年のダービー、本命はこの馬に贈りたい。
8枠18番、◎マルゼンスキー。

******************

ところで、「鳥肌が立つほど凄い競馬だった」
という表現をレースに使うのは、年に1度あるかないかの事件であり
主に驚愕のレコードや圧勝劇、直線の大激闘などがそれに該当する。
マルゼンスキーは主に前者であり、朝日杯や短波賞はまさにそれだった。
そんなバードスキンがスタンドアップするようなレースは
今年の上半期であっただろうか――――
なかなか無いものだが、私の中では1Rだけあった。
それは驚愕の粘りのレース。
競り掛けられても、さらに差し返す馬が1頭居たレース。
もうダメか…と思わせながら食い下がる底力。
マルゼンスキーに比べるのは無理があるが
私が今年一番と評するレースは、共同通信杯である。
2月の東京にハンソデバンド―――――間違えなく鳥肌が立った。


【レース予想】
ということで裏本命は◎ハンソデバンド
この馬を本命にするにあたっては、まず"皐月賞最下位"という
いかにも面接官に堂々と「寝坊して遅刻しました」と
言ってしまった時ぐらいの不利な状況を弁明しなければならない。
陣営は敗因に関しては馬場が悪かったと一言だが
どうもローテーションに疑問がある。
本来、皐月賞を狙うならば、ジュニアCを勝った時点で短期休養に入り
トライアル→皐月賞が無難なはず。
しかし陣営は共同通信杯を使い、敢えて直接皐月賞に向かった。
これは明らかにダービーを意識したローテーションである!
いわば皐月賞は完全なる調教。2000m稍重を2分3秒、まずまずじゃないか。
この馬は使い続けて未勝利を勝ち、オープンに上がってきた馬。
血統自体もキツいクロスなく健康的であり、叩き良化型は間違いない。
手薄なNHKマイルを避けてここに挑んできた陣営の胸の内は
もしかしたらカーニバルで一杯なはずだ。

そして、冒頭で共同通信杯がベストレースといったのは
完全に勝ちパターンに持っていったアリゼオに競り勝ち
東京1800mでダノンシャンティを封じた。
これは世代一線級と言い切れるパフォーマンスである。
のちに2頭が重賞を勝ったことを考えると
この馬の底力は大舞台でも通用するだろう。
何よりも半袖という名前に、とてつもない勝負根性を感じる。(キッパリ)
ちなみにマルゼンスキーが出走できなかった年のダービー
勝利したラッキールーラを管理していた調教師は
ハンソデバンドを管理する尾形調教師の祖父である。


今回は半袖播戸を一頭軸とするために○と▲は指名せず
△(相手)として選ぶのは、全部で6頭。
この世代はヒルノダムールを物差しとして考えるとわかりやすい。

ヒルノダムール
新馬で[アリゼオ]の2着。
ラジオNIKKEI杯2歳Sで[ヴィクトワールピサ]、[コスモファントム]らの4着。
若駒Sで1着。(2着ルーラーシップ)
若葉Sで[ペルーサ]の2着。
皐月賞で[ヴィクトワールピサ]の2着。(3着エイシンフラッシュ)

このヒルノダムールに先着した馬4頭を一線級として扱う。
ヒルノダムール負けた馬は、ほとんどが上がりでも負けてる
いわば"差し切られた馬"たちなので、直線長い東京では消し。
もちろんダムール自身を加えつつ、さらに京都新聞杯で抜群に伸び、
まだ底を見せていないレーヴドリアンと合わせて相手6頭。

買い目
三連複一頭軸
11-(2、5、6、7、9、12)

******************


衣替えのシーズンだが、やや肌寒さが残る東京。
明日は20度まで気温が上がらないらしい。
土砂降りの後だった昨年を含め、ダービーはここ10年ほとんど
現地に見に行ってるのだが、その中でも一番涼しい年になりそうだ。
ハンソデ観戦は少々さぶいぼカーニバルになりそうだが、良く考えてみよう。
みんな新しい半袖シャツを"買う"のは、これぐらいの陽気の時じゃないか。

05/29 15:11
    
ばっじょさん 予想歴3年 回収率0%
過去最高レベル/適性からみる
アリゼオ
      
    

8拍手
-打倒ピサを目指す、それぞれが東京を得意とする馬-


ヴィクトワールピサ

『ネオユニヴァース/Mr.Prospecter(Blenheim)』

母系にBlendfordが入るので父、母系統ともに重適性は抜群です。血統とのイメージが重なったのがラスト11.4‐11.2‐11.2‐11.8と11秒台をラスト4ハロン続けた京都2歳Sで、ベストは小回り2000m。東京2400mという舞台を考えると前めで追走し一瞬の脚で抜け出したい。


ヒルノダムール

『マンハッタンカフェ/ラムタラ(ND)』

マンハッタンカフェは母系の特徴を伝える万能型のサンデー後継種牡馬です。その母父であるラムタラは凱旋門賞を制した名馬ですが、父としては目立った活躍馬を輩出できませんでした。これはNijinsky/Blushing Groomというスタミナと持久力を兼ね備えたヨーロッパ配合なのが原因で、日本のサンデーサイレンス全盛のスピード競馬とは対極の存在でした。しかし、母父としてはその特徴が魅力で父に対極のサンデー系統を配合することでバランスの良い産駒を輩出していく可能性は十分です。ヒルノダムールはその先駆けでSP/ST(持久力)というハイペースの中、長距離がベストな配合。懸念は、最近のダービーがマイルダービーであるという1点です。

ペルーサ

『ゼンノロブロイ/Blushing Groom(Hyperion)』

父は軽めのサンデー後継種牡馬であるゼンノロブロイです。ペルーサは母系に“Blushing Groom/Hyperion”の配合です。Blushing GroomはNasrullah系統でも一番融通のきく血統で良い脚を持続的に使える粘り強さを全面に出す血統です。そこに底力のHyperionを配合しているので東京2400mはベストの分類ですが、どんなコースでもどんなペースでも個の力は発揮できるタイプでしょう。

☐ルーラシップ

『キングカメハメハ/トニービン』

父、母(エアグルーヴ)共にサンデー全盛時代にサンデー系統が最も好走する東京2400m芝のG1を圧勝した非サンデー系統の名馬です。両馬ともに特徴はNasrullahのキレで走る馬で、その産駒であるルーラシップはその良さを引き出しやすい配合です。比較的流れるペースの方がベター。内回りよりは外回り向きなので東京は向きそうです。

ダノンシャンティ

『フジキセキ/Darshaan』

フジキセキ産駒は距離適性が短めなので、距離を持たせたり東京の長い直線をこなすようにするには母系にNasrullahなどの柔らかい血統を配合する必要があります。ダノンシャンティは母系にNasrullah系統でも最上級のDarshaanがきっちり配合されている点が魅力的で、東京を走れる配合です。

レーヴドリアン

『スペシャルウイーク/Grey Sovereign(Blushing Groom)』

スタミナよりのサンデー後継種牡馬に母系Nasrullahのクロス配合なので広いコースの中距離、長距離向きの柔らかい配合です。昨年5着のアプレザンレーヴが半兄で父シンボリクリスエスなので兄よりは断然、適性ありです。あとは他馬との兼ね合いです。



打倒、ヴィクトワールピサを掲げる馬は全て東京向き、サンデーの軽いキレを発揮する馬、ナスルーラのキレを発揮する馬。
過去最高レベルの東京優駿です。

今のところ、サンデー/ナスルーラ配合馬である

ダノンシャンティ

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

だったのですが、

ダノンシャンティ回避のため

自身の適正群からの推奨馬に変更します。



☐母系の柔らかさ、SPのある配合馬

2008、2007年の複勝圏内6頭の血統面での特徴をみると、母系に目がとまる。サンデー系統やトニービン、Caerleonなど柔らかくてスピードのある配合が5/6頭です。父系統でもタニノギムレットやアグネスタキオンという血統が好走しています。

すなわち“柔らかいスピードは必須、一瞬で抜け出せるパワーを補助”している馬が血統面では狙い目になります。

☐NHKマイルなど1600~1800m重賞好走馬が狙い目。

前走NHKマイルが3頭、皐月賞が2頭、桜花賞が1頭です。NHKマイルや皐月賞で惨敗した馬はきさらぎ賞やスプリングSなど1800m重賞実績のある馬です。

【狙い馬】

アリゼオはスプリングSの勝ち馬で皐月賞4着からの参戦です。母系はフジキセキ/Mill Reefの配合なので柔らかいスピードを、父はタニノギムレットと同じくサンデー全盛期のダービーで2着に好走したシンボリクリスエスなのでパワーを補助しています。さらには父・母でNasrullah+Princequilloなのでダービーという舞台でしっかりと脚を伸ばせる馬です。皐月賞で逃げなかった点も一押ししています。

ローズキングダムアリゼオと同じく、母系サンデー/Mill Reefなので柔らかいスピード配合です。実績面でも朝日杯差し切り、京都1800m、東京1800mでの実績からも1600~1800m向き。その距離適性がダービーでは重要かと。

あとは、重たすぎないサンデー系統にNasrullahを配合しているダノンシャンティペルーサが狙い目。

ということで

◎はアリゼオ




http://makenaikeiba.blog.eonet.jp/

05/29 09:36
    
雨龍泥舟さん 予想歴41年 回収率101%
無題
ペルーサ
○ヴィクトワールピサ▲ヒルノダムール  
    

3拍手
ダービーオークス同様4強の争いと見ているが、その中から過剰人気を集める要素(血統、厩舎、オーナー、生産牧場等)が少なそうなヒルノダムールを単穴に。単勝馬券を買うつもり。

先週の雨、芝の成長で、やや重い馬場に変わりそうな気がする。

皐月賞組の台頭も。
週刊競馬ブックの写真を見る限り、ドキドキするような馬体の馬は見つからなかったが、ヒルノダムールエイシンフラッシュには好印象。
エイシンフラッシュは全く人気がないようなので、狙いとしては面白いか。☆候補。

本命はペルーサ
青葉賞時点での完成度は父ゼンノロブロイより上だと思う。
対抗以下は皐月賞の順位通り。

△の一番最後にサンディエゴシチーを。
ナンデでは、某F騎手批判が展開されているが、実はこの馬をおかしくしたのはその騎手だと思っている。

ようやく調子が上がってきたよう。例年なら掲示板に乗るだけの力はある馬。今年はレベルが高そうなので8~10着ぐらいかもしれないが…。

上位馬の推奨理由については再度書くかもしれません。

05/29 00:16
    
成田無頼庵さん 予想歴31年 回収率100%
優駿に 敬意を表し 集大成
ヴィクトワールピサ
○ペルーサ    
    

3拍手
ヴィクトワールピサ

なんの捻りもないが、なんも捻ることはない。基本的な決まり事として前々走で重賞勝ちしている皐月賞馬はダービー馬になれることになっている。それを軽くひっくり返してくれたのは昨年の岩田騎手でありアンライバルドだった。18番枠と道悪の悪条件があったとはいえ功罪は大きい。それを払拭するため競馬の神様が岩田騎手に手綱を持たせたのだとすれば応えねばならないだろう。ヴィクトワールピサについては勝ち方がセコくみえるせいか強さを感じさせないところがあるようだ。しかしセコさを演出する持続力と瞬発力は絶品といえるわけで弥生賞皐月賞も完勝といえるんじゃないか。トリッキーな中山から府中に舞台を移したならセコく立ち回る必要はない。天性の持続力と瞬発力を十分に発揮しライバルたちをねじ伏せるだけだ。たぶん勝負づけの終わった面々に負けるなんてことはないはず。相手は未対戦の別路線組だろう。ただダービーを勝ってしまえば父と同じく打ち止めの未来が待っているかも。なんてのは時期尚早か。

ペルーサ

なんの捻りもないが、なんも捻ることはない。基本的な決まり事として青葉賞の勝ち馬に単はないことになっている。ただ過去の青葉賞馬と決定的に違うのは無敗であることになるわけだが、さすがにトライアルから無敗のダービー馬になっちゃったりするのは競馬の神様が許してくれそうにない。横山典騎手についてもダービーの2連覇とG1の3連覇なんてほんとバチ当たっちゃうよ。としか言えないけど強さは認めねばならない。よって特典としてダービーは2着になったほうが未来は明るい。としておく。

戦前にここまで盛り上がったダービーも久々だったけど、最終的にはヴィクトワールピサペルーサのどっちが強いか決定戦になってしまった気がする。すべての関係者に敬意を表しつつ賭けるほうも集大成として、渾身の馬単◎→○一点勝負。

05/28 20:58
    
KUROSHIMAさん 予想歴15年 回収率98%
結果は馬場次第なんでしょう
ヴィクトワールピサ
○ゲシュタルト▲エイシンフラッシュ  
×ペルーサ×ルーラーシップ

6拍手
 皐月賞を振り返ると、中間の天候不良の影響が多少残ったやや重馬場で、前半3F35.4、上がり3F35.9で全体的に息を入れにくい展開でレースが進んだ。上位3着を占めたのは差し追込で、結果的に先行好位勢には厳しい競馬に。ただ、ラップの緩急から明らかに前崩れを示すような傾向も特にはなし。先行好位で失速した馬の巻き返しを狙いたくはなるが、同時に上位馬の評価を落とすこともできないレースだった。

 一方、東京に開催が移ると各ステップでは高速決着ばかりが目についた。青葉賞では1.24.3、プリンシパルSで1.59.1、NHKマイルではハイペースの援軍もあり1.31.4の日本レコード。いずれも勝ち馬の強さが際立っていたのは事実。時計面と勝ち方では皐月賞ステップ組よりも強烈な印象を残した馬が多かった。ただ、速い時計が出やすい東京芝が勝ち馬のパフォーマンスに派手さを加えている面もどこか拭えなかった。

 パンパンの良、しかも高速馬場でダービーを迎えるのであれば、当然前開催の東京で能力を発揮している馬を無視して予想はできないのだが、週末の天気を確認すると、ダービー当日の東京は降水確率40%、前日では50%。荒天とまではいかないが、多少のお湿り程度はありそうな様子。先週の道悪競馬の影響も皆無ではないだろうし、Cコースに替ってもこれまでの高速馬場に多少の歯止めはかかるケースも考えられる。

 前開催とは少し馬場の傾向も変わることを見込んで、ペルーサルーラーシップダノンシャンティ、前走東京で好走している馬にあえて目をつぶる戦略で攻めてみたい。

 ◎はヴィクトワールピサ。支持の高さの割に派手なスピードや末脚の持ち主ではないと思うが、弥生賞皐月賞では直線で内を突いてみたり、レース中で動く控えるのオンオフがしっかりしていて、強い馬と言われる中でもいわばレース巧者に該当する。皐月賞では3角過ぎからポジションを上げて進出したように、脚質も融通が利くタイプ。岩田も年齢的にそろそろダービーを勝って不思議はない。昔は東京芝を苦にした騎手だが、いまは当時と乗り方も替っているのが却って良いほうに出る可能性が。
 
 ○は京都新聞杯から参戦のゲシュタルト。個人的な見解だが、距離の延長に従ってレース内容が徐々に良化している点が魅力的。前目で渋太く食い下がっていたコスモファントムをキッチリ捕えて1馬身差をつけた点は高評価。皐月賞では掲示板外に敗れたが、位置取りと急坂を考慮すればやむを得ない敗戦。東京芝2400ならもう少しダラッと走れて、好位でうまく立ち回れるのでは。

 ▲は皐月賞で低評価を覆したエイシンフラッシュ。前走は追い込みだったが、本来はもっと前で競馬しても不思議はない馬。ヴィクトリアマイルのヒカルアマランサスではないが、内田博Jの腕っ節で位置取り変更、ある程度の積極策もあるのではないかと、内心期待してみる。

05/28 17:04
    
クライスト教授さん 予想歴31年 回収率500%
11・12Rに乗ってないとは…
ペルーサ
○ヴィクトワールピサ▲アリゼオ  
×リルダヴァル×ルーラーシップ

3拍手
「◎」ペルーサ・・・
勝てば完勝、負ければ馬券圏外もあるとの伝。したがって決め打ちならアタマ付けと判断し同馬を本命に。
最終的な決断材料として、横山典がダービー以後の11・12Rに騎乗してないことで「ここ勝負」と読んだ…との伝。
「○」ヴィクトワールピサ・・・
通常なら安定度から同馬を本命にするのが筋。ただ、連軸向きには最高だけに2着の可能性もあるとのこと。
また、皐月賞はまだしも、いくら岩田がダービーを獲ってないとはいえ、何度も騎手変更を余儀なくされる馬に乗るのは周囲にも迷惑がかかり、やはり好ましくないことなのでこちらを対抗とした…との伝。
「▲」アリゼオ・・・
ダノン、ヒルノ、エイシン、レーヴなど単穴候補も優秀なだけに選択に迷ったが、ここはあえて騎手技量に賭けてアリゼオを抜擢。
もちろん惨敗してもおかしくないが、前で流れに乗れる可能性と好調厩舎の騎手起用に好感ありなので単穴とした…との伝。
ちなみに、クライスト本人が人気薄穴馬で期待してたのはレーヴドリアンとのこと。
「騎手が一度も降りてない馬というのは、それだけ時間を懸けて騎手との一体化を図っている証拠だから」との言。
その意味では、ヒルノダムールの方も藤田が一度も降りてないので怖い存在とのこと。
当然ながら騎手の経験値からしても藤田の方が上であり、今回に関してはさすがに藤岡佑くんを推奨はできなかった…との伝。
最後に、「皆さんの参考になれば幸い」とクライストが申しておりましたことをお伝え致しておきます。

以上、入院中のクライストに代わり、totoん馬クラブサッカー担当の私しFが代筆致しました。

05/28 15:26
    
たけぼぉさん 予想歴17年 回収率131%
無題
ヴィクトワールピサ
○ルーラーシップ▲ヒルノダムール  
×シャイン×トーセンアレス

3拍手
◎⑦ヴィクトワールピサ
・狭いところを通って勝った前走は着差以上の完勝で、鞍上がプレッシャーに勝てれば
○③ルーラーシップ
・スタートがまともなら前走位は走れるはずで、前々で粘りこみを図れれば
▲⑫ヒルノダムール
皐月賞は一番の上がりで、走法から中山より東京向きか
△⑱ダノンシャンティ
・脚を貯められる流れならこの距離でも持ちそうだか、枠順的に後方になりそうなのがどうか
△⑨ペルーサ
青葉賞は前に行っての圧勝だが、軽めの追い切りで勝てる相手なのかどうか
△①エイシンフラッシュ
・展開に左右されない強さがあるし、切れる脚も持っている
△⑭リルダヴァル
皐月賞・マイルCと連続して好走だが、上積みがあるかは疑問
△⑥アリゼオ
・抜け出して来た相手に合わせる形が取れれば残せるかも
△⑧ローズキングダム
・前走は前に行った馬の中では一番残っているし、ここでも大崩は無いだろうが直前のアクシデントは気になる


切り
コスモファントム
ラジオNIKKEI杯ヴィクトワールピサの二着でまだ底を見せてはいないが、前走はギリギリ二着
レーヴドリアン
・末脚は切れるが余裕の無いローテーションで、この枠だと最後方からか
ハンソデバンド
共同通信杯ではダノンシャンティに勝っているが、前残りのレースだった
トゥザグローリー
・前走はペルーサに完敗で、実績から逆転は難しい
ゲシュタルト
・なんとかダービーの権利を取れたが、厳しいローテーションになった
サンディエゴシチー
・期待馬だが歯車が狂っている感じで
シャイン
・大逃げをする位しか活路は無いか
トーセンアレス
・ダートのような馬場になれば
メイショウウズシオ
・前走は僅差で東京2400mも良さそうだが、実績面では見劣る

05/28 12:35
    
蝦夷の凡人さん 予想歴21年 回収率%
日本ダービー
ハンソデバンド
○ヒルノダムール▲ヴィクトワールピサ  
×ダノンシャンティ×ペルーサ

3拍手
 皐月賞しんがり負け、調教バタバタ...あとは展開頼み。府中巧者で重賞勝ち馬。穴パターンにはひっかかります。マイナスデータも多いけど...( 一一)

05/28 09:43
    
たつやりん@名古屋さん 予想歴3年 回収率125%
無題
リルダヴァル
○ヴィクトワールピサ▲ペルーサ  
    

8拍手
 本命に、リルダヴァルを抜擢します。
 
 既に、このレースに出走する多くの馬と何度も直接対決を終え、実力差も見えてきたように感じられますが、そこに一石を投じ、この馬に期待します。


 まず、前走のNHKマイルでは、ダノンシャンティに最後尾から一気に抜かされ、0.4秒差。
 続いて、その前のレースの皐月賞では、ヴィクトワールピサヒルノダムールエイシンフラッシュローズキングダムアリゼオに先着され、6着。
 その前の、毎日杯では、ダノンシャンティとの差、0.3秒差。

 ダノンシャンティには2度にわたって直接対決で敗れているリルダヴァル。しかし、私がたまーに展開する、4角での位置取りと上がり3Fに着眼すると、二度あることは三度ある、ではなく、三度目の正直、と言えそうな気もしてきました。

NHKマイルC◆
>1着 4角=16 3F=33.5 ダノンシャンティ
>3着 4角=8 3F=34.4 リルダヴァル

皐月賞
>1着 4角=8 3F=35.2 ヴィクトワールピサ
>2着 4角=12 3F=35.0 ヒルノダムール
>3着 4角=12 3F=35.2 エイシンフラッシュ
>4着 4角=8 3F=35.4 ローズキングダム
>5着 4角=3 3F=35.7 アリゼオ
>6着 4角=3 3F=35.7 リルダヴァル
>7着 4角=2 3F=36.3 ゲシュタルト
>9着 4角=16 3F=35.1 レーヴドリアン
>14着 4角=18 3F=35.9 トーセンアレス
>15着 4角=3 3F=37.3 サンディエゴシチー
>16着 4角=16 3F=37.3 シャイン
>18着 4角=3 3F=37.9 ハンソデバンド

毎日杯
>1着 4角=5 3F=33.4 ダノンシャンティ
>3着 4角=3 3F=34.0 リルダヴァル
>5着 4角=7 3F=33.8 ルーラーシップ 

 上は、リルダヴァルに視点を当てて、過去のレースを分析したものです。表の見方は、過去の予想をご覧ください。

 ここから予想できることは、以下のことです。

皐月賞の結果、エイシンフラッシュ、ローズキングダム、トーセンアレス、シャインの4頭は、ヴィクトワールピサに先着することは難しいとみる。

毎日杯の結果、ルーラーシップはダノンシャンティに先着することは難しいとみる。

 こうして3戦にわたって分析しても、リルダヴァルは弾かれることなく、考える余地は十分にあります。

 対抗は、5頭を弾いたヴィクトワールピサ。やはり、前走は強いです。
 単穴は、ペルーサ。G1出走は初ですが、どのレースをみていても、十分お釣りの出る勝ち方をしています。
 連下も比較的人気どころを指名してしまいました。穴気味なところでは、アリゼオローズキングダムゲシュタルトあたりに期待します。

05/28 00:31
    
スナフキンさん 予想歴27年 回収率0%
2強神話をぶっ壊す
ヴィクトワールピサ
○ヒルノダムール▲エイシンフラッシュ  
×ダノンシャンティ  

7拍手
粒揃いの有力馬たちがほぼ無事にダービーまでコマを進められました。
その夢の瞬間に向かって日々少しずつ盛り上がって来ています。
世間の話題はヴィクトワールピサペルーサの対決、世代ではこの2頭が抜けている存在と思われているようです。付け入る余地がないのか。
ならばあえて反対勢力になって切り込んで見る。

ヴィクトワールピサ
これまで先行~差し、内~外からと良重の馬場を問わない経験がある。スピードがあってタフさもあり、フットワークが大きく反応も早い。関東への長距離輸送もこなし、これまで6戦して5勝2着1回(内重賞3戦3勝)はダントツの実績。欠点らしいものがないのも信頼につながる要因でしょう。

(反撃)
・東京コース未経験、初の左回りでもある
・近2走が道悪~荒れ馬場
・Hペースの皐月賞を有利な内寄りのコース取り、乾いて来ていた内側もプラス
・一度の騎乗のみで鞍上にかかる重圧は皐月以上
・父ネオユニヴァース、昨年のロジユニヴァースも道悪のダービー
・タフな凱旋門賞の登録は馬場適性からなら、高速決着への不安

まだ完全に掴み切れていない岩田騎手が、初のコースと回りにどう馬を操るのか。どのタイミングで仕掛け、追い出して来るのか。
マークする相手と位置取りの関係は?ペルーサよりも前か後ろか。
スローペースは望めない流れに再度内に入り込むのか。
ピサが取りこぼすとすれば、鞍上の腹の据え方次第でしょう。

ペルーサ
4戦4勝の安定感から無敗の神話が現実になる可能性がある。
前後ともにバランスの取れた馬体には惹かれるものがあり、強そうと思わせる印象がある。鞍上にリーディングを迎え、騎乗した過去東京3戦は3勝という布陣。前走の2400mではさらに距離伸びて良しという強さをアピール。
横山典は数ある有力馬の中からペルーサを選択。

(反撃)
・強豪との手合わせが1戦だけ(ピサは4戦)
・中3週での2400mを連戦
・無敗というのは欠点を見い出せていない点がある
・Mペース以上の多頭数での経験がない
・前2走は先行崩れの差し展開の利もある
・先行策がなく、差し展開の経験のみで自在性に欠ける
・父のピークは4歳秋のG13連勝、堅実なタイプで相手なり
・爪が小さくノメる馬場は不向き
・結局輸送のない過程でギリギリまで仕上げない追い切り内容

圧巻だった青葉賞の2着馬はデビュー2戦の相手。若葉Sでは先を見越した仕上がりの2着馬。新馬500万下の2着もその後の活躍が薄い。
Hペースの若葉Sは10頭立てと戦いやすく前崩れの展開。
ひとつとして激しくしのぎを削る争いはなく、好馬体と楽なレースぶりのイメージが優先してはいないか。

騎手間に敵視する頭があるならマークが必要となり、ライバルの動き出しに敏感になるはず。動けば対応し、控えれば抑える。前者だと差し有利、後者だと前有利な展開。ダービーは全体に早めに流れることが多く、好位から中団待機策が理想。両馬が早めに勝ちを意識する場合には先行馬たちは直線で飲み込まれることに。2強ムードの対決には有力勢が巻き込まれ、人気薄が絡んで来る流れを作ってくれる。立場上ペルーサの方が挑戦者、皐月の勝ちから迎え撃つはピサ。
この2頭を目標に16頭が襲いかかる。

【2強の格付け】
それなりの強豪との戦いの経験からピサが一歩リード。
持続するキビしい流れが理想のペルーサはペースの融通性が少なく評価を下げる。抑えまで。

【狙う】
皐月賞2~3着から巻き返しを図るヒルノダムールエイシンフラッシュ
ダムールはHペースを外外のロスから2着に持って来れた実力。
皐月では一番強い内容のレースぶり、ピサとの着差はライン取りの差。内より乾いていない外側を通りなおかつ2着争いを制する。デビューから鞍上が変わらない点がなにより不安が少ない。
大舞台こそ馬の実力の把握より気性面や癖を掴んでいることが重要。
出来不足の若葉SもHペースでの2着、前2走とも早いペースの好走は無視できない。心肺機能が高いと評価されているのも、線の細さをカバーしている原動力でしょう。ここは2強を後ろから徹底マークして、その時を待つ。

フラッシュは3カ月の間隔の開いた前走でも底力で何とか凌いだ。その後順調な過程を踏み、皐月よりも追い切りの内容から前進がある。父キングズベストは2000ギニー(1600m)勝ちから距離の不安が出やしないか、心配はその一点。スケールの大きな走りでも小回りに対応できるのも父の利点が出ている。
瞬発力もあり魅力的、京成杯のような先行策が可能なら抜け出すシーンがあっていい。けん制があるなら優位な立場に、早めにこられても内で脚をタメ分のオツリがものをいう。

前でフラッシュが後ろからダムールとでサンドしながら、展開次第で残り目を狙う。

【消し】
NHKG1勝ちを引っ提げてローテ通りのダノンシャンティ
筋肉マンのその馬体は瞬発力が問われる舞台に向いて来る。前走は後ろから差し展開を自慢の末脚で差し切る。デビューからの4走ともスローの上がり勝負。
今回想定する入りから持続してラスト1Fの伸びが問われると思われ、鋭い切れ味は不要。詰まった胴の体型から2000mまでが理想。

05/27 20:30
    
ちゅんさん 予想歴24年 回収率90%
歴史が繰り返されること
ダノンシャンティ
○ペルーサ▲アリゼオ  
×ヴィクトワールピサ×レーヴドリアン

8拍手
まず恒例?の藤岡叩き。
結局ダービーに出れてしまうわけですね。
馬にとって、残念です。
そもそもこの馬東京向きなんでしょうか?
もはやそれすらわからなくなってきました。
とりあえず早く鞍上を替えてください。
騎手紹介のとき、藤岡にブーイングをかましている人を見かけたらそれは私かもしれません。
そんな人がいっぱいいる可能性もありますけど。

まぁそれはいいとしてダービーの予想。
馬場がどうなるかわかりませんが、
とりあえず良馬場予想で。
ダノンシャンティ
まず無事に出てもらいたいわけですけど、
出たら好勝負になると思っている。
直線だけ競馬に参加してくれればいい。
距離に不安があるって言われるのは、とにかく気難しいから。
だから気難しさを前半どう抑えるか、この一点に全てがかかっている。
うまくいったら、まとめて面倒見てしまうよ。
マツクニローテは完遂すると、カッコイイんだよね。

ペルーサ
青葉賞は厩舎の先輩方よりも強い競馬で勝ったと思う。
前に行けて、切れる脚もある馬。
複軸なら最適の存在。
あとは青葉賞からダービーでは勝てないという歴史のジンクスと、父親のリベンジ、厩舎の悲願を背負って鞍上がどこのポジションからどこで追い出すか。

ヒルノダムール
皐月賞は強い競馬。
ダービーに向けて調整に一転の曇りもない。
ただ、ピサに負け、ペルーサに負け、ダノンにも先着を許しているという事実は見過ごすわけにはいかない。
こちらも複軸ではよさげだが、たとえ何かが崩れたとしてもなぜか4着という結果でも驚かない。

ヴィクトワールピサ
単純に、直線勝負での脚の速さは持ち合わせていない。
持っていたとしても、相手を考えると分が悪い。
ただ、レース巧者ぶりに一日の長がある。
恐らくまた内からワープをしてくるだろうから、
ワープしても全然前に届いてないんですけど。
みたいな展開が理想。
それにしても、ネオユニヴァースみたいな馬だなって思う。
だから、ネオユニヴァースは時計のかかる馬場で2冠をとり、
神戸新聞杯でゼンノロブロイに完敗。
菊花賞で3着。
そういうことになると思う。

アリゼオ
穴は前に行く馬だと思う。
ペルーサにひねられても粘っちゃうみたいな。
アリゼオじゃないかもしれないけど、たぶんアリゼオなんじゃないかと。

今年のダービーは楽しそうですね。
馬券が当たればなお楽しいなって。
外れたら目黒記念が待ってますけど。

05/26 20:35
    
ゴールド有り得るさん 予想歴15年 回収率150%
無題
ヴィクトワールピサ
○ペルーサ▲ヒルノダムール  
×ダノンシャンティ×ルーラーシップ

6拍手
世間ではヴィクトワールピサペルーサダノンシャンティルーラーシップの4強ムードとなっていますが、私は始めの2頭とヒルノダムールの3強対決だと思っています。

ピサは実績やローテーションは文句のつけようがありません。
なにより最大の武器は抜け出すときのあの一瞬の足。
色んな競馬を経験できているのも強みです。

ペルーサは持ちタイムが前2走とも抜けている。しかも青葉賞のタイムははダービーの勝ち時計かと思わせるほど。それでも8分の力しかまだ出していないとのことで、底が知れない。

個人的にはこの2頭が大分力抜けているので軸はどちらかだと決めているのですが、競馬に絶対はありません。2頭に付け入る可能性のある馬はヒルノダムールだと思います。
前走皐月賞では馬体が減っていて、パドックでもあまり良く見せませんでした。それでもあの競馬ができるのですか、能力はあります。ペルーサとも差のない競馬もしていますし。
逆転の余地は血統と中間の調整内容にあります。血統では明らかに距離延びしてプラスな血統。2頭よりプラスに働きます。
1週前追いきりでは坂路で好タイムを出し、その直後の体重が480kと前走時より20k以上もプラス体重でした。調整をゆるめていないところでの体重なので好感が持てます。

ダノンシャンティルーラーシップは前走後ダメージはあったとのことでした。いくら回復が早くてもこの短期間では100%にはもっていけません。よく負けた調教師がレース後のコメントで使う「目に見えない疲労があったのかもしれない」って言うが、
1番該当する2頭だと思います。調教が軽めでしたらもう消しちゃいます。

05/26 14:20
    


競馬ナンデ公式ツイキャス

つぶやき
編集長おくりばんと
03/31 15:41

南川さんすみません!更新完了しました!

南川 麒伊知郎
03/25 00:27

マイページの更新と結果の更新お願い致します。

夏影
03/09 10:57

今日の千葉はかなりの強風に見舞われております。もしかしたら、中山の芝が乾くのが早くなるかもしれません。

   つぶやきだけ全て見る
競馬ナンデチャンネル
メアド
パ ス
 

コメント

FUNNYCAT>>

>>まじん


12/17 15:49

@桑名特別 馬連万馬券見事

南川 麒伊知郎>>

>>南川 麒伊知郎


10/08 19:04

北川 麟太郎>>

>>南川 麒伊知郎


10/08 19:02



5
福島牝馬S
◎コスタボニータ
○キミノナハマリア
馬単1-14番
5,210円 的中

編集長おくりばんと
新規無料登録広告掲載サイトマップリンクニュースリリース利用規約プライバシーポリシーお問合せ運営会社