【2008年阪神JF】阪神JF・朝日杯FSにもトライアルレースと優先出走権を!【ブエナビスタが除外?】


ブエナビスタ
ミクロコスモス
ワイドサファイア
チャームポット


今年2008年の阪神ジュベナイルフィリーズの特徴は、
有力馬が軒並み本賞金400万円だということだ。

上に挙げた有力馬は全て除外される可能性がある。

もしこれらが全て除外されたら、
だいぶ寒くなること間違いなし。。


少なくとも上記のうち半分は抽選を通ることを祈るのみである。


そもそも、
2歳戦のこの時期までに2勝を挙げておけ、
というのは、
いくら素質のある馬であっても、
なかなか難しいことである。
まだ完成途上の2歳馬だからこそ、
ちょっとしたことで勝てるはずのレースを取りこぼすことというのも多いからだ。
過去を遡っても、
トールポピー、ウオッカ、エイシンプレストン、メジロベイリー、アイネスフウジン
といった名馬たちがいずれも1勝馬の身で2歳チャンプの座についており、
これらがすべて除外される可能性を秘めていたと思うと、
ちょっと恐ろしい。


ところで、
先日JRAが発表した来年の事業計画案には、
「朝日杯FS・阪神JFの2週前に特別登録を受け付ける」
という改革が盛り込まれている。

近代競馬では、2歳戦が重視されるようになってきたことに伴って、
2歳チャンピオン決定戦をより権威あるものにしていこう、
という理念の現れだろう。

とすれば、ちゃんとした出走メンバーの確保が何よりも大事。
そこで、


ファンタジーSをトライアルレースとして位置付けて、
3着まで(あるいは4着まで)に優先出走権を与えるべきではないだろうか。



今年はファンタジーS3着のアディアフォーンがその後に500万下を勝っているから、これによる恩恵を被る対象はなかったことになるが、
仮にもしそのようなトライアル制度があったならば、
アディアフォーンはファンタジーSの後にわざわざ500万下を使っただろうか?
馬にとって成長期である2歳時に無理に出走回数を増やすことは避けるべきことであろうし、
トライアル制度を設けて悪いことは何もないように思える。

この際、デイリー杯2歳S・京王杯2歳S・東京スポーツ杯2歳Sも同様に、
トライアルレースとして位置づけてしまってよいのではないだろうか?