【LV2=平均下レベル】
・人気はディープ産駒の4頭。どのディープを選ぶのか、が焦点のレースかと思われていたが。
・勝ったのは途中から最後方から大マクリをしたカフェリュウジン。ドスローの流れを感じ取り、一気にハナに立って押し切った。ラスト3Fも33.8秒でまとめられては後続はどうしようも出来ず。

◆1着はカフェリュウジン。
　スタート悪く最後方から。テンに行き脚も付かない。最後方を追走していたが600mを通過した辺りでかなり仕掛けて大マクリを敢行。残り800mの地点で先頭へ。後続を2馬身引き離して逃げる形に。4Cで一旦引きつけるも手応え十分。直線も脚色衰えずにそのまま粘り込んだ。今日は鞍上のファインプレイ。右回りのマイル戦を求めての関西遠征が功を奏した。

◆2着はキネオピューマ。
　スタートは五分。先行していく。道中は行きたがっていた。直線入口では6番手。直線は馬群に突っ込む。脚色は外から来たベアトリッツの方が良かったのだが、この馬が来てからもう一伸び。2着に浮上した。京都マイルで勝っているし、最近もそれほど負けてはいないが…。好相性の鞍上が良かったのか。それでも買いづらい。

◆3着はサウンドデューク。
　スタートは五分。テンに行き脚付かずに後方からも巻き返して前の4番手。道中は行きたがっていた。4Cではインを周り、直線入口では3,4番手。直線は内を突いて伸びてきたものの最後はキネオピューマに差されての3着。叩き2戦目で前進もまだ本調子という感じではない。

◆ケイティープライド
　上々のスタート。外からジワッと先行。道中は行きたがっていた。4Cで中団も外々を回る。外からベアトリッツに被されて仕掛けられない。直線入口も前にストークアンドレイ、横にベアトリッツがいて出すスペースが無い。ベアトリッツをやり過ごして、その外に出す作戦に。その分、仕掛けが遅れた。直線も周りの上がりが速い分、目立った脚は見せられず。今日は外枠にも泣いたし、福永騎手にも泣かされた。1人気の宿命か。

◆ベアトリッツ
　上々のスタート。控えて中団から。どスロー流れも折り合う。4Cでスッと外々を上がっていき、ケイティープライドの横を締めていく作戦に出る。残り100mの辺りで脚色が同じになり、雪崩れ込むようにして入線。豊騎手を潰しに行っただけの競馬で、相手を完全に間違えていた。ただ1000万下で自力で勝負できるほどの実力もない印象。
レースレベル：2    
→次走危険馬:ベアトリッツ