◎トラストはまさかスタート後マイネルの馬と併せる形になるとは思ってもいませんでした。
そのせいも多少有ったのか直線では他の馬に迷惑を掛ける形にあと、中央の厩舎に移籍後初戦というのも馬体重に出ていたかも知れません
今後の立て直しに期待したいと思います。
勝ち馬ブレスジャーニーは自信の消しだったんですが本当に申し訳ございません完全に私の見誤りでした。
強い馬というのは距離がどうこう関係なしに強いんだという言葉が有りますがその通りでした。
暮れから来年どんな力強い走りを見せてくれるか次走以降楽しみにしています。
→次走狙い馬:ブレスジャーニー,トラスト     

４Ｆ前後半（４８．２－４７．７）で０．５秒のスロー。
３着ムーヴザワールドはもう少し流れないと良さは出ないかなあ、という感じはタッチングスピーチに同じ。でも２Ｆ瞬発力戦に一応対応してきたので、この馬にとっての好条件さえ揃えば上でもやれそうといったところです。上がり一番で差し込んできた２着スワーヴリチャードを、後方内で進路を探りながら外へ外へと出し、一旦前に出られながらも差し返したブレスジャーニーの脚は見応えがありました。反応が遅そうなので２０００くらいでも大丈夫かもしれませんね。
→次走狙い馬:スワーヴリチャード       

勝ったブレスジャーニーは後方から外一気。
3戦連続上がり最速の重賞馬は伊達ではなかったです。
この血統で長く活躍が続くとは思えませんが。

2着スワーヴリチャードも後方から。
新馬戦でも追走に苦しんだハーツらしい反応の鈍い馬で、
府中の直線にかける形がベストなんでしょうね。

3着ムーヴザワールドもやはり後方から。
格上に怯まないディープの特徴は出ましたが、
これだけ脚をためてると底は知れてるでしょうね。
今後も買わないんじゃないかと思います。

ジュンヴァリアスは中団から手応えよく上がってきましたが、
直線で挟まれると戦意喪失気味に。
休み明けで少し勢いが薄れていたのかもしれません。

そもそも雨が大したことなくて上がり勝負になってしまい、
最初の想定からして完全に読み違いでした。
レースレベル：3    
→次走危険馬:ムーヴザワールド  

　東スポ杯の回顧です。スタートは各馬の個性そのままの形で出ました。トラストのスタートが特に良かったですね。それで行きたがってしまい、それを２番手にするためにマイネルエパティカがハナに立っていきますが、トラストがそこで口を割っていました。スローを予想していましたが、ミドルペースの縦長の隊列で流れました。直線入口では、トラストに粘られるのではないかとちょっと思いましたね。

　この日の馬場はＣコースに変わったものの外伸び馬場。条件戦の結果では、内に入ってしまった馬は２馬身以上のパフォーマンスの下落が見られたので、結構内は悪かったです。トラストは直線に入って少し外目に持ち出しているので、柴田大知騎手は馬場を意識しています。

　そして直線前半。本命のブレスジャーニーが内に入ってしまい、外をムーヴザワールドに閉められてしまいました。これ、枠の位置関係では柴田騎手のほうがやらないといけないことで、こういう所に先生が悪く言われてしまう所以があるのです。そこで内を突く判断をせずに外を行かせてから更に外に持ち出した判断によって最悪は避けられましたが、普通ならこれで負けてしまうところです。

　残り200m。外枠で外を回すのが既定路線である四位騎手が先頭に立ちまして、その内からムーヴザワールド、外からブレスジャーニーが追い上げます。トラストはここで一杯になってしまいました。タフ系らしく指数は少し上げてきていて、重賞級に達してきたので、当初予定通りに京都２歳Ｓに向かっていれば勝ち負けできる素質はあったと思うんですよね。脚力が求められる東スポ杯を選んでしまったのは、判断を誤ってしまったと思います。

　ラストは３頭の叩き合いになり、末脚の威力で上回ったブレスジャーニーがクビ差で優勝。２着争いは目視ではわからない接戦でしたが、スワーヴリチャードがハナ差でムーヴザワールドに競り勝ちました。ミドルペースの同タイム決着なので３頭は同指数となりますが、内容からは外に回す不利を受けたブレスジャーニーが一番強いと考えて良いでしょう。

　ムーヴザワールドは流石に良血ですね。２戦目で重賞級の指数を出してきました。これで、新馬戦でも接戦だったエアウィンザーと、固定指数でもほとんど同じになりました。元々成長はこれからと思っていたので、来年にはブレスやスワーヴを逆転している可能性もありそうです。

　他の馬では、キングズラッシュが思ったより好走していますが、外を追い込んでのものなので、パフォーマンスとしては条件戦レベル以下。次走人気になるなら軽視したほうが良いかも。ジュンヴァリアスはスタートが良すぎてしまったり、直線で前が狭くなるなど、歯車が合わなかったです。オーバースペックは、流石に負けすぎで敗因はわかりません。やはりローカル重賞臨戦は鬼門のレースなのかもしれません。

次走狙い馬：ムーヴザワールド
次走危険馬：キングズラッシュ
レースレベル：3
→次走狙い馬:ムーヴザワールド  
→次走危険馬:キングズラッシュ  

狙い＝ムーヴザワールド（ルメール）
まだ２戦目で初輸送をこなしての接戦なら今回の敗戦は十分巻き返せる。
勝ち馬との間に四位が加わっている事は大いに解せないが、それも四位が乗っているからには遠からず巻き返しようのない完敗を喫する事になるので、少なくとも今後はスワーヴリチャードの後塵を浴びる事はないと断言する。

危険＝トラスト（柴田大）
お仲間のマイネルエパティカを利用できる利点から２着を取れるだろうと踏んでいたが、蓋を開ければ引き離された完敗で「やっぱりいつもの総帥の大言だった」のがとても残念。
いずれにしても、四位騎乗の馬にも先着出来ないようでは今後出世する事は不可能のため、後は長く走って地道にオープンクラスで良い結果が出るまで頑張ってくれればと願うのみ。

※…本間なのにこんなに強いとは大いに驚いた！
今年の２歳＝来年の３歳クラシックは最後の柴田善臣のチャンスと思っているのでブレスジャーニーとキングズラッシュが共にここで闘った事をとても勿体ないと思った。このため今回は柴田善臣を嫌ってブレスジャーニーを消してしまったのが悔やまれてならない。
こんなに強い脚を使えるのにデビュー戦で敗れているのは解せないが、それも本間厩舎であればここまで無傷でいる方がおかしな話（ジョッキーもこの馬の能力を疑っていたから取りこぼしたのだろう）なので、今回人気に応えて勝った事で本当のクラシック候補に挙がったと言えるだろう。
今後は、ジョッキーと厩舎がその実力に反して大仕事を果たせるかに注目していたい。
今年のダービーが貰い馬でダービージョッキーに成れたのであれば、30年の功労者である柴田善臣が最初で最後のクラシック優勝をしても一向におかしくないハズ。
柴田善臣なら、同じ○○○であっても福永や四位がＧ１を勝たせて貰う事より遥かにマシなので！
レースレベル：4
→次走狙い馬:ムーヴザワールド  
→次走危険馬:トラスト