☆ 過去10年の好走馬データから


１. 前走距離

前走から距離短縮で臨んだ馬で連対したのは、昨年の優勝馬ジャスタウェイ（前走きさらぎ賞＝芝1800ｍ）のみで、基本的には1600ｍ以下から臨んだ馬が優勢という傾向が強いと言えます。

しかし、その中身をみると、優勝馬は「1400ｍ」組が８頭と圧倒しているのに対し、「1500～1600ｍ」から臨んだ馬は２着に７頭が入り、また、「1400ｍ」組からは３着馬が１頭も出ていないのも特徴的です。


前走の距離 成績 勝率 連対率 ３着内率
1200ｍ 0-1-0-11 0% 8.3% 8.3%
1400ｍ 8-2-0-33 18.6% 23.3% 23.3% ☆
1500～1600m 1-7-6-39 1.9% 15.1% 26.4% ☆
1800ｍ 1-0-2-21 4.2% 4.2% 12.5%
2000ｍ 0-0-2-6 0% 0% 25.0%


「1400m」組はタガノエンブレム (500万下１着)、ケイアイヴァーゲ (500万下４着)、カシノランナウェイ (地方OP１着)の3頭です。

人気にはならないであろうステップだけに高配当が期待出来ますね。


マイル組も連対率、３着内率なら優秀と言えますし、このメンバーなら前走距離に関しては気にする必要がないのかなとも思います。



２. 前走レース

好相性と言えるのがオープン特別の「クロッカスＳ」（東京競馬場・芝1400ｍ）ですが、今回は該当する馬がいません。


前走のレース 成績 勝率 連対率 ３着内率
GI・JpnI、GII・JpnII 1-2-1-8 8.3% 25.0% 33.3% ☆
シンザン記念 0-3-2-6 0% 27.3% 45.5% ☆
きさらぎ賞 1-0-1-8 10.0% 10.0% 20.0%
その他のGIII・JpnIII 0-0-1-10 0% 0% 9.1%
クロッカスＳ 3-0-0-5 37.5% 37.5% 37.5%
その他のオープン特別 0-3-2-13 0% 16.7% 27.8%
500万下の特別レース 1-0-2-17 5.0% 5.0% 15.0%
500万下の一般レース 3-2-1-21 11.1% 18.5% 22.2% ☆
新馬・未勝利 1-0-0-16 5.9% 5.9% 5.9%
地方競馬のレース 0-0-0-6 0% 0% 0%


注目すべき「500万下」から臨んだ馬は、特別レースより一般レースの方が優勢というのも特徴的です。

データ１で挙げたタガノエンブレム、ケイアイヴァーゲには有力なデータですね。
単複ワイドで狙うにはいいんじゃないでしょうか。

特にタガノは新馬勝ち、OP３着と能力的には上位だと思います。
また、内枠での好走例や洋芝をオーバーシードしたこの時期の力の要る馬場が血統的に合いそうなのも魅力です。

非常に軽い京都の開幕週で好走した組より妙味があると思います。


「シンザン記念」からの優勝馬はゼロですが、連対率は２番手、３着内率はトップとなっています。
馬券的にはとりあえず押さえておく必要はありそうですね。

「GI、GII」組も比較的優秀な成績となっていますので、同様です。


言うまでもありませんが、地方からのカシノランナウェイは切りです。



３. 東京経験

東京競馬場で出走した経験をもっている馬が2003、2007年（2003年は前年秋以降に改修工事により東京競馬が開催されなかったため、全頭出走経験なし）を除いて「毎年連対」しています。

今回、該当するのはカオスモス、ラブリーデイ、レッドジャイヴ、テイエムイナズマの4頭。
レッドジャイヴとテイエムイナズマでは実績的に能力的に？？

よって、カオスモス (前走シンザン記念４着) とラブリーデイ (朝日杯７着) が有力となりますね。



一応、開幕週なので印としては、前走圧勝の快速馬コパノリチャードを押さえておきたいと思います。
02/23 00:00

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