セントライト記念2018予想
無敗でダービー馬の弟だが…(笑)

夏影
14期 予想歴35年

◎コズミックフォース
  7着/5人気

○ギベオン13着/3人
▲ジェネラーレウーノ1着/4人
△ゼーゲン10着/9人
×レイエンダ


そう言えば、昨年の春だった…
フラワーCまで無敗を誇り、皐月賞で1番人気に祭り上げられたファンディーナ(笑)。
皐月賞の予想上でフラワーCのレースレベルの低さを力説し、自信を持って『×』印を付けた記憶がある。
ファンディーナの皐月賞以降の成績はというと…
皐月賞7着。
ローズS6着。
秋華賞13着。
リゲルS9着。
結局はオープン特別ですら勝てず、デビュー3連勝の中身の薄さを露呈する事になり、最終的に引退を余儀なくされる事となった。

デビュー間もない頃というのは、稀に相手に恵まれる馬がいる。
そういった馬は、セカンドクラス以上の実力があれば無敗で連勝出来る。
レイエンダの3連勝は、いずれも勝負所での馬群の動きが実に淡白でレースレベルに疑問を抱いている。
動きの無い展開のまま、直線に入り瞬発力の違いを見せ付けて勝っている。
素晴らしい瞬発力がある事は認めるが、今までの競馬の内容が "それだけ" である事が非常に気掛かりなのである。
いくら立派な瞬発力があろうが、レースが行われる馬場は中山だし、今回は前走よりも2ランク以上もある力量馬を相手にしなければならない。
印を付けた上位3頭を射程圏に収めようとするならば、おそらく3-4コーナーで自身の体力を消耗させられる事となろう。
そういったシチュエーションになって、これまで同様の末脚が使えるのか?は疑問である。

兄レイデオロはホープフルSでは、道中こそ後方の位置取りも、3-4コーナーで後続馬群が先行馬群を飲み込みに掛かるタイミングで、一緒になって好位へとポジションを押し上げて来ているし、ダービーでは向正面で捲りに行く積極性を見せている。
つまりが、早いタイミングから自ら動いて勝ちに行くレースが出来るから強いのである。
そして、そういう能力を私は「力量」と呼んでいる。

…で、結局春の活躍馬をそのまま評価した形。
3頭共にG1レースで先行策を取り好走した馬である。
時計の出る馬場なので、おそらくは先行馬有利。
力量のある先行馬が3頭揃っているので、お互いの力量を意識した競馬となるはず。
直線入り口までには、3頭並んでの叩き合い始まり、その3頭で決着すると見る。

ゼーゲンはエンジンの掛かりが遅く反応の鈍いタイプだが、体力は豊富で一度上がったスピードはなかなか衰えない。
抜群の持続力の持ち主だ。
まかり間違って菊花賞の権利をゲットするようなら、本番で注目してみたい(笑)。


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