小倉2歳S2023予想
逃げちゃ駄目だ、逃げちゃ駄目だ、逃げちゃ駄目だ…

夏影
14期 予想歴40年

◎ミルテンベルク
  2着/2人気

○メイプルギャング9着/10人
▲パッシングシャワー6着/3人
△ビッグドリーム4着/1人


下記は近5年に関して記したもの。

☆年度  勝ち時計(前半→後半) 逃げ馬(上がり、着順)

勝馬        馬体重位置取り(上がり:上がり順位)

母父
短距離適性を与えた血統

前走             馬体重 位置取り(上がり:上がり順位)

…といった内容で記載している。

☆2022年 1.08.1(33.2→34.9) クリダーム(36.2:11着)

ロンドンプラン   498kg 13→13(33.1:1位)
父グレーターロンドン
母父アフリート
父母母ダンチヒ系
母母プリンスリーギフト系

小倉 新馬      1200㍍ 508kg 3→3(34.4:1位) 1着

☆2021年 1.07.9(33.6→34.3) ショウナンマッハ(35.5:7着)

ナムラクレア    458kg 6→7(33.9:1位)
父ミッキーアイル
母父ストームキャット
父母ダンチヒ系
母ストームキャット系

小倉 フェニックス賞 1200㍍ 454kg 3→2(36.4:1位) 1着

☆2020年 1.09.6(33.9→35.7) フリード(36.9:5着)

メイケイエール   460kg 5→4(35.1:1位)
父ミッキーアイル
母父ハービンジャー
父母ダンチヒ系
母ダンチヒ系
母母ヴァイスリージェント系

小倉 新馬      1200㍍ 462kg 3→3(35.3:2位) 1着

☆2019年 1.10.5(33.7→36.8) ヒバリ(41.8:14着)

マイネルグリット 478kg 5→3(36.2:2位)
父スクリーンヒーロー
母父ロージズインメイ
父父母ダンチヒ系

小倉 フェニックス賞 1200㍍ 478kg 3→3(35.3:2位) 1着

☆2018年 1.08.9(33.4→35.5) チュウワフライヤー(35.9→5着)

ファンタジスト  465kg 3→2(35.4:3位)
父ロードカナロア
母父ディープインパクト
父母ストームキャット系
母母ダンチヒ系

中京 新馬      1200㍍ 2→2(34.5→:3位) 1着

 まず言える事は、逃げ馬は(0.0.0.5)と全くの不振である事。必ず前傾ラップとなり、逃げた馬はパッタリと止まる。
 勝馬を見ると上がりは3位以内、大半は1位をマーク。
いかに矯めが利くかがポイントとなっている。
 前走でも同じ事が言える。勝馬全てが逃げ以外の戦法を取り、上がり3位以内をマークしている。
 下級条件にありがちな、「テンのハッタリ」だけでは押し切れるレースではなく、意外と高いレベルの資質が問われているのである。激走馬の中にはナムラクレア、メイケイエール、ラウダシオンといった古馬になっても一線級で活躍している馬が多数存在する。

 矯めが問われる特性からか、スプリント戦としては珍しく「ディープインパクト系」の血が大活躍。近5年で、ディープインパクトの血を持つ馬が4勝を挙げているからびっくりだ。
 プラス、やはり若駒のスプリント戦だけあり、ダンチヒの父も忘れてはならない。
 これら4頭の勝馬は、ディープインパクトの他にダンチヒの血もしっかり持っている。
更に体力の完成度も問われる為、やはり馬格がしっかりしているのも特徴。牝馬は450kg以上、牡馬なら460kg以上の馬体重がほしい。

◎ミルテンベルク

(血統)
父モーリス
母父ディープインパクト

(オプション)
なし

 抜群のスタートを切り、直後にすぐ控える。道中は楽に2番手追走。直線手前で楽な手応えで先頭に並び掛け、追い出しのタイミングを待つ余裕さえ見られた。最後のハロン棒を過ぎてから軽く気合をつけると、楽に突き放し、終わってみれば3馬身差の圧勝。
 血統を見る限り奥手っぽいイメージも、実際は完成度がかなり高い。
 スタートが鋭く、抑えが利き、且つ追えばしっかり伸びる。非の打ち所の無いレースっ振りだった。

 血統面では母父にディープインパクト、父父母父がダンチヒと、このレースに相性の良い2つの血を持っている。

○メープルギャング

(血統)
父ウォーフロント
母父ラーイ

(オプション)
「ダート→芝」。

 デビュー戦で1800㍍を使った事を評価。テン3ハロン36.1というペースを経験させた事により、かなり前向きな気性だが、それなりに抑えが利いている。
 前走はダート戦だったが、芝スタートですんなり番手を取ったように芝は走れるはず。

 血統面では、ウォーフロント+グロリアスソングと世界的にもトップクラスなスピード血統を持っており、気性もしっかり前向き。芝のスプリント戦での活躍に期待したい。

▲パッシングシャワー

(血統)
父イフラージ
母父フランケル

 スタートの出の悪さから、筋肉質な見掛けとは裏腹な緩さがあり、もう1ハロン距離や直線の長さが欲しい印象も、スタートよりも末脚重視のこのレースなら適応可能と考える。
 ミルテンベルクやビッグドリームは体力で押すタイプでメイケイエールに近いが、こちらはどちらかというと、ナムラクレアに近いタイプだろう。


tipmonaとは?

最新記事一覧

次の予想をみる >