タイム 1'32"8 (良)
1FAve=11.60 3FAve=34.80

ラップ
①12.6-②11.3-③12.1-④12.3-⑤11.6-⑥11.0-⑦10.0-⑧11.9
1FAveとの誤差
①+1.0 ②-0.3 ③+0.5 ④+0.7 ⑤±0 ⑥-0.6 ⑦-1.6 ⑧+0.3
テン36.0-中盤23.9(3F換算35.85)-上がり32.9　『加速・中弛み』

『加速』・・・逃げ◎　先行○　差し△　追込×
『中弛み』・・・逃げ◎　先行△　差し×　追込○

1着マルカシェンク・・・サンデーサイレンス×Zafonic=サンデーサイレンス×ミスプロ　９－９
2着リザーブカード・・・サクラバクシンオー×Bering=プリンスリーギフト×ネイティヴダンサー　７－７
3着タマモサポート・・・タマモクロス×ジョリーズヘイロー=グレイソヴリン×ヘイロー　１－１

近年ではもっともテンがゆったりとした流れで、中盤も弛み、上がりに特化した『加速』と『中弛み』の複合ラップ。逃げが最も恵まれた展開で、差しがきつい流れと考える。

マルカシェンクは、前走ダービー卿ＣＴ8着からの休み明けでの好走。前走は上がり33.6秒を使いながらも後方に位置して届かずという内容で、広いコースのゆったりとした流れでの上がり勝負が得意な馬だったことを再認識する結果に。今までは休み明けの好走が少なく危険な人気馬と考えましたが、母父Zafonicの仕上がりの早さが活きたように思います。今年に入り厳しい流れを先行して好走したり、今回のように上がり勝負のレースで好走とペース不問になりつつあるので本格化とみて良いと考えます。ただし母父Zafonicの仕上がりの早さが、逆に底力に欠ける淡白な傾向なので前哨戦向きのトライアル血統と考えます。

リザーブカードも、前走都大路Ｓ14着からの休み明けでの好走。サクラバクシンオー産駒なので休み明けのリフレッシュ時に、いきなり好走も可能なタイプだったと反省します(=実際休み明けでの好走多く休み明け4戦は1-2-0-1)。母父Beringは、ネイティヴダンサー系でもシーバードを経ている力押しの血統。追って追って追いまくると持ち味が活きるタイプでもあり、新潟コースが嵌ったように思います。この後の新潟マイルまでなら連続好走しそうと思います。

タマモサポートは、前走福島民報杯13着からの休み明けでの好走。逃げた展開利はあったと思うが、タマモクロスの古馬の成長力と平坦コースの怖さが嵌ったように思う。母父ジョリーズヘイローや1・2着馬の母父がミスプロ系・レイズアネイティヴ系で、ダート対応可能な血統から今の新潟の馬場がパワーが必要なのでは？と考えます。
ファミリーナンバーの分枝記号で分析できたらよかったのですが、現在PED NETがメンテ中で使えないのが悔やまれます。
→次走狙い馬:マルカシェンク,リザーブカード     

マルカに関しては予想ではフットワークから適性を疑問視したが、このメンバーでは力が違いすぎて快勝だった。
とはいえ、やはり個人的には、コーナーを器用に立ち回れるタイプの馬だと思っている。
そのため、コーナー２つで力勝負のマイルチャンピオンシップとかよりは、トリッキーコース東京２０００で行われる天皇賞秋に向いているのではないかと考える。
好位につけて内からスルっと差すような競馬をできるタイプではないかと思う。注目してみたい。
レースレベル：2
→次走狙い馬:マルカシェンク