自分の予想からすれば展開の予想がマ逆のＨペースになっては馬券もあたらない。

タスカータソルテ

逃げ馬のペースにも恵まれ馬の能力を最大限に発揮できた。
その要因になったのがコンゴウリキシオーでありマツリダゴッホでもある。
逃げ馬のペースでは前にはきついペース。なおかつ３コーナーからはマツリダゴッホが自分のレースにもっていき、ラスト４Ｆのスピード維持のレースとなったことが勝因だと思う。
今後条件次第では抑えときたい馬だが、京都・ローカル以外の競馬場なら基本消し。


マツリダゴッホ

海外からの帰ってからのレースで馬体が戻っていなくても自分のレースができたことを素直に評価したい。
あとは主戦騎手の蛯名騎手。
この馬の最大の強さは４コーナー先頭からの持久力勝負に持っていけることだと自分は思っているがラスト３Ｆ勝負に持って行ったりという騎乗が多かった。有馬記念以降のレースでは４コーナーで先頭というケースが非常に目立つ。この騎乗ができれば今後おおいに楽しみな１頭となりそう。


マンハッタンスカイ

間違いなく使い詰めでの馬体消耗が今回ドッときたといっていいそう。
予想でも触れたけれども左回りの軽い芝が合うと思う。
条件次第で次は買いたい。一度リフレッシュしてほしい。


アドマイヤタイトル

やはり力はあるとは思うが距離が短すぎたし、レース自体のメンバーが弱すぎたための上位入選だと自分は思う。
強かった馬は上位３頭であり、４着のこの馬まで評価できない。
タイム差０．６は重く見るべき。この後も２０００ｍ前後で使うようなら間違いなく消し。
距離が長いレースなら買いたくなる一頭。
レースレベル：4
→次走狙い馬:マツリダゴッホ,マンハッタンスカイ
→次走危険馬:タスカータソルテ,アドマイヤタイトル

タイム 1'58"6 (良)
1FAve=11.86 3FAve=35.58

ラップ
①12.3-②10.9-③11.5-④11.7-⑤12.0-⑥12.2-⑦12.2-⑧12.4-⑨11.6-⑩11.8
1FAveとの誤差
①+0.4 ②-1.0 ③-0.4 ④-0.2 ⑤+0.1 ⑥+0.3 ⑦+0.3 ⑧+0.5 ⑨-0.3 ⑩-0.1
テン34.7-中盤48.1(3F換算36.08)-上がり35.8　『前傾・中弛み』

『前傾』・・・逃げ×　先行△　差し○　追込◎
『中弛み』・・・逃げ◎　先行△　差し×　追込○

1着タスカータソルテ・・・ジャングルポケット×ノーザンテースト=グレイソヴリン×ノーザンテースト　〔11〕　８－７
2着マツリダゴッホ・・・サンデーサイレンス×Bel Bolide=サンデーサイレンス×ボールドルーラー　〔18〕　４－１
3着フィールドベアー・・・フジキセキ×トニービン=サンデーサイレンス×グレイソヴリン　〔3-d〕　６－４

今年は『前傾』と『中弛み』の複合ラップ。テンは近年では最速34.7、ラップ上『中弛み』ではあるが締まった流れで、持続型の流れと考える。
展開では追込が最も恵まれたと思われ、先行・差しがやや不利な流れと思うがローカルコースの鉄則から先行は差しに比べて恵まれたものと思われる。

タスカータソルテは、前走函館記念7着からの好走。ジャングルポケット産駒は、小回りコースの芝2000ｍが得意条件。持続型の締まったペースになりやすいので、好走が多いものと思われる。中京記念好走していたので小回り適性があったと思うが京都新聞杯好走が印象強く、広いコース向きと僕は考えていましたが、小回りコースの方がうまく立ち回れそうな感じに思いました。京都新聞杯好走につては、スタミナを評価すべきでしたね、反省です。またジャングルポケットも満員電車が苦手なトニービン系(=ごちゃつく流れが苦手)なので、少頭数も向いたと思われます。母父ノーザンテーストからまだまだ成長は見込めると思うので、今後も小回りコースで要注意と思います(=締まったペースになりやすいコースか、逃げ馬の助けは必要と思いますが)。
No.〔11〕の牝系で、ジャングルポケットやファインモーションなど札幌コースで好走の多い牝系で、好走の下地はあったと反省です。

マツリダゴッホは、休み明けでの好走。中山コースの好走が多く、コーナー4つのコースを捲りで好走するのが得意な馬。コーナーリングが巧く、瞬発力での好走より持続型の流れに強いのだと思います(=母父ボールドルーラー系の影響ではないか！？と思います)。札幌記念好走馬は天皇賞秋でもよく好走するけれど、直線が長いコースよりもコーナーの多いコース向きと思うので、天皇賞秋で好走の多いサンデーサイレンス産駒ですが悩ましいです。

フィールドベアーは、函館記念2着からの3着好走。函館記念好走馬はここでも好走することが多く、傾向通りの好走と考える。集中力の高いフジキセキ×トニービン配合ですが、前走接戦の分ストレスがあったと思われ突き抜けられなかったと考える。しかし今回3着になったことでストレス軽減されたと思うので、次走にも期待する。
No.〔3〕の牝系で成長力があり、分枝記号dから3着ならまだ勢い持続していると思うので好走可能と考える。

マンハッタンカフェ産駒は今回3頭(マンハッタンスカイ・メイショウレガーロ・オリエンタルロック)出走して全滅。マンハッタンカフェは前走好走馬が続けて好走しやすい傾向があり、その点ではメイショウレガーロ・オリエンタルロックの凡走は納得でしたが、マンハッタンスカイの凡走は外枠と大幅な馬体重減(-20kg)が原因と思います。集中力より精神的な余裕(=ストレスへの耐久力)での好走に向くのがマンハッタンカフェの本質と思います。なのでストレスの少ないときが狙い目か？
マンハッタンスカイはNo.〔3〕の牝系で成長力はあると思いますが、分枝記号eで復活に手間取りやすい特性あり。一度リフレッシュが必要かもしれません。
→次走狙い馬:フィールドベアー,タスカータソルテ
→次走危険馬:マンハッタンスカイ  

　今の札幌は、スピードが生かされる馬場となっている。この点をもっと重視すべきであった。
　×タスカータソルテ〔５人〕は、1.58.6のレコードタイムで優勝。中京、京都のスピードが馬場で穴をあけていた馬。一度見てみたいなどとカッコつけて馬鹿をみた。
　○マツリダゴッホは、理想的なレース運び。４コーナーで楽に抜け出せたので、樂勝と思ったが、首差の２着〔1.58.6の同タイム〕だった。
　◎シルクフェイマスは、休み明けの１９キロ増。このスピード馬場では、９着は仕方がないところ。たたいての上積みに期待する。
→次走狙い馬:シルクフェイマス       

露骨に出たレースになりましたね。

パドックでよく見えたには３番でした

レースはコンゴウが何が何でもでシルクやメイショｳが抑えてマイペースと思いきや今までになくコンゴウがいきっぷりよくハイペース。藤田も誤算だったのはここまで行けるとスタミナ面で持つわけもなく失速

マツリはバタイは明らかにひどく４角で形を作ったときには失速すると思ったが２着に残る。力があるとこは見せた。ただ次といわれると体が戻ると言い切れるわけでもないし狙い馬にとはいかないと思う。

勝ったタスカータソルテはのりの展開読み勝ち。これで今年Ｇ２つめの価値であるが両方とも騎手に恵まれた形で運がある馬だとは思うが次に誰が乗るのかわかるわけでもないし狙い馬とまではいがたい

フィールドはパドックでの出来は鬼で勝負を一番駆けていると思わせた。がレースは完敗。別定ではつらいんでしょうね。

マイネルチャールズは成長ないしかかり癖を緒戦から露呈して秋の目標は距離３０００ｍとなるととてもお勧めできません。あんなレースしていたら２０００ｍは持たないですよ

ヴィータローザは明らかに騎手が今回操縦できなかっただけ。体はよかったし次のりなれた騎手なら…
レースレベル：3
→次走狙い馬:ヴィータローザ  
→次走危険馬:フィールドベアー,マイネルチャールズ

近走マイルを中心に使われていたコンゴウリキシオーのパワフルな逃げを読みきれなかった。前半1000m＝58.4が想定外の速い流れ。マツリダゴッホもこのコース、この人気を背負ってはこれ以上じっくり構えることもできず、３角から積極的に動くもじっくり溜めたタスカータソルテの餌食に。前走・函館記念７着も勝ち馬から0.4秒差は僅差で、取捨選択を誤った。まぎれのないレコード決着。横山典はやっぱり魅せるなあ。

…１着タスカータソルテ：藤原英師「この馬に合っているのは平たん小回りで、スピード勝負になるコース。中京のほかでは札幌」
＞先に言えよｗ

◎２着マツリダゴッホ：蛯名「（日経賞から-18kgに）戻り切っていれば」
＞鉄砲でそれって。

…３着フィールドベアー：このウマに積極的に印打とうと思わないし。残念ながら来たので犬に噛まれたと思って忘れます。

▲４着アドマイヤタイトル：久々にしては上出来。次も狙いだ。

×６着マイネルチャールズ：稲葉師「休み明けで初めての洋芝というくらいしか敗因が」
＞成長力に疑問。３歳戦なら気配次第で△くらいは、という程度。

×８着マンハッタンスカイ：-20kgで下降気配と見て消したがやはり２番手からズルズル後退した。

○９着シルクフェイマス：+14kgで行きっぷりもよくなかった。次はもう少しシェイプしてほしい。
レースレベル：4
→次走狙い馬:アドマイヤタイトル  
→次走危険馬:マイネルチャールズ  

タスカータソルテ：
横山典弘の好騎乗もあってか、鮮やかな勝ち方。だが、好成績が、中京・京都・札幌と偏っているように、直線平坦コース専門かもしれない。天皇賞秋あたりでは嫌ってみたい。

コンゴウリキシオー：
地上波の解説の人が話していたが。最初のダッシュ力が弱まっている→メイショウレガーロに競られそうになる→藤田が押していく→かかる、という展開になってしまったように思う。
ただ、スピードが乗ってからの行きっぷりはなかなかだったので、スンナリハナの展開なら、まだ可能性はあるのでは。

マツリダゴッホ：
この馬は四角まくって先頭という、いつもの競馬。完全に自分の形というものを確立した。
こういう自分の形を持っている馬というのは、得がたいキャラクターだし、個人的に好きになってきました。
また、パターンがあるので、馬券的にも、対応しやすい、取捨を考えやすいですね。
レースレベル：5
→次走狙い馬:マツリダゴッホ,コンゴウリキシオー
→次走危険馬:タスカータソルテ  

前半５F58秒4のハイペースで逃げたリキシオー。これは予想通りでした。番手にマンハッタン、次にマツリダ、それをマークするベアーとマイネル。と大体４角までは予想通り。しかし少しペースが早すぎました。リキシオーはもう少しペースを落として他馬をひきつければ、あわやがあったかも知れません。しかしタスカータが外を捲くってあんなに爆走するとは思いませんでした。平坦コースが合っているのかもしれません。マツリダは敗れはしたものの強い競馬でした。それは3着のベア、4着のアドマイヤも同じです。
マイネルは次走、セントライト記念だと思いますが、短期放牧に出した方がいいと思います。休ませてあげてください。
フィールドベアーは毎日王冠を使って欲しいですね。
レースレベル：5
→次走狙い馬:アドマイヤタイトル  
→次走危険馬:マイネルチャールズ  

鈴を付けに行って
素直に差されましたねゴッホ。
でも強い内容だとは思いました。

突っ込んできたのが予想だにしないソルテでしたが('A`)

チャールズの負け過ぎが気になるところです。
BT産駒は北海道と合わないのか…

マンハッタンスカイは…どしちゃたの！ｗ
レースレベル：4
→次走狙い馬:マツリダゴッホ,メイショウレガーロ     

飛ばす逃げ馬を一番人気が捕まえに行き、そこへ差し勢が押し寄せる。
馬券は外しましたが、見ていてとても面白いレースでした。

マツリダゴッホは一番人気ということもありますが、あれがこの馬の競馬。
結果的に差されたものの、仕掛けを遅らせても持ち味が出ないので仕方ない。

ゴッホが前を掃除した以上、負かすなら末脚鋭い差し馬。
ただ、それがタスカータソルテというのは意外でした。
実績的には勿論、大物食いするような突出したものを感じなかったので。

この成績でマンハッタンスカイより人気だったとはファンの目の鋭さに感心します。
どう予想しても私には買えそうもなく、完敗です。

期待したアドマイヤタイトルは流れも向きましたし、能力は出してくれました。
やはり休み明けには強そうです。
それだけに上積みはそれほど見込めないかもしれませんが。

次走狙い馬としては全く自分の競馬ができなかったシルクフェイマス。
もう年ですし、今回のような厳しい競馬では苦しいですが、
京都記念のように長めの距離でゆったり行ければ変わり身もあるでしょう。
レースレベル：4
→次走狙い馬:シルクフェイマス       

コンゴウリキシオー、勝つためにはそのように引き離して逃げるしかなかったのでしょうね。向正面は非常にドキドキしました。

さすがに早目に捕まえに行く役目はマツリダゴッホに回ってくるわけです。そのような展開でも直線では勝ったと思わせるほどの抜けだし。負けてなお強しの内容です。

フィールドベアーもよくあそこまでマツリダゴッホを追い詰めたと思いますが、次は北海道以外での戦いが待っていると思われるので、狙い馬としては推せませんね。
レースレベル：4
→次走狙い馬:マツリダゴッホ