タイム 2'12"1 (良)
1FAve-12.01 3FAve=36.03

ラップ
①12.5-②10.7-③11.9-④12.1-⑤12.1-⑥12.4-⑦12.8-⑧12.4-⑨11.5-⑩12.0-⑪11.7
1FAveとの誤差
①+0.5 ②-1.3 ③-0.1 ④+0.1 ⑤+0.1 ⑥+0.4 ⑦+0.8 ⑧+0.4 ⑨-0.5 ⑩±0 ⑪-0.3
テン35.1-中盤61.8(3F換算37.08)-上がり35.2　『中弛み』

『中弛み』・・・逃げ◎　先行△　差し×　追込○

1着リトルアマポーラ・・・アグネスタキオン×コマンダーインチーフ=サンデーサイレンス×リファール　５－３
2着カワカミプリンセス・・・キングヘイロー×Seattle Slew=リファール×ボールドルーラー　６－５
3着ベッラレイア・・・ナリタトップロード×Baldski=ファイントップ×ニジンスキー　８－８
4着マイネレーツェル・・・ステイゴールド×サクラユタカオー=サンデーサイレンス×プリンスリーギフト　６－７
5着レインダンス・・・ダンスインザダーク×Bob Back=サンデーサイレンス×ロベルト　１０－８

今年はテン-上がりのラップにほとんど差が無く、中盤が弛む『中弛み』の流れ。逃げ・追込に有利な展開で、差しがつらい流れと考える。

リトルアマポーラは、前走秋華賞6着からの好走。アグネスタキオン産駒は、前走0.5秒差以内だと次走好走することが多く、その特性が活きたと考える。母父コマンダーインチーフはエリザベス女王杯で好走の多いリファール系でしたが、コマンダーインチーフは使える脚の短く小回りローカルコース向きのイメージで消してしまったので反省です。母父ダンシングブレーヴ系の場合、父以上に母父の影響を強く出す傾向に思っていました(=スイープトウショウ、メイショウサムソンなどが母父ダンシングブレーヴで淀みなく厳しい流れに強く、ここ一番に強い特性をもっていたので）が、コマンダーインチーフは父系の良さを活かすタイプと考えます。といっても桜花賞・オークスでは上位人気で裏切った過去から、人気では今一つの特徴はありと考える。

カワカミプリンセスは、前走府中牝馬Ｓ2着からの好走。06年エリザベス女王杯1着降着馬(12着)で、コース実績は幻ながらもあった馬。キングヘイロー産駒で、エリザベス女王杯と好相性のダンシングブレーヴ系(リファール系)。母父は持続型の流れに強いボールドルーラー系Seattle Slew。血統、エリザベス女王杯好走歴、好走の多い府中牝馬Ｓ好走馬と傾向には一番合っていた馬。それでも2着だったのはやはり老馬の法則が当てはまると思います。この傾向馬は、来年以降も要注目。

ベッラレイアは、前走府中牝馬Ｓ3着。ナリタトップロード産駒で、サッカーボーイ系(ファイントップ系)。サッカーボーイ系は、夏～秋にかけて本格化することが多く(=ディクタス系の特徴)、京都コースは好相性(菊花賞・秋華賞など)。ステイヤー血統なので、エンジンのかかりは遅いが、一度点火すると息の長い末脚をつかいロングスパート向き。そのため京都外回りコースが合うものと思われる。またステイヤー血統は、使って良くなる馬が多く、今年に入り今一つな結果が続いているが、叩き３・4戦目でこそ本領発揮のタイプと思うので、次走も期待したい。
母父ニジンスキー系も欧州型の要素が強いため、このレースとは好相性。欧州スタミナ血統は要注意。

4着マイネレーツェルは、ステイゴールド産駒。ステイゴールドはサンデーサイレンス系ながら母父ディクタスの影響が強く、サッカーボーイ系に近い特性あり。馬体の小さな馬が多く、１戦で全力を使ってしまうことが多く連続好走が苦手だが、集中力があるので体力さえもどれば強い相手にもひるまない特性あり。その特性は活きたが、母父プリンスリーギフト系のサクラユタカオーから欧州型の要素が少なかったことで適性が少し足りなかったと考える。

5着レインダンスは、ダンスインザダーク産駒。前走は府中牝馬Ｓ4着。府中牝馬Ｓ好走馬がよく好走する傾向は、ここでも証明されたと考える。
6着ムードインディゴもダンスインザダーク産駒。ダンスインザダークはサンデーサイレンス系の中でも、母父ニジンスキーの影響で欧州型スタミナ要素が強く、その適性も向いたと考える。ただダンスインザダーク産駒の好走には、飽きやすさが関連していて一気に駆け抜けるような流れが向く。また鮮度も重要で、古馬の場合は特にその傾向が顕著となる。路線変更などのショックが有効で、マイル前後→中距離の路線変更は好走要因と考える。なので鮮度の分レインダンスが5着、ムードインディゴが6着と考えられる。

12着レジネッタや13着エフティマイアは、前走秋華賞惨敗後の連続凡走。桜花賞・オークス好走馬でしたが、秋に不振な内容が続いていて、母父サンデーサイレンスやフジキセキ産駒は集中力の要素が高く、鮮度の高い時によく好走する傾向から、集中力がなくなっている(=燃えつき症候群)の可能性あり。セカンドステージ発動にはリフレッシュが必要で、路線変更も効果的と考える。続けて休まず使うようなら危険と考える。

エリザベス女王杯のポイントとしては、
①過去のエリザベス女王杯好走馬。3歳で好走なら4歳も期待できる。古馬で好走なら、翌年以降は着順が下がる(=老馬の法則)。
②3歳馬はクラシック好走馬(特にオークスや秋華賞)。一応クラシック上位人気馬も要注意。
③府中牝馬好走馬。ただし2・3着になることが多いので、軸候補に。
④欧州スタミナ型血統。特にリファール系やニジンスキー系などノーザンダンサー系が強い。
→次走狙い馬:カワカミプリンセス,ベッラレイア
→次走危険馬:レジネッタ,エフティマイア

横山典がG12着男ということを忘れていました。
どう考えても距離が長いだろうという馬を、完璧に折り合いをつけてスタミナを温存して持ってくるものの惜しくも2着、これが横山典のパターンなのですが、スタミナ豊富な馬でも同じことをするとは…。

カワカミプリンセスが負けたのはラストのトップスピード勝負に持ち込んだことです。「逆落とし」を避けるため下り坂で仕掛けることはしないのは想定通りだったのですが、直線まで動かなかったのは明らかな失策です。しかもカワカミプリンセスを徹底的にマークしていたベッラレイアも同じく直線まで動く必要がなかったため、ベストのタイミングでの仕掛けとなりました。
しかも外伸び馬場だったため、内を突いたレインダンスは失速してしまいます。また、ペースもやや遅めの平均ぐらいだったので先行馬のスピードタイプが有利となったので、リトルアマポーラが残り、中団より前目の外を走っていたカワカミプリンセス、ベッラレイア、マイネレーツェルが上位に来ました。

武豊が落馬して折り合いに難のあるポルトフィーノが制御なしの状態になったので、超ハイペースになると思って喜んだのですが、そうでもなかったようです。コスモプラチナは掛かることなく自分のラップを刻んでいました。

このレースはスタミナ不要のスピードレースで、しかも内を通った馬が伸びない状況でした。力を出し切れなかったのはカワカミプリンセスなのですが、それでも2着に来るのは能力の証拠と考えます。横山典から石橋守か後藤のような早仕掛けをする騎手に乗り替わってほしいです。この馬は中山が向いていると思うので有馬記念に上述の騎手が乗れば、ダイワスカーレットやウオッカに先着してもおかしくないと思います。
ベッラレイアは、あの展開でカワカミプリンセスに負ける以上、何をしても勝てないでしょう。     
→次走危険馬:ベッラレイア  

とりあえず、横山にはガッカリ。ただただガッカリ。
これは某騎手が最近得意としている溜め殺しの最たるもの。
それにしても、全盛期ならまだしも、ダイワスカーレット、ウオッカに比べると１枚落ちる感がある。有馬に出てもまったく見向きする必要はないだろう。

ベッラレイアはよくこの着順まで頑張ったという感じだが、平田師「力は出し切っている。なかなか順番がこないけど、一線級とやれる手応えをつかめた」ってオイオイ。順番回ってくるまでおんな馬のピークは続かねえよ。

花の命はなんとやら。
おんな馬は旬を逃したらダメだということを痛感。

春の女王となったエイジアンウインズは爪の不安。もはや波は去った。
スリープレスナイトにしても外傷を負い、よい流れは止まった。

それだけにウォッカやダイワスカーレット、エアグルーヴなどの偉大さが際立つわけだが…(スイープトウショウはちょっと毛色が違うが)。

さて、強いて次走の狙い馬を挙げるとすればアルコセニョーラ。ここまでやるとは地力強化。ローカルで相手弱化なら、かなり狙える（もちろん人気するだろうが）。

レジネッタは小牧によれば「うまく乗れたけど、いい時のイメージほど伸びないね」。こちらも下降線？　切ったみんなが賢かったということで、反省。


落馬に圧倒的人気馬のため殺し。
ああ、後味の悪いレースだった。
レースレベル：2
→次走狙い馬:アルコセニョーラ  
→次走危険馬:カワカミプリンセス,ベッラレイア

勝ったリトルアマポーラは好位の外めから抜け出して押し切る完璧な競馬。
人気と意外性の無さから軽視しましたが、凡走しない馬で他が走れないと来るという事か。
それで勝ててしまうんですから、レースレベルはかなり低いと思います。

カワカミプリンセスは無難な走りでしたが、どうも前走から持ち前の闘争心が見られない。
能力だけで走っていて、勝ちきる一押しに欠ける。

期待したアルコセニョーラは上がり最速で7着でしたが、4角最後方では無理がある。
アスクデピュティすらインから上がっていく姿勢を見せたわけで、もう少し積極性が欲しかった。
レースレベル：2    
→次走危険馬:リトルアマポーラ  

パドックで一番良かったのはエフティマイア。ベッラは相変わらず動きが素軽さに欠ける印象拭えずカワカミはまあいつもの感じ。

レースは見事にポルトちゃんの落馬に始まり内からスルスルと前に行ってくれまして穴に考えてたコスモがムキになって追っかけてしまいましたので戦前の予想よりレースの流れは速くはなりました。

勝ったリトルは馬体的には一番良かった京成杯には及ばないですがまあ春の2戦よりはいいかなレベル。ただレース内容はどっかのだれかさんが乗っているときには難しさを出してましたがそんな素振りまったく見せることなくスムーズにレースの流れに乗ってまあカワカミをきっちりマークして差し切りました。秋２戦のフレッシュな状態が吉と出た感じがします。

カワカミは力を出し切っていると思います。ただもう以前のようにマークされても振り切れるような強さはないと判断していいと思います。きっとどんなメンバーでも馬券に絡んでも頭はないと判断していいと思います。

ベッラも同様でもう勝てないのかもこの馬知れないですね。レースの乗り方完璧なんですよね。以前なら飛んできていたように見えるのですが…

マイネははっきり５４までと５５ではレース内容が一変する馬だってことは分かりましたがＧ２を２つ勝っている馬。来年以降５４以下で出れるレースあるのでしょうか…

レインダンスは完全に復調してきました。内に入れなければ４着はあったと思います。ただ乗り代わり条件つきです
レースレベル：3
→次走狙い馬:レインダンス  
→次走危険馬:カワカミプリンセス,ベッラレイア

ようやく【ＧⅠ】予想でも的中させる事が出来ました＾＾

ルメールが『例の勝負服』で重賞参戦してきた時は、やっぱり勝負気配が濃厚なんですかね・・・？
今までのジョッキーとは明らかに違う位置取りで、このお馬さんの持ち味を遺憾なく発揮してくれたようです。
来年は、今日みたいな位置からのレースになるんでしょうね。。。

カワカミはノリじゃなかったら、もう少し良い勝負をしていたようにも感じましたが、気のせいですかね？？？

落馬したユタカは、動かなかったけど大丈夫だったのでしょうか？？？来週はスズカとカンパニーから勝負しようと思っていたのだけど・・・。


結果論ですけど・・・幸四郎が降ろされたお馬さんの１－２着だなんて・・・《厄日》だったんですかね・・・？？？
レースレベル：3
→次走狙い馬:リトルアマポーラ,カワカミプリンセス