2009年　タイム 1'59"7 (良) 1FAve=11.97 3FAve=35.91

ラップ
①12.6-②11.5-③11.9-④11.9-⑤12.1-⑥12.8-⑦12.1-⑧11.9-⑨11.2-⑩11.7
1FAveとの誤差
①+0.6 ②-0.5 ③-0.1 ④-0.1 ⑤+0.1 ⑥+0.8 ⑦+0.1 ⑧-0.1 ⑨-0.8 ⑩-0.3
テン36.0-中盤48.9(3F換算36.68)-上がり34.8　『加速・中弛み』

『加速』・・・逃げ◎　先行○　差し△　追込×
『中弛み』・・・逃げ◎　先行△　差し×　追込○

1着ドリームジャーニー・・・ステイゴールド×メジロマックイーン=サンデーサイレンス×マイバブー　７－６
2着ディープスカイ・・・アグネスタキオン×Chief's Crown=サンデーサイレンス×ダンチヒ　４－４
3着カワカミプリンセス・・・キングヘイロー×Seattle Slew=リファール×ボールドルーラー　１０－１０

今年はテン-上がりのラップ差から『加速』と中盤の弛みから『中弛み』の複合ラップ。上がり特化の瞬発力勝負の様相。展開的には逃げが最も有利で、差しがきつい流れと考える。

1着ドリームジャーニーは、前走中山記念2着(=中山芝1800m：0.0秒差)からの連続好走。ステイゴールド産駒で、本質はサンデーサイレンスにサッカーボーイの特性加えましたというようなステイヤータイプのサンデーサイレンス系。鋭いキレ脚と格上挑戦に強いチャレンジャー型の特性をもち、人気薄なら突き抜ける爆発力がある。ステイヤー質から使って調子を上げ好走する可能性もあるのだが、馬体が小さな産駒が多く馬体重が減るようならパフォーマンスが落ちることも多く好走するには間隔は詰めない方が良い。一戦燃焼型のタイプが多く、好走する時には全力を使いきるので次走は馬体重が減ってるようなら危険かも。
母父メジロマックイーンは、時計のかかる馬場に強い特性があり、古馬での成長力も期待できる血統。タイムも2'00秒を切ったが、阪神コースの馬場が少し重めになっているようでその影響で好走できる可能性が高まったと考える。

ディープスカイは、前走ＪＣ2着(=東京芝2400m：0.0秒差)からの休み明けでの好走。アグネスタキオン産駒で、アグネスタキオンはサンデーサイレンスのキレを最大限に活かす産駒が多く、サンデーサイレンスが得意としていたレースで強い特性がある。母父Chief's Crownはダンチヒ系で、根幹距離の距離変更が得意な特性を持つ。サンデーサイレンス×ダンチヒ配合は安定性が高く、連続好走もしやすい。
アグネスタキオン産駒は0.5秒差以内で5着以内に好走すると次走でも連続好走しやすい特性があり、今回59kgと一番斤量の重い中での好走から強い競馬と評価して、次走にも期待する。次走は安田記念らしいのだが、前述のChief's Crownの根幹距離の距離変更の特性と母系は東京コースに強い牝系からの期待大と考える。

3着カワカミプリンセスは、前走京都記念4着(=京都芝2200m：0.3秒差)からの好走。キングヘイロー産駒で、スピード持続型の流れに強いダンシングブレーヴ系。ダンシングブレーヴ系は牡馬の活躍馬も出るが、基本は牡馬とも互角に戦う大物牝馬がでやすい特性を持ち、溜めて勝負よりも強気に動いてこその血統。前走は長距離適性が問われやすい京都芝2200mで4着→中距離適性の問われやすい阪神芝2000mへ距離短縮で、好走しやすい状況だったことも好走要因と考える。
牡馬相手に僅差好走していることから、牝馬の上位馬というのは健在で、衰えの少ない血統でもあるのでヴィクトリアマイルへ向かうなら好走に期待します。

産経大阪杯は、過去に同じ阪神芝2000m好走馬がまた好走しやすく、天皇賞春へのステップレースなのだが中距離のスペシャリストが好走しやすい特性もあるので、コース実績と中距離スペシャリストでサンデーサイレンス系を狙うのがやはりベストと思います。

また2着ディープスカイ3着カワカミプリンセスは東京芝2400mＧⅠ好走馬でもあり、このコース実績馬も侮ってはいけないと考えます。
→次走狙い馬:ディープスカイ,カワカミプリンセス
→次走危険馬:ドリームジャーニー  

勝ったドリームジャーニーは中団外めから凄い伸び。
予想に書いたように飛ぶ番と思ってましたし、それを無視しても想像以上の走り。
もう完全に見誤ってたとしか言えません。完敗。

2着ディープスカイはやはり早めの競馬。
もう安田記念に向けては言うことないと思います。
予定通り出てきたら消しようがない感じ。

3着以下は混戦でしたが、やはりマツリダゴッホは追い比べになると脆い。
宝塚なら距離延びて今回よりはマシでしょうけど、
それでもG1らしい厳しい競馬では基本的に苦しい。

期待したマストビートゥルーは何も問題ない走りでしたが、力及ばず。
思った以上に上がりの速い競馬になったのも堪えました。
レースレベル：3
→次走狙い馬:ディープスカイ       

　きても2着、なんて言っていたドリームジャーニーが1着。予想した３頭がすべて馬券圏内に来た…と言えば聞こえはいいのですが、順番違ってるのでハズレです。

ドリームジャーニーはコース適性、状態、距離、展開等様々なプラス要因があったとは思いますが、レースを見る限りヴィクトリーが引っ張るという展開が特に味方していたような気がします。

ディープスカイは休み明けマイナス体重であの動きだったので、阪神大賞典のスクリーンヒーローの再現になってしまうのか、と心配したのですが、そこまでは崩れませんでした。さすがはダービー馬、といったところでしょうか。
ただ、なんとなくですが立て直すのが以外に難しいような気がします。最近のダービー馬の４歳時における同レース成績と比べても物足りないものがあります（２着は確保してますが、ダービー馬はたいてい１着）。
驚いたのがカワカミプリンセス。レース中盤までなぜこの馬を対抗にしたのだろう、と考えてしまうほどだったのですがまさか直線勝負にくるとは…。次走、牝馬戦以外で人気を落とすようならまた応援してみたいです。

　レースの予想とは別に見ていたのは京都記念組。カワカミプリンセスについては書いたので、ここではヴィクトリーについて。確かに前に言ったほうが力を出せるとは思いますが、押し切るまでのスピードを持っているようにも見えません。ダート適性も…なので、ローカルのハンデ重賞待ちのような気はします。形は持っているので、あとは鞍上が固定できれば面白いと思います。
レースレベル：3
→次走狙い馬:カワカミプリンセス  
→次走危険馬:ディープスカイ  

相手に選んだアドマイヤフジハナ差４着。坂で流石に止まってしまいましたが、見せ場十分の内容でした。外差しバンバン決まる馬場で内枠から粘ったのは評価出来ます。中間距離のＧ２、Ｇ３安定して走ってくるので、引き続き期待出来ますね。

ドリームジャーニーは馬場、展開に恵まれての勝利。追い込み一辺倒で、馬場や展開に恵まれないと強い相手と勝負するのは厳しいので、有利な条件の時にはしっかり指名したいです。

ディープスカイは休み明け５９キロが響いての２着。抜かれてから差し返そうとする根性を見せてくれました。安田と宝塚記念は勝ち負けですね。

カワカミプリンセスは後方から上がり最速で３着。私はこんなに走れるとは思っていませんでした・・・先行の競馬のほうが好走出来そうですが、今回は馬場が味方した感じですから、結果的に良かったですね。やはり牡馬相手だと厳しいのは変わりません。
レースレベル：3
→次走狙い馬:アドマイヤフジ,ディープスカイ     

マツリダゴッホが１枠。
ディープスカイが外枠。

マツリダゴッホは外に出すのかなと思ったけど、
きっちりディープスカイがマーク。
勝った有馬記念のイメージの競馬だったんだろうけど、
残念ながら馬場は外にシフト。
しかも、溜めに溜めてという競馬だっただけにこれでは持ち味が生きない。

ドリームジャーニーは徹底してディープスカイをマーク。
四位の動きを読みきった池添。
自分から動かず、四位がゴーサインを出してから動く形。
思ったとおりではありましたが、勝つための乗り方でした。

ああいう形になれば順当勝ち。
右上手を取った魁皇くらい強い。

ただ、それでも差し返してきたディープスカイはさすがの強さ。
ホントに差し返されるかと思った。
現役最強の座は少しも揺らいでおらず、
安田記念が非常に楽しみだし、宝塚記念は普通に大丈夫だろう。

勝った魁皇…じゃなくてドリームジャーニーは次は金鯱賞とのこと、個人的には左回りでも問題はないと思っているだけに、再度好勝負だろう。
レースレベル：4
→次走狙い馬:ドリームジャーニー,ディープスカイ     

直線はディープスカイとドリームジャーニーの一騎打ちになりました。
ディープスカイとすれば休み明けであれだけできれば十分でしょう。次は安田記念ですか。府中の方が間違いなく良いでしょうし、当然勝ち負けですね。
ドリームジャーニーも安田記念なのかな？この馬は左回りはどうなのかねぇ？経験少ないはずですよね？不安ですね。

カワカミプリンセスはなんですかね？あれは。結果的に３着に来たわけだからいいのでしょうけれども・・・この馬は４角先頭の横綱競馬が合ってるって何度言えばわかるんですか？いい加減にしろ！

アドマイヤフジはヴィクトリーが早目に失速する中、よく踏ん張ったと思います。天皇賞に出るんでしょうか？７歳馬なのによく頑張ってますね。


マツリダゴッホは中間の一頓挫が効いてるんでしょうか、いいところがありませんでしたね。外に出して強気のまくりをしてたらわからなかったけど、今日は内枠も響きましたね。阪神がダメとは思わないので、宝塚記念までにしっかり立て直してほしいですね。
レースレベル：3
→次走狙い馬:カワカミプリンセス,アドマイヤフジ     

先行するはずのカワカミＰが、マツリダＧの外よれとアドマイヤＨの内よれに挟まり後方へ、１コーナーではもうない状況から１頭だけ３３秒台という離れ業でした。
さて、次の乗り方は？

先行勢ではアドマイヤＨが粘りを見せ、２０００m前後の距離での存在感を見せました。コース問わず好走して来る７歳馬に拍手、このクラスなら今後も注意を払いたい。

ドリームＪの目標は宝塚記念でしょうが、今の脚質なら安田記念に出てもいいのでは、短距離界のレベルが低いようですし案外いいかもしれない。
レースレベル：4
→次走狙い馬:アドマイヤフジ       

勝ったドリームジャーニーは相手を完全に１頭に絞った競馬。相手の追い出しを待つ余裕もあったし馬場が外に出しさえすれば伸びるという条件まですべて整っていた。次はどこかつかめないので狙い馬危険馬にあげなかったが太らない限り崩れも小さいであろう。

ディープの2着は緒戦としては合格点。道中かかっていたところもあるし意識的に前につけた節もありますしね。最後のたたき合いは順調に使っていた馬との差と斤量の差でしょう。安田→宝塚みたいですが少なくても１つは勝つでしょう
。

カワカミプリンセスは完全に決め打ちできました。頑張っているのでしょう

マツリはセンツウの影響もろに出てましたね。環境が変わったストレスなんでしょうね。内枠がかわいそうではありましたが。
レースレベル：4
→次走狙い馬:ディープスカイ  
→次走危険馬:マツリダゴッホ  

ダイシングロウは道中かなり上と喧嘩していた。
その分最後の伸びを欠いた感じ。それでもまあまあの結果だから評価、すべきなのかどうなのか。乗り難しいことは間違いない。
折り合いの悪い馬で、１８００使ったあとの、２０００の流れで外枠で折り合えというほうが難しかったか。反省。
今回馬券にならなかったのは痛い。次走は今度は少し人気になってしまう番だろうから。
常識にかからない馬で、信頼はできない。     
→次走危険馬:ダイシングロウ