逃げたドリームサンデーは４コーナーでマンハッタンスカイに早めに来られる展開ながら２着に粘る。スローの展開で前が残る流れの中味気ないといえば味気ないが力はある。
注目していたサクラオリオンはやはり時計勝負が厳しいのでしょうね。時計のかかる北海道の洋芝ならまだまだやれるでしょう。

函館記念はメイショウレガーロに注目する予定。
メイショウレガーロが好走するときは強い調教で好時計を出す調教を直前に行っているのがパターン。
今回は休み明けでそれほど強い調教でも好時計でもなかった。叩き台から岩田を乗せてる時点で本番を見据えての起用と見る。函館記念はこいつだ！
レースレベル：3
→次走狙い馬:メイショウレガーロ,サクラオリオン     

◎のイグゼキュティヴ、スタートからゴールまで１０～１１番手というなんとも見所のない競馬。

狙えないなぁ。早熟というか、初期のハードトレーニングが成長を阻害したということでしょうか（血統的にはそんな早熟血統とは思わないんだが）。

次走の狙いは、叩かれての上昇が見込めるフライングアップルか（ただ自信の狙いとまでは・・・）。
→次走狙い馬:フライングアップル       

　道中の位置取りと着順がほぼ変わらない、何とも出入りの少なく内容も総じて平凡なレースだった。中１週で函館記念を控えているが、重賞勝ちを想像させるような馬の存在は、今回に関してはほぼ皆無

　その中でマンハッタンスカイは前走より大幅な相手弱化も手伝ってか、順当に番手から逃げたドリームサンデーをつかまえて久々の勝利。前残りの展開プラス時計があまり速くならなかったのが良かったか。函館記念でも通用するとしたら、相手関係と時計次第だろう。

　ドリームサンデーは想定通り、メイショウレガーロを制して２コーナーからはマイペース。上がりもうまくまとめ寸前まで逃げ切り態勢も惜敗。レース運びは理想的だっただけに、距離延長や上積みといった点では、これ以上のパフォーマンスは望み辛い印象に映った。

　サクラオリオンは久々に見せ場を作ったが、それでも最後２頭を差し切れないというのがいかにももどかしい。あのジリッぽさは次走距離延長だとしても、それだけで解消される性質のものではないだろう。使える脚の長さも特筆すべきものはなく、次走人気が上がったら嫌っておきたい。

　注目していたブラックアルタイルは、さすがに久々の中距離と小回り1800の先手争いの忙しさが応えたか。しかも、３角過ぎから外々を回る競馬では万事休す。ただ、最後はジリジリ伸びており、好位で流れに乗れていたならば、もう少し違った結果が出ていてもおかしくない。どのみち、次走もおそらく気楽な人気薄。再度中距離へ出走でももう一回注意してみたい。
レースレベル：2
→次走狙い馬:ブラックアルタイル  
→次走危険馬:ドリームサンデー,サクラオリオン

道中の番手がそのままの着順になり、上がりもほとんどが34秒台と脚を残した上での直線、札幌1800mらしい展開。

芝でちょっと時計がかかるやや重、クッション性のある洋芝の18~2000ｍにはサクラオリオンの適正は今後も注意。
微妙な判断ですが、冬場の阪神なんかもいい。

年齢もあるので滞在競馬での次走は、条件が揃えば軸で買いたい。

プラス体重だったフライングアップル、やはり洋芝適正はあるようですが今回は重かったですね。
もともと一度使ってからの狙いでしたから、16~1800mなら次走はいいでしょう。

1,2着馬には展開条件が向きました。

洋芝事態の把握ができないところなんですが、道悪実績や先行脚質、内中枠と言った条件がいいのでしょうか、あと2~3週間前から調教を函館ないし札幌で行った馬（直前入厩はよくありません）や、大幅な馬体減は輸送ベリがありむしろプラス体重の方に体調の良さを感じます。初入厩より滞在馬を今後は比較対象を上に考え、昨年は函館調整馬の活躍が多かったですから今年も滞在馬には注意ですね。
とは言っても、函館～札幌間は輸送に5~6時間掛かりますから、関東馬の関西遠征ぐらいはありますし、馬体重には気をつけて行きたい。

1800m芝ではやはり先行有利で流れが落ち着きやすく、1ハロン伸びる2000mでは
平均的ラップになりやすいため差し傾向は例年通りと見ていいでしょう。


札幌と言えばここでしかない1500m戦、スタートしてすぐコーナーなので内枠が有利、狙いは過去に外枠から敗退した馬の内枠からの巻き返し、過去に内枠から好走した馬の外発走は消し、滞在2戦目で外枠から差しが決まった馬にはかなり信頼していい。
昨年で言えば、トシザユカがこの条件で好走しており、強い先行力があれば外枠でもこなして来ました。
1500mは先行馬と内枠のからみが狙い。

話はちょっとダートへ、今年からダートの砂圧が増加され、レースにその影響が少なからず出ています。
圧倒的先行有利な1000mで差し馬の活躍、1700mでは差し馬から入らないと取れない状況、ダート戦においてはコース実績を鵜呑みにはできないため、阪神や東京ダートの差し実績を考慮に入れる必要があります。
今年は少し様相が違うようですし、軽いダートとはいかないみたいです。
今年の札幌ダートは別の面白みがあるようです。
レースレベル：2
→次走狙い馬:サクラオリオン       

マヤノライジン
スタート直後に何かに驚いたのか、
ふわっと気を抜くような素振り。
そのせいかどうかはわからないが行き脚つかず、
後手後手に回り、外を回らされて、
だらっと流れ込んできたような競馬。
1角で内を取れていれば3着はあったかもしれないが。
それにしても衰えも感じるような内容。
レースレベル：2    
→次走危険馬:マヤノライジン