ドリームサンデーが引っ張るペースは平均ペース。
人気のブエナビスタやはり後方からの競馬。
３コーナーでマツリダゴッホが外から一気に進出すると、それを見る形でブエナビスタも徐々にスパート。
直線に入るとマンハッタンカフェが逃げるドリームサンデーを捕らえて残り1ハロンで先頭に立つが、その外からヤマニンキングリーが鋭い末脚で一気に抜け出し、ブエナビスタの猛追をクビ差退け勝利を果たした。

勝ったヤマニンキングリーは休み明け、マイナス-20kgもまったく関係なかった。
むしろ-20kgは仕上がっていたと分と見たほうが良いだろう。
このレースは父、母父サンデーとの相性が良く、同馬も母父にサンデーを持っている。
小回りでインを通った先行馬が有利な札幌のコース形態が展開的に向いたとも言えそうで、今後広いコースに変わってどうかという疑問は残る。

２着ブエナビスタは全体的に前が残る展開を大外から追い込んでのクビ差ならまったく悲観する内容ではない。
初の古馬相手、脚質的に不向きなローカル小回りと言うことを考えれば斤量差を差し引いても上出来だろう。
そもそもクラシックのレース振りを見ても単勝１倍台というのが過剰な評価。
ローテーションを考えても、今回の札幌記念出走は凱旋門賞回避（秋華賞直行）を折り込んでのものだと理解するのが妥当だろう。
秋華賞も札幌コース同様小回りで外差しの届きにくいレース。
次走も単勝１倍台なら、頭は疑ってかかりたい。

３着サクラオリオンは道中はブエナビスタよりも後方。
直線内の狭いところを懸命伸びてきたが、如何せん道中が後ろ過ぎた。
札幌コースだと別馬のように走る馬と言うことは分かっただけに、来年までしっかりと覚えておきたい。

今回驚いたのがトーセンキャプテンの劇走。
道中最後方のコーナーでもインべったりと言う札幌での劇走のお決まりパターンではあるものの、上がり3Ｆはブエナビスタとタイのメンバー最速。
叩き３走目の次走は体調的にももっと上向いてきそうで次走の走りに注目したい。
レースレベル：3
→次走狙い馬:トーセンキャプテン  
→次走危険馬:ブエナビスタ  

2009年　タイム 2'00"7 (良) 1FAve=12.07 3FAve=36.21

ラップ
①12.5-②11.1-③12.0-④12.4-⑤12.2-⑥12.2-⑦12.1-⑧11.9-⑨11.8-⑩12.5
1FAveとの誤差
①+0.4 ②-1.0 ③-0.1 ④+0.3 ⑤+0.1 ⑥+0.1 ⑦±0 ⑧-0.2 ⑨-0.3 ⑩+0.4
テン35.6-中盤48.9(3F換算36.68)-上がり36.2　『前傾・中弛み』

『前傾』・・・逃げ×　先行△　差し○　追込◎
『中弛み』・・・逃げ◎　先行△　差し×　追込み○

1着ヤマニンキングリー・・・アグネスデジタル×サンデーサイレンス=ミスプロ×サンデーサイレンス　〔3-c〕　３－３
2着ブエナビスタ・・・スペシャルウィーク×Caerleon=サンデーサイレンス×ニジンスキー　〔16-c〕　１２－８
3着サクラオリオン・・・エルコンドルパサー×Danzig=ミスプロ×ダンチヒ　〔2-f〕１２－８

流れはテン-上がりのラップ差から『前傾』と中盤の弛みから『中弛み』の複合ラップ。展開では追込が最も恵まれ、次いで逃げ、先行・差しにはきつい流れと考える。

1着ヤマニンキングリーは、前走中京記念2着(=中京芝2000m：0.1秒差)からの休み明けでの好走。アグネスデジタル産駒で、アグネスデジタルは現役時代に芝・ダート兼用型でマイル～中距離で強さを発揮した異能のオールラウンダー。産駒もその特性を受け継いでいるようで、マイル～中距離で強さを発揮し、また軽いスピードを披露しながら、すぐに差しを覚える産駒も多く、脚質の幅と学習能力の高さを有している。成長力も同じように3歳秋から4歳時にかけて充実するようで、09年春シーズンは重賞連続好走で2着を繰り返し本格化の兆しが見られていました。今回は約5ヶ月の休養明けで能力全開は？と思い個人的に軽視してましたが、こういうときに侮ってはいけないのがアグネスデジタル産駒らしいと思いました(=00年マイルＣＳや01年の天皇賞秋のように人気薄で好走する)。母父サンデーサイレンスは勢いに乗じて連続好走しやすい特性を持ち、今回はそのスイッチが切れていなかったのだと考える。またここで好走したことで次走にも期待する。天皇賞秋でも侮れないと考えます。
No.〔3〕の牝系で、3歳秋は少し足りない戦績になりやすいが、古馬になり本格化する成長力のある牝系。分枝記号lの場合は天皇賞秋やＪＣなど東京コースに強い一流馬が多いのだが、本場は分枝記号c。東京コースに強い特性がNo.〔3〕の牝系に秀でた特性ならば適性は向くと考える。

2着ブエナビスタは、前走優駿牝馬1着(=東京芝2400m)からの好走。スペシャルウィーク産駒で、スペシャルウィークはスタミナ型サンデーサイレンス系で欧州型の要素も強い。本来はエンジンの掛かりが悪く末脚が不発に終わることも多いのが産駒の特徴なのだが、本馬は33秒台～34秒台の末脚を連発していて性能の良いエンジンを積んでいる様子。母父Caerleonはニジンスキー系で、種牡馬の持ち味を尊重しつつ、持続するスピードと持久力を伝えている。
No.〔16〕の牝系で、この牝系は距離延長が得意。スタミナに優れステイヤー資質が高く、叩き良化型で本来厳しい流れでこそ持ち味が活きる特性。ステイヤータイプのため休み明けでは割引だが、今回は52kgの斤量で大きなアドバンテージがあり2着好走は立派と考える。これから調子が上向きになるだろうから、次走に期待。凱旋門賞のプランを断念せずに実行してほしかったと思います。分枝記号cは、開幕週・最終週や重馬場での持久力勝負に強い傾向。分枝記号cがパワーに優れたタイプと考えると、開幕週の好走や馬場の荒れた最終週や重馬場に強いのも納得。そのパワーは斤量の軽い時にに活きると考える。分枝記号cの馬の1・2着から札幌記念とは相性が良いと考える。

3着サクラオリオンは、前走函館記念1着(=函館芝2000m)からの好走。函館記念好走馬は札幌記念でも良く好走しやすく、今年に限っては札幌開催での函館記念での好走からコース適性が高かった馬。エルコンドルパサー産駒で、ミスプロ系ですが凱旋門賞好走の欧州型。父母父サドラーズウェルズ系の良さが良く出ている産駒が多いのが特徴。サドラーズウェルズ系のオペラハウス産駒のように強くなった馬はとことん強いのも特徴で、成長力には優れていて3着好走したことからも充実期と考える。母父Danzigはダンチヒ系なので大系統ノーザンダンサー系。ダンチヒ系は夏に好走しやすい傾向もあり、札幌コースや函館コースとも相性が良い。
No.〔2〕の牝系で、スピードに優れた産駒が多く仕上がりの早い牝系。好調期に連続好走しやすい特性もあるので、その特性も活きたと思われる。分枝記号fから、休み明けを苦にせず間隔をつめて好走する特性があり、札幌記念とは相性もよくこの特性も活きたと考える。

またブエナビスタについてですが、今回も好走したときにセットになったのは母父サンデーサイレンス。サンデーサイレンス系のキレを活かす馬は同じような特性を持った馬とセットになりやすいことを再確認。対称的に適性が逆のオペラハウス産駒の本格化と期待したミヤビランベリは14着惨敗。テイエムオペラオーの法則(=テイエムオペラオーが好走した時にはサンデーサイレンス産駒は凡走する)を思い出しました。
→次走狙い馬:ヤマニンキングリー,ブエナビスタ     

勝ったヤマニンキングリーは好位から外めに出して快勝。
確かに中距離では安定してますし、地力もある馬ですが、
連戦続きからの休み明けでマイナス20キロ、正直ビックリです。

2着ブエナビスタは後方から差すも届かず。
まぁ予想された結果ですし、やはり自分の力だけは出してきます。
それ以上のものが無いので、あまり強さは感じないんですけどね。

ミヤビランベリは完全に疲労が出た感じ。
前走も本来目黒記念の反動が出そうな場面でしたが、
そこを頑張ってしまったのが悪い方に出ました。

マンハッタンスカイは結構頑張ったのでG3だと人気しそうですが、
使いすぎで連続好走する気力は無いと思います。次走は消しで。
レースレベル：3    
→次走危険馬:マンハッタンスカイ  

ブエナビスタが凱旋門賞回避の情報が流れていますね。
どうも発表したようです。

よーわからんなぁ。

あの調教師のおっさんは、元々行きたくなかったのかな。現地に長くいるつもりはないとも言っていたし。

続報を待ちましょう。
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ヤマニンキングリー　
札幌記念の結果だけでなく、ここ数戦のレース内容から力を付けているのは明らかです。４歳牡馬のなかでも５本の指に数えることができるのでは。ただ適鞍がどこかといわれると悩みますが。まぁ、基幹距離よりは1800ｍから2200ｍの中距離というところかもしれません。息の長い活躍が見込め、G2の帝王という存在になりそう。

ブエナビスタ　
負けるとすればこういうレースでしょう。
しかし、凱旋門賞挑戦の決断も、断念の決断も、軽すぎるという印象。

サクラオリオン　
サマー2000シリーズ、新潟記念でのダンスアジョイの結果待ちですが、ダンスアジョイが2着なら同点ですか。2着には来そうです。この後は休養でしょう。

トーセンキャプテン　
久々に能力の一端を見せてくれた。今後注目いてみたい一頭。
→次走狙い馬:ヤマニンキングリー,トーセンキャプテン     

ブエナビスタ
内ばかりが伸びるようなトラックバイアスではなくなっていたが、
小回りで、４つのコーナーすべて大外を回ったロスはかなり大きい。
中途半端に行き脚がついてしまったのが良くなかったか。
それでも最後の脚色は際立っていたから、強い内容。
普通ならヤマニンキングリーよりは1馬身前にいてよかったと思う。

ただ、このメンバー相手なら、そして５２キロなら、
もっと強いのではないかと期待していた。
陣営も言っているように、夏の成長は大きなものはないのかもしれない。

私としては、こういう洋芝の重めの馬場は合っていると踏んでいたから、
秋の京都の軽い馬場の秋華賞は、向かないと思うし、
去年のような内伸び馬場になったりしたら、
危ないと思う。

その意味でも、
凱旋門賞に行った方が面白かったと思う。


ヤマニンキングリー
小回り２０００のお手本のような競馬。好騎乗。
ここに向けて馬体も仕上げてきていたようで。
納得の勝利。
きっちり仕上げてしまった分、
また５８キロを背負う分、
天皇賞では甘くないと思う。
レースレベル：3    
→次走危険馬:ブエナビスタ,ヤマニンキングリー

　解せなかったのは、断然人気のブエナビスタが負けたことでもなく、７番人気の伏兵ヤマニンキングリーの金星でもない。ブエナビスタ陣営がレース後早々に凱旋門賞挑戦を撤回したこと。

　確かに予想では「ここを突破できなければ、凱旋門賞なんて…」と書きましたが、敗れたとして勝ち馬と差のない２着というケースは、正直なところほとんど想定せず。個人的にも何とも微妙なオチを迎えてしまった。

　とはいえ、凱旋門賞はそもそも斤量の関係で３歳馬が有利なことに何ら変わりはなく、当初から本気で遠征を考えていれば、３歳馬で挑戦すること自体に最も大きな意義があったはず。冷静に結果を振り返っても、期待の域には届かずとも目標を即変更しなくてはならないほど悲観する内容と言い切るのもそれはそれで強引な話。

　遠征費とかナンとか裏には裏なりの事情があるのは承知だが、そう簡単に断念するような目標なら、最初からそんな話を表に持ち出さなかったほうが少なくともマシではなかったか。グリーンチャンネルを見ていたが柴山騎手の勝利騎手インタビューを放映しなかったことも含めて（もし放映してたら見落としなので、すみません）、予想は的中したにも関わらず、残ったものは後味の悪さばかり。そして、なぜかお金も手元には全く…。

　マイナス20キロ減の馬体が特別良かったとも思えないが、終始内々をうまくすくったヤマニンキングリーは小回りのお手本ともいうべき好騎乗。洋芝への適性もそうだが、思ったほど速い時計が出なかったのも結果的に良かった。パドックでふと一昨年のアグネスアークの大幅馬体減を思い出したが、何というか札幌記念に賭ける河内厩舎の執念には物凄いものがある。晴れてＧⅡウィナーとなったが、札幌もローカルであり、あまり強調できない走破タイムと今回の仕上げからの上積みを考慮すると、次走はあまり美味しくなさそう。

　ブエナビスタは上がり３ハロンで35秒を切れなかった点に不満が残るが、走れるだけの状況にあったことだけは確か。可能性があるとすれば、結果論だが鉄砲はあまり良くないタイプかもしれない。新馬が３着でチューリップ賞が１着とはいえ、２着馬とは比較的小差で当時の走破タイムも平凡。絶対的に近い能力があるだけに気付かれにくいが、ひと叩きで本番が理想的なのだろう。その点次走秋華賞なら、と言いたいところだが、京都芝2000は内回り。小回りが致命傷とは思えないが、大事を取って評価は保留に。

　サクラオリオンはローカルで洋芝、時計を要したことを追い風に３着に健闘。函館記念同様、この条件はよく走るが中京記念と北海道開催を除けば成績に特筆すべき点はそうない。賞味期限もそろそろ終わり。
レースレベル：2    
→次走危険馬:ヤマニンキングリー,サクラオリオン

まずは勝ったヤマニンキングリー。
先週のピエナビーナスのリプレイを見ているかのような競馬でした。上手く内を立ち回っての勝利。
陣営「目標はまだ先だからここは地力に期待」とのことだったが－２０キロ。目標がまだ先なのに－２０キロってどうなの？これで好走しちゃったらこの後の調整って難しそうだなぁ・・・滞在で－２０ってホントありえないなぁ・・・わからん。

２着ブエナビスタ。
負けて強しの内容はみなさんが思うところ。内で我慢した馬に足をすくわれるという結果は、この馬が負けるとしたらと考えた時に容易に想定できることだったが、アンカツさんの今北海道シリーズで多くみられる差し届かずパターン炸裂。誰がどう見ても力負けではなく、小回り適正と脚質不向きであることは明白。
この結果を受けての凱旋門賞の回避は信じられない。最初から行きたくなかったんだろ？としか思えない。本当に凱旋門賞を取りに行くんであれば、近年のディープインパクト、メイショウサムソン、タップダンスシチーのようにぶっつけで臨むよりも、エルコンドルパサーのように長期滞在して臨むのが理想だろうし・・・
要はこの調教師がジジイだから悪いんだな。海外って顔してないもんな。この馬がもっと若い新鋭の調教師の管理馬だったらなぁと思ってしまいました。

３着のサクラオリオンのここ３戦はホントに充実していますね。中央場所で通用するかどうかわからないので狙い馬にはしませんが、今が本当にいい時期なんでしょうね。


マツリダゴッホにパドックで特にグランプリホースの凄みを感じなかった。もう終わったかな・・・なかなか立て直すのは大変でしょうね・・・。


ヤマニンキングリー　に　アグネスアーク
サクラオリオン　に　フィールドベアー

を当てはめてしまったのは私だけでしょうか。
レースレベル：4    
→次走危険馬:ヤマニンキングリー,マツリダゴッホ

2Fラップ：23.6-24.4-24.4-24.0-24.3

緩急の無い平均ペース。と言っても、淀みない流れとも違い、前が有利でした。個人的にはサクラオリオンの充実が目立ったぐらいしか印象はありません。     
→次走危険馬:ヤマニンキングリー  

ヤマニンキングリー・・・狙えるレース　天皇賞秋
ダンチヒとＳＳを持つ馬が東京のＧ１に強い。今年で言っても例としてファリダット、グランプリエンゼル、ロジユニヴァース。父自身も秋の天皇賞でテイエムオペラオーを倒しているので、ウオッカを倒せるならこの馬。デジタル×ＳＳも東京の相性がいいのでこれは期待できる。

ブエナビスタ・・・危険レース　秋華賞
残念ながら凱旋門は回避だが、国内ではかなりのもの。ただ小回りの秋華賞となれば話は別。レットディザイア、ジェルミナルと長い直線で戦ってきた２頭には有利になる条件で、１本被りの人気なら評価を落としてみたい。
レースレベル：5
→次走狙い馬:ヤマニンキングリー  
→次走危険馬:ブエナビスタ  

まずはブエナビスタについてはできるだけ追い出しを我慢してマツリダゴッホが動いたときもちょっと仕掛けを遅らせて最後は前にいた馬を捕えきれずで２着。そのあとに飛び込んできた凱旋門回避。馬になにかあったのでなければいいのですがあまり行きたくはなかったのかなあとも思わざる終えないかな。日本馬って勝たないと海外行かない風潮あるけどそれはどうなんだろうか？チャレンジすると決めていた以上日本での結果ともあれ行かなければなにもならないと思うのだが。日本の競馬が世界の中心ではない。馬場においても競馬の流れにおいても。でもなにか日本の競馬界は競馬の中心が日本にあると思っているんじゃないかと思わせることが多々ありそれにはちょっとむかつきを覚えたりする。そこはもうちょっと考え方というものを変えて欲しいですね。

勝ったヤマニンキングリーは明らかに細く見えたのですがこれぐらいの体重がいいのかどうか答えはあっさりだせませんが時計が掛かったことはこの馬にとっては良かったとは思います。秋の天皇賞の２着候補には顔をだせる資格は得ることできたのかな

サクラオリオンはよくがんばっている。サマー２０００新潟待ちですがチャンスですね。でも中央場所ではきついとは思います。

マツリダゴッホは見せ場は作りに行きましたが…。ちょっともう建て直しは無理だと思います。

タスカータソルテは出来は悪く見えなかったですが行きっぷり悪くこれも時間が…
レースレベル：3    
→次走危険馬:マツリダゴッホ,タスカータソルテ

ブエナビスタが凱旋門賞のステップに選んだ札幌記念、理由には洋芝を試す狙いはあったにせよ、陣営に対して少々不満に思っていました。

この馬に期待するファンの大きさを気に掛けていないところです、出れば条件的にも有力視されます。

コース形態や脚質を考えれば不利な面があり、取りこぼす恐れはあるはずで、騎手や調教師を含め強気な発言をしている裏には、それを聞いているファンがいることを忘れてはいなかっただろうか。
札幌でも大丈夫なんだ、勝てるんだ、凱旋門賞に出るんだもの負けるわけがないよと、1倍台の人気が示すとおりにみんながその言葉を信用し、当日はさらに上昇した。

仕上がり途上と言っていた河内師の言うとおり、ヤマニンキングリーはゴール前状態が起きて本来の出来ではない様子、洋芝巧者サクラオリオンの追い込み、出遅れ気味で後方から内を突いて伸びて来たトーセンキャプテンとは上がりが同じなブエナ。

外外を回って来ての部分は認めても、この上位陣のメンバーを見てもディープスカイ級ではなく、もし彼がいたならまず勝負にはならなかったでしょう。

結果僅差の2着、これに対してどうコメントを出すのか注目しています。
凱旋門賞はどうするのだろうか、欧州の3歳のレベルはこのメンバーの比じゃないのに・・・。
レースレベル：3
→次走狙い馬:トーセンキャプテン