2009年　タイム 2'00"0 (良) 1FAve=12.00 3FAve=36.00

ラップ
①12.6-②10.7-③12.3-④12.8-⑤12.6-⑥12.3-⑦12.2-⑧11.6-⑨11.2-⑩11.7
1FAveとの誤差
①+0.6 ②-1.3 ③+0.3 ④+0.8 ⑤+0.6 ⑥+0.3 ⑦+0.2 ⑧-0.4 ⑨-0.8 ⑩-0.3
テン35.6-中盤49.9(3F換算37.43)-上がり34.5　『加速・中弛み』

『加速』・・・逃げ◎　先行○　差し△　追込×
『中弛み』・・・逃げ◎　先行△　差し×　追込○

1着キャプテントゥーレ・・・アグネスタキオン×トニービン=サンデーサイレンス×グレイソヴリン　〔3-l〕　４－４
2着ブレイクランアウト・・・Smart Strike×French Deputy=ミスプロ×ヴァイスリージェント　〔1-t〕　８－８
3着トーホウアラン・・・ダンスインザダーク×Nureyev=サンデーサイレンス×ヌレイエフ　〔13-c〕　８－８

流れはテン-上がりのラップ差から『加速』の流れと中盤の弛みから『中弛み』の複合ラップ。中盤溜めて上がり特化の瞬発力勝負の様相と考える。こうなるとサンデーサイレンス系のキレる馬や斤量の軽い3歳馬には有利な流れで、結果にも納得できると思います。展開では逃げが最も有利で、次いで先行、 差し・追込にはきつい流れと考える。

1着キャプテントゥーレは、前走関屋記念4着(=新潟芝1600m：0.5秒差)からの好走。アグネスタキオン産駒は前走0.5秒差以内で5着以内だと好走しやすい特性があり、その特性が活きたものと考える。またサンデーサイレンスの瞬発力を活かしやすく、キレはサンデーサイレンス系でもトップクラスで、好位から上がり33秒台を繰り出す。本馬は今まで比較的厳しい流れを踏ん張るような流れでの好走が多かったが、前走は長期休養明けで上がり33秒台を繰り出し、今回も上がり34秒と速い上がりを繰り出した内容から本格化と考える。母父トニービンでスタミナもあり、強敵相手に好走しやすい特性や連続好走しやすい特性にも期待して秋のＧⅠでも期待する。
No.〔3〕の牝系で分枝記号lは、スペシャルウィークやメイショウサムソンやウオッカと同じ。4歳秋は東京コースで崩れない特性があり、牝系からも天皇賞秋→ＪＣでは崩れないのでは？と考える。
天皇賞秋はサンデーサイレンスとトニービンが強いレースでもあり、父×母父ともに適性は抜群。牝系からも死角がなく、現時点では天皇賞秋本命馬。

2着ブレイクランアウトは、前走東京優駿15着(=東京芝2400m：4.1秒差)からの好走。例年京成杯ＡＨでは3歳馬が活躍するのだが、朝日ＣＣでは出走馬も少ないせいか好走はほとんどなかった(=過去5年では好走したのは04年1着スズカマンボのみ)ため軽視していましたが、3歳春には世代トップクラスと互角に戦っていた実績馬でした。侮ってはいけなかったと反省します。同世代相手のトライアルなどに照準を絞らず挑戦してくる実績馬は注意と反省したいと思います。Smart Strike産駒は、世界でもＧⅠ好走の多い芝・ダート兼用の中距離血統。母父ヴァイスリージェント系のFrench Deputyで、休み明けを苦にせず走れて、好走には勢いと鮮度が大切なポイント。初の古馬対戦での鮮度もプラス要因だったと考える。
No.〔1〕の牝系で、3歳春の時点で完成度が高くその後も緩やかに成長するタイプ。分枝記号tで、本来は京都や中京のスパイラルカーブで本領発揮するタイプだが、一瞬の脚を使えて切れ味は鋭い。上がり特化のレースに向く特性が活きたと考える。

3着トーホウアランは、前走ＪＣ10着(=東京芝2400m：0.7秒差)からの長期休養明けでの好走。08年朝日ＣＣ2着馬でもありコース好走歴はあったが、ステイヤータイプのダンスインザダーク産駒と思っていたので好走するとは考えていませんでした。馬場改修が終わってからはスペシャルウィーク産駒やステイゴールド産駒、フレンチデピュティ産駒など長距離にも強いスタミナ型が好走しやすいレースと再確認しました。
No.〔13〕の牝系で、根幹距離に強いタイプが多く厳しい流れ向き。分枝記号cから、開幕週や最終週のパワーのいる馬場に向き、その特性が活きたものと考える。

来年に活かしたい傾向としては、
①『加速』の流れになりやすく、4コーナー5番手以内が好走ポイント。開幕週なので差し・追込は割引。
②スタミナ型サンデーサイレンス系に向く。瞬発力で鋭くキレるタイプを重視。
③牝系からは、阪神巧者や東京コース向きのタイプが狙い目。分枝記号cは開幕週で好走しやすい。
④3歳馬の瞬発力を活かす実績馬。
→次走狙い馬:キャプテントゥーレ,ブレイクランアウト     

2Fラップ：23.3-25.1-24.9-23.8-22.9

かなりのスローペース。しかし長く脚の使えない馬には厳しかった気がします。キャプテントゥーレは今後さらに上に行って活躍出来るかは怪しいと思います。ベッラレイアはロスの多い競馬でした。
→次走狙い馬:ベッラレイア  
→次走危険馬:キャプテントゥーレ  

キャプテントゥーレの横綱競馬に真っ向勝負のブレイクランアウト。ブレイクランアウトが勝ちそうな感じだったがキャプテントゥーレが最後まで譲らなかった。
ただ雨のせいで時計は平凡。それによって力を出し切れない馬は多数いたでしょう。特にベッラレイアはかわいそうでしたね。秋山が乗りたくて乗りたくて流した涙雨かもしれませんね。しかし彼も晴れてサマージョッキーシリーズで優勝しＷＳＪＳ出場を決めました。つぎは府中牝馬Ｓでしょうから、秋晴れのもとで久々の勝利の美酒を。

サンライズベガは平坦向きと初めから無視を決め込みましたが、よく頑張っていますね。次は毎日王冠とか身の程知らずなことをしないでカシオペアＳにしておきなさい。しこたま買ってあげるから。
レースレベル：3
→次走狙い馬:サンライズベガ,ベッラレイア     

キャプテントゥーレは絶好位のインをロスなく回ってきて持ち味を１００％引き出してもらえた。
川田の好騎乗！
馬もそれができるセンスを備えている素晴らしい馬だと思う。
ただ、それ以上の馬であるかどうかは私にはよくわからない。

例えば毎日王冠で末脚比べをしたら、もっと強い馬はやまほどいると思うので、そういったところに出てきたら危険だろう。
個人的には東京２０００はトリッキーコースだと思っているので、内枠を引きさえすればの条件付きで面白いと思うが。
最適条件は宝塚記念。あとは距離がもつのなら有馬記念。
ＪＣやマイルＣＳは怪しいと思っている。
ただ、こういうセンスの良い馬は大敗ということをしにくいだろうなとは思う。     
→次走危険馬:キャプテントゥーレ  

勝ったキャプテンはパドックでの出来は前回の方が正直よく見えたがこの馬の競馬センスのよさでこのレースを制覇。はやりこの馬のゲート開いてからの踏み込みのよさこれがこのレースを制することできた一番の要因だと思う。今後天皇賞路線向かうのかマイル路線向かうのかわからないけどこの１歩目の脅威を持ち続ければ大きく崩れることないでしょう。

２着のブレイクランアウトはパドックでは出来はよく見えた。でも春もよく見せていただけに疑心暗鬼な部分あったが外外を回して最後詰め寄ったことのはびっくりしたし右回りのほうがスムーズに走るじゃんと思わせた。最後脚が止まったとこ見ると実は直線が短いコースで力を発揮する差し馬なのかもしれない。

トーホウアランもまだでき８分に見えたが最後の脚はさすがG２別定の勝ち馬と思わせた。もっと勝ち負けできるタイミングで追い出せば面白かったかもよっていう愚痴は付け加えてあげて。次の京都大賞典はちゃんとした騎手を確保したら連覇できると思いますね

サンライズベガはローカルの重賞の面子と中央でも勝負になる面子との壁の高さを思い知らされた結果になったと思う。さすがにまだ中央場所では力不足なんでしょう。まあローカル重賞狙えば勝ち負けになるかもですが

クラウンプリンセスは夏馬かもしれません
レースレベル：2
→次走狙い馬:トーホウアラン  
→次走危険馬:サンライズベガ,クラウンプリンセス

勝ったキャプテントゥーレは好位に控えて抜け出し。
タキオン産駒なので休み明けでも走りますが、
この馬は叩いて更にという今までの傾向どおりでした。

2着ブレイクランアウトは中団から差し。
センスの良い馬なので休み明けも平気だったようです。
3着トーホウアランも休み明けは問題ないタイプ。

サンライズベガは中1週、大外枠で引っ掛かり5着なら上々でしょう。
次走京都大賞典あたりなら狙いたいです。

クラウンプリンセスは少し掛かり気味で伸びず。
思ったより相当遅い流れになってしまい、持ち味が出ませんでした。
レースレベル：3
→次走狙い馬:サンライズベガ