2008年　タイム 2'02"2 (良) 1FAve=12.27 3FAve=36.81

ラップ
①12.1-②11.5-③12.6-④12.6-⑤13.2-⑥12.6-⑦12.6-⑧11.7-⑨11.6-⑩12.2
1FAveとの誤差
①-0.2 ②-0.8 ③+0.3 ④+0.3 ⑤+0.9 ⑥+0.3 ⑦+0.3 ⑧-0.6 ⑨-0.7 ⑩-0.1
テン36.2-中盤51.0(3F換算38.25)-上がり35.5　『中弛み』

『加速』・・・逃げ◎　先行○　差し△　追込×
『中弛み』・・・逃げ◎　先行△　差し×　追込○

1着アーリーロブスト・・・バブルガムフェロー×Mazel Trick=サンデーサイレンス×ニアークティック　２－２
2着ナカヤマフェスタ・・・ステイゴールド×タイトスポット=サンデーサイレンス×リボー　６－６
3着モエレビクトリー・・・ゴールドヘイロー×オジジアン=サンデーサイレンス×ダマスカス　１－１

流れはテン-上がりがともに平均よりも速く『中弛み』が際立ち、テン-上がりのラップ差から『加速』も複合した流れ。逃げがもっとも有利な展開で、差しには厳しい流れと考える。

アーリーロブストは、前走エリカ賞1着(=阪神芝2000m)からの好走。バブルガムフェロー産駒で、バブルガムフェローはサンデーサイレンス系でも地味目なタイプでダートを得意とする産駒が多いパワー型。ダートでの好走が多い=推進力となるパワーに優れていると考えられ、そのパワーでテンのダッシュに優れているなら好走しやすい位置取りが出来ると考えられなかったのが、反省点か。京成杯は地味目のサンデーサイレンス系がよく好走していて、その傾向にも当てはまったと考える。
スタミナ型サンデーサイレンス向きがこのレースの基本と思うが、ダート型にも向くと修正したい。特に先行できそうなタイプには合うと考えたい。展開に助けられた面はあると思うが、内枠で人気がなければ皐月賞では面白いかもと考えます。中山芝2000m経験は有利に活きると思うので(=サンツェツペリンタイプと思っています)。

ナカヤマフェスタは、前走東京スポーツ杯2歳Ｓ1着(=東京芝1800m)からの好走。差し位置からの好走なので、一番強い競馬をしたと考える。ステイゴールド産駒で、ステイゴールドはスタミナ型のサンデーサイレンス系。ステイゴールドは、サンデーサイレンス×ディクタス配合で、ディクタスの特性がよくでている産駒が多い。サッカーボーイなどと同じような特性があり、ゆったり流れる展開で脚を溜めて鋭くキレるのはその特性と考える。馬体が小さな産駒が多いが多頭数で馬群を割って好走することも多く、相手強化や内枠など集中力型のタイプの特性がある。ただし好走後は馬体が小さい分反動が大きく、間隔を詰めると危険なタイプが多い。
母父リボー系で成長はこれからと思うが、前哨戦で負けて人気が落ちたら怖い父×母父なので今後も期待する。またますますイメージはドリームジャーニＭＫ-Ⅱ。ドリームジャーニーは弥生賞3着以降、皐月賞8着、ダービー5着の春クラシック成績。母父リボー系から小回りで先行押し切りも出来そうな感じに思うので、捲り気味に早めに動くなら好走可能と考える。

モエレビクトリーは、前走ディクタット賞1着(=門別Ｄ1700m)。ゴールドヘイロー産駒で、地味目なサンデーサイレンス系でダート型。逃げての好走で展開的に恵まれた点があると考える。母父オジジアンは07年1着サンツェツペリンの母父でもあり、強気の先行で押し切るばてない納豆血統。スタミナを活かす流れが向くのだと考える。

6着セイクリッドバレーは、中山芝2000m実績2戦(0-1-1-0)。好走馬が多いホープフルＳ好走馬だったが、外枠が影響してか6着に。タニノギムレット産駒は、母父グレイソヴリン系の影響か東京や京都コースの広いコースや直線が長いコースでの好走が多い。そのあたりも影響しているかも。

トゥリオンファーレは、前走内容を評価して期待していたが結果7着。不利な差し位置の展開も影響あったと思うが、現時点ではまだ成長不足なのかも。前走ラジオＮＩＫＫＥＩ杯2歳Ｓはズブズブの展開の中で先行しての内容は高く評価したいが、一線級ならばここは軽く突破してほしかった。速い流れでエンジンが暖まっていたら能力全開のタイプと考え、ゆるい流れだと今後も危険かもしれません。

今回で学んだ京成杯のポイントは、
①地味目のサンデーサイレンス系に向く。
②スタミナが問われる流れになりやすいが、先行して5番手以内の好走が多く、パワーの要素も必要と考えること。パワー型は推進力に富むので、先行脚質なら注目。今までの位置取りをよく考えること。
③中山芝2000mは内枠の先行馬有利。
→次走狙い馬:ナカヤマフェスタ,アーリーロブスト
→次走危険馬:トゥリオンファーレ  

アーリロブストはレースセンスもよく流れをうまくつかんでいたし追ってから一瞬の速い脚こそないものの長くいい脚を使って押しきった。中山の２０００の条件がこの馬にかなり向いている印象も受けたので皐月戦線に名乗りをあげたかな

ナカヤマフェスタは５７と故障馬発生の影響を考慮にいれたらがんばっていると見る。ただ調教Ｖを見たときにこの時期にしては珍しくかなり発汗していたのでこれから暖かくなっての調整は難しいかも

モエレビクトリーは現段階で評価難しいがこれで１月の中山開催は人気薄の逃げ馬が３週連続３着。ですねえ

トゥリオンファーレは松岡が卸しきれなかったことにつきると思う。器用さにかける感じもあったので小回りよりは広いコースのほうがあいそう

サトノプログレスは前が残る流れで直線入ってすぐに手応えなし。自分のこの馬に対する力を見誤ったしまった。反省
レースレベル：3
→次走狙い馬:アーリーロブスト,モンテトウルヌソル
→次走危険馬:トゥリオンファーレ,サトノエクスプレス

ナカヤマフェスタ
最内で我慢するような器用な競馬ができてよかったには良かったと思うんですが。
これで結局皐月賞路線行くこと決定のようなものですものね。
私としては、ＮＨＫマイル→ダービーに絞ったほうが、、と思っていたので、
ある意味残念。
惨敗してくれていれば決心もついたでしょうに。。
皐月賞を勝てる可能性が少しだけ上がったと同時に、
ダービーを勝てる可能性が減ってしまったんではないかなあと。。

サトノエクスプレス
センス良く好位につけて競馬を進めるも直線バッタリ・・
あの止まり方は、距離が長かったのかも。
フットワークの綺麗な馬だし、２つコーナーが良いように思うし、
ＮＨＫマイルで買いたい。
その前に開催変わって東京コースの条件戦で買いたい。
→次走狙い馬:サトノエクスプレス       

勝ったアーリーロブストは2番手からスムーズに抜けて快勝。
バブルガムフェロー産駒と甘く見ましたが、成績通り強かった。
ただ、母系が早熟傾向なので、今後の成長はそれほど無いかも。

2着ナカヤマフェスタは道中大きく折り合いを欠いたもののしぶとく。
やはり蛯名騎手の落ち着きのない手綱さばきが馬を不安にさせる感じ。
この馬は精神力が強いので格好はつきましたが。

3着モエレビクトリーは無欲の逃げが奏功。
あまり決め手のある馬がいなかったのと、荒れた馬場が向きました。

レース傾向は差し優勢なんですが、今年は前残りに。
差せるほどの馬がいなかったのと、少頭数で道中激しくならないのが大きかった。
頭数さえ揃えば来年以降も差し優勢になると思うんですが。
レースレベル：2
→次走狙い馬:ナカヤマフェスタ       

まるでどうしようもない予想をして、
本命馬がケツ、３番手が故障。

しかも中山にいた方はご存知かと思いますが、
サンライズキールは右前の脚元がどうしようもないことになっているにも関わらず、ゴールまで力を振り絞って走ってきていました。

かなり残念なレースとなりました。

そんな中絶対いらないと思っていたモンテトウルヌソルは内容のあるレースだったと思います。やはり府中でこその末脚を持っている馬。次は気にしたい。

一方、絶好調の鞍上を迎えて重賞を勝利したアーリーロブスト、ここ２走ともに恵まれた部分が大きく、今後に向けてという点では軽視していきたい馬だと感じました。
レースレベル：3
→次走狙い馬:モンテトウルヌソル  
→次走危険馬:アーリーロブスト  

予想は用事があってかけませんでしたがトゥリオンファーレが本命でした。
本質的に切れ味は要らず、スタミナ寄りのほうが良いレースだと考えていました。

モエレビクトリーが離して逃げて、アーリーロブストが離れた番手、の展開。４角前で全馬一気にスパート、の展開。自分で動ける馬じゃないと間に合わない。

トゥリオンファーレは、松岡騎手のコメントだともう少し前に行く予定だったけど、行けずとの事。まだ馬が緩いそうです。
仕方なく４角で一気に動いてみたけど、
勢いがつきすぎてコーナーで膨れすぎて２，３馬身はロスしています。
そしてやはりまだ線が細いのかな。明らかに坂負けしてます。
本質的にまだ中山は向かない、のでしょう。
もうちょっと落ち着いて動ける場所なら走れるでしょ。
ここで負けたことで賞金のことは考えずに休ませるのもひとつの手だと思う。将来的には京都新聞杯とかで買いたい。

同じくコーナーで膨れていたのはハイローラーも一緒。
５着まで来れたことで芝に浮気をし始めるかどうかわかりませんが、評価は出来ると思います。人気でしょうが。

ナカヤマフェスタはここまで切れ味しか示していないので軽視していましたが、
道中でサンライズキールに乗り上がりかけて下がる不利あり、
故障のあおりを受けて４角で外に飛ばされる、さらに追い出しも遅れる。
ここまでやって２着確保ですからここでは自力がかなり上でした。素晴らしいです。
成長力はどうかわかりませんが、世代の中では確実に上のほうにいる馬なんでしょう。馬券的に狙いどころはなさそうですけど。

アーリーロブストは前走後に福永騎手が本田調教師に京成杯を使って欲しいことを進言したそうなので、気合の入っていた騎乗だったようです。
離れた２番手から、大逃げのモエレをマークして先頭、それほど厳しいペースではない、後方の馬は故障した馬のあおりを受けている
という条件を考えればあまり内容が濃い競馬ではなく、上と当たって人気したのなら蹴飛ばす価値はあると思います。
もちろん中山で勝ちきったのは器用さのなせる業ですからそこは評価できますが。

モンテトウルヌソルは、自分で動けないので後方一気しかできない馬。でも末脚には威力がある。だから東京とか阪神で買いたい。
というわかり易い馬だから勝手に人気はするでしょうから狙い馬でもなんでもないですね。多分。

ファインビスティーは前脚を掻きすぎるくらいのフォームなのでやはりどちらかといえばダートの方がいいと思っています。

フサイチナガラガワは頭も高いし、走りも硬いし、強いの？という印象しかないので、個人的には自己条件でも蹴っ飛ばしたいな、と今現在は思っております。
→次走狙い馬:トゥリオンファーレ,ナカヤマフェスタ
→次走危険馬:アーリーロブスト,フサイチナガラガワ

予想では消しのナカヤマフェスタ。
道中前が詰まったのか、掛かり気味になっても
2着に食い込んで着た。
坂上りきってからの脚はよかった。
これならダービーくらいまでは問題ないのでは？

勝ったアーリーロブストは祐一くんの騎乗も良かった。
ケンカせずハナを譲り単独2番手で経済コースを回り、
Sペースで４コーナー回ってから先頭に立ち
そのまま押し切り。
期待できる一頭。鞍上も期待できる。

本命だったトゥリオンファーレだが騎乗がいまいちだったような気も・・・。
スタートして内に入って行ったほうがよかったのでは・・・？
終始外目を回らされ最後も大外。
しかし先行集団に食い込んで勝ち馬と0.3差

セイクリッドバレーも同様、1コーナー外を回りすぎた。
もっと内をまわれれば勝ち負け
→次走狙い馬:トゥリオンファーレ,ナカヤマフェスタ