2009年　タイム 1'35"1 (やや重) 1FAve=11.89 3FAve=35.66

ラップ
①12.2-②11.4-③11.8-④12.2-⑤11.6-⑥11.8-⑦11.5-⑧12.6
1FAveとの誤差
①+0.3 ②-0.5 ③-0.1 ④+0.3 ⑤-0.3 ⑥-0.1 ⑦-0.4 ⑧+0.7
テン35.4-中盤23.8(3F換算35.70)-上がり35.9　『前傾・一貫』

『前傾』・・・逃げ×　先行△　差し○　追込◎
『一貫』・・・逃げ△　先行○　差し◎　追込△

1着チェレブリタ・・・ブラックホーク×アンバーシャダイ=ヌレイエフ×ノーザンテースト　１４－１１
2着レインダンス・・・ダンスインザダーク×Bob Back=サンデーサイレンス×ロベルト　１０－１０
3着ザレマ・・・ダンスインザダーク×Zafonic=サンデーサイレンス×ミスプロ　２－２

今年はテン-上がりのラップ差から『前傾』と3FAveとの誤差から『一貫』の複合ラップ。逃げには厳しく、差し・追込が有利な展開と考える。

チェレブリタは、前走愛知杯2着(=中京芝1200m：0.0秒差)からの連続好走。ブラックホーク産駒はヌレイエフ系で、ヌレイエフは持続するスピードを持ち味とし、力の勝負に強い。本格化するまでは詰め甘なところがある(=ヌレイエフ系は好走するとテレンコの傾向にあるが、本格化すると3着内連続好走が多い)のもヌレイエフ系の特徴で、重賞連続好走した点から本馬は本格化と考える。母父アンバーシャダイは成長力に富むノーザンテースト系で(=04年1着チアズメッセージの母父でもある)、スピード持続の流れに強く、『前傾』『一貫』の流れが向いたことも好走要因と思われる。父×母父ともに晩成タイプと思われるので、今後の活躍に期待します。

レインダンスは、前走愛知杯7着(=中京芝2000m：0.4秒差)からの好走。前々走はエリザベス女王杯5着(=京都芝2200m：0.7秒差)で、出走馬の中では最先着でした。例年エリザベス女王杯上位馬がこのレースでは好走する傾向にあり、その傾向に当てはまったものと思われる。ダンスインザダーク産駒はスタミナ型のサンデーサイレンス系だが、不器用で瞬時に加速できない弱点がある。そのため早めに仕掛けてのロングスパート勝負や緩い瞬発力勝負ではなく持続型の流れが似合う。『前傾』『一貫』とエンジンを温めやすいような流れだったことが好走の要因と考える。
また今回雨の馬場の影響なのか人気がなかったが、ダンスインザダーク産駒は前走よりも「集中して走れるか？」が好走のポイントになりやすく、道悪で脚元に集中することは好走の条件になりやすい。とにかく「前走よりも集中して走れるか？」、この点に注意することがダンスインザダークでは大切です。また条件が揃っての好走後なので、次走人気では危険な馬と思います。

ザレマは、前走ターゴイズＳ1着(=中山芝1600m)からのステップで3着。ターゴイズＳ好走馬も好走していた(=05年2着・07年着ウイングレット)こともあり、相性の良いステップなのかもしれない。レインダンス同様ダンスインザダーク産駒で、前述のように前走好走だとストレスのせいか信頼度が落ちてしまう。今回は『前傾』『一貫』のペースが好走につながったと思うが、先行しての内容から強いレースをしたと考える。1番人気での3着なので凡走と思うので、ストレスが軽くなる次走での巻き返しに期待する。
→次走狙い馬:チェレブリタ,ザレマ
→次走危険馬:レインダンス  

　馬場状態の悪化を懸念した割に、タイムは1.35.1と驚くほどまで時計を要すことはなかった。勝ったチェレブリタは直線鮮やかに馬場の内を突いて伸びてきた。内目は見た目荒れているとはいえ、苦にさえならなければやはり経済コースなのか。現在の馬場は内外の比較より、馬自身の適性を判断した方が良いのかもしれない。

　自分が直前で注目馬に切り替えたテンイムホウ、直線向いて一瞬やったと思ったが（鞍上も同じようなことをレース後のコメントで述べていた）、最後は伸び切れず馬券対象外の４着…。人気よりは好走したので、京都プラス当日のような馬場にはやはり適性があったと思う。最後止まったのは、個人的には距離じゃなくてやはり地力が足りなかったかと。次走狙いとは言えないが、混沌としたメンバーで時計のかかる馬場なら、再び人気薄で上位へ食い込む可能性はあるはず。

　次走危険の筆頭は、そのテンイムホウを直線の最後でギリギリ競り落としたザレマ。スムーズに先行できた割に直線でモタモタしてサッと抜け出せない辺り、人気と評価を背負った馬としてはあまり頂けない内容。どううまくレースを運んでもジリっぽい面に変化はないようだ。いわゆる勝ち味に遅いタイプなのだろうが、そこは兄のマルカ某と脚質こそ違うが同じニオイがする。次走も再度牝馬限定戦なら上位人気だろうが、決め手が不足。

　ニシノマナムスメは予想外の殿負け。ただ、勝ち時計を考えるといくら馬場が悪かったとはいえ、正直ここまで負ける馬とはちょっと思えないところがある。昨秋からの復帰後は馬体もイマイチ増えておらず、成績自体もどちらかといえば停滞気味。競走条件以前に状態自体がまだひと息なのではないか。次走で相当の間隔を空けてきたら一変もありそうだが、現状使い込んでも多分巻き返しはないと思う。
レースレベル：2    
→次走危険馬:ザレマ,ニシノマナムスメ

日曜特別３鞍はすべて芝。９が内回りであと２つが外回り。
さて先週から馬場は明らかに激変しました。そうなると普通は外差しだけ狙えば普通いいわけなんですが

しかし１０Ｒと１１Ｒの勝ち馬はどこを走らせたと言えば内なんですよね…。

勝ったチェリブリタは馬体も減ることもなくようやくクラシックまであと一歩だった素質馬が開花し始めた感じ。Ｇ１へ向けてはまだ地力強化は必要不可欠であるが。

レインダンスは大味な内容の２着。先行するよりはやはり今回のような差しにまわるほうがいいのは確かなんであろう。距離は２０００ぐらいがいいんだろうが

ザレマは今の京都の馬場を考えれば間違いなく走っているよくも悪くも堅実派

ニシノマナムスメは終わっちゃいましたね…





来週はちょっと去年の夏の後半の新潟と同じ狙いしてみるかな…
レースレベル：3    
→次走危険馬:ニシノマナムスメ  

差し決着は当たりましたが、本当に私が買わない差し馬だけ来るという。

勝ったチェレブリタは京都外回り特有のインを突く鋭い伸び。
前走は軽ハンデでコース取りも完璧な追い込みでしたし、
マイルでこうも上手く競馬ができるとは。完敗。

2着レインダンスは逆に大外から矢のような伸び。
大不振は脱していましたが、5着前後を繰り返していてイマイチ買う気になれず。
これも完敗。

そして3着が消し評価のザレマで更に完敗。どうしようもない予想で。
ニシノマナムスメもこの条件でこれではどうしようもないですね。
レースレベル：2    
→次走危険馬:ニシノマナムスメ