2009年　タイム 1'49"2 (やや重) 1FAve=12.13 3FAve=36.40

ラップ
①13.1-②12.1-③12.5-④12.1-⑤12.1-⑥12.2-⑦12.0-⑧11.3-⑨11.8
1FAveとの誤差
①+1.0 ②±0 ③+0.4 ④±0 ⑤±0 ⑥+0.1 ⑦-0.1 ⑧-0.8 ⑨-0.3
テン37.7-中盤36.4-上がり35.1　『加速』

『加速』・・・逃げ◎　先行○　差し△　追込×

1着カンパニー・・・ミラクルアドマイヤ×ノーザンテースト=グレイソヴリン×ノーザンテースト　２－２
2着ドリームジャーニー・・・ステイゴールド×メジロマックイーン=サンデーサイレンス×マイバブー　８－７
3着アドマイヤフジ・・・アドマイヤベガ×Be My Guest=サンデーサイレンス×ノーザンダンサー　３－２

今年もテン-上がりのラップ差から『加速』の流れで、中盤は3FAveとの誤差もなく締まった流れと考える。展開は開幕週の重賞ということもあり、流れともども前(逃げ・先行)に有利な流れと考える。

1着カンパニーは、前走マイルＣＳ4着(=京都芝1600m：0.3秒差)からの休み明けでの好走。いつも後方から鬼脚で飛んでくるはずの馬が、何故か中山記念に関しては08年・09年と前に展開して好走する。確かにこのレースはリピーターがよく好走するのだが(=03年1着→04年3着→07年1着：ローエングリン、03年2着→05年1着→06年1着：バランスオブゲーム、05年2着→08年1着→09年1着：カンパニー、07年2着→08年3着：エアシェイディなど)、それでも位置取りを変えて好走するとは反省です。ミラクルアドマイヤ産駒で、ミラクルアドマイヤは父トニービンで半兄がフサイチコンコルド。父と兄を足して２で割ったような特徴があり、軽いスピードと溜めればキレる末脚、先行するならしぶとい先行力がある。母父ノーザンテーストはこのレースとの相性も良く(=カンパニー、エアシェイディ、ダイワメジャー、エアメサイアなどが近年では好走している)、古馬での成長力も侮れない。位置取り想定を後方と決めたのが敗因、リピーターなら同じ戦術をとるかもと考えるべしと反省します。
中山記念好走馬は、次走マイラーズＣなら連続好走しやすいので期待します。

2着ドリームジャーニーは、前走ＡＪＣＣ8着(=中山芝2200m：1.3秒差)からの好走。ステイゴールド産駒で、ステイゴールドはサンデーサイレンスにサッカーボーイ風味を加えてみました的な要素が強く、前半にじっくり脚を溜めて鋭い末脚で飛んでくるのが得意技。また人気が落ちると好走しやすい(=人気だとマークされる分仕掛けが早くなったり不利が起きやすいが、人気が落ちて自分の得意な競馬に徹すると好走する)特性もあり、4番人気だったのも好走の要因と思います。もともと力のある馬だと思いますが2000ｍ前後の中距離戦が得意なタイプで、近走はその適距離が異なるため(=持続型のレースになりやすい中山芝2200mや中山芝2500mはステイヤータイプが好走する)負けていたのだと考えます。
位置取りから強い競馬をしたと思いますが、ステイゴールドは好走後に反動が出やすく、間隔を開けないと好走しにくいこともあるので、馬体重が大幅に減っていたら(=近走はプラス体重でしたがもともと馬体の小さな馬なので)危険な人気馬かも。

3着アドマイヤフジは、前走中山金杯1着(=中山芝2000m)からの好走。アドマイヤベガ産駒で、アドマイヤベガは中山芝コースの重賞での好走が多く、また前走0.5秒差以内に好走した馬が連続好走しやすい特性もある。その特性がうまく嵌ったものと考える。ただ本馬は芝1800mだと今まで3戦して全て3着(0-0-3-0)でもあり、今回も3着から距離不足なのだと考える。好走するには2000m以上の距離が必要と思います。
前述の特性から、次走も好走に期待します。


中山記念のポイントは、
①リピーター重賞。過去に好走した馬は何度でも好走する。
②開幕週の重賞なので前に位置取る馬が有利。内枠ならなお良し。
③ノーザンダンサー系が好走しやすい重賞。09年も母父大系統ノーザンダンサー系が1着・3着。
④中盤は弛まない。
→次走狙い馬:カンパニー,アドマイヤフジ
→次走危険馬:ドリームジャーニー  

なんとも面白味のない決着に。
まぁ別に普通の決着ですし、予想された展開ではあるんですが。

勝ったカンパニーは条件ベストの能力上位で上手く立ち回り。
2着ドリームジャーニーは有馬の疲れも抜けて巻き返し。
期待したキャプテンベガは最後方から大外回しではどうしようもなく。

しばらくしたら何が来たのか忘れそうなほど印象に残りませんでしたが、
一応巻き返したドリームジャーニーの次はまた怪しいかなという程度か。
レースレベル：2    
→次走危険馬:ドリームジャーニー  

今週から、競馬王の今井さんのコーナーをインスパイア＆リスペクト(丸パクリ)して、【博士】と【助手】形式で回顧をしてみます。いつまで続くか分かりませんが、お付き合い下さい。

1着カンパニー
2着ドリームジャーニー
3着アドマイヤフジ

助手：カンパニーが勝ちました。これで、5年連続の重賞勝ちですね。

博士：これは10頭立てで買いたい人気薄がいなかったからやんなかったよ。カンパニーは軽く渋った馬場は得意だからね。ただ、休み明けで-4キロと減ってたからね。ストレスは残りそうな内容だった。

助手：2着はドリームジャーニーです。

博士：1走ごとがんばって走るステイゴールド産駒だよね。有馬記念で頑張りすぎた疲労とストレスが前走で抜けたのが良かった。

助手：他ではエアシェイディが3番人気5着でしたが。

博士：過去に2回、AJCC→中山記念というローテで走ってるんだけど、ともに位置取りが下がって人気を裏切ってる。今回は押して先行してるんだけど、短縮で先行させるという逆ベクトルだからね。あと、去年、初めてG1にフル参戦して鮮度の影響もある。母父ノーザンテーストでまとまりがあるから、リズムが均衡して掲示板を繰り返しそうだから注意したいね。     
→次走危険馬:エアシェイディ  

トップガンジョーは本来中山ややや重馬場は向かず、東京や新潟で素軽いスピードで勝負するタイプだと思っている。
きっと春～夏にかけてそういう条件で使ってくるだろう。
そのとき、きっと私なんかは、今までの成績を度外視して狙ってしまいそう。でもそれはかなり危険だ。未来の自分に向かって書いておきます。

トップガンジョーはいい感じで内ピッタリを回れていた。この内伸び馬場であそこを回れていれば、普通そんなにばてるってことはない。適性がどうのとかは関係ないはず。
しかし、直線向くとすぐに、騎手は後ろを振り向いて、どうやって下がっていこうかしか考えていなかった。ことほどさように手応えがなく、見どころのない競馬だった。
多分これは適性云々ではなく、力の衰えだろう。残念ですが・・     
→次走危険馬:トップガンジョー  

カンパニーの完勝。先行して１角でアドマイヤフジを突き出しあとはライバルなしみたいな感じで危なげなく今年緒戦勝利しました。次も阪神の大阪杯かマイラーズになるのでしょうがまあ好走するでしょう。

ドリームジャーニーはしぼって来ないことは何事みたいなことをＡＪＣＣで書きましたが今回はきっちり絞ってきました。やはりこの馬はもちろんですがＳＧ産駒は絞ってナンボであることを再認識させられる結果になりました。次はどこか分からないですがきっちり絞ってくださいね！！

アドマイヤフジは流れに乗ってレースしてましたが最後の伸びは案外でした。１角で弾かれたのが応えたのかもしれないですが

しかし

ドリジャに内を救わせてはいけません。外から差された分には馬券買っているほうは外れても納得いくのですが池添にあそこを付かれたのは川田の脇の甘さと言われてもしかたないです。

キングストレイルは正直これは絞れてこなかったのですが絞れていればもっと粘れた気がするのは自分だけでしょうか？？

エアシェィディは張りがなく完全に出来落ちでしたね。競馬予想ＴＶ見るとき一番重要視しているのはヒロシの後藤が乗る馬への評価なのですが珍しく◎でなかったのは本調子でないサインだったんだなと改めて認識しました。先週でできているから今週調教変えたなんてまあ冷静に考えてもおかしいですからね
レースレベル：3
→次走狙い馬:カンパニー  
→次走危険馬:エアシェイディ