勝ったアパパネは中団から馬群に突っ込んで抜け出し。
まぁ順当ですが、内容的には正直物足りない。
勢い、経験からすると圧勝しても良かったはず。
血統的にも勢いだけという感じで、ここで接戦ならもう買いたくない。

2着アニメイトバイオ好位で安定した内容。
ロブロイ産駒は何でもこなす安定株が多そう。

3着ベストクルーズも安定馬。
ただ、血統的には勢いだけの感じですし、
パンチ力は無いので、あまり積極的に買う馬でもないか。

タガノパルムドールは道中下がって何もできず。
相手強化に完全に怯んでしまいました。
次走狙いは明らかに距離が長かったモトヒメ。

正直、アパパネはもっと強いんじゃないかと思ってたので、
この程度なら来年の牝馬路線は馬券的に面白くなりそうです。
レースレベル：2
→次走狙い馬:モトヒメ  
→次走危険馬:アパパネ  

2009年　タイム 1'34"9 (良) 1FAve=11.86 3FAve=35.59

ラップ
①12.2-②11.0-③11.9-④12.2-⑤12.3-⑥11.8-⑦11.1-⑧12.4
1FAveとの誤差
①+0.3 ②-0.9 ③±0 ④+0.3 ⑤+0.4 ⑥-0.1 ⑦-0.8 ⑧+0.5
テン35.1-中盤24.5(3F換算36.75)-上がり35.3　『一貫・中弛み』

『一貫』・・・逃げ△　先行○　差し◎　追込△
『中弛み』・・・逃げ◎　先行△　差し×　追込○

1着アパパネ・・・キングカメハメハ×Salt Lake=ミスプロ×ヴァイスリージェント　〔9-f〕　１０－１０
2着アニメイトバイオ・・・ゼンノロブロイ×フレンチデピュティ=サンデーサイレンス×ヴァイスリージェント　〔19〕　７－７
3着ベストクルーズ・・・クロフネ×サンデーサイレンス=ヴァイスリージェント×サンデーサイレンス　〔12〕　１１－１２
4着ラナンキュラス・・・スペシャルウィーク×ブライアンズタイム=サンデーサイレンス×ロベルト　〔13-a〕　９－１０
5着シンメイフジ・・・フジキセキ×ティンバーカントリー=サンデーサイレンス×ミスプロ　〔4-d〕　１５－１３

流れはテン-上がりのラップ差はほとんどないので『一貫』と中盤の弛みから『中弛み』の複合ラップ。幾分『中弛み』の要素が強いと思われる。展開的には、逃げがやや有利だが、先行・差し・追込とほぼ不利な条件でもなく、フラットに近いそのままの力状態での結果と考える。

1着アパパネは、前走赤松賞1着(=東京芝1600m)からの好走。赤松賞好走からのステップでは08年2着ダノンベルベールがいて、牡馬混合戦で好走したタイプは過去にも良く好走していて(=黄菊賞好走馬が0606年1着ウオッカ・07年1着トールポピー、)、牝馬限定戦だけの好走で人気になっている馬よりは期待値が高いステップであると考える。キングカメハメハ産駒はミスプロ系だが、凱旋門賞での好走も多いキングマンボ系欧州型の要素を兼ね備えている。格の高いレースでの究極のスピード競馬になると本領発揮し、厳しい展開ほど持ち前の底力を活かす。ダンシングブレーヴ系に近い特性と考える。母父Salt Lakeはヴァイスリージェント系で仕上がりが早く、2歳の時期なら重賞でも勝負になる。現時点では完成度は高く、成長力にも期待できるので今後にも期待。
No.〔9〕の牝系は、早い時期から好走できるが本格化前までは詰め甘なところがある牝系。小回りコース鬼門だが、広いコースは好走が多く阪神コースでも好走したので牝馬クラシックには向くと考える。分枝記号fは、休養明けは苦にしない反面叩いて一変が少ないタイプ。次走の結果次第で桜花賞の主役になるかも！？

2着アニメイトバイオは、前走京王杯2歳Ｓ2着(=京都芝1400m：0.2秒差)からの好走。こちらもアパパネ同様に牡馬混合戦好走馬。この手の実績馬は今後も要注意と考える。ゼンノロブロイ産駒で、今年が初年度産駒。このことから種牡馬鮮度も高く戦う意欲は高いはずと考えて期待しましたが、新種牡馬はやはり活きが良い。06年は1着ウオッカ(=タニノギムレット)、07年2着レーヴダムール(=ファルブラヴ)・3着エイムアットビップ(=アグネスデジタル)、08年3着ミクロコスモス(=ネオユニヴァース)と新種牡馬の初年度産駒の好走も多いレースであることも重要かも。ゼンノロブロイ産駒は、淀みない流れを前で展開好走するタイプもいれば、鋭くキレるタイプもいて、比較的堅実なタイプが多い。母父フレンチデピュティは、勢いと鮮度が重要なヴァイスリージェント系で、前走好走していたことも今回の好走要因の一つと考える。この馬も今後に期待したい馬。
No.〔19〕の牝系は、キレ味を武器に東京コースでの好走が多い牝系。オークスなどには向きそうな距離が延びて期待したいタイプ。分枝記号はなしにて、やや晩成気味ながらも、平均的に能力を発揮するタイプと考える。

3着ベストクルーズは、前走ファンタジーＳ2着(=京都芝1400m：0.1秒差)からの好走。ファンタジーＳ好走馬はこのレースでは好走出来るのは、前走先行していた馬のみ。しかも2・3着になりやすい傾向(=06年2着アストンマーチャン、07年3着エイムアットビップ)で、今年も該当。クロフネ産駒はヴァイスリージェント系。ヴァイスリージェント系は、鮮度と勢いが好走に非常に重要なポイントとなる。母父サンデーサイレンスでこちらも勢いと鮮度が重要で、前走重賞2着の勢いならば好走可能と考える。ただしヴァイスリージェント系は使い減りしやすく馬体重が少しずつ減ってきている点がマイナスポイント。今回も-2kgでまた減少していて、使い詰めの状態ではパフォーマンスの上昇は難しいと思われる。間隔を開けないならば危険馬かも。
No.〔12〕の牝系は、比較的タフな流れに強く厳しい流れで本領発揮のタイプが多い。分枝記号なしなので、こちらも平均的に能力を発揮するタイプ。

4着ラナンキュラスは、前走ファンタジーＳ4着(=京都芝1400m：0.4秒差)。前走ファンタジーＳでは先行していた馬。スペシャルウィーク産駒で、スペシャルウィーク産駒はスタミナ型サンデーサイレンス系で、本来はエンジンの掛かりが悪く末脚が不発に終わることも多いのが産駒の特徴。本馬と7着ステラリードは34秒台の末脚を繰り出していて比較的性能の良いエンジンを積んでいる様子でした。ステラリードを評価してしまいましたが、スペシャルウィーク産駒の重賞級ならば末脚の堅実性重視のスタンスは正解だったと思います。

5着シンメイフジは、前走新潟2歳Ｓ1着(=新潟芝1600m)からの休み明けでのステップ。フジキセキ産駒で、マイルならば怖い存在のキレるサンデーサイレンス系。No.〔4〕の牝系なので、本格化は3歳になってから。分枝記号dは、前哨戦好走なら本番でも好走の得意技をもつので、叩き良化型と言えると思うので、今回は休み明けが最大の敗因と思われる。力は上位と思うので、今後に期待。
→次走狙い馬:アパパネ,アニメイトバイオ
→次走危険馬:ベストクルーズ  

いろいろと書きたいこともありますが、一言だけ。

ベテランジョッキーが騎乗するということが、クラシック戦線でアパパネにとって有利に働きそうです。

まぁ、そんなことを実感した阪神ＪＦでした。
→次走狙い馬:シンメイフジ,アパパネ     

アパパネは、フットワークが小さくてスパっと切れることはあっても、
大外を回して力でねじ伏せるようなタイプではないと思ったため、
内枠なら買う、外枠なら買わないと思っていたので悔いはありません。

先週のアクシオンもそうでしたが、
これも好騎乗というべきかラッキーというべきか18番枠から上手いこと内に潜り込むこむことに成功しました。
全周パトロールを見てみてください。
３コーナーでアパパネの内がぽっかりと開きました。
なので、これは大外枠を物ともせず、
全馬を力でねじ伏せたという内容ではなかったと思います。
この馬のレース巧者ぶりが発揮されたもので、
それはそれとして評価すべきことだと思います。
来年は当然３冠いずれも有力でしょうが、
やはり私の作戦としてはやはり、
内枠なら買う、外枠なら買わないで頑固に行くつもりです・・・

逆にシンメイフジは、
出遅れた上、ずっと大外を回るという、
全てのロスを１頭で引き受けたかのようなレースでしたので、
それでも差してきたのでやはり力はあると思いました。


回ってきたところを考えた上で、
単純にパフォーマンス比較をすると、
アパパネ＝シンメイフジ＞ベストクルーズ＝アニメイトバイオ＝タガノエリザベート＞ラナンキュラス
といった感じに概ね見受けました。

ラナンキュラスはラッキーだったと言ってしまってもよい内容ではないでしょうか。
道中この馬の周りだけ広くスペースができて、
ノンストレスで最内のスポットを追走できていたので、
力は１００％出し切れていたように思います。
→次走狙い馬:シンメイフジ,タガノエリザベート
→次走危険馬:ラナンキュラス,アニメイトバイオ

馬場状態が着順に影響があった一つの要因。

この時期の2cm程度長い芝でもなんとか対応はできても、前日の雨で良馬場発表も重たいものでした。（土日）共に時計のかかるレースばかりで瞬発力タイプには向かなかった状態。
それに勝ち馬には追い込みでスパっと差し切れる馬は見られず、着に来るのがやっと。逃げも厳しく、中心は好位から中団の差し馬タイプがいいところ。

枠順では2000m以上の一周回る距離では内が有利で、コーナーの少ない1800m以内では中外枠に流れがあったようです。
1800以内では内に入ったからにはロスなく先行したくなるけど、タフな馬場と下げるに下げれない位置取りがスタミナをなくし、緩みが無ければバテるのはもっともです。

逆に外を回した追い込み馬は、馬場の重さから流れを遅く感じやすく3角からの押し上げが人気を背負うに連れ消耗しやすく、切れのない直線の脚になりゴール前で何とかやって来る光景が。
これが1600mだとそれもG１となれば勝ちにこだわるのは当然、外から追い込んで来たシンメイフジとタガノエリザベートには今週の馬場状態では厳しくなり勝負あったとは思えません。
フジは出遅れでそれをさらに加速。

これは他のレースにも言えることでコース変わりや距離や枠順次第では巻き返しありと思えますし、来週も同じような馬場適性が出るでしょう。

阪神の重たい馬場は内伸びが基本で、今週掴みが良かった蛯名騎手の成績が物語っています。騎手で言えば関東リーディング5位蛯名の勝利に続き内田、アンカツ、四位と実力者なのでちゃんと読んでいたんでしょうね。この４人が通ったラインが伸びる所ですから・・・納得。


一番適性があったのは中外枠の好位中団の差し馬ですから、アパパネとベストクルーズには向いていたと言えますが、それよりも内枠から先行陣に加わったアニメイトバイオの好走に価値があり、遅く計時される時計も先行陣には速いものだった。
最後までしぶとく粘った脚には輸送を考えれば勝ちに等しいものでしょう。
このレースでアニメイトバイオのスピードを持続させる力があることと、揉まれ強く根性があり、前走などから自在性ありとも言えます。

馬場状態がパンパンのものだったら、外の追い込み勢も接戦をしたと思うので
今の時点では力関係を決めれず仕舞い。
春の桜花賞の週から速い時計の出る馬場が予想され、このレースはひとつの参考にしかできません。
本番は流れも速く全馬が勝ちに来るものですから、内枠は窮屈になりやすく先行すれば脚をなくし枠的には中外がいいですが、アパパネとベストクルーズが内にでも入れば危険としたい。（桜花賞は毎年内枠は軸にしないマイルールあり）

2~3歳の春まで牝馬にはスムーズさとタフさが課題となり、同じ条件ですから
枠と馬場には注意して暖かい春を待ちます。
レースレベル：3
→次走狙い馬:アニメイトバイオ,シンメイフジ
→次走危険馬:ベストクルーズ,アパパネ

次走狙い馬に、タガノエリザベートとシンメイフジを挙げました。

まず、アガノエリザベートについてですが、やはり、末脚の良さは特筆すべきに値します。本戦では上がり３ハロンが34.0でしたが、前走ファンタジーＳでは、33.5を記録しています。当然、典型的な差し型で、末脚なしには勝ちようがないのですが、過去５戦のなかで４戦は上がり３ハロンの良さが１番です。

続いて、シンメイフジですが、前走新潟２歳Ｓの実力を存分に発揮できなかったのが残念でした。18着に位置していたのを末脚32.9を記録して、１位に突出した様は圧巻でした。
レースレベル：4
→次走狙い馬:タガノエリザベート,シンメイフジ     

関東馬が掲示板に絡んでくるとはあまり考えていなかったので、予想は外れたものの関東在住の自分としては嬉しい誤算。


シンメイフジは出遅れと直線で体をぶつけられながらも掲示板を確保。力はかなりあるはず。折合面でも特に問題があるとも思えないし、今後も注目していきたい馬。

タガノパルムドールは新馬戦を勝ってそのままここに出てきた。藤岡騎手も調教からこの馬に付き合っていたが、まだこのレベルを走るには力不足。鞍上も馬もまだまだ成長が必要だろう。
レースレベル：3
→次走狙い馬:シンメイフジ  
→次走危険馬:タガノパルムドール  

2Fラップ：23.2-24.1-24.1-23.5

平均ペースでレベル的にも中々のレースだったと思います。

着順こそ多少は入れ替わっていますが、基本的に人気上位がそのまま上位にきており（6着までが1~6番人気）紛れは少なかったと思います。その中でシンメイフジは出遅れと最後の直線で寄られる不利がありながら差の無い所まで来ており、まともだったらと思わせる内容でした。勝ち馬のアパパネは、前走も同じような形でしたが抜け出す時の脚が抜群にいいですね。こういう馬は不利も受けにくいので桜花賞まではまず崩れることはないと思います。
→次走狙い馬:アパパネ       

勝ったアパパネは馬体が減ることが懸念材料だったがプラス４と好気配。パドックでもトモの肉付きが抜群でいかにもパワータイプで阪神の馬場に向く馬。レースぷりは確かに左回りよりは幾分走りはぎこちなかったけど蛯名がかなり自信を持った乗り方で４角ではどこを走らせるか考える余裕があった。来年に向けての課題は１０キロは体を増やしてほしいことと右回りで内枠に入ったときにスムーズな競馬が出来るかであるが今日のメンバーとは勝負付けは終わった印象もある。

アニメイトバイオは正攻法の競馬で２着。パドックの歩様はもうちょっとリズミカルになればスタートからのリズムも安定するように感じるが今日は内田がスタートから手綱を押して積極的に位置を確保したことが結果としてはよかったのかもしれないねえ。器用さがあるタイプなので大きく崩れることはなさそうだけど勝ちきるためには歩様がスムーズになって馬自身からあの位置を取れるようにならないとアパパネには勝てないとは思う。

ベストクルーズは３着。パドックではよく見せないことは頭にしっかり叩き込んでおいて置きたい。稽古も走らないけど実戦派。ファンタジーＳとは違って位置取りを下げての競馬。この辺は安藤のクレバーさ。最後つめよってはいるものの何かやはり一歩足りない。ここらがはがゆいとこで前からでも後ろからでも何かにやられるタイプなんでしょうねえ。この馬が来年のクラシックを占う上での物差しになるのかもしれないですね

ラナンキュラスは４着。やはりこの馬は以前から語ってますけど馬体が増えてこない。レースの格が上がるにつれて馬体の迫力負けが顕著に出てきている。気性的なことを考えるともしかしたらこれ以上増えてこない懸念もある。レースも今回も正攻法で４着と頑張ってはいるがこれ以上正直なんとかして着順を上げれなかったのかといわれても上げれなかったと今日の段階では思う。下げて競馬をしないといけないとなると不利もつき物になってくる。この馬はかなり前途多難と思う。

シンメイフジは５着。パドックでこじんまり見せる馬でまだまだ成長する余地を感じさせる馬。レースは出遅れて後方からで最後はよくつめては着てるものの前と喧嘩するわけでもなくタガノエリザベートと喧嘩している印象を与えたことは好感は持てない。ただやはりゲート難はクラシックに向かうには修正しないとこのメンバーでは太刀打ちできないことも実証されたわけで気性面を含めての成長は課題でしょう。距離伸びてよさげでもないしね

タガノエリザベートはシンメイフジと一緒に伸びる感じではなかったのは残念だけどやはり４角よーいドンの競馬よりは京都や中山のような３，４角中間から動いて加速して直線に入ってくる競馬場があっていると思う。馬体を見るとゆったり馬が出来ているのでオークスでも大丈夫だと思うので桜花賞よりはオークスで楽しみたい素材なのかもしれない

期待したタガノパルムドールはパドックでの張りにもの足りなさを感じたけどやはり頭が高い馬で馬ごみに入れる思考はまあ藤岡弟に期待した地点で覚悟は決めておかないといけないことではあるのですが寂しかったです。ただマイルでこのメンバーでは追走に苦しんでもいたので距離伸ばしてゆったり追走できる競馬で見直したいとは思います。もう一度だけ

次回狙い馬に推奨しておきたいのはタガノガルーダ。この馬が今回の１８頭で馬の出来は一番よく見えました。レース振りは正直さえてはなかったですけど最後は堅実な脚を使ってましたしもうちょっと積極的に乗っていれば着順を上げることはできたと思います。マイルよりやや長めの距離で自己条件使ったときは積極的に買いたいですね

最後に三浦の騎乗について。ラップ等をもうすこし調べないとなんともですけど（後に追記するかもこの点では）テン乗り馬の癖を差し引いても許してはいけない騎乗でなかったのではと考えます。細かいことはかなりの愚痴になるのでここでは書きませんが（暮れに落ち着いたらブログのほうでもまとめるかな）ただいえることは

三浦はこれが初犯ではないということです。

あんた今年のＶマイルでもこういう騎乗やっていたよね。。

猛反省は必要です。
レースレベル：3
→次走狙い馬:タガノガルーダ  
→次走危険馬:ラナンキュラス  

見事にアパパネが快勝しました。

1000ｍ通過が59.8
上がり３ハロンが35,3

馬場が去年同様重かったことから
先行していた馬には厳しかったように思います。


アパパネに関しては他の騎手から強いという言葉が
でたように、現時点で力が一枚上だったということでしょう。
完成度と器用さでマイルカップまでは期待できると思います。

ベストクルーズは予想と違い後ろからでしたが、
力のあるところを見せてくれました。
相手なりに走るというか、堅実なキャラタイプが
定着しそうな感じです。

ラナンキュラスは4着。
4コーナーで手綱が動きだしましたが、
エンジンがかかるまでに時間を要しました。
もっと厳しい流れになればまた違った結果になると思いますが、
今日のように一瞬の脚を必要とするレースでは
仕方ないと思います。

ジュエルオブナイルは11着。
直線外に進路をとったのは？でした。
どうやら元々口向きが悪いらしく
立て直すことで精一杯だったそうです。
馬も騎手も若さがでたということでしょうか？


このようなタフな馬場が今後も続くようであれば、
1200ｍのみの経験しかない馬はよほど強い馬でなければ
勝負にならないと思います。

あと、４～６着にはいった馬たちは
来年のクラシックでは人気のあるなし関係なく注目したいです。
レースレベル：3
→次走狙い馬:アパパネ       

予想通りとはいえ１番人気シンメイフジも３番人気タガノエリザベートも追込み届かずの５着６着。ディープインパクトやデュランダル、ブエナビスタ級なら別だが過去の戦歴からも上がり３ハロンの数字以上のインパクトを感じなかった。
２歳牝馬のマイル戦で、直線一気の横綱相撲はなかなかできるもんじゃない。

対照的にアパパネは強かった。
ゲートを嫌った場面は惨敗まで覚悟したが、役者が違った。
大外枠でも無理せず中団に付けられ、仕掛けどころで内を選んだ蛯正もうまかったが、反応の良さと持続的な末脚は来春からのクラッシックに期待が持て、特に桜花賞が楽しみ。

アニメイトバイオも距離延びてもっと良くなるタイプと感じられ、今のところのオークス候補としておく。
ゼンノロブロイ産駒いいかも！

意外と言ったら失礼だが、良血ラナンキュラスは思ったよりも混戦に強く、末も確か。血が騒げば桜も狙えるが、過剰人気になりそうだなぁ…

３着ベストクルーズも堅実派で安勝と手が合いそう。
あの調教見て無印にしたが、こういう実践タイプっているんだよね。クロフネに母父サンデーなら意外と大物かも？

しかしジュエルオブナイルはどうしちゃったの？
自分の形に持ち込めた割にはバテるの早かったなー。
三浦皇成くんには期待しているけど、ペース配分は難しいかな。
今後の競馬界発展のためにも本当に応援しています。
レースレベル：3
→次走狙い馬:ラナンキュラス,アニメイトバイオ
→次走危険馬:シンメイフジ,タガノエリザベート

栗東留学が実を結んだ。栗東の坂路でいっぱいに追われて素晴らしい動きをしていた関東馬アパパネが大外枠から直線は内に潜りこんでというよりも開いた内を突いての勝利。同じく栗東留学をしていたブルーミングアレーが９Ｒのエリカ賞で牡馬相手に勝ちに等しい２着。赤松賞で１着２着の馬たちが力を証明してみせた。
小島茂之調教師と国枝栄調教師が見事に成功させている栗東留学は繊細な牝馬には絶対に必要だということが証明されたことは明らかですね。

アパパネはジュエルオブナイルが前を引っ張ってくれたわけでもない平凡な流れだったが、後ろの馬が素直に控えたことで割と縦長になったことも勝因だった。上手く前に馬を置けました。必殺の出遅れを炸裂させて無理やり前に馬を置いてもいいかなと思っていたけど、蛯名さんに失礼でしたかね。


栗東留学しなかった関東馬アニメイトバイオの２着も優秀。栗東入りしていればもっとやれたのかなと思ってしまいますね。開いた内を突けたということが大きいですが、札幌や中山で揉まれる競馬をしていたし、前走は内をしぶとく伸びていたし、混戦になったらしぶとく浮上しそうな馬でしょう。もし丸田くんが乗っていたらどうだっただろう？外回したかな？好結果が出ただけにこういうことを想像してみるのもレース後の楽しみですね。馬券は当たらなかったけど。



本命のタガノパルムドールは後ろから。３～４コーナー中間あたりから各馬が動いたところでついていけていませんでした。力不足を露呈しました。新馬戦は所詮は新馬戦だったということですね。相変わらず頭の高い走りを見せて成長が見受けられませんでした。まだまだこれからの馬でしょうね。



ベストクルーズは上手く中断に控えてアパパネの次に上手く乗りましたね。前走も上手く外をスムーズに乗っていましたので、乗りやすい馬なんでしょうね。それとも安藤さんが上手かったのか。単勝が売れずに連で売れていたということにも納得です。


ラナンキュラスは外を回って伸びていましたがさすがに内を上手く突いた馬たちまでまとめて差すことはできませんでした。ファンタジーＳで内でもまれて結果を残せなかったことが今回４着までこれた収穫とも言えるし、今回４着までしか来れなかった敗因とも言えるでしょうね。おれはファンタジーＳを使わなくてもいいじゃないかと当時言いました。どうせここ出れるんだし。ファンタジーを使わないで、馬を信じてここで外に出さずに内に入れたままにしておけば・・・何を言っても結果論ですがね。力はありますね。


タガノエリザベートも自分の競馬はできました。力は出していると思いますがあれじゃぁ届かないよねさすがに。この時期でそういう競馬を確立してるっていうのは長所でもあり短所ですね。


シンメイフジは直線フラフラしていましたね。新潟２歳Ｓでもフラフラしていましたからね。まだまだ子供です。ただ、よく頑張ってると思います。



ジュエルオブナイルは４コーナーで膨れてしまいましたね。あれは三浦のせいではありません。馬が悪いです。身体がついて行ってません。頭だけは上手にコーナーを回っています。パトロールを見ればわかります（笑）結果的に内が開いてしまい、勝ち馬と２着馬はそこを突きました。ただ追いこんで届かなかった馬はもともと外を回っていましたからそれによって不利を受けたということもないでしょう。そもそもキャリアたった３戦の休み明けの馬のＧ１でテン乗りで乗ることが酷です。乗る方も乗る方だが乗せる方も乗せる方。中山でほしのあきがイベントやってたんだって？そりゃこっちで乗るっつうの（笑）若いのに災難だな、まったく。
レースレベル：3
→次走狙い馬:アニメイトバイオ,ラナンキュラス     

本命に推したラナンキュラスは４着。
やや出負けして中団からの競馬。直線では斬れ味鋭いアパパネ、アニメイトバイオらに追いつけず、バテてはいないが伸びきれずのレース。
良血馬で過剰に期待してしまったが、来年に向けて馬体、精神的にも成長しないと上位勢逆転は厳しそう。

１着アパパネ
前走の走りの様に直線でトップギアに入った瞬間のスピードは驚異的であっと言う間に先頭にに立ちそのまま後続を抑えきった。
４角過ぎでの蛯名騎手の内を突く判断も素晴らしく勝つべくして勝った印象。
折り合いに課題があるらしいが今回はそれらしい所を見せなかったので、来年の桜花賞も女王としての走りを見せて欲しい。
母ソルティビットで距離適性は微妙で、距離が延びてどうなるかが今後注目。

２着アニメイトバイオ
この馬の能力は出し切った感はあり今回は勝ったアパパネが強かったと思うしかない。
この馬は今年初年度のゼンノロブロイ産駒で産駒の距離適性傾向は未知数だが、とりあえずマイルまでなら問題無いと思うので順調に行けば桜花賞も好勝負必至。

３着ベストクルーズ
いつもより後方に位置取り安藤騎手は一発狙って勝ちに行った乗り方をしたと思うが、斬れでは上位馬に敵わなかった。
勝ち切るにはこのままでは厳しそうでメンツ落ちのレースでは何とかなりそうだが、ＧⅠ級の相手では好走はするが勝ち切れないレースをになりそう。

５、６着のシンメイフジ、タガノエリザベートはさすがにあの位置からでは届かない。
シンメイフジは出遅れが響いて後方からになってしまって、道中上がって行ったがＧⅠでスムーズさを欠くと勝つのは難しい。
タガノエリザベートは折り合い重視で後方から上がり最速を叩き出したが位置取りが後ろ過ぎた。
両馬とも力負けの印象はないので巻き返してくれるだろう。

上位馬はほぼ人気馬が来た様に順当と言えば順当な結果だが、１、２、３着馬はオークスより桜花賞の方がイメージがし易く今回の阪神ＪＦは桜花賞向きのレースかもしれない。
レースレベル：4
→次走狙い馬:シンメイフジ,アパパネ