勝ったローズキングダムは中団から差して楽勝。
流れに戸惑うどころか、むしろ速い流れが向いた感じ。

2着エイシンアポロンは好位から。
重賞連続好走で疲れが心配だったんですが、
さすがアメリカ血統で勢いがある間はしぶとい。

3着ダイワバーバリアンは内枠で無難に。

トーセンファントムは外枠どうこうではなく4角で既に手応え無く。
全く走ってないので、おそらく反動があったと思います。
次も駄目ならもう買えませんが、とりあえず次は買っておきたい。

ニシノメイゲツは手応え良くて直線も伸びるも5着まで。
流れは完璧でしたし、乗り方もロスを抑えて上手かったと思います。
大外でしたが、力は出せたので仕方ないですね。
レースレベル：4
→次走狙い馬:トーセンファントム       

2009年　タイム 1'34"0 (良) 1FAve=11.75 3FAve=35.25

ラップ
①12.0-②10.8-③11.4-④11.9-⑤12.3-⑥12.3-⑦11.7-⑧11.6
1FAveとの誤差
①+0.2 ②-1.0 ③-0.4 ④+0.1 ⑤+0.5 ⑥+0.5 ⑦-0.1 ⑧-0.2
テン34.2-中盤24.2(3F換算36.30)-上がり35.6　『前傾・中弛み』

『前傾』・・・逃げ×　先行△　差し○　追込◎
『中弛み』・・・逃げ◎　先行△　差し×　追込○

1着ローズキングダム・・・キングカメハメハ×サンデーサイレンス=ミスプロ×サンデーサイレンス　〔1-w〕　９－８
2着エイシンアポロン・・・Giant's Causeway×Sadler's Wells=ストームバード×サドラーズウェルズ　〔1-l〕　６－５
3着ダイワバーバリアン・・・マンハッタンカフェ×Kingmambo=サンデーサイレンス×ミスプロ　〔5-c〕　５－５
4着ガルボ・・・マンハッタンカフェ×ジェネラス=サンデーサイレンス×ニジンスキー　〔4-r〕　７－７
5着ニシノメイゲツ・・・デュランダル×Diesis=サンデーサイレンス×レイズアネイティヴ　〔4-i〕　１２－１２

流れはテン-上がりのラップ差から『前傾』と中盤の弛みから『中弛み』の複合ラップ。展開は、追込が最も恵まれ、次いで逃げ、先行・差しには厳しい流れ。しかし好走した馬は先行・差しに位置した馬なので、好走した馬は強いと評価すべきと思います。

1着ローズキングダムは、前走東京スポーツ杯2歳Ｓ1着(=東京芝1800m)からの好走。東京スポーツ杯2歳Ｓ好走のサンデーサイレンス系は(=本馬は母父サンデーサイレンス)、このレースでも好走しやすく軸に向く馬で、この傾向は今年も該当。近年では04年3着ペールギュント、05年1着フサイチリシャール、06年1着ドリームジャーニー、08年3着ブレイクランアウトと良く好走していて、ステップとしては最適であることも証明。キングカメハメハ産駒はキングマンボ系で、格の高いレースで究極のスピード競馬(=レコード決着)になるほど凄味をきかす血統。厳しい展開ほど持ち前の底力が活き、2歳から走れる完成度の高さと成長力がある。本格化前は詰め甘な点があることには注意。母父サンデーサイレンスは、前走の勢いをそのまま活かして好走することの多い特性がある。ただし3歳の中山コースの重賞に関しては母父サンデーサイレンスは過信禁物。4コーナー1・2番手からの押し切りが出来るタイプは好走可能だが、瞬発力を武器にする人気になりやすいタイプは危なっかしいので今後に注意。
No.〔1〕の牝系で、クラシックで好走が多く3歳春にはある程度完成する、完成度が高く仕上がりの早い牝系。分枝記号wは、典型的なローカル巧者が多いが、中央なら固く時計の速い馬場での好走が多い。

2着エイシンアポロンは、前走京王杯2歳Ｓ1着(=東京芝1400m)からの好走。京王杯2歳Ｓからのステップは巻き返しでの好走が多く、好走馬はストレスも残りやすいので、ステップとしては不利な傾向。ただ本馬は前々走デイリー杯2歳Ｓ2着(=京都芝1600m：0.0秒差)で、デイリー杯2歳Ｓを先行して好走していて適性が高かったこと、また前走京王杯2歳Ｓ2着のアニメイトバイオは先週阪神ＪＦ2着馬となり、強さの証明もあったことが好走要因だと考えます。阪神ＪＦ好走馬との対戦成績で、今の力関係を知ることもこのレースをヒモ解く鍵になるので、来年以降も注目。Giant's Causeway産駒はストームバード系で、ハイペースで飛ばしても簡単にバテない先行押し切り型。またストームバード系は、好調期にまとめて稼ぐ短期集中型が多く、2歳戦で好走できるスピードと完成度の高さがある。母父Sadler's Wellsは、成長力豊かで底力がある。
No.〔1〕の牝系は、クラシック好走が多く春シーズンには完成することの多い成長力と仕上がりの早い牝系。分枝記号lは、クラシックで特注の強い馬を排出しやすい記号。3歳クラシックでは牝系、分枝記号ともにアドバンテージがあり、今後にも期待。

3着ダイワバーバリアンは、前走500万条件戦1着(=東京芝1400m)からの好走。前々走デイリー杯2歳Ｓは先行して4着(0.3秒差)で、今回もそのとき2着のエイシンアポロンとは0.3秒差。上位2頭が強い証明と考える。マンハッタンカフェ産駒はスタミナ型サンデーサイレンス系で、ステイヤータイプだが軽い先行力を持ち、難儀な不発が少ない堅実さが特徴で、前半に脚を溜めれば鋭い瞬発力も使える。母父Kingmamboは、格の高いレースで究極のスピード競馬(=レコード決着)になるほど凄味をきかす血統。
No.〔5〕の牝系は、緩いペースよりも厳しいペースで真価を発揮するタイプが多く、人気よりも人気薄で好走することの多い穴タイプの馬が多い。分枝記号cは、分枝記号cは、開幕週・最終週や重馬場での持久力勝負に強い傾向。No.〔5〕の牝系はＮＨＫマイルＣでの好走が多く、今後の成長では好走に向くような感じがします。

今年も外枠は全滅。3番人気トーセンファントムは15番枠で14着。前走は東京スポーツ杯2歳Ｓ2着(=東京芝1800m：0.0秒差)で好走ステップのはずでしたが、展開的に厳しい位置取りだったことや外枠の不利にての結果か！？ネオユニヴァース産駒は、中山コースなど小回りコースを得意とする産駒が多く適性は向くと思っていただけにショックな結果でした。母系がエリザベスロースの一族で、クラシックトライアルで好走するが本番前に故障が多かったりと今後が試金石。嵌れば能力は高いと思うので、反撃には期待したいです。
→次走狙い馬:ローズキングダム,エイシンアポロン     

ローズキングダムはこの一族の傾向なのか馬体が思ったようには増えてこない。ただセンスはこの１族不器用な馬が多かっただけに認めたいところ。レースは意外にあっさりだったのだがこの馬に対してなのかどうか正直掴みにくい現状ではあるけど白旗が他の陣営から上がっていたような感じがするレースではあった。来年となるとやはり課題は増えてこない馬体なんでしょうね。だからなのか橋口師のコメントも買勝っても来年に対して強気なものを見かけることは出来ませんでした。

エイシンアポロンが唯一ローズを意識していつもよりワンテンポ早目に仕掛ける形での競馬。正直最後はきっちり目標になったがこの仕掛けで目標にされて２着に粘ったことは評価すべきであろう。どんな形でも競馬できる強みもあり来年も大きくは崩れないでしょう

ダイワは３着。枠における恩恵も大きかったと思うので過大評価は微妙。もう１度能力を見極めるレースで評価を下したい

ガルボも頑張ってはいるけど評価を早めることはない

ニシノメイゲツは大外から頑張っているものの重賞で１６００では距離が長いのかなとも正直感じてしまった。来年の進路は大切

人気の先生は予想通り操れずで…

ダッシャーゴーゴーは中途半端な競馬で後藤を乗せたこともあだになった形

ただここはG１。あのゆるい仕上げで勝てるほど甘くないけどこの厩舎にパンとした仕上げを望んでもいけないのかもしれない
レースレベル：3    
→次走危険馬:ダッシャーゴーゴー  

１）フローライゼとツルマルジュピターの接触で内ヨレ、ダッシャーゴーゴーの外ヨレ、ガルボの外ヨレでそれぞれ進路を失った。エイシンホワイティとバトルレッド、それにヒットジャポットは後方から。（次走見直しが必要）

２）エスカーダの外ヨレで一歩出遅れた形の外枠陣は、外のハンデをもうひとつ増やされた。それでもニシノメイゲツとキョウエイアシュラはよく頑張った。２頭とも外を回るキツイ内容、この距離の外枠は先行力が必要なんだと今一度の思い、2歳馬は特にかな。（来年に生かそう）

３）パドックで気合い乗りが目立ったガルボは好スタート、未勝利勝ちからいきなりＧ１好走はそうできない芸当。次走パドックの気配で見極めたいけど、外枠でも好位につけるスピードがあるので良さそう。（次走警戒要す）

４）直線エイシンアポロンのふらつきでローズキングダムに接触。アポロンには若さよりも一杯一杯の脚になった、それも勝ちを一番意識した位置取りからきたもの。外目でいつでも交わせる強気な姿勢が末をなくした形。それでも人気を背負った強気な騎乗こそ日本競馬に求められるスタイル。（こういう競馬を学ぶ馬は強くなるね）

５）不運な故障、内田騎手とテンションの高いファントムは手が合っていないのか。かかり癖のある馬の外枠発走には疑問はあるも、こういうタイプはアタリの優しい乗り手が向いていると思う。剛腕の中の剛腕には折り合いが着く馬の方がいいけどね。
直線２００を切ってもムチが入ることからゴール手前まで故障に気付かなかった
様子、右前の故障なのでコーナーで発症か。　手ごたえの悪い４角を見てもできれば気付いてほしかった。スタートでエスカーダの外ヨレで置かれた分を中に入れながら追い駆けようと行き脚がついたところ抑え込んだが、３角の入りでツルマルが前に行ったので後ろは離される。（中山の３角の入りで手前で仕掛けがあると馬群の後方の外目にいる馬はモロに不利を受ける）。また差を詰めようと小回りのコーナーを必死に食らいつく、無情にも人気を背負ったヤネの焦りが追い上げようと一杯の脚を使う。２歳馬には負担となり持たなかったと思う。

６）好位から行くと思えたローズキングダムは中団、中枠が少々ごちゃついたのもあるが外から来たアポロンを追い駆けずに我慢した小牧騎手の勝利。この馬の強さだけが目立った朝日杯ＦＳ。（池添＝小牧）両者の馬に対する思いの違いでは、勝ちをもぎ取る強い気持ち（池）と馬への絶対の自信（小）との表われで勝ちを急がなかった分、能力を出し切ったキングダム。

（余談）
今の日本競馬に良くあるそつのない乗り方、個人的にはエキサイティングするのは前者（池添）。
小牧騎手の乗り方が勝利する近道でしょうし、昨年のセイウンワンダー（岩田）の４角ギリギリタメた脚がフィフスペトルの追撃を抑えたのも一緒。騎手の手腕は感じられるそれも否定はしない、巧みな騎乗は馬にはレースの学習できてもオグリキャップのような根性は養われない。なだめながらタメながら上手に乗っても弱さをカバーしてるだけ。（Ｒキングダムは別として）

個人的には勝ちにこだわった押せ押せのガチンコこそが、日本競馬にないファイティングスピリッツ、もっとやり合ってほしい。
切れのいい差し切りよりも強靭な根性馬がわたしの求めるところ。という独り言。
レースレベル：4
→次走狙い馬:エイシンアポロン       

2Fラップ：22.8-23.3-24.6-23.3

極々普通のペースで中盤が多少緩い。そのわりに速い上がりの馬が少なく、レベルは疑問。

1着ローズキングダム
能力だけで言えば、歴代勝ち馬の水準レベルぐらいだと思います。ただ精神面の落ち着きは素晴らしいものを持っていると思います。

2着エイシンアポロン
勝ち馬とは着差以上に能力差を感じました。それでも現時点では世代上位の力があることは示したと思います。

12着ダッシャーゴーゴー
直線で前が詰まり全く追えてなかったですね。このレースでは何も判断することが出来ません。

14着トーセンファントム
非常に残念です。


上でも触れましたが、レース自体のレベルはかなり疑問です。距離伸びてよさそうな馬も見当たらず、来年のクラシックには何の関連性も無いレースだったと思います。勝ち馬は別ですが。
→次走狙い馬:ダッシャーゴーゴー       

走破タイムは1分34秒0。
予想よりも速い決着になりましたが、
10Rの準オープンの時計が1分33秒2。
想像以上に時計の出やすい馬場だったようです。

◎ローズキングダム。
高い完成度と絶好の枠でスムーズな競馬。
完勝でした。
ダービーは疑問ですが、皐月賞ならチャンスありと思います。

▲エイシンアポロン
ローズキングダムより前に位置し、早めに仕掛けて
ねじ伏せに行きましたが、マークされる格好になっては
仕方ありません。
決めて勝負では分が悪いですし、負けて強しでした。
パンパンの良馬場でなければ、マイルCの本命です。

○トーセンファントムは残念な結果に。
引っかかり気味だったので故障していなくても
勝てたとは思いませんが。
有力馬の故障が多く、来年が心配です。


結果をみると、前走1600ｍを勝ってきた馬よりも
1400ｍを勝ってきた馬のほうが狙いですね。
さらに1800ｍを経験していればなお良。
あとはレベルの高いレースでの好走実績（今年ならデイリー杯）

以上に当てはまる馬を来年以降アナ探ししたいです。
→次走狙い馬:ローズキングダム       

朝日杯FS回顧

ローズキングダムの圧勝。安定感のある走り＆精神性、瞬発力があり、かつその瞬発力が持続する。今年の２歳は有力馬が次々にリタイアしており、来週のラジオNIKKEI賞からどのような逸材が出てくるか注目だが、いずれにしてもクラシック戦線の中軸を担う器だ。

キングカメハメハ産駒は絶好調。牡牝の２歳Ｇ１制覇は史上初。
ローズキングダムはサンデーレーシング所有。募集価格は８０００万円だったが、この世代のキンカメ産駒はいずれも高価格が設定されている。最高額はルーラシップ（未出走）の１億８０００万円、次いで、ソリタリーキング（現在１戦１勝）の１億６０００万円。

エイシンアポロンもなかなか強い競馬をしたが、勝馬とは差を感じた。うーん、ジャイアンツコーズウェイ産駒はマイルまでなのかな、という印象（調教師コメントはこの逆）。NHKマイルは勝ち負け。

ダイワバーバリアンは今後の成長に期待。
ニシノメイゲツは、外枠から追い込み５着。この馬もマイルまでだと思うが、一発大穴をあけそうなタイプ。

予想は完敗、馬券は◎の２着付け三連単フォーメーションが当たりプラスではあったが。
→次走狙い馬:ローズキングダム,エイシンアポロン     

圧勝！ローズキングダムはやっぱり強かった。
なんだか死角が見当たらなくて、相当強くなりそうな…穴予想の敵。でも悲願のＧⅠ制覇、感動しました。

２着エイシンアポロンも強かった。枠が違ったら逆転まであったかもと思うほど。来年のクラッシックが楽しみ。

狙ったダイワバーバリアン、キングレオポルドは３着・６着。
まあ完敗だったけど、来春の楽しみが無くなったとは思わない。成長に期待してます。

４着ガルボはよく頑張った。陣営がやけに強気だったけど、納得しました。…でも、柳の下にドジョウはいないって、次走人気で来ないってパターンも良くあるんだよね。

ニシノメイゲツも５着は立派。大外からキツイ競馬だったけど、中山は鬼かも。

可哀想だったのはトーセンファントム。
たぶん復帰は難しいだろうって…こんな時、競馬は辛い。


さて、来週の有馬記念に向けて、サイン馬券の研究でも始めようかな！
レースレベル：5
→次走狙い馬:ダイワバーバリアン,キングレオポルド
→次走危険馬:ガルボ  

本命に推したローズキングダムは１着。
前評判通りの走りを見せて、見事薔薇一族の悲願を達成した。
道中中団から進め４角から直線では前にいたエイシンアポロンの通ったコースを使い抜け出すセンス溢れるレースぶり。小牧騎手の好騎乗も光り２歳チャンプに輝いた。
Ｓペースの経験しかなかったが、今回マイルのペースにも対応できた事も今後に活きるし、いつでも動ける瞬発力と、持続性のある末脚で能力は超一級品。
５月１０日生まれで、まだまだ成長してきそうなので、来年のクラシックの主役は間違いないだろう。
今日の勝利で、新馬戦で対決したヴィクトワールピサの評価も更に高まるだろう。

２着エイシンアポロン
好位につけて直線も良く伸びたが、ローズＫより前にいた事で目標にされてしまった感はあるが、能力は出し切ったと思う。
今回は素直に相手が悪かったと思うしかなさそうで、ローズＫを逆転するのは難しそう。
掛かるような素振りも見せず、母父サドラーズウェルズからも２０００ｍ位は持ちそうだが、ＮＨＫマイルに向かった方がＧⅠの勲章には近いのかなと思います。

３着ダイワバーバリアン
内枠を活かし４、５番手でレースを進め直線前が詰まった所もあるが、上位２頭との力の差は歴然だった。
今後も重賞に出てくるだろうが勝ち切るにはもうワンパンチ欲しい印象。

トーセンファントムは道中掛かり通しで気性面の成長がないと厳しいと感じた。クラシック前哨戦ではゆったり走れる府中コースや京都コースで巻き返しを期待したい。
レースレベル：4
→次走狙い馬:ローズキングダム       

◎ローズキングダムは、思ったより強かった。走るたびに、その強さを再認識させられる。現時点でキンカメ最高傑作は確定。
○エイシンアポロンも予想通り。ローズにあれをやられたら完敗でしょう。池添も馬も成すことをやった。
▲ガルボはどのサイトを見ても完全無視の状態で4着。これでバーバリアンを仕留めてくれれば今週は上機嫌だったのに・・・。
そしてレースの価値も上がったと思う。次から、たぶんオッズが下がるのが無念だ。ここが一番の買い時だったことを考えると▲評価は自画自賛ｗ。次からも条件次第では買いの一頭。相手なりに走ることは今回だけで充分過ぎる内容だった。
バーバリアンは押さえないといけないところだったな。蛯名は中山開催に入ってからずっと朝日杯を意識した乗り方をしていた。
気付いていたのに軽視してたのは個人的な相性の悪さが原因。
あと外枠に入ったトーセンファントムは良いとこなし。テンで強引に行ったらそのまま掛かってしまった。大外のニシノメイゲツが健闘してたのを考えると、そんな慌ててスタート出さなくても良かったのかもしれない。結果論だけど。
レースレベル：1
→次走狙い馬:ニシノメイゲツ  
→次走危険馬:トーセンファントム,ツルマルジュピター

勝ったローズキングダムは普通に強かった。一族悲願のＧ１制覇おめでとうございます。
ただ、正直Ｇ１であってＧ１のようなシビアさを全く感じなかった。トーセンファントムが外枠を引いてしまい、事実上の１強になったような感じのローズキングダムを苦しめてやろうという馬がいなかった。結果直線楽に外が開き、スムーズな競馬が出来ました。とってもクリーンな競馬でとてもつまらなかった。このＧ１の意義というものが問われても仕方ないと思った。

マイルＣＳから混戦Ｇ１が続いたせいなのか、あくまで自分の競馬をして何とか勝ちが舞い込んでくれば・・・という意識が続いていたんじゃないでしょうか。本来抜けているだろう思われたローズキングダムに対しては秋華賞のような、（ブエナビスタを何とか負かしてやろう）的な意識をしてほしかった。


トーセンファントムは案の定持っていかれて終了。懸念の通り。ちょっと３連続遠征で中山替わりでしかも外枠。かわいそうなぐらいに引っかかってしまいました。この時期に中山マイルの外枠は酷ですね。メイショウボーラーが２着できたのは逃げ先行馬だったからでしょうね。すぐコーナーがある外枠で抑えが効かない気性じゃちょっと無理。今後どうするかね？どんどんレース使いますか？もっと大人になってほしいね。


エイシンアポロンも力は出し切ってますがローズキングダムにまともに競馬をされてはさすがに力負けでした。京王杯の勝ち馬が全然ダメなデータはとりあえず払しょくしてくれましたね。距離はこのぐらいがいいのでしょうね。


ダイワバーバリアンもガルボもは内を利して頑張っています。キングレオポルドはツルマルの外にまで出す必要ありますかねぇ？スムーズな競馬をしたい善臣らしいつまらない騎乗を見せつけられました。Ｇ１でテン乗りで善臣を配する陣営には全く理解を示すことができませんね。


ニシノメイゲツはトーセンファントムとは違って上手く内にもぐりこませることが出来ましたが、その意識が強すぎたせいか差し遅れ。枠の時点で運がなかったということでしょうね。最後は伸びてきていますし、やはり中山のマイルは向きますね。距離はこのぐらいまでなのかもしれませんが、力はあると思います。今後もトリッキーなコースで混戦が予想される展開になれば浮上でしょうね。
レースレベル：2
→次走狙い馬:ニシノメイゲツ  
→次走危険馬:トーセンファントム  

結局上位3頭は1番人気2番人気5番人気で上位人気の馬が入りました。
ローズキングダムはまだ３戦目とは思えない圧倒的な内容。このままいけば十分クラシックの主役は張れるでしょう。ここは文句なしで次走狙い馬に推薦します。

それに対してトーセンファントムはやはり折合面など乗り難いところがあるのか、３番人気に推されながら14着と散々な結果。中間ＣＷなどで折合面重視の調教を積んでいたようなので期待していたのですが、安定した走りをするにはまだまだ時間がかかりそうです。


次走狙い馬にはもう1頭、人気薄で4着と好走したガルボを。道中中団で待機して、直線では良い脚を使っていました。まだ未勝利戦を勝ったばかりという中で、このメンバー相手に4着なら十分。次走以降にも期待が持てます。


あとこれは完全に余談ですが、エイシンアポロンの顔は個人的に好きなので、これからも応援していきたいです。
レースレベル：5
→次走狙い馬:ローズキングダム,ガルボ
→次走危険馬:トーセンファントム