勝ったセイウンワンダーはやはり弱い相手なら勝つパターンか。
まぁこの可能性も十分ありましたし、仕方ないところですね。

2着シルポートは自分のスタイルを貫き。
広いコース、1800、単騎逃げと完璧に条件揃って負けたので、
今後重賞では軽視した方が良いかもしれません。

3着キャプテンベガは相変わらずよく分からない馬。
母父トニービンで府中1800は向くのは向くんですが、
駄目な時は駄目ですし、今一つタイミングがつかめない。

ラインプレアーは覚醒してなかった。と言うしかないか。
全体的に人気馬が消しにくく、一発に賭けるしかなかったので仕方ない。
レースレベル：4    
→次走危険馬:シルポート  

(￣ヘ￣;)ウーン　イマイチ・・・。
1000m通過が58.9だから平均ペース。ペースを落とさず逃げるタイプのシルポートにとっては悪くないペースか。３着までハナ・ハナ決着も内容的にも勝ったセイウンワンダーが一枚上。マイラーかと思っているところがあるのだが、マイルよりも1800～2200ぐらいが合っているのかな。そう思うのは血統的にサクラメガワンダーとかぶるからか・・・。賞金を加算できたのは大きく、これで秋は除外の心配なくローテを組み立てられるワナ。
　シルポートは今年７戦して1600mが【0003】に対し1800が【2200】　多少ゆったりできる1800のほうがいいんだろう。当面の目標は毎日王冠か・・・(；・∀・)
　キャプテンベガは「スタートから行ってくれ」という指示があったらしく、普段より積極的な競馬。内枠でロスなく周ってこれた感はあるが、こんな競馬もできるのがわかったのは収穫だろう。でも勝ち切れないのには変わりないか(´ﾟωﾟ):;*.':;ﾌﾞｯ
　セイクリッドバレーも似たような感じだが・・・まあ悪くはない。ゴールデンダリアは前走が斬れたので同じイメージで乗ったら届かなかった感じ。枠＆人気的にも外々は仕方ないところだな。体重が減ってたように多少デキ落ちを懸念するが。
　ストロングリターン、デストラメンテは直線で何頭交わせるかの競馬。サンライズマックスは休み明けで-10kg。冬場で絞れない分が減ったとも言えるが、状態が良くなかったと思える。
レースレベル：3    
→次走危険馬:ストロングリターン  

12.7 - 10.9 - 11.5 - 12.0 - 11.8 - 12.0 - 11.5 - 11.3 - 12.4


前半は平均ペースから、ラスト１Ｆを極端に落としたレース。この日は全体的にラストを落とすケースが
多かったので、このレースも例に漏れずと言うところ。時計的にはまずまずというところ。


１着セイウンワンダーは好スタートから好位でレースを運ぶ。３～４角では中目からゆっくりと下げない
程度に押して直線へ。直線ではすっと進路が開いてじわじわと伸びてくる。残り200で前がばてたところを
グイグイと伸びてきてハナ差差し切ったところがゴール。いつものようにまた３着かと思ったところを
外から急追してきたのは、やはりラスト12.4と前が完全にばててくれた分が大きい。この馬自体
切れが足りない馬なので、シルポートがある程度のペースを刻んでくれた点と、外差しが利く馬場状態が
嵌ったと言うのが大きいでしょうね。位置取りも後ろすぎず、３～４角も極端なロスをしない乗り方で、
重賞連敗をストップさせた福永も良かったなあというところ。切れが無いと言うところで、やはり
宝塚記念に出てくると、面白い逸材。1600～1800ｍでも相手が弱ければそれなりにやれる馬だとは思うけど
本質的には2000～2400で極端な切れ勝負にならないコースがベストだと思うので、阪神2200というタフさを
要求される舞台なら、一発あってもいいかなと思わせる内容。東京1800自体は合わないと思うので、
これで辛勝だったってのはそんなに評価を下げなくていいかなと思う。


２着シルポートは楽にハナを切って逃げの一手。終始３馬身ほど保ったまま３角へ。ここで息を入れて４角で
すっと加速させ直線。内からキャプテンベガが食い下がってくるところで併走状態に。最後まで叩きあいの
ところを大外からセイウンワンダーの強襲を食らってハナ差の２着。負けはしたが、これこそ展開のアヤという
奴でしょう。力を十分に見せつけましたね。ただ、やっぱり見ていて思うのは、1800向きのミドルラップで
こそ持ち味を活かせるんだと思う。1600ｍでこのスピードだとちょっと足りなくて、ラストの切れで見劣る。
今なら2000は行けるかもしれないけど、1600ｍに短縮するようだと危険かな。相手関係からもここで２着
自体は単純に評価出来ます。


３着キャプテンベガはスタートは五分。そこからちょっと下がってしまうが、後藤が早めに押し上げていく。
３角では好位の内を確保できていて、３～４角最内のコーナーワークで一気に押し上げると直線ではシルポート
を目標に内から抜け出してくる。最後までしぶとく食い下がったものの、外からセイウンに差されて
シルポートに競り負けての３着となった。後藤の好騎乗かな。結果的に３～４角で全くロスなく乗れていたのも
大きいし、楽して押し上げた上、加速した状態で直線に向けたのも大きかった。それに加えて、1800ｍの
割に緩んだペースにならなかったのも好走の要因の一つだろう。ただ、シルポートを目標にして、３～４角で
ロスなく乗って直線で差せなかったことを考えても、ちょっと力的には及ばなかったかな。終いが掛ると
安定して差しこんでくるタイプなので、阪神開催や新潟開催で要注意。


４着セイクリッドバレーはやや出負けして中団からの競馬。３角でうまい具合にキャプテンに前を取られて
しまいこれを追走する形に。４角のコーナーワークでやや反応負けし、ポジションを上げられず直線へ。
直線では内に進路を取るものの伸び切れず、得意の１Ｆの落ち込みでの差し込みも影をひそめた。
う～ん、前半脚を使うと駄目なのかも。1800ｍにしては緩まない厳しいペースだったので、その辺が影響
したかな。ロスなく乗れてはいるけど、ラスト伸びを欠いたのはちょっと残念。得意の新潟で逆転を
狙えるか。


５着ゴールデンダリアは後方からの競馬。３～４角で一番大外をぶんまわして直線へ。直線入り口でちょっと
内によれて立て直してからの伸びはセイウンよりも良かったが、残り200から脚色が衰えてセイウンに
逆に突き放された形での５着。まあ、あれだけ４角で大外まわしてちゃ厳しいわな。脚質的に仕方ないけど
もうちょっとスムーズだったらこの着差だけにもったいない競馬になってしまった。ただ、この相手で
この内容なので力をつけてきているのは確か。


６着ストロングリターンはやや出負けぎみで後方からの競馬。向こう正面で馬がたまらんという感じで
上がっていくが、内田が立ち上がって無理やり抑えこんだ。というより前が壁だった。その後も終始
掛り加減で３角進出。３～４角でも外目をまわしてロスが多く、直線に向いても進路が無いので、
とりあえずセイウンワンダーの後ろにつけると、セイウンが伸びてくれて進路が出来たので追うと
そこそこ伸びた。最後はじわじわと伸びてきているが６着。自分が本命を打ったのもあるけどさ、
この糞騎乗は酷過ぎるだろ。位置取りも悪いし掛るし外まわす。こんな競馬で差のない６着。
この馬はかなり強いと確信したわ。距離云々よりも序盤の位置取りの問題。最後まで伸びてるんだし。


８着トウショウウェイヴは単騎の２番手。３角でもポジションに余裕はあったんだけど、押して上がって
いこうとしていた。が、ここで全く反応せず。逆にシルポートに楽に突き放され直線へ。後はばてたわけ
ではないが沈んで終了。もともとこういう競馬をする馬では無いので評価は難しいけど、スピードを
要求される舞台で先行して持ち味を活かせるタイプでは無いことを証明したかな。多少厳しいペースとは
言ってもキャプテンベガがある程度の位置から競馬してしぶとい内容なんだから、先行して良いタイプ
では無いんじゃないかな。


12着サンライズマックスはスタートから後方に下げる。３角手前で外から押し上げていく。が、結局
３～４角で一番大外をまわされることになり、直線へ。直線でも全く伸びてないわけではないものの、
本来のしぶとい脚は影をひそめての完敗となった。休み明けを考慮しても流石に負けすぎな感は否めない。
次走以降はとりあえず静観したいところ。


http://naniwaru.blog111.fc2.com/blog-entry-859.html
レースレベル：4
→次走狙い馬:ストロングリターン,セイウンワンダー
→次走危険馬:セイクリッドバレー,サンライズマックス

2010年　タイム 1'46"1 (良) 1FAve=11.79 3FAve=35.37

ラップ
①12.7-②10.9-③11.5-④12.0-⑤11.8-⑥12.0-⑦11.5-⑧11.3-⑨12.4
1FAveとの誤差
①+0.9 ②-0.9 ③-0.3 ④+0.2 ⑤±0 ⑥+0.2 ⑦-0.3 ⑧-0.5 ⑨+0.6
テン35.1-中盤35.8-上がり35.2　『一貫』

『一貫』・・・逃げ△　先行○　差し◎　追込△

1着セイウンワンダー・・・グラスワンダー×サンデーサイレンス=ロベルト×サンデーサイレンス　〔3-l〕　８－６
2着シルポート・・・ホワイトマズル×サンデーサイレンス=リファール×サンデーサイレンス　〔3-n〕　１－１
3着キャプテンベガ・・・サンデーサイレンス×トニービン=サンデーサイレンス×グレイソヴリン　〔9-f〕　５－２

流れはテン-上がりのラップ差が少なく、中盤も弛まない『一貫』の流れ。展開的には差しが最も恵まれ、次いで先行、逃げ・追込には厳しい流れと考える。

1着セイウンワンダーは、前走マイラーズＣ4着(=阪神芝1600m：0.3秒差)からの好走。グラスワンダー産駒はロベルト系なのだが、グラスワンダー産駒には母父ダンチヒの特性も活かしやすい「ダンチヒ型」と父系そのままの「ロベルト型」とがいる。本馬は「ロベルト型」の特性をもち、叩き良化型で根幹距離の厳しい流れが向く。叩き2戦目でしかも前走マイル戦の速い流れを経験したことで、ロベルト系の特性を引き出しやすい状態にあったと考えて、この好走には納得。母父サンデーサイレンスで瞬発力勝負に強く、前走好走だと勢いに乗じて連続好走しやすい特性がある。特に0.5秒差以内だと好走する可能性は高く、この特性からも次走にも期待する。
No.〔3〕の牝系は、古馬での成長力に優れた牝系で、東京コースなど広いコースでの好走が多い。分枝記号lは、能力が高くトップクラスのポテンシャルを秘めていて、成長力も豊富。

2着シルポートは、前走メイＳ2着(=東京芝1800m：0.3秒差)からの好走。ホワイトマズル産駒はリファール系で、欧州型のスタミナ血統なので淀みない流れの中長距離戦で高い能力を発揮する。スローペースの瞬発力勝負で負けても、厳しい流れならすぐに反撃する。今回は単騎逃げが見込める展開から、自分の得意な展開に持ち込んで粘りこむことが可能と考えて評価する。母父サンデーサイレンスは、勢いに乗じて連続好走しやすい特性を持ち、鮮度の高い時によく好走する。重賞挑戦など格上相手にもよく好走し、重賞初挑戦などは特にプラス要因となる。次走が宝塚記念だったら、ＧⅠ初挑戦の鮮度と勢いから面白そうな馬と思いますが今のところ登録してないのが残念。今後ローカル2000シリーズに向かうようなら、脚質的にも要注目(=ローカルコースは小回りなので前に位置した馬が好走しやすいので)。
No.〔3〕の牝系は、古馬での成長力も豊富で、東京コースなど広いコースでの好走が多い牝系。分枝記号nは、仕上がり早で素軽いスピードと立ち回りの上手さが持ち味。底力には欠けるが器用さでカバーする。

3着キャプテンベガは、前走前走都大路Ｓ9着(=京都芝1800m：1.3秒差)からの好走。本馬は09年エプソムＣ3着馬で、2年連続しての好走。エプソムＣは近年リピーターが好走することも多く(=06年2着→08年3着グラスボンバー、08年2着→09年2着ヒカルオオゾラなど)、東京芝1800m巧者が好走しやすいといえるのかもしれない。
サンデーサイレンス産駒は、現7歳世代が最後の世代。勢いのある馬は重賞初挑戦でも好走するが、勢いの衰えた馬は外伸び馬場の瞬発力勝負でないと好走しにくい。前走は惨敗ではあったが上がり32.9秒と極上のキレは発揮していて、今回は得意の東京コース(0-2-2-2)でしっかり伸びての好走と考える。母父トニービンはグレイソヴリン系でスタミナもあり、強敵相手に好走しやすい特性や連続好走しやすい特性を持っている。また近年エプソムＣで好走の多い母父でもありました(=母父トニービンの好走馬：07年3着ブライトゥモロー、08年2着→09年2着ヒカルオオゾラ、09年3着キャプテンベガなど)。
No.〔9〕の牝系は、小回りコースよりも広いコース向きで東京コースは合う。分枝記号fは、休み明けを苦にせず走るが、叩いて一変が少ない。今回は前走は不発に終わった鬼脚を活かせる条件が揃っていたと考える。
→次走狙い馬:シルポート,セイウンワンダー     

7着デストラメンテ
道中いつの間にか最内に潜り込み、経済コースを通っての競馬。
東京も最終週となれば流石にインコースの芝は荒れていたが、
荒れた芝を物ともせずに最後までしっかり伸びた内容は秀逸。
重馬場、荒れ馬場はドンと来いといったタイプだけに、
この馬「らしさ」が十分に垣間見えたレースだった。

次走はおそらく七夕賞。
元来小回り巧者で福島は得意のコース。
前開催の芝状態を考えると、短期間で芝状態がガラリと
良くなっているとは考えづらく、七夕賞の頃には相当の
馬場悪化が予想される。
さらに当日雨でも降るようなら。。。
レースレベル：3
→次走狙い馬:デストラメンテ       

★　◎○はズバリだったが、私的に残念だったのはＸ馬にタケミカヅチを推さなかったこと。サンライズマックスはまだしも、ラインプレアーなど誰が考えても別定重賞で好走できる馬ではないのにわざわざＸ馬扱いしてしまったのが悔まれる。
　今回掲示板を確保したゴールデンダリア柴田善のお手馬たるタケミカヅチは、鞍上が後輩の北村宏になって「柴田さん目標のレース」でもしかしたらの入着賞金稼ぎもあると踏んでしまったのがミス。それにしてもまさか16着とは思わなかった…何しに来たのか分からない四位とともに、今回一番情けない結果を出した騎手と言える。
★　今回のエプソムＣも順当に決まったが、その要因たる存在がセイウンワンダーにあったのは周知のことだろう。本来なら安田記念に出るべき馬なのに、誰のせいだか２才戦以降全く賞金を積めなかったおかげでここ必勝体制になったからだ。
　もちろん次走狙い馬も同馬が筆頭…ただし、問題はどのレースを使うかにある。もしも中一週で宝塚記念に出るようなら残念だが消すしかないと思われる。なぜなら岩田の降鞍以後、同馬が賞金を積めずエプソムＣに出るハメになった最大の理由が福永起用であり、そんな騎手が乗る馬が順調さだけを理由に宝塚記念で好走したらミエミエのヤラセになってしまうからだ。(…でも２・３着ならメンバー次第で有り得ると念頭に入れて置くべしだが…)
　今回５着だったゴールデンダリアも次走狙い馬となるだろう。何しろお手馬たるタケミカヅチを捨てて乗ったほどの馬である。今回の福永馬勝たせレースでなければもっと上位に来ていたハズだからだ。
★　次走危険馬の２頭の理由は明確である。なぜなら、今回起用した騎手がともにここで好走すべく配された鞍上強化騎手と好調騎手であり、当然ながら次走は条件的にもきつくなるからだ。
　ただし、シルポートにはまだ走る要素が残っているかもしれない。逃げ馬であれば、今後夏競馬の使い所次第では充分相手に恵まれる可能性があるからだ。
レースレベル：3
→次走狙い馬:セイウンワンダー,ゴールデンダリア
→次走危険馬:シルポート,キャプテンベガ

○▲が1，2着には来ているが、◎が着外では。
まぁ、よく追い込んできているとは言えるのだが…。

フジテレビの細江さんはパドックでゴールデンダリアの評価を下げたんでしょうね。なんとなくピンとこないという様子だったから。勝負には、こういう動物的勘は必要ですね。

レース後のコメントで、「いつもとちょっと様子が違った、繊細な馬だから」とありましたが、これをどう読むかですね。

単純に気がのらなかったのか、それとも何らかの後天的なコンプレックスがあったのか。
たとえば、どうしてもかなわないと感じている天敵の存在とか、コースに対する嫌な記憶とか。分からないですね。

ただ、これまでは単純に東京コース向きと考えていましたが、多少割り引いてみようかと考えています。
→次走狙い馬:シルポート,セイウンワンダー     

〈レース回顧〉
　揃ったスタートからシルポートが押してハナへ。外からトウショウウェイヴも前へ。セイウンワンダーは先団を見ながら好位を追走し、その内にキャプテンベガ、セイクリッドバレーは中団の内、ゴールデンダリアは後方の外、最後方からブレーヴハートが追っつけての追走となった。流れは大きく緩むことなく、馬群はやや縦長に。直線ではシルポートが荒れた内を嫌って3分どころへ、開いた内を通ってキャプテンベガがポジションを上げ、そのさらに内からセイクリッドバレー、セイウンワンダーはロス無くコーナーを回った。一方、シルポートが内を嫌ったために外を回したゴールデンダリアには大きな距離ロスが生じた。キャプテンベガ、セイクリッドバレーに早めに迫られながらも粘るシルポート。そこへセイウンワンダー、ゴールデンダリア、ストロングリターンが差してきて大接戦に。最後はセイウンワンダーがハナ差で差し切った。

　セイウンワンダーは中団からロスの無い競馬。前を追いかける時の脚色は抜けていたが、並んだ瞬間に脚が鈍ったように見えたのが少し気になった。長く脚が使えないタイプか、相手に合わせてしまうタイプか。どちらにしても今回は勝ちきったが、相手に恵まれても絶対の信頼は置けない印象。

　シルポートはテンがあまり速くなく、押して押してハナに立って、溜め逃げはせずに平均ペースを作って粘るタイプ。GⅢでも通用する能力を証明したが、よりテンが速い逃げ馬や、より強い差し馬を相手にした時、脆さを見せる可能性もありそう。

　キャプテンベガはシルポートが避けた内をロス無く回ってきた。恵まれた内容だったように思える。

　セイクリッドバレーはそのさらに内を回ってきた。こちらは荒れたところを通ってしまった印象。

　ゴールデンダリアは大外を回して5着。前述の通り大きな距離ロスになってしまった。良く追い込んできたが、最後は脚色が鈍ってしまった。

〈感想〉
　展開と馬場の読みは正しかったのですが、誤算はシルポートが馬場の悪いところを避けたこと。シルポートが作った第2の内ラチの出現で、外差し馬場は一転して内伸び馬場になってしまいました。
　このレースを見ていてコイウタが勝ったヴィクトリアマイルを思い出しました。アサヒライジングが荒れた内を避けて、外を回った人気のカワカミプリンセスとスイープトウショウが惨敗してしまったあのレースです。

〈次走期待馬〉
　次走期待馬はゴールデンダリアです。ゴールデンダリア以外の外を回した馬は惨敗している中、良く追い込んできたと思います。

〈次走危険馬〉
　次走危険馬はキャプテンベガです。このレースをコイウタが勝ったヴィクトリアマイルに例えましたが、このレースでコイウタに当たるのが、シルポートの内を通ったキャプテンベガだと思っています。恵まれた内容だったと思うので、次走、人気になるようなら軽視したいと考えています。
レースレベル：3
→次走狙い馬:ゴールデンダリア  
→次走危険馬:キャプテンベガ  

本命に推したセイクリッドバレーは４着。これで今年に入ってから４戦連続で掲示板に載った。
脚の使いどころが難しい馬によくある、好走はするけど勝ち切れない感じがする。
松岡騎手のコメントで馬場が悪いのは３角だけだったからインを突いたとあるが、直線で伸びかけて止まったのは馬場の影響も多少あったのかもしれない。
まだ４歳馬なので、もう一回りパワーアップして欲しい。

１着セイウンワンダー
道中中団やや前で追走して、直線では逃げ粘るシルポートをハナ差交わして０８年朝日杯以来、約１年半ぶりの勝利を飾った。
休み明けのマイラーズＣと変わらない馬体重でやや太め残りだった事が、ハナ差の際どい勝負になった原因。
次走は宝塚記念に向かうらしいので、体が絞れていれば押さえておきたい馬。

２着シルポート
スローの逃げ粘りでの結果じゃないので、この２着は評価しても良さそう。
これから夏競馬に入り２０００ｍの重賞が多いが、この馬は２０００ｍで勝ち鞍無し。出走経験も１度しかなく１５着と惨敗している。
でも近走の充実ぶりからマイペースで走れれば２０００ｍもこなせると思うので、夏競馬に使ってきたら面白い存在。

３着キャプテンベガ
去年のこのレース３着馬で今年も３着と好走した。
道中中団にポジションを取り徐々に上がって行き、４角２番手から直線インを突き伸びた。
これで東京コース７戦して５回馬券圏内に入っている様に、東京巧者。覚えておいて損はなさそう。
距離も２０００ｍ位は問題無さそうで、夏競馬を使えば重賞制覇のチャンスがあるかも。
レースレベル：2
→次走狙い馬:セイウンワンダー       

振り返れば・・・

「逃げる馬が分かっていた」

レースだった。

逃げる馬は「シルポート」

スタートして、シルポートが逃げるが、他馬が絡まなかった。

絡んだのは「トウショウウェイヴ」

この時点で、展開に狂いが生じた。

（中館、何で先行させるんだよ！！）

僕は、ゴールデンダリアから買っていたので、ゴールデンダリア中心に見ていた。

淡々とシルポートがマイペースで逃げる。

道中、ゴールデンダリアが後方から徐々に進出しそうな感じがあった・・・一瞬。

勝ったセイウンワンダーは、いつもより前目で競馬していて、逃げるシルポート・キャプテンベガとの叩き合いを制した。

逃げる馬・展開が分かっていたから、セイウンワンダーの福永が勝ち負けに導いたと思う。

一方、ゴールデンダリアの騎手・・・後方で何やってるんですか

(ﾟДﾟ#)
レースレベル：3
→次走狙い馬:セイクリッドバレー  
→次走危険馬:トウショウウェイヴ,ゴールデンダリア

トウショウウェイヴはどうして吉田豊じゃなかったんでしょうね。積極的な競馬をしてほしかったということなんでしょうかね。
それにしても押して行きすぎでシルポートを突っつく形になってしまって飛ばし気味に逃げさせてしまいました。蛯名は直線上手く馬場のいいところに出して２着まで粘れました。気持ちよく行ければやっぱり力発揮できますね。

トウショウウェイヴはもう控える競馬しかしないでしょう。それでいいよ。新潟記念なら何とか届くんじゃないですかねぇ。ただ新潟記念に行ってくれるかどうかはわかりません。目黒記念じゃなくてメイＳに行ったことがいまだに理解できないので。


勝ったセイウンワンダーは勝負強いなぁと。極悪馬場ダービーを除けば去年クラシックでは一番安定していた馬なのでこのぐらいの力はあるんでしょうけどね。勝ち切るとはねぇ・・・。

キャプテンベガはまだまだやれますねぇ。しかも今までとは違って前目の競馬で頑張りました。７歳にして新しい面が出てきたってことでまだまだ息は長く続くんでしょう。

セイクリッドバレーはよく頑張ってるけどなぁ・・・上手く乗ってあれだとちょっとまだ重賞じゃ厳しいのかな？って思っちゃいますね。ゴールデンダリアに先着できたのは枠の分でしょう。

ゴールデンダリアは真っすぐ走れないのかな？ちょっと内にささり気味だったように見えたなぁ。馬体併せに行っただけかなぁ。何か追いづらそうに見えた。騎手が追えないだけかもしれないけど。


ストロングリターンもよく頑張ってるけど府中の１８００ｍだとごまかしきれない感じがしますね。府中ではマイルまでかな。
レースレベル：3
→次走狙い馬:トウショウウェイヴ       

勝ったセイウンワンダーは安田記念除外後も馬はしっかりできていた。着差こそわずかではあるけども勝負根性などは１枚上なんでしょうね。これで賞金も確保できましたし秋は大きいところで力ためしをしてほしいですね

シルポートはゲートは並も２の脚がスムーズでしたね。１番の馬があっさり引いてくれたのでマイペースに。東京の逃げが効かなくなった馬場でよく頑張ってますし逃げ馬にしては最後の叩き合いでセイウンワンダーに食い下がるなど思った以上に力をつけているみたいです。七夕賞→小倉記念の逃げ馬有利なコースへ進路を取ればさからえないでしょう。ともにゲート並でも１角までの距離が長いので２の脚で容易に先手取れますしね

キャプテンベガもしぶとく３着。やはり去年もこのコースで好走しているようにこの馬には東京１８００の水が合うんでしょうね。で去年ここからなぞのOP特別に進路とってましたけど今年はどうするんでしょうか

セイクリッドは道中かかった部分がありましたね。最後それが応えた形になりました。左回りにも良績ありますけど僕はやはりこの馬は３角からスパート出来るようなコースのほうがいいとは思いますね

ダリアは騎手に怒りしかわいて来ません

ストロングリターンはどうしても折り合いをつけるためには馬の後ろにいれないといけないのでしょうか？どうしてもスムーズな競馬になることが少ない馬なんでしょうね。最後はいい脚だったと思いますけど条件ではごまかせても重賞では嵌らないと勝ちきれないそういう馬になりそうです

タケミカヅチは今回行かせましたけど末ばったり。復活は遠いかもです
レースレベル：3
→次走狙い馬:シルポート  
→次走危険馬:タケミカヅチ,ストロングリターン