勝ったナカヤマフェスタは中団から差し切り。
3着アーネストリーともども圧勝の勢いということでしょうけど、
G1ではまだパンチ不足かなと侮っていました。完敗。

2着ブエナビスタはいつも通り。
馬場とか距離とか関係なくロボットのように安定してますが、
その分だけ勝ち切る意思が弱い。もう引退まで対抗評価で良いかと。

ナムラクレセントは宣言通り逃げて何の不満もありません。
やはり宝塚はデータ通り好調馬の方が強いということでしょう。

ドリームジャーニーはチグハグな競馬でしたが、
どうも走りに集中できていない感じで、その影響があるのでしょう。
ここでこんな走りでは、ちょっと今後は買いにくくなりますね。
レースレベル：3    
→次走危険馬:ドリームジャーニー  

2010年　タイム 2'13"0 (やや重) 1FAve=12.09 3FAve=36.27

ラップ
①12.4-②11.1-③11.3-④12.7-⑤12.5-⑥12.3-⑦12.3-⑧11.9-⑨12.1-⑩11.9-⑪12.5
1FAveとの誤差
①+0.3 ②-1.0 ③-0.8 ④+0.6 ⑤+0.4 ⑥+0.2 ⑦+0.2 ⑧-0.2 ⑨±0 ⑩-0.2 ⑪+0.4
テン34.8-中盤61.7(3F換算37.02)-上がり36.5　『前傾・中弛み』

『前傾』・・・逃げ×　先行△　差し○　追込◎
『中弛み』・・・逃げ◎　先行△　差し×　追込○

1着ナカヤマフェスタ・・・ステイゴールド×タイトスポット=サンデーサイレンス×リボー　〔3-h〕　８－６
2着ブエナビスタ・・・スペシャルウィーク×Caerleon=サンデーサイレンス×ニジンスキー　〔16-c〕　５－４
3着アーネストリー・・・グラスワンダー×トニービン=ロベルト×グレイソヴリン　〔3-n〕　２－２
4着ドリームジャーニー・・・ステイゴールド×メジロマックイーン=サンデーサイレンス×マイバブー　〔8-c〕　１２－１２
5着ネヴァブション・・・マーベラスサンデー×Mill Reef=サンデーサイレンス×ネヴァーベンド　〔14-f〕　１１－６

1着ナカヤマフェスタは、前走メトロポリタンＳ1着(=東京芝2400m)からの好走。宝塚記念はグランプリということもあり、有馬記念同様に鮮度が高く余力のある馬が好走しやすい傾向にはあるのだが、今回は異例のステップでの好走。近年前走オープン戦からの好走馬は稀で、前走1着好走していたものの間隔を開けた上での好走だったことにも驚きです。休み明けでの好走は多い馬ではあったが、ここまで好走するとは考えられませんでした。反省です。
ステイゴールド産駒はスタミナ型のサンデーサイレンス系。ステイゴールドは母父ディクタスの特性がでていて、サンデーサイレンスというよりはサッカーボーイに近い特徴があり、夏～秋にかけてよく軌道に乗ることが多い。ディクタスのスタミナ型の特性とまた強敵相手に食い下がる勝負根性はステイゴールド産駒の持ち味。1戦燃焼型のタイプも多く、惨敗後から涼しく巻き返す能力も高い。このあたりの特性が上手く嵌ったとも思われる。また母父タイトスポットはリボー系で、成長力のある中長距離血統。リボー系は、肉を切らせて骨を絶つ的なタフなレースでこそ本領を発揮するタイプが多く、その中でもタイトスポットは屈指の穴血統。嵌れば突き抜けるが、不発も多い。このあたりの特性が今回は上手く嵌っての好走と思います。父×母父ともに成長力には期待できるが、人気では不発→人気薄で一発というタイプになるのではと考えるが、ドリームジャーニーMk-Ⅱということで今後にも要注目。
No.〔3〕の牝系で、古馬での成長力も豊富で、東京コースなど広いコースでの好走が多い牝系。分枝記号hは、揉まれ弱く、基本的には広いコースがベスト。小回りコースの場合は外枠か先行策が必須。No.〔3〕の牝系は、4歳秋が最も充実しやすく東京コースで好走が多い傾向。秋シーズンの充実には期待します。

2着ブエナビスタは、前走ヴィクトリアＭ1着(=東京芝1600m)からの好走。宝塚記念は有馬記念好走馬がよく好走しやすく、また東京芝2400mＧⅠ好走馬も好走しやすい傾向がある。有馬記念は09年2着好走、東京芝2400mＧⅠも09年オークス1着と傾向には沿っていた馬。このタイプは信頼性は高いと考える。
スペシャルウィーク産駒はスタミナ型サンデーサイレンス系で、本来はエンジンの掛かりが悪く末脚が不発に終わることも多いのが産駒の特徴なのだが、本馬は33秒台～34秒台の末脚を連発していて性能の良いエンジンを積んでいる様子。母父Caerleonは、種牡馬の持ち味を活かしつつ持続するスピードや豊富な成長力を伝える能力に優れている。前走はマイル戦で後方からぶち抜いたが、今回はマイルよりもペースが緩やかになる分、前にて展開すると考えて位置取りショックも期待できると考えて期待したが、この点は上手く活かせたと考える。現在は差し一辺倒ではなく、先行して押し切れる自在性も兼ね備え、イメージとしてはダイワスカーレットMk-Ⅱで、非常に堅実と考える。秋シーズンにも期待する。
No.〔16〕の牝系は、叩き良化型のステイヤー特性がある。ステイヤーは叩き3戦・4戦目での好走が多く、前走3戦目での好走からも今回も好走可能と考えたが、この特性は今後も期待。休み明け初戦は能力で好走するようなら、次走は状態が大幅に上がると考えられるので、上手く秋シーズンには活かしたいです。分枝記号cは、開幕週・最終週や重馬場での持久力勝負に強い傾向。

3着アーネストリーは、前走金鯱賞1着(=京都芝2000m)からの好走。前走金鯱賞からのステップ馬は近年好走馬が多いが、全て金鯱賞1着馬ばかり(=08年1着→1着エイシンデピュティ、09年1着→2着サクラメガワンダー、10年は本馬が好走)。来年も金鯱賞好走馬には要注目したい。
グラスワンダー産駒はロベルト系なのだが、グラスワンダー産駒には母父ダンチヒの特性も活かしやすい「ダンチヒ型」と父系そのままの「ロベルト型」とがいる。本馬は「ロベルト型」の特性をもち、叩き良化型で根幹距離の厳しい流れが向く。またグラスワンダー産駒は、2歳戦から走るタイプもいるが、叩き上げで一気に上り詰めるタイプが存在(=08年ＪＣ1着スクリーンヒーロー)。母父トニービンはグレイソヴリン系でスタミナもあり、強敵相手に好走しやすい特性や連続好走しやすい特性を持っている。ＧⅠ挑戦で相手強化はプラス要因となる。この特性が上手く活かせた結果と考える。
No.〔3〕の牝系は、古馬での成長力も豊富で、東京コースなど広いコースでの好走が多い牝系。阪神コースでも好走が多い。分枝記号nは、仕上がり早で素軽いスピードと立ち回りの上手さが持ち味。底力には欠けるが器用さでカバーする。1着ナカヤマフェスタもNo.〔3〕の牝系だったので、好走しやすい流れだった可能性あり。能力の衰えがなければ秋シーズンも面白い存在かも。

4着ドリームジャーニーは、前走大阪杯3着(=阪神芝2000m：0.1秒差)からの好走。09年宝塚記念1着馬で09年有馬記念1着馬でもある。しかし今年は4着で、なかなか連覇が難しいＧⅠでもあることを再認識。古馬ＧⅠでは馬が最高の能力を発揮できる期間が長くはないという「老馬の法則」は活きやすい傾向と考える。
1着馬ナカヤマフェスタと同じステイゴールド産駒で、母父メジロマックイーンでマイバブー系。メジロマックイーンは晩成型で成長力があり、古馬で本格化するステイヤー血統。今年に入って少し能力に衰えがみえ始めているように思えるので、今後は過信禁物と考える。
No.〔8〕の牝系で、古馬で真価を発揮するタイプが多い。分枝記号cから、開幕週・最終週や重馬場での持久力勝負に強い傾向。

5着ネヴァブションは、前走クイーンエリザベスⅡＣ4着(=香港芝2000m)からの好走。芝2200mや芝2500m巧者で、持続型のレース質に強い馬でした(=4着ドリームジャーニーも同じような適性あり)。非根幹距離に強い馬にも要注意と反省する。
マーベラスサンデー産駒は、スタミナ型サンデーサイレンス系で、成長力と丈夫さが最大の持ち味。ステイヤータイプの産駒が多く叩き良化型。ステイヤータイプは叩き3～4戦目で変わることが多く、今回は少し間隔が開いたことはマイナス要因だったかもしれないがコース適性にて好走したものと考える。母父Mill Reefはネヴァーベンド系で、こちらも高齢でも侮れない成長力を持つ。父×母父ともに晩成型の傾向があり、特にマーベラスサンデー産駒は7～8歳でも重賞好走する産駒がいるので(=06年ＡＪＣＣ1着シルクフェイマスも7歳で好走、またシルクフェイマスは8歳で08年京都記念3着好走)、まだまだ好走可能と考える。
No.〔14〕の牝系は、総じて晩成型で古馬になって強さを発揮する。分枝記号fは、休養明けは苦にしない反面、叩いて一変が少ない。能力の衰えはまだあまり見られていないので、今後も穴での好走は可能と考える。
→次走狙い馬:ブエナビスタ,ナカヤマフェスタ
→次走危険馬:ドリームジャーニー  

実に鮮やかな平均ラップと言えますね。ほとんど緩まず、速い脚を要求されることもない、
実に淡々としたレースだったことが分かります。レースラップと時計比較では単純には
言い切れないとも思いますが、前のレース準OPのアドマイヤメジャー芝2000と比べて、
ＧⅠとしてはやや不満な時計だったかなと。もっとも、アドマイヤメジャーが実は
ＧⅠ級の馬であると言う可能性は否定できないし、現時点では何とも。


１着ナカヤマフェスタは中団からの競馬。３～４角でアクシオンのちょうど後方、やや外目を
押し上げていく。ここでの反応はそれほどでもなく、アクシオンをぎりぎり追走できて直線へ。
直線入り口で既に脚色が良く、ドリームジャーニーとともに外から強襲かと思ったが、
ドリームジャーニーは４角で脚を使ってばててしまったのか、ナカヤマの方が圧倒的に
伸びてきた。内で出し抜いたブエナビスタ・アーネストリーを半馬身差し切っての快勝。
３～４角でもロスはそれなりにあったと思うし、うまく立ち回ったブエナビスタを差し切る
なんて芸当は力がなければできない。もともとセントライト記念で６Ｆ戦の超ロンスパ戦を
差し切っているわけで、力があったのは間違いなかろう。この条件ではフロックではない。
もちろん速い脚を全く要求されない展開で、この馬の適性がもろに活きた形になったので、
やはり秋ＧⅠでも秋天・ＪＣへの適性となると正直微妙だと思う。凱旋門賞出走は間違ってない
選択じゃないかな。通用するかどうかは別にして。あと、時計面からはやはり平凡の域を
脱していないので、


２着ブエナビスタは割と押してきっちり先行策。２角でうまく内ポケットを確保でき、向こう正面でも
しっかり折り合ってレースを進める。３角で馬群が凝縮したところで前にスペースが作ってあり、
このスペースを活かして３～４角で最内を巧くじんわり押し上げていく。直線でも楽に内に進路を
切り開き、アーネストリーを目標にすることが出来た。だが、そこからはいつもの伸びを感じず、
逆に中団で控えていたナカヤマフェスタにまさかの強襲を受けてしまい半馬身差の２着に屈した。
個人的な感想としては、宝塚記念に限っては、特に道悪ということもあったし中団からの競馬に
戻してほしかったかな、と感じた。ブエナビスタの本領は切れでは無く圧倒的な末脚持続力で、
ＶＭの時もそうだが、やはり追走に脚を使わされると終いの伸びに欠けるケースが多い。
シーマクラシックでは結果的に後方すぎたがありえないほどの末脚で２着まで食い込んできているし、
多少後ろからでも届く実力勝負の舞台に限っては後方からの方が持ち味を活かせたのではと思う。
タフな馬場でロスなく立ち回ったとはいえ、やはりこのペースを先行してきっちり２着に来ている
あたり、現役最強牝馬であることは間違いない。


３着アーネストリーは好スタートからナムラクレセントが押してハナに立つとこれを目標に２番手。
序盤は終始単騎２番手。３角でも手ごたえ十分にすっと押し上げてプレッシャーをかけ、４角先頭に
並びかけ直線。ここからが実にしぶとい。巧く立ち回ったブエナビスタが内を突くもこれに抵抗。
残り200を切ってもまだ分からないと言うほどの競馬をしたが、外から一気にナカヤマフェスタに
交わされると終戦。それでもこの展開で目標になりながら最後までしぶとい競馬を貫いたと言う点には
正直脱帽です。この馬はずっと追いかけてきた馬なんだけど、正直軽い馬場でこその馬で、タフな
競馬での実績が足りない馬だった。それをここで挑戦者では無く本当に受けて立つような強い競馬を
見せての0.2差３着。これならＧⅠを十分に意識できるどころか、秋競馬の主役に一気に躍り出る程の
勢いを感じましたね。ベストは高速馬場でスピードを問われつつラストの速さも問われるケース
だとは思いますが、こういう競馬で結果を残したと言う点は評価すべきですね。


４着ドリームジャーニーも中団からの競馬。３角手前でナカヤマのちょうど後方につける。３角途中
からナカヤマの更に外をまわして一気に加速。しかし去年ほどの切れを感じず、４角～直線でも
前との差を縮められない。直線半ばでは逆にナカヤマに突き離されてしまい伸び脚を欠いた。
それでも意地で最後までばてずにじわじわと追い詰めてきたが馬券圏内に半馬身届かない４着。
敗因はやはり前後半で大きなラップの変動がない、いわゆる追走に脚を使わされたということ。
それと、３角で誰も積極的に動かなかったので、結果的に最後まで脚を使わず４角でまとめて
押し上げたいドリジャと、４角で皆外から押し上げたと言う展開がマッチしなかったというのも
あると思います。有馬のように３角ぐらいから出入りの激しい競馬になっていれば、４角でロスなく
すっと押し上げることが出来たと思いますし、そういう意味ではやはり展開に左右されないと
勝ち負けまでは厳しいということでしょう。


５着ネヴァブションは割と押していくがついていけない感じで中団の内。結果的にブエナの後方と言う
ベストポジションを確保できた。３角過ぎでブエナが押し上げるとやや遅れてから押し上げていき、
結構手ごたえ良く内内を通り直線。ただ、やはりここからの伸びが足りなかった。残り200からは
しぶとく食らいついていて、前の馬との差は縮めているので、しぶとさはやはり見せつけた形に。
かなりベストに近い競馬だったので、これで５着だとＧⅠ戦線では厳しいのかなと。やはり中山
以外だと足りないと思いますね。


６着メイショウベルーガはやや押し気味だが後方からの競馬。３～４角では中目で鞭を飛ばしながら
激しく推されるもポジションは下げてしまう。４角～直線で遠心力をうまくスマートギアにぶつける
ことで相殺し、そこからはしぶとく伸びてくる。がドリジャやナカヤマの決め手には遠く及ばず。
タフな競馬で展開自体は向いたと思ったが、やはりエンジンが掛るまでに時間がかかり過ぎるのが
この馬の悪いところと言うか、３～４角でポジションを下げてしまうのがねえ。そういう意味では
３角からの下り坂で加速できる京都外周りがベストでしょうね。


７着スマートギアは最後方からの競馬。終始この位置から３～４角で出来るだけ内を立ち回って
押し上げた後に直線手前ですっと大外に持ちだす競馬。メイショウ同様展開自体は向いたのだけど、
メイショウよりも伸び脚が悪かった。う～ん、残念。４角はぶつけられたとはいえそこまで
大きな影響はなさそうだったし、タフな馬場は駄目なのかもしれない。軽い馬場での時計勝負が
良いのかな。次はそういう条件になりそうなレースを使ったときに狙ってみたいです。
単100倍は流石にと思ったけど、ナカヤマと比較してナカヤマの方が確かに買える材料は
揃ってました。反省です。


８着ジャガーメイルは中団からの競馬。向こう正面でちょうど馬群の中に。４角で少しずつ
ポジションを下げて直線へ。直線半ばまではそこまで悪くない脚だったが、残り200で失速し
外からの差し馬に差されての８着となった。追走に脚を使わされた上にタフな馬場状態が
もろに影響した感じですね。特に大きなロスの無い競馬でしたし、こういう舞台では。


10着フォゲッタブルは後方からの競馬。向こう正面で外を押し上げて３角へ。３角で大外を
まわす羽目になり、４角で手ごたえが怪しくなってドリジャに捲られる。直線でドリジャに
内に切りこまれ、進路が狭くなって騎手が体勢をやや崩して終了。まあ展開的にあそこで
押し上げるとしんどい競馬だったし、前半のポジションもそんなに良くは無かった。でも
４角で手ごたえ悪く、正直力負けが多分にありますね。


13着ロジユニヴァースは外目の３番手。３角でも馬なりで良い手ごたえだったが、いざ
勝負どころになって押されても全く反応せず伸びなかった。馬場も展開もスピードを問われない
持久力勝負の舞台だったのは間違いなく、ロジの十八番だった。にもかかわらず、この失速は
正直残念。体調が戻り切っていないのか、燃え尽きたのか分からないが…。しばらく静観ですね。

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→次走狙い馬:アーネストリー,メイショウベルーガ
→次走危険馬:ドリームジャーニー,ロジユニヴァース

まあ酷い予想だこと・・・┐(´д｀)┌ﾔﾚﾔﾚ
想像以上に馬場が回復してまさか稍重になるとは。それだけを言い訳にはできないけどな。
　600～800は12.7だかラップタイムで一番遅いのがそこであとは12.5以内。1000m通過が60.0だから馬場を考えれば平均だろうけど、ずっと平均ラップを刻んでいるから、意外と消耗度は激しかったのかもな。
　勝ったナカヤマフェスタは内にジャガーメイル、外にフォゲッタブルと並んで、勝負どころでも一歩も引かず、ジャガーメイルは閉じ込められる感じで苦しくなり、フォゲッタブルは外をまわされるハメに。この馬は長くいい脚が使えるので４角手前からのスパートも問題なかったし、コース的に内は少し緩かっただろうから、馬場の良いところも走れたはず。だからセンセイでも勝てたのか・・・(；・∀・)　不良馬場のダービーで４着で道悪は得意な印象があるが、あれも大外を走ってたわけで上手いとは言えないかな。それよりも母父はRibot系でHis Majestyのクロスがあるから気性的な問題があり、強い時は強く、弱い時はあっさりタイプ。人気薄でＧ１を勝ったことも頷けるし、今後も人気通りに走るとは思えん。ってこの馬もＰＯＧ馬なんだけどな・・・。
　ブエナビスタは典さんが無難に乗った感じ。個人的には牝馬特有の斬れ味で勝負したほうが良いと思えるが、ピンorパーの結果になりかねないから、ああいう乗り方になっちゃうのかな。牝馬で牡馬と互角以上に戦えるのは最近では当たり前のことになってきたが、これは凄いことというのは忘れないでほしいが・・・。でも抜けた存在ではなくなってきたし、早熟風味の血統から旬は今年一杯までか。
　アーネストリーは自分の競馬でどこまで通用するのかという感じで結果は悪くない。けど、速い脚が使える馬ではないので斬れる馬にやられるパターンは今後も続きそう。弱い相手には強いが、一線級だと善戦止まりか。
　ドリームジャーニーはスタートで外に膨れたのが痛かったな。でも、この流れであの位置から差し切るのは正直厳しいだろう。中間にいろいろあったが地力で形は作ってくれたな。
　ネヴァブションは内でロスなく周っての流れ込み、メイショウベルーガは健闘したね。秋も楽しみ。
　パドックでずば抜けて一番よく見えたのがジャガーメイル。あの仕上がりで負けるんだから敗因はコースか緩い馬場。予想の時にも書いたが、斬れる馬だけに渋い馬場は向かないはずで、馬場が悪かったのが最大の敗因とみる。
　ロジユニヴァースはパドックで見ても腰が甘い。アクシオンは外目で掛かり気味だったが状態もイマイチだったようで。セイウンワンダーは中１週と馬場かな。よくわからん・・・(；´Д｀)

次走狙い馬は、大崩はしないアーネストリー、状態がイマイチで見せ場は作ってくれたドリームジャーニーの２頭。
危険馬は次走の条件にもよるのでナシとさせていただきます。
レースレベル：4
→次走狙い馬:アーネストリー,ドリームジャーニー     

馬場との戦いだったんだろうけど回顧の難しいレースですね。８Ｒで時計が速かったのは逃げ馬がぶっ飛ばしたせいだけど勝ち馬の上がり３Ｆは３４．９なんだよな・・・芝のレースでは土が跳ね上がっていたし、わからんなぁ。

直線入り口で２番手にいたアーネストリーが３着だったのにレースの上がり３Ｆが３６．５秒っというのは平凡なんよなぁ。
戦前から明らかだったアーネストリー。
タップのような出し抜け作戦をさせたくないブエナビスタ。
両馬ともに早仕掛けですね。おそらくこの馬場では切れ味を消されると思っての仕掛けなんでしょうから当然なんでしょうけど。アーネストリーというか哲三としてはそれが彼の競馬だから。

Ｎｏ．１の上がりで差し切ったナカヤマフェスタ。我慢をしたのか仕掛けが遅かったのかわかりませんが結果的にはよかったですね。
二ノ宮厩舎はアクシオンとの２頭出しだったわけですが調整は対象的でしたね。アクシオンは輸送競馬、ナカヤマフェスタは速め栗東入厩。アクシオンは脚がよろしくないから輸送も体重調整として利用してるんだろうし、ナカヤマフェスタ方に特に力を入れていたということでもないと思いますけどね。
予想でも二ノ宮厩舎の２頭の調整の違いについて触れてるのに完全にナカヤマフェスタをディスってるってのが痛いよね。

騎手の差も大きかった。
アクシオンの藤田騎手は間違いなく勝ちに行く競馬をしていた。見せ場はあったけど結果的にはズルズル後退してしまいましたけどね。
ナカヤマフェスタは皆さん大好きな柴田善臣相談役ですからいつもの馬の力を信頼するじっくりタイプ。

今回は、あくまで今回は後者の善臣騎手の乗り方が功を奏したと言える。ナカヤマフェスタの実力というよりは前が思った以上に止まったことで善臣騎手の持ち味が生きたというか・・・

追い込み一手のメイショウベルーガとスマートギアが自分の競馬で６着と７着。この結果を見ても勝ちに行く競馬よりも自分の競馬をした馬に利があったのかな。

本来強気に勝ちに行った馬が勝ってくれた方がいいんだけどね。だから個人的には残念だ。もちろん馬券の面でも。
レースレベル：3
→次走狙い馬:アクシオン  
→次走危険馬:ナカヤマフェスタ  

そーか、ナカヤマフェスタか。という結末。ダービー以来のドンよりしたゴールシーンとなってしまっていたなあ。柴田善騎手、もちょっと愛想でも振りまけばいいものを勝ってしまって本人が一番ビっくりしたのかもしれないなあ。

もっとズブズブの馬場を想定してたら稍重まで回復。さすがにブエナビスタを消しにする勇気は失せたけど、それでも最後まで抵抗したアーネストリーはよくガンバったんじゃないだろうか。来年こそは宝塚記念父仔制覇を目指してほしい。というか、終わってみれば1〜3着ステイゴールド産駒→スペシャルウィーク産駒→グラスワンダー産駒という99年の逆バージョンになったのも因縁めいたものを感じてしまう。穴なら4歳牡馬という読みまでは正解だったが、もう1頭のステイゴールド産駒までは読み切れなかったということにしておこう。ロジユニヴァースはブエナビスタをビっちりマークして内に封じ込め意地を見せたものの最後はズルズルと後退。復活はあるのだろうか。フォゲッタブルも見せ場なしのまま終了してしまった。今後の狙いどころはあるのだろうか。

そんなこんなで前半戦G1も終了してしまい反省会を開かねばならんのだが、今年の春は関東馬の躍進が想定外だった。キンシャサノキセキ、アパパネ、サンテミリオン、ジャガーメイル、ショウワモダン、そしてダメ押しナカヤマフェスタと来たわけで（1）西高東低なイメージがいつまでも抜けずにいては時代に取り残される（2）さらには栗東滞在してきた関東馬を特にマークすることも忘れてはいけない（3）ついでに最近のG1はオープンからの臨戦でも勝ってしまったりするのがトレンド。年くってくると既成概念を構築しなおすのは難儀なんだけど、以上のようなとこを秋からの指針としたい。
レースレベル：4
→次走狙い馬:アーネストリー,ブエナビスタ
→次走危険馬:ロジユニヴァース,フォゲッタブル

〈レース回顧〉
　ドリームジャーニーがスタートで外によれてしまった。ナムラクレセントが先頭に立ち、内からアーネストリー、外からロジユニヴァース、ブエナビスタも前へ行った。ジャガーメイル、アクシオン、ナカヤマフェスタが中団から、ドリームジャーニーがその後ろ、さらに後ろからメイショウベルーガ、フォゲッタブルと続き、最後方から末脚に賭けるスマートギアという隊列。ナムラクレセントは11秒台後半から12秒台前半のラップが続く持久力勝負の流れを作った。それに後続も付き合って、馬群はそれほど縦長にはならず。
　4Cを前に後続が一気に仕掛けて団子状態で直線の攻防へ。アーネストリーが抜け出し、終始内を先行したブエナビスタがそれを追い、そこに襲いかかってきたのが伏兵ナカヤマフェスタ。最後は内で叩き合う2頭を交わし、半馬身差で勝利。2着はブエナビスタ。3着にアーネストリー。得意のまくりで大外からドリームジャーニーも追い込んだが4着まで。

　勝ったナカヤマフェスタはメトロポリタンSからという前例のないローテーションでの勝利。データを重んじる私にはちょっと手が出ない馬だった。しかし、メトロポリタンSの勝ちっぷりは評判だったし、目黒記念などのステップレースには目もくれず、栗東に滞在して宝塚記念1本に絞った臨戦過程は素晴らしい判断だったと今となっては思う。また、宝塚記念を4歳牡馬が勝ったというのは、個人的には非常に正しい結果だと思う。09クラシックの主役だった馬たちは不振に喘いでいるが、決して低レベルな世代ではなかったのだとナカヤマフェスタが証明してくれた。

　ブエナビスタは有馬記念と同じように最後の最後で差されて2着。有馬記念では高速馬場を、今回のレースでは稍重を、共に持久力が問われる流れを先行して僅差の2着というのは大いに評価できる。やはり、どんな条件でも一生懸命走って、100％の力を発揮できる馬なのだろう。その一方で、混合GⅠ勝利に低くない壁を感じてしまう内容でもあった。

　3着はアーネストリー。金鯱賞とは違い、力の要る馬場での持久力勝負となったが最後までブエナビスタに抵抗していた。初めてのGⅠ挑戦でこの内容は大健闘と言えるだろう。ただ、小回りコースで先行して強いのは証明できたが、秋の目標となる天皇賞（秋）、JCは東京コース。さらなる活躍のためには、さらなる成長が必要だと思われる。

　4着のドリームジャーニーはスタートで外によれるアクシデントがありながらも、大外をまくるいつもの競馬で4着に突っ込んできた。強い内容だったとは思うが、次にGⅠで買えるとすれば有馬記念。それまで、今の力を維持できているだろうか。

　メイショウベルーガはドリームジャーニーと同じ35.9の上りを繰り出して6着。やはり持久力勝負ではしっかり追い込んで来るが、王道GⅠで上位に食い込むまでの力はなかったか。

　春の天皇賞馬ジャガーメイルは8着。一瞬伸びてくるかと思ったが止まってしまった。長く良い脚を使えるタイプではなく、瞬発力勝負で斬れる脚を使う馬。今回の条件は合わなかった。

　フォゲッタブルは見せ場がなかった。中距離なら力の要る馬場での持久力勝負で頑張ってくれないと買えるレースがない。現状では王道GⅠで好走するほどの力はなさそう。秋の飛躍にはさらなる成長が必要だ。

　本命にしたロジユニヴァースは13着。積極的に先行したが、4Cでは安藤騎手が後ろをチラチラ見て下がる場所を確認していた。この馬の持ち時計程度には走ってはいるのだが……

　ファン投票1位のブエナビスタ、09春秋グランプリ勝ち馬のドリームジャーニー、09ダービー馬ロジユニヴァース、春天勝ち馬ジャガーメイルと古馬のトップクラスがほとんど揃ったレースだったが、結果は伏兵ナカヤマフェスタが快勝。タイムも馬場状態を考慮してもちょっと物足りない。レースの流れを考えても上位馬は力を出し切っているはずなのだが……
　今の古馬のレベルはあまり高くないのかも知れない。もしくは、古馬のトップクラスが高速馬場を得意としており、ちょっと力の要る馬場になるとパフォーマンスが落ちるのかも。なんにせよ、秋の王道GⅠでは上がり馬や3歳馬の台頭に注意が必要だと思われる。

〈感想〉
　あ～、アーネストリー本命のままにしておけば～、ワイドとれたのに～……っていうか、ロジ流しじゃなく、いつものようにBOXで買っていれば……っていうか、なんでロジなんか買ってしまったんだろう……

　と、いきなり愚痴ってしまいましたが、勝ち馬ノーマーク、本命馬13着と惜しくもなんともない予想でした。

　ロジユニヴァースを本命にした理由は「重馬場」だったのですが、蓋を開けてみれば「限りなく良馬場に近い稍重馬場」でした。ロジユニヴァースは私の想定したタイムできっちり走ってくれましたが、前に13頭くらいそれより速いタイムで走ってくれた馬たちがいました（泣）
　ただ「グチャグチャの不良馬場だったら好走していたのか？」と言われると、正直疑問です。超高速馬場ではなく、それなりに力の要る馬場ではあったので、もう少し抵抗してくれるかと思いましたが、無抵抗のまま馬群に沈んでしまいました。
　09年の春のクラシックを勝ったネオユニヴァース産駒の2頭。アンライバルドは秋にスランプに陥り、故障で休養中。ロジユニヴァースは体調が整わず、走っては休みの繰り返しで、今年は2走して共に掲示板を外しています。「ネオユニヴァース産駒は早熟で成長力に乏しい」という話はどこからともなく聞こえてはいましたが、本当かも知れません。

　あと、思ったのはグラスワンダー産駒はやっぱりこのレースで強いなぁ、と。ステイゴールド産駒も2勝目で、ドリームジャーニーも4着に来ていましたので、このレースへの適性はかなり高いと思います。来年以降は積極的に狙いたいと思います。

　春のGⅠも終わってしまいました……ナンデに投稿したGⅠ予想は結局全部外れでした（泣）個人的にもGⅠではフェブラリーSしか的中していませんし、散々な春でした（大泣）
　でも、私はめげませんよ！夏競馬ももちろんですが、今から秋のGⅠに備えて傾向分析をしておこうと思っています。そして、最大の弱点である馬券の買い方もしっかりと考えておきます。秋の逆襲のために頑張りますので見捨てないで下さいね。

〈次走危険馬〉
　次走危険馬はドリームジャーニーです。適性からいって、秋に買えるのはオールカマーか有馬記念くらい。それ以外のレースでは切って妙味かと。
　それから、いろいろと好走に条件があるので狙い馬にはしませんでしたが、京都大賞典が瞬発力勝負になりそうならジャガーメイル、持久力勝負になりそうならメイショウベルーガが有力だと思っています。
レースレベル：3    
→次走危険馬:ドリームジャーニー  

本命に推したジャガーメイルは８着。
スタート後騎手が手綱を押していた様に行き脚が良くなかった。
騎手のコメントは道悪が原因とあったが、過去道悪の競馬は３戦して連対率１００％と道悪だけが原因ではないと思う。
負けた理由は色々あると思うが、秋に向けて立て直して欲しい。

１着ナカヤマフェスタ
過去重賞レースは２歳時の東スポ杯２Ｓ、３歳時にセントライト記念と２勝挙げている馬で潜在能力はあったが、精神面が弱く遠征競馬の菊花賞、中日新聞杯は能力を発揮できず惨敗してしまった。
今回は栗東滞在をしてレースに挑んだ事が良かったが、レース前はゲートを嫌がったりまだ精神的に弱い面を見せた。
秋には凱旋門を目指すプランがあり、パンパンの良馬場よりは今回の様な馬場の方が合っていると思うので期待したい。
精神面で成長する事がさらなる飛躍をみせてくれそうで楽しみ。

２着ブエナビスタ
初の５６キロ、初の渋った馬場でも堂々と先行策でレースを進め、直線半ばまでは勝ちレース。
調教師のコメントで前を抜いたらハミを抜く所があるとあったので、勝ち馬と並ぶ形になればもっと際どい結果になったかもしれない。
牝馬ながら一番強いレースをしたのはこの馬だと思うので、秋も楽しみな馬。

３着アーネストリー
重賞２連勝の勢いでこのレース挑み、直線でブエナビスタとの競り合いに敗れ３着だったが、この馬のレースはしたと思う。
ブエナビスタにマークされる格好になったのが悔やまれる点で、もう少し楽な展開になれば勝ち負けだった。
確実に力を付けているのは間違いないので、秋もまたＧⅠの上位争いをしてくるだろう。
レースレベル：3
→次走狙い馬:ブエナビスタ       

勝ったナカヤマフェスタは道中懸念された欠点は正直でていたと思ったけども道悪ということもあってほかの馬たちもここで流れを速くすることができなかったことがまず幸い。そして直線も先週から内もがきの馬場であった状況下で枠なりにスムーズに外を走らせたことで道悪適性をフルに活かし切って差し切った。勝ち方は鮮やかであったがみなさんも分かってくれると思いますがこれを本格化と捉えてはいけないでしょうね。でもこの馬の買える条件はもうはっきりしました。次凱旋門なんだってね？？ここって３，４角でペースって上がるコースなんでしょうか？

ブエナビスタはパワー競馬で正直よく頑張っていると思います。パドックの歩様はいつもよりスムーズではないようにも見えましたからね。出し抜けにやられたと片付けれますけど出し抜けにいつも鮮やかにやられすぎているような印象も拭えないですよね。いまさら抑えてどうのこうのできないでしょうけどあれだけどんな形でも一所懸命走る馬ならば僕は２，３番手の競馬はさせないほうがいいんじゃないかなと思いますね。どんな形でも懸命に走るんだから道中ぐらい馬から緊張ほぐしてあげたいですよね。でもアーネストリーとの叩き合いで負けないは立派です

アーネストリーはパドックの出来は抜群でしたね。その分この馬場でブエナにつつかれても3着に踏ん張れたと思いますけどやっぱりこの馬馬場はパンパンのほうがいいですね。騎手もどこかで馬場が頭にあって仕掛けがこの騎手にしては正直すぎたとも思います。是非来年の宝塚記念勝ってほしいですね！だって秋のＧ１にこの馬のベストパフォできる条件ないものね…

ドリームジャーニーは４３０切れば馬は走りますね。捲くっていかなかったのは正直調教であれだけよれてたら池添でもさすがに動けません。でもじっとして最後脚を伸ばしたあたり馬の力の評価できますし池添の成長を肌で感じましたね。有馬記念頑張ってください！！

あと触れときたいのはまずロジユニヴァース。いままでで馬が一番よく見えたのは弥生賞のときだったのかなあ。正直陣営もどの調整が一番いいのか見えてないのはよくわかるのですがこの馬自体も終わったのかもしれないですけどこの陣営で立て直せる余地が馬にあったとしても立て直す術はないのではと思いますね。言いたいことはいっぱいあるけど厩舎変えるぐらいの荒治療必要かもしれないですね

あとはフォゲッタブルですね。パドックみて完全に冴えない感情持ちました。去年秋はこの馬を絶賛してたんですよね。それがあの低落ぶり。張りもなにもあったもんじゃないって感じで。これ来年天皇賞向けて阪神大賞典ぐらいまで休ませる勇気いるんでしょうけど池江パパのラストイヤーそれを許してくれそうにないですよね。そうなるとこの馬もＧ１の勲章得ることなく終わる確率高いのかな
レースレベル：3    
→次走危険馬:ロジユニヴァース,フォゲッタブル

競馬は結果を知ると、
頭の体操みたいなクイズで答を教えられたときの
「あ、なーんや、そうやったんや」っていう感覚に似ている。


あ、なーんや、そうやったんや。
答はナカヤマフェスタやったんか。
レース映像を見直すと、危なげなくスムーズに勝っとるな。
２着以下がブエナビスタ、アーネストリー、ドリームジャーニーと実に順当やから
ナカヤマフェスタが普通に強くなっていたってことなんやろな。
宝塚記念の「のし上がり」パターンはこの馬やった。


なかなか味のある結果やなあ。
噛み締めれば噛み締めるほど味が出てくる。


>ナカヤマフェスタは一番穴臭い。
>勢いのある関東馬やし、先行できる脚もあるし。
>せやけど、ナカヤマなんとかって馬はＧＩではいつも来うへんからな。

こんなことを書いていたけど、
ダノンとか、ピサとかがＧＩ勝っているんやから、
ナカヤマ一族もＧＩ勝ち頃やったんかもな。


乗り役がヨシトミ先生やったんも切り要素やったけど、
横山典、蛯名、内田、後藤とＧＩ勝ってきたら、
順番的にはヨシトミ先生の番やった。


高松宮杯と天皇賞が堀厩舎、
桜花賞が国枝厩舎、
そして宝塚記念が二ノ宮厩舎、
気づけば関西でおこなわれた春ＧＩはみんな関東厩舎が
取っていった。
「関東厩舎の栗東早め入りでの関西攻略」ってのが
春ＧＩの流れやったんやな。


結果を知ると、ナカヤマフェスタが勝つ流れで違和感ない。
なのに、馬券はまたもド外れ。
悔しいのう。


宝塚が終わると、しばらく日曜日が寂しい。
夏場は馬券予想は基本的に休養します。
レースレベル：4
→次走狙い馬:ナカヤマフェスタ       

　本命にメイショウベルーガを抜擢しました。結果は，13番人気６着。大穴が掲示板に喰い込みそうになったから評価していいのか，はたまた，馬券圏内に絡んでいないからダメだとするのか，自身の評価を考えました。

　しかし，Ｇ１では厳しいということが明らかになってしまったレースであったでしょう。上がり３Ｆは評価できるものの，やはり，その裏返しとして位置取りがいまいち。
　
　当然のことながら，上がりが最強で，そして先頭を走っていれば，ぶっちぎりの１着になるはずなので，この２つはトレードオフの関係にあるわけですが，このベルーガに，いまいちな位置取りをカバーできるほどの上がりの速さはない。そうみます。
　実は，最後の最後まで，スマートギアに印をつけようか思案していたのですが，このスマートギアもベルーガと同型といえるでしょう。上がりの速さは目を見張るものがありますが，その反対の位置取りのマイナスが大き過ぎる。

　もう１頭の危険馬は，ジャガーメイルです。特に良いところのないレースでした。やはり，何か注目できるところがなければ次は期待できません。前にいながら速い上がりを出せる馬でしたが，ここではどちらも良さを発揮できていません。

　狙い馬はブエナビスタです。１着こそ逃しましたが，５戦連続の連対。私は後者の方を重く評価すべきだと思います。後ろから突っ込んで届かない３着よりもよっぽど安心してみていられます。また，今回も比較的前の競馬となりましたが，それでも上がりの速さはトップ３に入ります。

　もう１頭は，ネヴァブション。ＡＪＣＣ以来，覚醒した感があり，安定的に掲示板に載れるようになってきました。距離もこのあたりがベストです。Ｇ２はもちろんですが，Ｇ１でも積極的に大きな印をつけたい１頭です。
→次走狙い馬:ブエナビスタ,ネヴァブション
→次走危険馬:ジャガーメイル,メイショウベルーガ

ナカヤマフェスタの本格化を示したレース。
穴馬でしかなかった同馬がこれで冠馬に進化。次走から人気馬となる以上はきっちり仕事する立場に！
今回凡走したロジユニヴァースだが、本当の意味で復活するのはこれから。安藤勝すらダシに使ったからには次走以降は横山典で好走しなければいけない立場に！

一見掲示板も上出来だが、後藤を起用したのも勢いがあるのが良かったはず。したがって、次走以降で横山典や後藤くらいまでが好走の条件になり、北村宏では凡走する可能性高し！

引退前の厩舎に好走する必要性なし。一日も早く引退して息子厩舎に馬を一本化しなければどうしようもなくなること必至。秋になって武豊の復帰と同時に好走してくれれば幸いだろう！
レースレベル：2
→次走狙い馬:ナカヤマフェスタ,ロジユニヴァース
→次走危険馬:ネヴァブション,フォゲッタブル

ナカヤマフェスタ強かったですね。
実はちょっと鞍上が心配だったんですが、ごめんなさい（汗
次走も応援します。

メイショウベルーガとネヴァブションは人気以上の走りをみせてくれました。この２頭もまだまだ力を発揮できそうですね。
馬券的には３着にこのあたりが来てほしかったのですが…＾＾；

ロジユニヴァースは、次走があればそこが正念場になりそうですね・・・


【訂正】

※②⑪を厚めに　⇒　※②⑫を厚めに　

購入馬券ですが、⑪と⑫を間違えて記載しておりました。失礼しました。
正しくは⑫メイショウベルーガです。
どのみち馬券には絡んでおりませんが…＾＾；
→次走狙い馬:メイショウベルーガ,ネヴァブション
→次走危険馬:ロジユニヴァース