予想にも書いたんですが、土曜日から雨はほとんど降らずに砂煙が舞うダートでした。土曜日の２４００ｍでレコードが出ましたが滅多に施行されない条件なので驚かない。
ハロー掛けをするとみんなスタンドに逃げ込むほどの砂煙、これはパワーダートっぽいなと思って力のありそうなレースをする馬、それが向く血統、それが向く馬体を持つ馬を馬券で狙っていました。

パワーダートを想定すると、スピードを生かして逃げるタイプのエーシンモアオバーは馬体的にも買えないので馬券は終了でしたね。行けば強いということで片づけますね。他がもっと突いてくれないと面白くはない。


フサイチピージェイは初めて生で観ましたが思ったより小さい馬なんですね。プラス１４キロなのにしぼんで見えたので、これはいらないなと思ってしまいました。ただそれは近くから見ていたからのようで、遠くから見ると悪く見えないんですよね。馬というのは不思議なものです。それとも人間の目が不思議なんでしょうか？

タカオセンチュリーはがっちりした馬体でパドックは外外を回ってやる気満々。あとは騎手がどう乗るかというところだったと思います。


その２頭のアンカツと黛。誰がどう見てもアンカツが上。黛が上回っているのはその名字の珍しさぐらいなもんだ。

それが４コーナー手前で黛がアンカツを超えた。何だあのアンカツの外への振り向きは。加藤茶の２度見ぐらいのインパクトだった。

アンカツ「ん？外から何か来た・・・ん？ま、黛！？」

みたいな。
がアンカツも負けていない。というかフサイチピージェイが負けてない。外からガンガンまくりが押し寄せている中、あの手応えで４着まで粘るとかパワーは相当とみました。パッと見良くないと思わせた＋１４キロの馬体であれだけやれれば十分だ。控える競馬もできました。枠も良かったけどね。

タカオセンチュリーは黛が起用に応えました。勝てなかったのは残念ですが、勝ちに行った騎乗は相当の評価に値します。それが他の陣営に伝わればいいですけどね。
１４００ｍでも走れる。２１００ｍでも走れる。鮫島騎手でも勝っているように騎手も問わない。なんて器用な馬なんだ。

オーロマイスターはもうちょっと軽いダートがいいのかな。この距離はもうやめとこうぜ。暇なら１回芝を使ってみたら？
レースレベル：3
→次走狙い馬:フサイチピージェイ,タカオセンチュリー