勝ったキンシャサノキセキは連続好走フジキセキ産駒。
ベテランになってようやくフジキセキ産駒らしくなりましたね。
やはり豪州産だと傾向が変わるんでしょうか。難しい。

2着ビービーガルダンは叩いて一変。
前走が得意の舞台で全く走らなかったので軽視でしたが、
見事に騙されました。

3着エーシンフォワードは好調そのもの。
ただ、勢いが途切れると全く走らなくなるので、
ここらで打ち止めになる可能性が高いと見ますが。

ショウナンカザンは道中から手応え悪く惨敗。
ちょっと一変を期待するのは無理がありましたかね。
まぁ買いたい馬がいなかったので苦し紛れでした。
レースレベル：2    
→次走危険馬:エーシンフォワード  

今開催の中京は、
馬場が湿ると急に外伸び、
馬場が乾くと一転内伸び、
という、極端にトラックバイアスがころころと変わる馬場状態だったと感じました。
今回は自分の固定観念に縛られてしまい、
結局その波に乗り切ることができず、痛い目にあってしまいましたが、
良い経験になりました。

もう中京コースはなくなってしまうので、やる気を失っていたところですが、
最後に大事なことを教えてもらったように感じます。
ありがとう中京競馬場。

ショウナンカザン
ダートでも実績があるし、
フットワークを見ると、どう見てもこういった荒れ馬場は得意そうに見えるのですが、
前走といい今回といい全く駄目でした。
鞍上も頭をひねっているようで・・・
もしかしたら単純に使い続けたことによる疲労からくるものかもしれないし、
フットワークとか関係なく気性的に荒れ馬場がいやなのかもしれないし、
個人的には興味深いサンプルとして今後も注目してみたいなと思っています。

ヘッドライナー
ほとんど無視していた存在だったので、
あんなにやるとは、見せ場を作るとは思いませんでした。
お見逸れしました。
→次走狙い馬:ヘッドライナー,ショウナンカザン     

本命に推したアルティマトゥーレは５着。
スプリント戦で出負けは先行するタイプのこの馬にとっては致命的。敗因はそれに尽きそう。
引退レースなので力を出し切って欲しかった。

１着キンシャサノキセキ
デビュー当初から素質はある馬と言われていたが、７歳にして悲願のＧⅠ制覇。
最近は走りが安定していて重賞３連勝中。
完全に良い頃の走りが戻ってきていて、今後のスプリント界を引っ張っていく存在になった。

２着ビービーガルダン
去年のスプリンターズＳハナ差２着に続き、またまたハナ差でＧⅠを逃した。
前走の走りがパッとしなかったので人気もあまり無かったが、持っている能力を考えると当然の結果だった。
今後も１２００ｍなら崩れる事は無さそう。１４００ｍ出走時には注意が必要か！？

３着エーシンフォワード
１４００ｍがベストだと思っていたが、１２００ｍも完全に対応出来ていたので考えを改めた方が良さそう。
スプリント戦を経験した事で、マイルに距離が延びた時には今までより疑って良いかも。
スプリント重賞では毎回上位争いする能力を持っていそうで、この馬には注目していきたい。

明け４歳馬のサンカルロは初の１２００ｍでこれだけの走りを見せてくれたので、距離に慣れれば非常に期待できる。
レースレベル：3
→次走狙い馬:サンカルロ       

さすがはＧ１だけあってバカみたいに外の馬だけで決まるということもないだろうと思いつつ、この枠順を見ると外の馬を買ってくださいっていう暗示をかけられたような気がした。土曜日からの馬場を見ると時計はかかってはいたけど完全に外差しではなかった。軸馬プレミアムボックスは完全外差しではないからと行って内に入れても突っ込んでこれるような器用な馬ではないし、出遅れてしまっては挽回できるわけもなく・・・。不安がそのまま出ました。いい訳はこのぐらいにして。


馬場が持ちましたよね。前の週の感じと中間たっぷり雨が降ったことを考えると日曜のメインまで馬場が持つはずがなかった。たぶん日曜の早朝にローラー掛けてますねこれ。

まぁその内が残ろうともアルティマトゥーレが来ないという自信があったんですが、躓いてしまいましたね。腹を決めて後ろからじっくり行こうとしたんでしょうがスピードがあり過ぎて馬群に突っ込んで行ってました。わりと先行馬が直線入り口でバラけてくれてグチャグチャにもまれずに伸びてこれました。逆に躓いてよかったんじゃないかと思わせる好走でした。おつかれさまでした。

アルティマトゥーレのもまれ弱さをビービーガルダンに継承させたいと思います。阪急杯で直線外から来られてあっさり後退した感じは力の衰えかと思って今回はほとんど無視してましたけど、好スタートからスムーズに追走したらしっかり伸びてきましたね。減った馬体が戻ったのも良かったんでしょうけど、好走してるときはやっぱりスムーズな競馬が目立つし、スムーズさが必要な馬なんだなとようやくわかった。枠と展開を考えれば取捨しやすそう。一応狙い馬にしたけど、危険馬にもしたい。


内が持ったとはいえ外目の方が走りやすかったことは明らか。それでキンシャサ、ビービーに勝てなかったエーシンフォワード、サンカルロあたりはまだまだこれからチャンスが巡ってくるはず。サンカルロはこのあとマイルに戻るのかな？スプリント戦使った馬ってのはマイルに戻って活躍ってあんまり・・・


スズカコーズウェイもよく頑張ってます。古川騎手は代打の役割を十分果たしているでしょう。一度どん底まで落ちた騎手ですが近年またコンスタントに活躍してきています。頑張ってほしいです。



たまにはこういう勝ち馬に特に触れない回顧ってのもいいかな？
レースレベル：2
→次走狙い馬:ビービーガルダン  
→次走危険馬:サンカルロ  

勝ったキンシャサノキセキはパドックは取り立てて目立つタイプではないがまあ年齢を重ねてマイナス要素が強すぎなければ問題なしにはなっている。レースぶりも若いときには無理だった内でスムーズに折り合いそつなく勝負どころで押し上げていって最後は凌いで初Ｇ１の栄冠に輝いた。去年の高松宮記念のときには一昨年のスプリンターズＳの影響が残った感じで仕上げることができず不振をかこっていたがスワンＳで復活星をあげてから４勝。相手関係云々を突き詰めれば色々意見はあるだろうが結果を出したことをここは素直に賞賛したい。堀厩舎もこの１勝で進化速度を加速していただきたいですね。あれだけの素質馬を任されているのですから。

ビービーガルダンは阪急杯とパドックみる限りできに大差はないように感じたがさすが安藤さんですね。外枠から上手くレースの流れに乗せて最高のタイミングで追い出したと思います。ただ勝ち運がなかった。時計がかかる馬場もよかったとは思います。

エーシンフォワードも今の勢いをそのままぶつけてよく頑張ったとは思います。ただ如何せん上位２頭とは１２００におけるＧ１での経験値が違いすぎた。これにつきると思います。今回の経験を糧に出来れば秋には上位２頭を逆転することは十二分に可能でしょうね。

サンカルロも１２００の経験がなかったことを考えればよく頑張っているとは思います。パドックでも出来は抜群でしたし直線最後の脚は際立っていました。ただ如何せんこれも１２００の経験値のなさと馬場が外から差しにくい状況になったことが不運だったでしょうねえ。この馬はどんどん強くなる予感はしますね。

アルティマトゥーレはスタート躓いてしまったことがすべてでしょうね。流れに乗れずでここまで着順を押し上げていってとこに馬の力を見せることはできましたけど…。

結局自分が厚い印いれた馬が重賞で３レース連続スタートを見事にミスったことには溜め息にすらでません
レースレベル：3
→次走狙い馬:サンカルロ       

予想が完璧に当たると、回顧を書きたくなるな（笑）

わしは日曜は仕事なんで、レースをさっき見たんやけど、
大混戦やったんやな。
もう1回走ったら別の結果になりそうなレース。
メンバーの実力差が実際はそんなに無いんやろうな。

その意味では、キンシャサノキセキは悲願のGIを1番人気でよう取れたもんや。
無論実力があるからやけど、たまたま位置取りが１番ええところにおった感じやな。
運が味方したんやろな。
"運"ってのはほんま、勢いのある人（馬）のところに落ちてくるもんやな。

でも、次もまた"運"が落ちてくるかどうかは知らんで。

ビービーガルダンは１２００ｍの馬なんやな。
１４００ｍでも失速するほどの生粋のスプリンター。
「左回りがどうの」とか「外差しが決まる馬場」とか
言われて必要以上に嫌われとったから、
運が味方したんやろな。

でも、次もまた"運"が落ちてくるかどうかは知らんで。

次のレースはここで上位に来た馬よりも、
中位くらいに来た馬のほうが今後のレースでは狙いちゃうか。
→次走狙い馬:ヘッドライナー,スズカコーズウェイ
→次走危険馬:キンシャサノキセキ  

４角が明暗を分けることに。
ビービーガルダンは道中外目の前々を追走し有力勢より前につける。
その内目の後方につけたキンシャサノキセキは直線ではガルダンの前にいる位置取りになる。
ほんの少しガルダンが４角のコーナーリングを膨らんだことでせっかくのアドバンテージを不意にする。内にいたエーシンエフダンズに沿う形なら結果は違っていたでしょう。アンカツが追い急いだ結果、馬にロスを与えリードも失い勝ちも逃がすことになる。

勝ったキンシャサは３枠６番枠を四位騎手がパーフェクトに乗り切った騎乗。
ゴール前の詰め寄られ方を見ても位置取り、仕掛けのタイミングといい絶妙だった。

つまずいたアルティマトゥーレは何事もなくゴールが出来てなにより。
いい末脚だったし、最後に脚質に幅が出てターフを無事去れることはいいお土産になりました。有終の美もいいけど、自在性のあるアルティマトゥーレの方が優秀なお母さんに。

エーシンフォワードとサンカルロは今後１２００への対応には明るい材料。
両馬を含めスプリントとマイル戦に有力なメンバーが加わり、伸びシロもありそうで成長が楽しみ。

コースの巧者の呼び名はここ中京から始まったとされる。
スピニングノアールとかいたなあ～
レースレベル：3
→次走狙い馬:サンカルロ,エーシンフォワード     

馬場条件は、重い馬場で、内ラチ沿いの１頭分だけ伸びる馬場。
（先週は外差し馬場だったが、ローラー掛けを行ったようで、
土曜日は前残りだった。）
レース前は外差しが決まる馬場とか、前が残る馬場とか色々な情報が出たが、
結局はフラットな馬場だったと思う。（正確には内一頭分だけが伸びたが、）

レースの予想としては
１．パワー型（今年は馬場の悪化により、パワーが求められた）
２．ある程度好位にいける脚質（やはり中京は前有利）
３．基本能力が高い馬（フラットな馬場なので能力重視）
を買えば、的中できたと言える。

条件に当てはまるのは、エイシンフォワード、ビービーガルダン。
（ノーザン系でパワフル、先行脚質、レーディング高し）

キンシャサノキセキは、以前は軽い馬場でしか活躍できず、
最近は重い馬場でも活躍するようになったが、
GIで勝ちきったのは意外だった。
充実期の競走馬は、適正など関係なく強い事を再認識させられた。

ペースは若干のハイペース（前半33.5s）だったので、
アルティマトゥーレには厳しいレースラップとなった。

エイシンフォワードは、かなり外を回しており、
実際には勝ち馬を上回る内容だったと思う。
今年のスプリンターSは、ある程度馬場が悪化すれば、
エイシンフォワードを考えている。
レースレベル：4
→次走狙い馬:エーシンフォワード       

参りました（苦笑）


それ以上はありません

予想して買いましたが
オッズが見たことない数字ばかり（苦笑）
さすがに穴を好きで買うが
異常な馬券購入でした。
→次走狙い馬:キンシャサノキセキ  
→次走危険馬:ファイングレイン  

★次走狙い馬の２頭にはそれぞれ条件がつく。
…ビービーガルダンは、次走というより初秋のスプリンターズＳでの有力馬という意味。
…サンカルロの場合、京王杯ＳＣを使うこと。
★次走危険馬２頭にも同じく条件がつく。
…キンシャサノキセキがもしマイル路線に挑んだ場合という意味があり、マイル戦では今回のようには行かないことは明白だからだ。まして次走はイヤでも人気になるハズで、今回ほどの信頼＝援護が望めなくなるのはミエミエ。いくら何でも援護なしでは四位くんごときで確勝など期待できない。過去のデータどおりなら、適正距離の京王杯ＳＣを重い重量で使って好走し、その後の安田記念で負けるだろう。もし勝ちたかったらデムーロ騎手クラスの再騎乗が必要となる。
…エーシンフォワードの場合、今回が引っぱり役のヘッドライナーなど援護があったのは否めない。したがって、次走人気になっても今回ほどの信頼は置けないだろう。ともかく、問題はどこを使うかだが、昨冬からここまでずっと使い詰めで来ている同馬のこれ以上の上がり目はかなり薄いと思われる以上、同じく危険馬となるだろう。
※それにしても、交わせる脚色で並んだ途端に突然手綱を引いた横山典には思わず「見事」と叫んでしまった。並んだ相手がキンシャサじゃなかったらそのまま追っただろうにと思ったのは私だけではないだろう。やっぱり▲は中京＝愛知＝地元＝安藤勝にしておくべきだった・・・残念っ！
レースレベル：1
→次走狙い馬:ビービーガルダン,サンカルロ
→次走危険馬:キンシャサノキセキ,エーシンフォワード