勝ったアパパネは外から差し。
まぁ一番無難でしたし、上手い具合に速めの流れになりました。
ただ、凄く無難な馬という印象で、牡馬を蹴散らすほどの迫力は無く。
まぁ次は牝馬限定のエリ女なので関係ないですけど。

しかし無難な馬が全部G1勝ってしまうのはどうなのか。
能力高い馬は揃ってるんですけど、G1で頑張れる馬が少ない世代でした。

2着アニメイトバイオは母父フレンチらしい連続好走。
人気も無さ過ぎましたし、いかにも反発しそうな雰囲気はありました。
ただ、積極的に買うのは無理だったので仕方ないですね。

3着アプリコットフィズはやはりG1だと少し足りない。
ワイルドラズベリーはどう考えても売れすぎ。

ショウリュウムーンは全く伸びず。正直原因不明です。
サンテミリオンはやはりオークスの頑張りが堪えたのでしょう。
こうなるとそう簡単には立ち直れない。
レースレベル：3    
→次走危険馬:サンテミリオン,ショウリュウムーン

2010年　タイム 1'58"4 (良) 1FAve=11.84 3FAve=35.52

ラップ
①12.0-②10.8-③12.0-④11.9-⑤11.8-⑥12.8-⑦12.5-⑧11.6-⑨11.2-⑩11.8
1FAveとの誤差
①+0.2 ②-1.0 ③+0.2 ④+0.1 ⑤±0 ⑥+1.0 ⑦+0.7 ⑧-0.2 ⑨-0.6 ⑩±0
テン34.8-中盤49.0(3F換算36.75)-上がり34.6　『中弛み』

『中弛み』・・・逃げ◎　先行△　差し×　追込○

1着アパパネ・・・キングカメハメハ×Salt Lake=ミスプロ×ヴァイスリージェント　〔9-f〕　８－８
2着アニメイトバイオ・・・ゼンノロブロイ×フレンチデピュティ=サンデーサイレンス×ヴァイスリージェント　〔19〕　１２－１２
3着アプリコットフィズ・・・ジャングルポケット×サンデーサイレンス=グレイソヴリン×サンデーサイレンス　〔16-c〕　５－４
4着ワイルドラズベリー・・・ファルブラヴ×サンデーサイレンス=ノーザンダンサー×サンデーサイレンス　〔3-o〕　１２－１２
5着レディアルバローザ・・・キングカメハメハ×Tejano Run=ミスプロ×グレイソヴリン　〔12-d〕　８－１０

流れは、テン-上がりのラップ差はほとんどなく、中盤だけラップが弛む『中弛み』の流れ。展開的には逃げが最も恵まれ、次いで追込、先行・差しには厳しい流れ。

1着アパパネは、前走ローズＳ4着(=阪神芝1800m：0.2秒差)からの好走。ローズＳからのステップ馬は例年好走も多く、特に好走馬は連続好走しやすい傾向。本馬は4着だったが0.2秒差と僅差の内容で、休み明け+24kgと大幅馬体増だったことが敗因なので叩いた効果で好走したと考える。またクラシック春シーズン重賞好走→ローズＳ好走のタイプは非常に好走しやすいタイプと考える。
キングカメハメハ産駒はミスプロ系だが、凱旋門賞での好走も多いキングマンボ系で欧州型の要素を兼ね備えている。格の高いレースでの究極のスピード競馬になると本領を発揮し、厳しい展開ほど持ち前の底力を活かす。ダンシングブレーヴ系に近い特性と考える。母父Salt Lakeはヴァイスリージェント系で仕上がりが早く、2～3歳の時期なら重賞でも勝負になる。ヴァイスリージェント系は距離に融通性があり、前走内容からも中距離までは対応可能。また阪神ＪＦ・桜花賞とともに好走し、東京芝2400mＧⅠ馬(=ウオッカ、ブエナビスタ)は秋華賞でも好走していて、本馬も好走し牝馬3冠達成。内容的にも不利な流れでの好走なので評価すべきと考えます。母父ヴァイスリージェント系からも勢いのあるうちは怖い存在。馬体重が大幅に減らない限りは同じようにパフォーマンスは期待できると考えます。
No.〔9〕の牝系は、早い時期から好走できるが本格化前までは詰め甘なところがある牝系だが、3歳秋～古馬になり本格化する。小回りコース鬼門だが、広いコースは好走が多い。分枝記号fは、休養明けは苦にしない反面叩いて一変が少ないタイプ。この特性から次走も調子は維持と考える。

2着アニメイトバイオは、前走ローズＳ1着(=阪神芝1800m)。ローズＳ好走のステップ馬は、これまでの牝馬クラシック路線でＧⅠやトライアル好走歴のある馬が勢いに乗じて連続好走しやすい傾向があり、その傾向に合致した馬でした(=1着アパパネ以上に前走ローズＳ1着とＧⅠ好走歴から傾向的には軸にすべき馬でした)。
ゼンノロブロイ産駒はスタミナ型サンデーサイレンス系で、初年度産駒のため種牡馬鮮度も高く戦う意欲は高い。産駒は淀みない流れを前で展開好走するタイプもいれば、鋭くキレるタイプもいて、比較的堅実なタイプが多い。その中でも産駒の上位人気馬が好走しやすい順張り血統である。母父フレンチデピュティは、勢いと鮮度が重要なヴァイスリージェント系。距離の融通性も広い。ヴァイスリージェント系は鮮度と勢いが重要なので、前走好走ならば要注意。また本馬もそうだが、馬体重の増減に注意が必要で、減りっぱなしや増減幅が大きい馬は信頼性が落ちる傾向あり。馬体重は減り始めているので、今後のパフォーマンスはやや落ちるかもしれないが、勢い的には次走も期待できると思います。次走エリザベス女王杯などでも好走可能では！？
No.〔19〕の牝系は、淡々と流れる厳しい流れにに強いタフな牝系。分枝記号はなしにて、やや晩成気味ながらも、平均的に能力を発揮するタイプと考える。

3着アプリコットフィズは、前走クイーンＳ1着(=札幌芝1800m)。クイーンＳ好走からのステップ馬は秋華賞では好走は稀でしたが、同じコースの札幌記念好走馬(=札幌芝2000m)のブエナビスタが09年3着なので比較的悪いステップではないのかもしれません。
ジャングルポケット産駒はグレイソヴリン系で、小回りコースが得意なタイプと広いコースで末脚を繰り出すタイプとがいる。本馬は母父サンデーサイレンスということもあり速い上がりを繰り出せるので、広いコースで末脚を活かすタイプと考えていましたが、小回りコースは中山コースのフェアリーＳ好走とクイーンＳの好走から適性はやや小回り向きかも。緩い流れで瞬発力勝負より、持続した流れでスタミナを活かすようなタイプで、今回も先行しそのスタミナを活かしたと思います。母父サンデーサイレンスは、前走の勢いをそのまま活かして好走することの多い特性があり、今回の好走はその特性も活きたと考える。また次走エリザベス女王杯は持続型の流れになることも多く、クイーンＳを前で好走した馬は好走が多く、適性は向くと思うので次走にも期待したいと思います。
No.〔16〕の牝系は、叩き良化型のステイヤー特性がある牝系。3歳クラシック秋にはより実が入る時期でもあり、成長力も高い。ステイヤー特性は言い換えると叩き良化型なので、叩き3戦目となる次走はさらに調子は上向きなはず。この点にも期待する。分枝記号cは、開幕週・最終週や重馬場での持久力勝負に強い傾向。

4着ワイルドラズベリーは、前走ローズＳ2着(=阪神芝1800m：0.0秒差)。
ファルブラヴ産駒はノーザンダンサー系で、同系のエリシオなどと同じく2歳や3歳春に好走する早熟の快速牝馬がでやすい特性がある(=レーヴダムール、ビーチアードル、ラルケットなど。エリシオ産駒ならヘルスウォール、シェーンクライトなど)。牝馬のスピード馬は多数いるのだが、現状は芝1200mや芝1400m、芝1800mが主戦場で稼ぎ所。夏を境に上昇する産駒も多い。母父サンデーサイレンスは、勢いに乗じて連続好走しやすい特性を持ち、鮮度の高い時によく好走する。重賞挑戦など格上相手にもよく好走し、重賞初挑戦などは特にプラス要因となる。ＧⅠ初挑戦と前走好走の勢いがプラス要因になったと考える。近親ベッラレイアで、中距離以上で本領発揮が期待できると思うし、今回の結果からも本格化し始めていると思うので今後にも注目。
No.〔3〕の牝系は、3歳秋から古馬にかけて著しく成長しクラシックでも好走の多い牝系。東京は阪神などの広いコースでの好走が多い。分枝記号oは、時計のかかる馬場や上がりのかかる展開で能力を発揮するが、急坂に弱い。シーズンオフも得意。

秋華賞のポイントは、
①流れは『中弛み』が基本。
②サンデーサイレンス系向きの重賞。
③No.〔1〕〔3〕〔4〕のクラシック好走の多い牝系向き。分枝記号はcが向く。
④阪神ＪＦ・桜花賞好走の東京芝2400mＧⅠ好走馬は崩れない。
⑤クラシック好走やトライアル好走歴があるローズＳ好走馬(=0.3秒差以内の僅差好走なら好走とみなす)は、軸として最適。
→次走狙い馬:アパパネ,アプリコットフィズ     

レディアルバローザは恐らく、１４００や１６００くらいの馬だが、最内ぴったりをロスなく回ってきて、一瞬あわやの5着にまで押し上げてきた。
この時期の京都２０００の多頭数というのはあまりあるわけではないが。
この条件の最内にはショートカットコースといってもよいくらいの一本の道がある。
この道は過去にはブラックエンブレム、ムードインディゴ、ミクロコスモスらが通った道。
多頭数の最内なので前が詰まれば一間の終わりだけに、穴馬が突くいちかばちかのショートカットコース。
来年も楽しみにしたい。
この馬が強かったわけでは全くないと思う。     
→次走危険馬:レディアルバローザ  

文句なしの勝利！素直に３冠を褒め称えるしかないや。阪神ＪＦも勝っているから既に４冠。牝馬で２歳チャンピオンからの３冠は初めてだろう。
　外枠で引っ掛かるのを懸念したが、１角で内にいるディアアレトゥーサの後に入って前に壁を作ったのが最大の勝因。これでいつも見せていた口を割っての走りは見れなかった。前半でうまく折り合えたことで騎手も余裕を持って乗れたはず。内回りというコースの関係もあるだろうが、いつもより早めに動いて前を射程圏内に入れて、うまく後ろにいたワイルドラズベリーにも脚を使わせた。大外を周ったにもかかわらず、上がりもメンバー中２番目の速さで何もケチのつけられない勝利と言っていいだろう。
　次は順調にいけばエリザベス女王杯だが、来年はどの路線を歩むのかは適正距離を陣営がどう思っているかだな。まあヴィクトリアマイルを使って安田記念か宝塚記念だろうけど。
　アニメイトバイオは予想のときに『前走のような競馬（馬群に突っ込んで抜け出す）』はできないだろと書いてしまったが、ローズＳより外だったとはいえ、似たように馬群に突っ込んで抜け出してきた・・・(；・∀・)　あれで外に出していたら２着はなかったわけで後藤くんの好騎乗。今後はどうかなぁ。関西圏だと体重が減る馬っぽいが、今回の458kgはデビュー体重よりも少ないもの。今年のゼンノロブロイ産駒の活躍も仕上げやすいという特徴があるようで、もしかすると早熟傾向があるのかも。この馬は多少時計のかかる馬場で1600m～2000mが適正かな。
　アプリコットフィズは発汗がすごく、小さい馬ということもあるがギリギリの馬体。正直パドックを見たときは『これはないかもな』と思った。しかし、ある程度前で競馬をして粘ったのはこの馬だけで、能力の高さは見せてくれた。今後は体重増が必要だと思うし、輸送もクリアしないとな。馬場的にも滞在できる北海道がいいんだろ。
　ワイルドラズベリーはアパパネをマークしながら、騎手としてはドリームジャーニーに乗って前にいる目標馬を捕まえにいくイメージの競馬だったんだろうが、最後は突き放されて終わり。この脚の止まり方は距離が長かったんだろうな。1800mがベストというのは強ち間違っていなかったかも。それでもここまでやれたのは力がある証拠。適正距離に戻れば重賞の１つや２つ獲れてもおかしくはない。
　レディアルバローザは最内枠でロスなく周ってこれたおかげ。ディアアレトゥーサは騎手が意識的に早めに動いたと言っていたが、動かなかったとしても似たような着順じゃなかったかなと。でも力はある馬。
　アグネスワルツは良化途上＋ガーッといってしまって制御不能。オウケンサクラは多少ペースは速かったとはいえ、直線で見せ場もなく失速では・・・。あれだけ調教をやって+10kgは逆に良くなかったのか。春は使い詰めや輸送もあり強い調教をできなくても最後は結果を残しただけに、休み明けを叩いて関西圏での競馬ならどれだけ良くなるのかと期待していたのだが。。。
　ショウリュウムーンは外枠で見直し。サンテミリオンは出遅れも響いたが、ぶっつけ本番の丁半博打で負けた。実績のある関東馬はこのレースに向けてのステップが難しい。紫苑Ｓは馬齢戦だからＧ１馬でも他の馬と同じ斤量で出れるのだが、Ｇ１馬が出るのは少年野球に高校球児が参加するようなもので、あまり好ましくないイメージがあるよな。普通に出ていいんですよ。
　レースレベルは例年と互角であり、ここ数年牝馬のレベルは高いので『４』。
　次走の狙い馬はエリザベス女王杯だとしても外枠に入ればショウリュウムーン。
レースレベル：4
→次走狙い馬:ショウリュウムーン       

応援してたエーシンリターンズは見失うしアグネスワルツは混み合った状況何も出来なかった。
どこから現れたのかアプリコットフィズが３着に入ったのは驚きを隠せない、イン側をこじ開けて出てきたのかと思うと涙が出るくらい嬉しかった。

それにしてもアパパネハ強かったおめでとう。
→次走狙い馬:アプリコットフィズ       

アパパネは堂々と外を回る強気の競馬。前をねじ伏せて横綱相撲。馬も大人ですね。勝たないといけないレースだということをわかっているかのように自分で体を作れる馬なのかもしれませんね。おめでとう。デリケートな牝馬を栗東滞在などでマイナスを補ってきた陣営の力と馬の力に賞賛を。そして、君はかわいい。
結果的に１～３着までは栗東長期滞在馬。関東馬が勝った！という印象は強くない。輸送に弱いとされている牝馬の滞在競馬。将来的には常識的になって行くのでしょうか。
しかしオークスで関東馬が早目に美浦滞在というケースは見られなかった。関西馬のプライドなのか、施設の違いなのか。


◎ディアアレトゥーサの騎乗には納得。もうちょっと後ろから行ってほしかったです。結果的にアパパネにしたい競馬をそのままされてしまいました。ただ切れないのでああするしかありませんから、不満はありません。考えて乗ってくれたと思いますし、馬もそれに応えたと思います。牝馬限定戦ならオープンでも十分やっていけると思います。


○オウケンサクラは行かせようとしても行けませんでしたね。このまま終わる馬だとは思いたくないですが、切れ味だけの勝負ではなかっただけにここまで負けてしまうと以降過度な期待は酷なのかな。こぶし賞では衝撃的に強いなと思ったんですがね・・・


２着アニメイトバイオはグチャグチャにもまれる競馬でも地力で２着まで持ってきました。力をつけていますね。マイル～中距離までやれるから今後の視野が広いですね。阪神ＪＦ、桜花賞のときはしなかったんですが、今回は栗東滞在をさせてきました。マイナスを小さくするということがいかに大事かというのがわかりましたね。


３着アプリコットフィズはパドックですごく発汗してテンションが上がっていましたね。それでもこれだけやれるのは馬込みを苦にしない精神力が小柄の馬体に宿っているのでしょう。内枠からそれを利した騎乗も光っていると思います。この馬も栗東滞在でしたが上位２頭よりはマイナスを補えていなかったのかなという感じなんでしょう。


４着ワイルドラズベリーは結果的には地味な４着となってしまった印象ですね。前の馬が積極的にアパパネを負かそうと動くもアパパネが捕える。２，３着馬が上手く立ち回ったもので、この馬はまともな競馬で４着。せっかく正攻法で４着なのに何でしょうこの地味さは。
外枠ではそれしかなかったでしょうし、内を引いていたら外に出すまでに苦労したんでしょうし、どうやっても中途半端だったとしか言えないのかもしれません。

そこで桜花賞でショウリュウムーンに騎乗した佐藤哲三騎手のコメントを思い出しました。
「内枠はいい面も悪い面もあった（距離ロスを少なくできたが捌くのに手間取った）」

要はこの馬にしてもショウリュウムーンにしても、運が必要だということですよ。それを掴むための力が足りないんでしょう。


５着レディアルバローザ
８着レインボーダリア
抽選で出走できるかわからないのによく頑張ったと思います。除外になった馬に顔向けができるでしょう。特にレインボーダリアは正直パドックで一番よく見えたような気がします。厩舎も今ノッているのでしょう。


１１着エーシンリターンズ
いつ内枠を引いてくれるんでしょうか。まともに勝ちに行っては苦しい馬ですからね・・・さすがに厳しかった。距離もちょっと長いのかもしれません。


１６着ショウリュウムーン
詰まってしまいました。そういう馬なんでしょう。佐藤哲三を降ろしたのが運の尽きなんでしょう。例え前が開いていても、パドックでアプリコットフィズ同様激しく発汗しているようでは大きなところは・・・
遅生まれで先々の期待をまだ持っていてもいいと思いますが、佐藤哲三先生に鍛え直してもらった方がいい。


１８着サンテミリオン
何でしょうね。藤岡佑介がかわいそうに思わせるレースでしたね。馬体重はプラスマイナス０でしたがすごく細くみせました。成長期にその体重は残念です。輸送を考慮して強い稽古をつけていないのだろうと思いましたが、体が増えなくて強い稽古ができなかったんでしょうね。
そしてレースではゲートを出なくて馬に全くと言っていいほど覇気がなかった。回避という選択肢はなかったの？と思いました。こんなレースをされてしまうとロジユニヴァースの回避を判断する陣営にもある程度納得ができてしまう。Ｇ１馬として恥ずかしい競馬はできないから回避というのは逃げではないんでしょう。とにかく何とか立て直してほしいものです。
レースレベル：4
→次走狙い馬:ディアアレトゥーサ,アニメイトバイオ
→次走危険馬:ショウリュウムーン,サンテミリオン

◎アパパネが滅法強かった。
文句なしの横綱相撲やった。

レース後のテレビインタビューで蛯名が
「この娘はいつも一生懸命で、かわいい」と言っていたけど、
アパパネっちゅう馬はきっと素直でかわいい馬なんやろ。
その分、今後、海千山千の古馬の強豪陣と闘っていかなあかんのが酷な感じがするんやけど、三冠達成という偉業に対しては素直におめでとうと言いたいな。


アニメイトバイオにはまたやられてもうた（笑）
ローズＳと同じように後方から一気に突っ込んできた。
フラッシュバックをみるようやったわ。
今回の購入馬券はアパパネとアプリコットフィズの１点勝負やったんで、
アニメイトバイオがほんまいらん存在やった。相性悪いわ（涙）
ローズＳの勝ちっぷりを素直に評価すべきやったね。
×ワイルドラズベリーも４着まできているんやから、レベルが高かったんやな。

それにしても、
朝日杯の１，２着と阪神ＪＦの１，２着が３歳秋になってもまだ
みんな活躍しているというパターンは過去に記憶がない。
そういう「流れ」なんやろな。


○アプリコットフィズはもう少し早めに仕掛けたほうが良かったようにも思うけど、３着は実力どおりな結果ちゃうか。
重賞路線では今後も狙っていけると思うけど、ＧＩでは取りこぼしていきそうやな。

×サンテミリオンは最下位。
いくらなんでも負けすぎやろ。
ゼンノロブロイ産駒は今後どう扱っていけばええんやろな。

▲コスモネモシンとか、△ディアアレトゥーサとか、
アパパネが勝つ流れやったら出番が無いのはしょうがないわ。
レースレベル：5
→次走狙い馬:アパパネ,アニメイトバイオ
→次走危険馬:サンテミリオン  

勝ったアパパネはマイナス４の体重でもまだ馬の作りはゆるく見えた。アグネスワルツが前半５８秒台のペースをつくったことでレースはタフなものへと質が形成されこの馬の底力がほかの馬たちを圧倒する形で1着になった。

正直下げた地点でまあ下手な競馬はないと見えたけど蛯名も見えてるんでしょうね。外回してもなんとかなる。その考えが読み取れる騎乗だったと思います。

アニメイトバイオは道中はアパパネのそばでインにつける競馬。京都内回りコースには適性ないと見ていたしやはり勝負どころではスムーズではなかったとは思う。そんな中での最後の脚は見所あったしエリザベス女王杯は外回りへと条件がシフトしていく。ならば狙い馬にしてもいいのかな。力は間違いなくつけている。

アプリコットフィズはもったいない競馬だったかなと思う。状態は札幌のほうがよかったように思えるけど豊の騎乗バランスの悪さが目についてしょうがなかった。最後も2着を逃すあたり豊さんまだ本調子でないのかな。もったいないなと思わせた。馬はこれで3着なら強いと思うし違う騎手でのレース振りが見たいかな

ワイルドラズベリーは4着。ただなんか言葉悪く言えば存在感の薄い4着でしたね。苦笑。パドックはまあ阪神のときのほうが若干よくは見えましたけど。なんか3着馬を今度はひっくりかえしそうとはかけらも感じませんでしたｗｗ

厚い印を打った馬でエーシンリターンズに関してはしょうがないと思いますね。福永が勝ちを意識して積極的に仕掛けて前でアパパネに勝とうとしたわけですので。この結果に関しては勝負してのものですので責めるつもりはないです。

あとはサンテミリオンに触れないといけないのかな。レースになりませんでしたね。馬のプライドをずたずたにした厩舎の責任。Ｇ１というものを大事にしない厩舎の意識これについては責められてもしょうがないですよね。パドックはプラスマイナス０の体重でてきましたけどオークスのときのパドック映像がでてきたので比較できたのですけど背が高くなってますね。そうなると増減なしはすなわち細いですよね。であの極軽調整で輸送して。でゲート開いてもでない。気持ちが出来てない体のバランスが悪い。モロに出ちゃってますよね。藤岡君を責めるのは間違いで彼も被害者だと今回思いますね。古賀先生の競馬に対する意識を変えないと一流にはなれないと思いますね。厳しい言葉ですけどそれぐらいは浴びせないと競馬界よくならないですよ。マスコミさん。まあどうせできないでしょうから僕は非難の言葉だけを浴びせておきます
レースレベル：4
→次走狙い馬:アニメイトバイオ,アプリコットフィズ
→次走危険馬:サンテミリオン  

期待したアパパネが3冠を達成した。

好スタートのアパパネはしっかり折り合った。1度使ったことで力みが消え、スムーズな走り。アグスネワルツの逃げは1000mが58秒5と予想されたよりやや速め。それを中団でじっくり構えたアパパネ。3、4角で勢い良く外から進出するとその勢いを持続したまま直線へ。大外を回りながらもしっかり伸び、中から伸びてきたアニメイトバイオには3/4馬身まで詰められたが、着差以上の完勝だった。

ゴール前でようやくオウケンサクラを捕らえた桜花賞、サンテミリオンと同着だったオークスに比べると今回は完勝の内容。今年は春の勢力がほとんど無事に秋を迎えたが、血統的に早熟の懸念があったアパパネが反対に他場に差を付けた。栗東滞在で落ち着きを取り戻したことが何より大きい。エリザベス女王杯で古馬と戦うが、差して来るメイショウベルーガとの対決が楽しみだ。

2着アニメイトバイオはローズSと同じように苦しいところから鋭い脚を見せた。こちらも阪神JFでアパパネの2着になって以降、着実に力を付けており、2歳GIの1、2着が翌年秋までトップレベルで同じような力関係を保っていることは珍しいのではないか。

アプリコットフィズは3着。パドックからイレ込みと発汗が目立ち、精神面での不安定さを見せた。それでもレースでは4、5番手で折り合い、最後までバテなかったが、切れ味不足が最後に響いた。折り合いを気にしないマイルくらいでの走りを見たい。

アグネスワルツは自分の競馬をしたが、まだ本調子ではなかったか。サンテミリオンはスタートで出遅れ、終始後方のままで見せ場すらなかった。やはり久々が影響した感じだが、1度使って良くなるとも思いづらい負け方だった。
レースレベル：3
→次走狙い馬:アパパネ,アプリコットフィズ
→次走危険馬:サンテミリオン  

アパパネは期待通りの３冠達成でした。
強すぎてブエナとの対決が楽しみです、関東馬でここまでやってくるとはこの先も夢が広がります。

レース運びも、アグネスワルツの逃げで、終始外外を回ったアパパネは王道の走りでした。

アプリコットフィズの発汗は気になりましたが、武騎手の手綱さばきは鮮やかでした。

アニメイトバイオは、馬体重がぎりぎりだったと思います。
次走、休み開けなら走りそうです。

レディアルパローザは、内内で上手く流れに乗れて５着と健闘。

今年の秋華賞は、３冠達成なるか！でしたが、終わってみれば勝って良いレースでした。今後は距離の壁はあると思います、切れ味勝負なので２０００ｍまででしょう。
１着馬と２着から４着馬、その他といった構図で、夏の上がり馬は来年の活躍に期待します。
終わってみれば、桜花賞出走馬でした。
レースレベル：4
→次走狙い馬:アプリコットフィズ,アパパネ
→次走危険馬:ショウリュウムーン  

　やっぱりＧＩしかもクラシックとなると始まる前からドキドキするものです。今回は特にいいものが見られました～。

　３歳牝馬もこの時期になるとずいぶん落ち着きが出てくるようです、アプリコットフィズの発汗が気になりましたが、全馬まずまずの様子。アパパネは奇数番でゲート先入れ、やはりスムーズに入りませんが、この馬の場合はそれで普通、ゲートに入ってからの集中力はいつもどおりのようでした。

　好スタートのアパパネでしたが、海老名Ｊがしっかりと抑えスムーズに後方へ、アニメイトバイオ、ワイルドラズベリーはこれを見る形、飛ばしていくのがアグネスワルツ、やや速いペースで単騎逃げの形、アプリコットフィズは内でなんとか我慢の競馬。
　直線までに逃げたアグネスワルツのリードは無くなり、アパパネは大外から仕掛ける横綱相撲、それを見てアニメイトバイオも仕掛けました、この２頭が１,２着。内の方からはアプリコットフィズが伸びてきて３着、古馬に勝った力は本物でした。

　牝馬のスターホースは次々と出るものの、強力な馬が同世代であったり、クラッシック以外のレースを視野に入れたりということもあって、なかなか出なかった３冠馬が久々に誕生しました、今後の活躍も楽しみです。

　アニメイトバイオはアパパネの後ろからでも捕らえることは可能と言わんばかりの騎乗、追い込みの足は凄かったです。
→次走狙い馬:アパパネ,アニメイトバイオ