あまり将来性を感じるレースではなかったがタイムはいいんだよな。
勝ったグランプリボスは前走の内容を評価していなかったが、血統的に距離短縮はプラスだし、先行して粘り込むタイプの馬は外国人騎手が乗るとより粘りを増す自論がある。まあ思ってた以上に後ろからだったけどな。あとはデイリー杯２歳Ｓのレベルの高さ。日曜の京都で行われた黄菊賞はデイリー杯６着だったミッキーマスカットが勝利。今後もデイリー杯組には注意したいところ。えっ？同じレースでトップシャインが負けてるってか・・・(；・∀・)　次は朝日杯だろうけど一銭もいらんだろうな。
　リアルインパクトはパトロールビデオを見ると良く分かるが、前が壁になってやや強引に外に出して２着を確保。速い上がりは出せるしそこそこ強いんだろうけど、今回もロスなく周ってきての結果だから特別評価できるものではないな。1800mくらいのほうがいいように思えるが。この馬も朝日杯だろうけど外枠に入ったら喜んで蹴飛ばしたい（　＾▽＾）
　テイエムオオタカは母系が20年前を見るような字面だが、良く言えば速い脚はないものの持続力に長けているタイプで現時点では逃げるのがいいんだろう。でも３着に粘れたのは馬場と外の馬を邪魔した後藤くんのおかげだな。逃げていればいずれどこかで穴をあけるだろう。
　ライステラスは牡馬相手ならスパッと斬れる脚が必要か。もっと脚をためる競馬を覚えられれば幅が広がると思う。
　エーシンブランは力的にこんなもんでしょ。父スウェプトオーヴァーボードじゃそろそろ芝で限界かもな。重賞ではやや劣るし、オープン特別だと背負わされるからな。
　ロビンフット、オルデーヴルは距離が短い。オースミイージーは外枠が響いて逃げれなかったのが痛かった。スカラブレイは道中で掛かって終了。ブラウンワイルドは関西圏に戻ったら見直したいと思う。
　レースレベルは前のレースで行われた古馬オープンに0.8劣り、翌日の古馬1000万には0.5上回った。
京王杯：35.1→59.2→1.21.8
1000万：35.7→58.9→1.22.3
この時期は古馬1000万と同等レベルなら単純にレベルが高いと言えるだけに価値は高いかも。京王杯は中弛みレースと言えるが、ラスト３Ｆを11.7→11.0→11.6とまとめただけに文句は言えないな。なので『４』。
　次走の狙い馬はメンバー中、最速の上がりを披露し、距離延長を条件にロビンフット。
　危険馬は朝日杯を条件にグランプリボス。1400までならこの馬は強いよ。デムーロマジックかもしれないけどな。
レースレベル：4
→次走狙い馬:ロビンフット  
→次走危険馬:グランプリボス  

勝ったグランプリボスは中団から終始楽な手応えで快勝。
やはり距離短縮で流れに乗れば強い馬でした。
もちろん血統的に押せたのもありますが、
この成績、臨戦ならどんな血統でも上位に来たでしょうね。

2着リアルインパクトはインから。
まぁ初戦が外枠先行で上がり最速圧勝という一番強い勝ち方で、
内枠引けば来られても仕方ないとは思ってました。

3着テイエムオオタカは逃げ粘り。
さすがホワイトマズルというべきか、
人気薄で思い切った競馬をすると強いですねぇ。

ブラウンワイルドはやはりワイルドラッシュという結果。
おそらく復活するとすればダートを使った時でしょう。

オルフェーヴルは条件向かなかったとは言え負けすぎ。
距離延長しても自分から動けない馬で怪しいですし、
そう人気も落ちないでしょうから消して妙味でしょう。
レースレベル：2    
→次走危険馬:オルフェーヴル  

　ライステラスとオースミイージーは積極的に前へ、外枠からの積極的な競馬が最後の直線で響いたか、伸びを欠いた感じでした。
　グランプリボスは直線で抜け出し勝利、デムーロ騎手のペース配分が良かったです。テイエムオオタカが３着に粘って３－１１のワイドも取れず、もうちょっと我慢の競馬ができていれば、ライステラスも３着はあったかもしれません。ただ、直線の短いコースでは先行しないと話にならないか？

　エーシンブラン、ブラウンワイルドとも早熟の危険がありそうに思えました、リアルインパクトも大したインパクトは感じず、朝日杯には関係の無いレースになりそう。     
→次走危険馬:ブラウンワイルド,エーシンブラン