2010年　タイム 1'35"7 (良) 1FAve=11.96 3FAve=35.89

ラップ
①12.5-②11.2-③12.1-④12.7-⑤12.7-⑥11.7-⑦11.2-⑧11.6
1FAveとの誤差
①+0.5 ②-0.8 ③+0.1 ④+0.7 ⑤+0.7 ⑥-0.3 ⑦-0.8 ⑧-0.4
テン35.8-中盤25.4(3F換算38.10)-上がり34.5　『加速・中弛み』

『加速』・・・逃げ◎　先行○　差し△　追込×
『中弛み』・・・逃げ◎　先行△　差し×　追込○

1着レーヴディソール・・・アグネスタキオン×Highest Honor=サンデーサイレンス×グレイソヴリン　〔1-p〕　１０－１１　
2着ホエールキャプチャ・・・クロフネ×サンデーサイレンス=ヴァイスリージェント×サンデーサイレンス　〔12〕　５－９
3着ライステラス・・・ソングオブウインド×スピードワールド=ミスプロ×ヌレイエフ　〔6-a〕　７－４
4着アヴェンチュラ・・・ジャングルポケット×サンデーサイレンス=グレイソヴリン×サンデーサイレンス　〔1-p〕　１５－１３
5着ツルマルワンピース・・・キングカメハメハ×フジキセキ=ミスプロ×サンデーサイレンス　〔9-c〕　５－３

流れは、テン-上がりのラップ差から『加速』と中盤の弛みから『中弛み』の複合ラップ。『中弛み』の度合いが強く、『加速』も相まって、上がり特化の瞬発力勝負の様相。展開的には、逃げが最も恵まれ、次いで先行、差し・追込には厳しい流れと考える。

1着レーヴディソールは、前走デイリー杯2歳Ｓ1着(=京都芝1600m)からの好走。近年の好走馬はこれまでのレースで、牡馬混合戦において互角以上にに戦って好走してきた馬が多く、特に芝1600mの重賞やオープン戦、芝1800m戦で好走実績があるとより好走しやすい傾向あり(=06年1着ウオッカ：黄菊賞1着、07年1着トールポピー：黄菊賞2着、08年2着ダノンベルベール：芙蓉Ｓ2着、09年2着アニメイトバイオ：京王杯2歳Ｓ2着など)。新馬戦は上がり34秒3で札幌芝コースでは極上といえるキレを発揮し、前走でも上がり33秒7で最速上がりを繰り出す。上がり特化の瞬発力勝負は得意だった馬で今回も33秒9のメンバー最速上がりで好走。このタイプは近年クラシックでもそのまま好走することが多いので、今後の好走にも期待する。
アグネスタキオン産駒はスピード型サンデーサイレンス系で、前走0.5秒差以内で5着以内だと好走しやすい特性を持ち、サンデーサイレンスの瞬発力を最も活かしやすい。母父Highest Honorはグレイソヴリン系で、狂気のゼダーン系へと遡る。2歳から走るタイプもいれば古馬にて強くなるタイプもいて様々だが、確実なのは芝向きで厳しい流れで真価を発揮するタイプ。母レーヴドスカーの産駒は、07年阪神ＪＦ2着のレーヴダムールや09年青葉賞1着アプレザンレーヴ、10年きさらぎ賞2着レーヴドリアンなど早い時期から重賞好走が可能なタイプが多く、産駒のほとんどがオープン馬という能力の高い産駒が多い。2歳～3歳春に関しては信頼度は高いと考え、引き続きクラシック春シーズンなら好走可能と考える。
No.〔1〕の牝系は、クラシック春シーズンによく成長・充実し好走する、仕上がりが早く完成度の高い牝系。分枝記号pは、時計のかかる馬場に強く、急坂も苦にせず安定性はある。ただしここ一番の大舞台に弱いところはあるので、伏兵の立場なら積極的に狙いたい。断然人気では過信禁物のタイプ。今後の成長能力には春シーズンは大丈夫と思うが、完成が意外に早い感じもあるので他の馬の成長能力と比較しつつ取り捨てを決めるべし。

2着ホエールキャプチャは、前走ファンタジーＳ3着(=京都芝1400m：0.0秒差)からの好走。ファンタジーＳを前につけて好走した馬が良く阪神ＪＦでは2・3着になることが多いのだが、前走本馬は出遅れてしまったこともあり後方一気でぶち抜いてタイム差なしの3着に好走していた。前々走は芙蓉Ｓ1着(=中山芝1600m)好走していて、芝1600mオープン実績はあった馬。阪神ＪＦでは中距離適性が問われることも多く、反撃が期待できた馬でした。このポイントは非常に重要と考え来年に活かしたいポイント。
クロフネ産駒はヴァイスリージェント系で、鮮度と勢いが好走に非常に重要なポイントとなる。芝もダートも走れる兼用型だが、同系のフレンチデピュティと比べるとややパワー型で、持久力も豊富。勢いがある時には連勝も多く、上昇馬はクラスの壁を突き抜けて短期間にまとめて稼ぐ特性を持つ。母父サンデーサイレンスは、勢いに乗じて連続好走しやすい特性を持ち、鮮度の高い時によく好走する。重賞挑戦など格上相手にもよく好走し、重賞初挑戦などは特にプラス要因となる。父×母父ともに鮮度と勢いは前走重賞3着(=0.0秒差)と十分に期待できる状態だったこと、また本馬に関してはヴァイスリージェント系ながら馬体重の増減が少ないこと(=ヴァイスリージェント系は馬体重が減り始めるパフォーマンスが低下しやすい傾向あり)からも好走可能と考えるべきでした。鮮度と勢いは今後も期待できると思うので、今後の成長に期待する。
No.〔12〕の牝系は、早い時期から走る馬もいるが、3歳秋から古馬にかけて本格化する馬が多い牝系。また高齢でも衰えが少なくタフな馬が多い。分枝記号なしは、やや晩成気味ながらも、平均的に能力を発揮するタイプと考える。

3着ライステラスは、前走京王杯2歳Ｓ4着(=東京芝1400m：0.5秒差)からの好走。これまでは1200m～1400mを中心に使われてきて、今回初のマイル挑戦ながらも好走。
ソングオブウインド産駒はキングマンボ系で、格の高いレースで究極のスピード競馬(=レコード決着)になるほど凄味をきかす血統。厳しい展開ほど持ち前の底力が活き、2歳から走れる完成度の高さと成長力がある。ソングオブウインド自身菊花賞で好走したので、距離延長に向くのかもしれない可能性を秘めているが、今年が初年度産駒のためまだ未知数。ただしソングオブウインドの父エルコンドルパサーは、多数のステイヤーとダートの一流馬を輩出しているので、スタミナが豊富で成長力と息の長さは期待できると考える。また父母父サンデーサイレンスということで器用さもある程度備わっているのでは？と考える。とりあえずは自身で強気に動くようなレースに向く、芝・ダート兼用タイプと考える。母父スピードワールドは、成長力はやや早めで2歳～3歳での活躍が多く、素軽いスピードを持つが底力には欠ける特徴あり。
No.〔6〕の牝系は、直線の長いコース向きで、ハイペースの消耗戦に強い牝系。厳冬期や真夏などシーズンオフに強い特性をもつ。成長能力は早い時期から走るのだが、詰め甘にて人気を背負うと脆い傾向がある。分枝記号aは、気性的には素直な産駒が多いが父親よりはスケールが小さくなる傾向。

4着アヴェンチュラは、前走札幌2歳Ｓ2着(=札幌芝1800m)からの好走。近2走はともに最速上がりで好走している点と、前走は牡馬相手の中距離重賞で好走した点はポイントで、近年の阪神ＪＦでは好走しやすい傾向。今回はやや間隔が開いての出走になった分と、位置取りの差で厳しい流れになっての4着なので、今後の巻き返しに期待。
ジャングルポケット産駒はグレイソヴリン系で、小回りコースが得意なタイプと広いコースで末脚を繰り出すタイプとがいる。本馬は母父サンデーサイレンスということもあり速い上がりを繰り出せるので、広いコースで末脚を活かすタイプと考えるが小回りコースはまだ未知数。母父サンデーサイレンスは、勢いに乗じて連続好走しやすい特性を持ち、鮮度の高い時によく好走する。重賞挑戦など格上相手にもよく好走し、重賞初挑戦などは特にプラス要因となる。全兄フサイチホウオー、全姉トールポピーもともに2歳～3歳重賞で好走していて完成が早いタイプと思われるのだが、この時期は崩れずに走っていた事から同配合の本馬も似た適性はあると考える。ただしこの兄姉は、3歳春シーズンで燃え尽きてしまったので、勝負は3歳春シーズンまでと考える。
No.〔1〕の牝系は、2歳戦からも好走し3歳春シーズンにはある程度完成する仕上がりの早さと完成度の高さを有した牝系。分枝記号pは、時計のかかる馬場に強く、急坂も苦にせず安定性はある。ただしここ一番の大舞台に弱いところがあり、伏兵の立場だと好走しやすく狙いたい。断然人気では過信禁物。

5着ツルマルワンピースは、前走ファンタジーＳ6着(=京都芝1400m：0.3秒差)からの好走。
キングカメハメハ産駒はキングマンボ系で、格の高いレースで究極のスピード競馬(=レコード決着)になるほど凄味をきかす血統。厳しい展開ほど持ち前の底力が活き、2歳から走れる完成度の高さと成長力がある。ただ本格化前は詰め甘な点があることには注意が必要。母父フジキセキはスピード型サンデーサイレンス系で、内枠を活かして好位から抜け出すレースが得意。すっと好位を取って折り合い、一瞬のタイミングで馬群を抜けられる器用な脚を持っている。
No.〔9〕の牝系は、2歳の早い時期から好走できるが本格化前までは詰め甘なところがある牝系。小回りコースは鬼門だが、広いコースは好走が多い。分枝記号cは、開幕週・最終週や重馬場での持久力勝負に強い傾向。

阪神ＪＦのポイントは、
①『中弛み』が基本の流れになりやすく、オプションとして『前傾』『加速』『一貫』などの流れが付加される。そのため求められるのは瞬発力と完成度の高さ。
②瞬発力勝負のため、器用なサンデーサイレンス系向きのレース。母父サンデーサイレンスやアグネスタキオンの好走が多い。キングマンボ系も器用なので、今後の好走に期待。
③グレイソヴリン系の好走も多く、父や母父にグレイソヴリン系が入っているとなお良い。
④ここ数年好走馬がクラシック(=特に東京芝2400m)で好走していて、東京芝2400mＧⅠ好走血統は特注。
⑤芝1400m～1800mの牡馬混合戦での重賞やオープン実績がある馬で、瞬発力勝負に強い上がりの速い馬は特注。
⑥ファンタジーＳ好走馬は2・3着になりやすい。
→次走狙い馬:レーヴディソール,ホエールキャプチャ     

勝ったレーヴディソールは中団から差し切り。
前走に比べると今一つインパクトに欠ける走りでしたが、
やはりダンスが全然走れなかったというのが大きいでしょう。

2着ホエールキャプチャは好位からイン突き。
好調期連続好走のクロフネ産駒ではありますが、
よほど絶好調なんでしょうが、そろそろ疲れが出てくるはず。

3着ライステラスはキングマンボ系、混合重賞好走。
1600経験の無さに目をつぶれば買える馬でした。

ダンスファンタジアは出遅れて掛かってボロボロ。
大舞台で一気に精神面の弱さが出てしまい。
そういう可能性もあっただけに、アッサリ諦めた自分が情けない。
レースレベル：2    
→次走危険馬:ホエールキャプチャ  

【スタート】

有力馬は軒並み控える。
④ホエールキャプチャ好スタート後、インへ

【外回り3コーナーあたり、引っかかった⑭ダンスファンタジア通過後⑪レーヴディソール落ち着く】

2歳牝馬故に、多くの馬の走りに安定感がなかった。

⑭ダンスファンタジア⑪レーヴディソールもそう。

⑭ダンスファンタジアが外でかかり気味に進出。押さえも利かない状態で⑪レーヴディソールの前へ。

⑪レーヴディソールは⑭ダンスファンタジア通過後、馬が落ち着き、集中した。

【最後の直線】

⑫ツルマルワンピース⑱ライステラス⑭ダンスファンタジアは直線進入後先頭争い。

内④ホエールキャプチャは馬群の中。⑪レーヴディソールは①アヴェンチュラと共に後方から。

⑭ダンスファンタジアはもう一杯。脱落。

⑫ツルマルワンピースと⑱ライステラスが先に出る。

⑪レーヴディソールはムチ2発入れた後、鬼脚発揮で強襲！

インから2度ちょっとごちゃつきながら④ホエールキャプチャが馬群から抜けてきた。

④ホエールキャプチャは、⑫ツルマルワンピース⑱ライステラスを突き抜けたが、その先に外⑪レーヴディソールがゴールしていた。

【結論】

来年のクラシックは、⑪レーヴディソール抜けた存在。

福永の無理しない騎乗で着差以上の強さを感じた。

来春無事なら、桜花賞でも。

④ホエールキャプチャの根性は立派。池添もベストな騎乗だったが、相手が一枚上だった。
成長次第では、楽しみな存在になると思う。

⑱ライステラス⑫ツルマルワンピースは、デムーロ・アンカツの腕見せた。①アヴェンチュラ含め、今後につなげたと思う。

【⑭ダンスファンタジアについて】

レース前から興奮していた。それが解消されない限り、来年も苦しい状態と思う。
レースレベル：4
→次走狙い馬:レーヴディソール,ホエールキャプチャ
→次走危険馬:ダンスファンタジア  

軟すぎる馬場にスローペースに足を余らせずに飛び込んできたホエールキャプチャには恐れ入りましたと頭を垂れるだけでした、意外だったのはレーヴディソールの一杯の足は果たしてオークスで間に合うのか？多少疑問も残ったが全馬無事にゴールしたことは嬉しい限りであります。

残念なことは今回も予想を外してしまった。
今年の収支はそれでも１００％を超えているのが不思議でならない。
一番大きいプラスは毎日王冠馬単勝負の１５９７０円のお陰であろう、投資金額に対する配当は結果的に高額収支の助けになり競馬資金に過不足が無く無事に正月を迎えられそうな事と温泉正月も夢で終わらず、実現の運びに感謝感激！！！
皆様にお礼申し上げます。
→次走狙い馬:ホエールキャプチャ,ライステラス     

毎年馬券になった馬の血統に偏りがあったが、今年は芦毛が３着まで独占かい。最終レースも人気同士の芦毛決着だったな。
　1000m通過が61.2。２歳牝馬とはいえ、やや遅いペース。決してレーヴディソールに向いている流れとは言えないのにＯＢやって楽に差し切ってしまうんだから、この馬の強さは計り知れない。と褒めてみるものの、他の人気馬も出遅れや状態、枠順などでマイナス面があり、レーヴディソールの力が断トツで抜けているとは思えなかったな。今回も出遅れたし、脚質的に突き放して勝つタイプではない。中団で競馬をできたのは収穫だとは思うが、今後も同じような競馬をするなら取りこぼす可能性は大いにあるかと。まあ今のスタイルが一番合っていると思うだけに何とも言えないが・・・。まとめれば、ダンスファンタジアも出遅れなく折り合えば、アヴェンチュラも状態がもっと良ければ接戦になっていた可能性が高いと思った。
　ホエールキャプチャは好枠を活かして上手く立ち回った。長く良い脚が使えるのは前走を見ててわかってたが、距離延長＆坂のある阪神でここまでやるとはな。この配合の牝馬は２歳までが旬で、これからは他の馬たちに追い越されていくだろう。
　ライステラスは京王杯で対抗評価した馬だったが、初マイルで軽視。前走の回顧でも『もっと脚をためる競馬を覚えられれば幅が広がると』書いたが、スローもあってかデムーロ様は積極的にいってたな・・・(；・∀・)　シブイ血統だけに今後もあまり人気にならないタイプかもしれないが、それなりに能力はありそう。
　アヴェンチュラは馬体重-12kgを見て終わったと思ったが、パドックでは細い印象はなかった。しかし関西のパドック解説の人はお尻ばかりを強調するのねヽ(；ﾟ∀ﾟ)ﾉ 　まあ最後の脚は素晴らしかったし、思ってた以上に良い馬だったな。でも３歳春までが旬の馬で稼動時期はあと少し。
　ツルマルワンピースはスローのおかげ様。マイネイサベルはツルマルワンピースの内に突っ込もうとしたが、思いのほかツルマルワンピースがバテないので外に出さざるえなかったが、あそこでうまく中を割れても３着争いに加われてかどうかぐらいだろうな。斬れるタイプでなく、ダラダラと脚を使うタイプっぽいが、今回は力負けだろう。
　ダンスファンタジアは引っ掛かって終了。母も気性が荒いほうだったが、そういう面も受け継がれてたな。２戦ともまともに競馬をしていないだけに、こういう結果になるのも想定内。Ｑ的にもこれから競馬を覚えさせる段階でこれからの馬だろう。
　12着までが勝ち馬から0.9差以内で入線。全体を見るとあまり評価できるレースではないのかもな。
ということでレースレベルは『３』。
次走の狙い馬は普通にいけば状態ＵＰが見込めるアヴェンチュラ。
危険馬はどれもあてはまりそうだな・・・。
レースレベル：3
→次走狙い馬:アヴェンチュラ       

勝ったレーヴディソールはパドックではそこまで輝いている感じではなくこじんまりまとまっている印象であった。レースは福永がインタビューでも話しているように意識してゲートを出した形外から出遅れたダンスを上手くいかせてしまう落ち着いた騎乗。直線の仕掛けも慌てることなく馬の力を信じて差しきった。ただ２才の現段階で不満をたらたらいうのは違うのかも知れないけど自分が思っていたよりは弾けなかったなあという印象がある。ホエールキャプテンやライスが上手く立ち回っていたとはいえ手こずり感は正直あったとは思う。ゲート出したせいなのかなあそれとも坂が実は微妙に応えているのかなあ。今日の相手には負けるとは思えないけどなにか別路線から強いのがきたときには相手関係の吟味は必要になってくるのではないかと思う。

２着のホエールキャプテンはパドックこれも雄大感よりはまとまりがある形で現段階では完成されているようにも感じた。レースは池添がうまく枠を上手く利用した立ち回りで池添の成長を感じ取る結果だったと思う。来年云々に関してはなんかトライアルではこの馬がレーヴへの挑戦者としての資格を取得できるかどうかの物差し馬としての存在になっていくように感じますね。

ライステラスの３着はデムーロがレースの流れをうまくよみとってのものと見ます。ちょっと予想外でいいコメント浮かびません＞＜

アヴァンチュラのマイナス１２は完全に腹が巻き上がってましたし兄弟馬同様ちょっとうるさいとこがある馬みたいですね。ゲートもうまく出ず阪神の外回りでしてはいけないような捲くりの競馬。これで４着なので力は評価していいでしょう。でも牝馬クラシックは春は長い直線での競馬。その競馬に適正があるように感じなかったのは僕だけなんでしょうか

ダンスファンタジアは思った以上に弱くがっかりでした。距離ももしかしたらこの相手になると長いのかもしれないですね。
レースレベル：3    
→次走危険馬:ダンスファンタジア  

馬連は本線であたりましたが、大勝を狙いにいった3連単が展開に泣いてはずれ。

予想よりスローになっちゃいましたね。でも展開は水物。予想の一番の不確定要素ともいえるんだから、3着紐に差しのマイネイサベルいれるなら◎○▲とは逆の脚質のライステラスをいれなさいよって話なんですよね。自分でいうのもなんですが、予想力と比較して馬券力がなさすぎですわ。ライステラスも能力気持ちの強さを認識してて、どこかで狙おうとおもってた馬だけに、買ってないところで走られて馬券邪魔されて、2重に痛い結果になっちゃいました。

レーヴディソールはおもったより辛勝に見えるかもしれないですが、ペースや通ったコースをみれば着差以上の完勝ですよね。

ホエールチャプチャも狭いスペースを怯まず割れる根性は立派の一言。桜花賞までは大きく崩れることはなさそう

アヴェンチュラは追いきり一応動いてましたけど、なんとなく覇気に欠ける動きでどうにかまにあったという感じだったんでしょうね。1枠も痛かったけど、早い時点で外の広いスペースにだせましたからこれならばとおもったんですがスローに泣いてしまいました。あとは和田もＧ１で仕事するならもっと人気ないときの人ですよね。

ライステラスはデムーロが上手かったのもありますが、馬の能力からすれば人気なさすぎだったのは事実。私のように考えた人が多かったのと人気の盲点になってたかな。まあそんな馬が来るのが競馬ですよね。

マイネイサベルは直線狭くなるところもあったみたいですが、どっちにしろ馬券圏外だったんじゃないかな。ただもうこの先ないという感じではなく、一線級より落ちるメンバー構成なら馬券になるところあるんじゃないでしょうか


ツルマルワンピースあたりがここまでやれちゃうのがこのレース前が楽だった証拠かと

狙い馬はいれなと回顧かけないのでレーヴディソールにしました
→次走狙い馬:レーヴディソール       

配当は手頃でしたが無事的中。ジャパンＣＤに引き続いて２連勝ですね。この後、朝日杯・有馬記念とＧ１４連勝しそうです（笑）。
朝日杯はあの馬で堅そう。有馬はまだ判りませんが。

さて、レースはピュアオパール、マルモセーラの先行争い。1000ｍ通過が61.2秒ですから遅いですね。勝ったレーヴディソールはやや出遅れから道中10～12、3番手といったところ。レース後のインタビューで「最後方からの競馬はしたくなかった」とコメントしていましたが、その考えには賛成です。最後方からの競馬ではどうしても取りこぼしが多くなる、これは武豊Ｊや安勝Ｊで繰り返し経験していることですが。

直線は外から鮮やかな差し切り。他馬とは力が違ったといえそうです。

歴史的名馬への可能性十分、そういう印象ですね。

2着ホエールキャプチャはレース上手。これは今後武器になります。

3着ライステラス、4着アヴェンチュラあたりまでがこの世代の2番手グループでしょうか。

大敗したダンスファンタジアは経験を積んでからというところ。
→次走狙い馬:レーヴディソール       

１着　レーヴディソール
相変わらずのゲートの遅さはみせましたが関係ありあませんでしたね。かかってるんですがねぇ・・・現時点では力が違いましたかね。
人気３頭どれも出遅れてましたから結局はスタートが悪くても何の問題もありませんでした。立ち回った（立ち回るしかなかった）ホエールキャプチャに足元をすくわれないあたりは力の証明でしょう。
こんなのを狙い馬にしても仕方ないので傍観しますね。どんな理由で嫌おうかなぁ・・・ネタがないなぁ・・・
ぶっ飛ばし逃げ馬とか出てくれないかなぁ・・・


２着　ホエールキャプチャ
この枠でスローに落ち着いてしまうと立ち回るしかありませんでしたね。逃げても前づけでも後ろからでも成績を上げている器用さがこの混戦を抜け出せたんだと思います。
他がみんな若いですからここは器用さが生きました。前走で「何でもできますよ～」というのを示した豊さんの騎乗さまさまではないでしょうか。
パトロールＶをみると直線を向いたときにマルモセーラとツルマルワンピースの間が開いていました。そこを狙ったのがこの馬とマイネイサベル。ここで池添の勝負強さをみましたね。マイネイサベルを弾きましたね。勝負勘っていうのはやっぱりあるなぁ池添は。


３着　ライステラス
複勝うめぇ。ワイドうめぇ。３連複は・・・orz
人気どころには逆らいたい性根の悪さが馬券下手という形で表れてしまいました。複勝ワイド獲れたからいいけど・・・もったいねぇ・・・
外枠が嫌われたんでしょうね。それにしても人気がなさ過ぎだったわけですが。
さて、ホエールキャプチャが我慢して馬群を立ち回って好走したのとは真逆で外で折り合っての好走。上手く抑えつけたデムーロの好騎乗でしょうかね。この日の新馬戦で大きく出遅れた分のクソ騎乗は準メインとこのレースでチャラですね。
今後距離が伸びてさらにいい！というタイプではないと思いますがあのスローで上手く折り合いをつけられたのだから、ひとつ前の世代でいうギンザボナンザぐらいはやってくれるんじゃないかな・・・


４着　アヴェンチュラ
出遅れは痛かったですね。レーヴディソールを負かすには同じようなスタートを切っていてはダメなんだけどね。
過去２戦とも外を上がって行かせる（個人的には何の味もない）競馬をしていただけにこの枠は痛かった。
さすがにレーヴディソールよりも後ろになってしまっては太刀打ちできませんし、とりあえずは枠に泣いたことと状態面でしょうか。
－１２キロ。牝馬らしい身体と言えばそうですがそれにしてもちょっと覇気があったとは言えなかったと思います。２度の熱発をしたという情報があったようですけど、よく出走までこぎつけたなぁと。賞金的には若干ですが余裕があるので立て直してほしいものです。
桜花賞でぜひ買いたい！というほど鼻息は荒くはなりませんが、もうちょっとレースが上手になればもうちょっとやれてもいいかな。ということで期待の狙い馬推奨。
トライアルで権利獲れなくて連闘とか１４００使いとかやめてね角居さん。
大きく馬体を減らして人気よりも下の着順になった馬というとジェルミナルを思い出してしまいました。

何だかジェルミナルとダブってしまうんだなぁ　みつを


５着　ツルマルワンピース
よく我慢して頑張ったと思います。ただ一本調子なのであんなもんでしょう。この時期は走る血統というのはファンタジーＳの時にも書いたとおりで。
ホエールキャプチャじゃないですけどこの馬もライステラスを外に弾いて（ヨレただけかもしれないけど）レーヴディソールとダンスファンタジアを外に追いやりました。決してクリーンな騎乗ではないけどそれが馬のため自分のためならやるでしょう。


６着　マイネイサベル
これはホエールキャプチャとほとんど同じでこの枠だから立ち回るしかなかったわけで。そこで書いたけど進路を主張できなかったのは痛かったです。


他

９着　ダンスファンタジア
軽い調教、楽な競馬ばかりではいざというこういった舞台では舞い上がっちゃうんでしょう。栗東滞在という藤沢先生らしからぬ作戦だったのに地下馬道からあんなにイレ込んではね・・・子供ですね。もっと走りたい盛りのはずなのに軽い調教で抑えることばかり教えられ、慣れない栗東滞在。舞い上がるって。ペルーサも似たようなもんだ。
豊も衰えは否めないですね。祐一が前に壁を作るギリギリの位置を主張して上手く外に追いやって壁を作らせなかった。これもパトロールＶね。いつもの豊なら立場逆ですよね・・・。
豊としてもあのイレ込みではこういうのも覚悟していたとは思いますけどね。



レーヴディソールへの期待は高まりますね。ただカタブツ調教師だからダービーに行ったりするようなことはしないと思いますがね。
レースレベル：3
→次走狙い馬:アヴェンチュラ       

人気の◎レーヴディソールが差し切り勝ち。出遅れ気味も外で折り合って徐々に進出。直線は内の動きを見ながら差し切った。デイリー杯と同様に今日は直線は本気で追ってないように見えた。今日より流れが速くなるであろう桜花賞では他馬との差がもって出るのではないか。

〇アヴェンチュラは展開が向かなかった。当面はこの馬がライバルになりそう。
レースレベル：3
→次走狙い馬:レーヴディソール,アヴェンチュラ     

　
阪神ＪＦ３連複的中おめでとうございます。
来週の朝日杯ＦＳ、そして有馬記念も楽しみにしています。
とにかく期待とてますのでよろしく

http://blog.livedoor.jp/winingk/
レースレベル：5
→次走狙い馬:ホエールキャプチャ       

レーヴディソールは問題なく強かった、これで来年の主役を張れそう。

コース利を生かしたホエールキャプチャも直線で接触しながらも弾き飛ばす強さ。

京王２で４着だったライステラスの直線の盛り返しはやはりダテではなかった。

中間熱発の影響はそれほどないにしても、やはり万全までの仕上げではないぶん、最後の伸びに出たのかも。

ダンスファンタジアは道中かかったけど、能力値で劣っていたということで正しかったような。

それほど不利もなくレースは道中２Ｆ緩みましたが、実力は出せた内容。

桜花賞、オークスへのデータとしてなりますね。

それにしても生産地ノーザンファームはこれで４年連続の勝利。

トールポピー、ブエナビスタ、アパパネ、レーヴディソールと凄まじい勢いです。

２歳馬の完成域では一歩も二歩もリードしている証明でしょう。

今後こういうファクターで２歳馬の判断もありだと思います。
→次走狙い馬:アヴェンチュラ       

　大外から追い上げて勝利するパターンが定着しつつあるレースですが、それもこの戦法で勝ちきれる実力馬が毎年のように現れるからこそでしょう。とりあえず、レーヴの桜花賞までの未来は明るいと見て良さそうです。

　ゲートに不安があったダンスファンタジアは最初の遅れが命取りでした、直線勝負ではレーヴに勝てないと踏んで早目に上がって行ったのでしょうが、最後の脚を残せませんでした。

　ホエールキャプチャは好枠を生かして無駄のないコース取りから直線は持ち味を発揮しての２着です、好騎乗。

　ライステラスは大外からこの成績は立派ですね、デムール騎手のペース配分も良かったと思います。

　レーヴドリアンの実力は大したものですが、なかなか際どい感じもしました、けどこれは騎手の走り方によるものか・・・勝てばいいんですけどね。
→次走狙い馬:レーヴディソール  
→次走危険馬:ダンスファンタジア