差し、追込が決まる馬場で、道中13秒台のラップが連続する超スロー。タイム評価はかなり低い。

ウインバリアシオンは後方から直線一気の差し切り勝ち。このメンバーでは瞬発力が一枚上だった。

ショウナンパルフェはしっかり折り合って先行。スムーズな競馬で2着。展開にも恵まれた。

トーセンレーヴは内目をロス無く追走し、直線では内から馬群を割って伸びるも3着まで。

皐月賞トライアルで6、7着だった馬のワンツーで、新星誕生とはならなかった。     
→次走危険馬:ウインバリアシオン,ショウナンパルフェ

オルフェーブルを逆転できる馬はいないってことですね。凡戦といわれても仕方ないでしょう。

ウインバリアシオン…ここ何戦か仕上げのぼろくそさありえなさ松永厩舎の認識度の甘さ（言いすぎ！？ｗ）を指摘しましたけど数字以上に今回絞れてやっとサラブレットぽい体になってきましたよね。レースは正直騎手の腕が違ったと思うような内容でしたね。それだけで片付けてもいいようにも思えますね。スローだと前が残る安易な発想がある人もいるとは思いますけどスローすぎると追い込みが決まるその典型的な教科書競馬だったと思います。で本番でこの馬は逆転？？それはないでしょう

ショウナンパルフェが２着。オルフェーヴルと思い出せば同じレビュー戦でこの馬のほうが人気で敗れたんですよね。馬のつくり的のも評価はオルフェーヴルと変わらなかった。ここで２着でオルフェーヴルを３歳最高の舞台で再戦できる。やや安っぽいドラマですけどこの馬がオルフェーヴルがかつなら２着あるのかなとは思います。スプリングのときから明らかに出来が変わってましたしいつやるかわからなかった皐月よりはっきり開催日時がかわりそうにないダービーに向けて青葉を選んだ厩舎戦略のすばらしさを感じたりします。誤算あるなら二宮２頭だし。ナカヤマナイトがかわいそう爆

トーセンレーヴ…間隔やや開いたけど今年４つ目で馬が硬くなったし行きたがりましたね。しょうがないでしょう。彼の能力を考えると賞金加算でローカル３歳ＯＰ重賞などを使わずやすませて秋に備えたほうがいいでしょう。使ってよくなるより使い出すと賞味期限ある馬の印象もありますので

ギュスターヴクライ…荒川厩舎のまだ甘いとこなのか２着で権利取りするレースの馬の作りでは正直なかったと思います。秋菊花賞のほうが条件あう馬だとは思いますけど神戸新聞杯１レースで今回の反省を踏まえた仕上げができるのか見届けたいですよね

ショウナマイティ…勝ちに行きましたね。あれで勝てればダービーも勝てます。あれで５着になったのは現状この馬はＧ２で掲示板の下に名前を載せることが精一杯の馬と言う事です。それで片付けられます。

ヴァーゲンザイル…馬っプリだけならこのメンバーでも見劣らないもものがありました。ただ今回トモを落としてしまったとこがパドック映像に流れたように成長バランスがまだ伴っていない馬であると判断も出来ます。秋になって２０ぐらい増えてお尻の肉にボリュームができたときにはこの馬は重賞一気に駆け上れる素材であると思います。なので秋には１０００万からでしょうので長い目でみた狙い馬に
レースレベル：1
→次走狙い馬:ヴァーゲンザイル       

オッズがすごかったです。
８番人気のリフトザウイングスと９番人気のプリンスヴィルの単勝オッズの差が激しい。オッズ的には８強１０弱でした。


２着　◎ショウナンパルフェ
いわゆるドスロー。ある程度流れてくれた方がもっといいと思いますが、早めに抜け出す形になりながらよく粘りました。前目の外でも折り合いがつきましたし、ダービーという舞台ということで恐らく何かがレースを引っ張る威勢の良さを見せてくれるはずなのでそれに期待しましょうか。


５着　○ショウナンマイティ
弥生賞でクビ差届かず４着で皐月賞出走が叶わず。今回はダービーのトライアルで２着以内が絶対条件。その結果として権利獲りを焦ったと言わざるを得ない騎乗になってしまいました。
ただ個人的にはそれでこそトライアルだと思います。まだジョッキーも若いですから何年か後にこの悔しさを晴らす機会が訪れるはずです。


１着　ウインバリアシオン
２歳時の注目されぶりから言えば人気がなさ過ぎましたかね。末脚の生きる府中コースが合ったのでしょう。
ダービーも同じコンビで行くようです。しかし同じように緩い流れになるでしょうか。


３着　トーセンレーヴ
こんなもんでしょう。上にも書いたように８強１０弱状態。毎日杯も似たようなオッズになっていたわけで、このぐらいの相手にならこのぐらいはやるのでしょう。
ずっと外国人騎手ですからね。次に何かをつなげようとすることはできているのでしょうか。血統面でとても注目されていますので大レースに出したい気持ちもわかりますが、もっと大事に育ててほしかったなと。


４着　ギュスターヴクライ
向こう正面では内へ。開幕して３日目ですから内を選択したこと自体に問題はないとは思いますが、同じ舞台で大外から差し切り勝ちをしている馬だったのでね。結果として外に出す手間の分届かず。歯がゆい競馬でした。


６着以下に関してはダートや自己条件などそれぞれバラバラの道を進んで行くのでこのレースで評価するよりも、それまでに走ったレースで評価をしてあげた方がいいのかもしれませんね。

カーマインは芝にこだわる必要はもうなくなったと思いますのでダートに行ってくれるとは思いますが、１回負けてるんだよね。
レースレベル：2
→次走狙い馬:ショウナンパルフェ       

あーやられたと一瞬天を仰いだのだが（大げさ）、三連複フォーメーションが１００円当たっていた。買っていた馬券は、
1　09, 10, 12
2　09, 10, 12, 13
3　04, 09, 10, 11, 12, 13, 16

本命・対抗がこけて、3着欄にだけ置いた馬が勝ったというだけの負け予想でも当たるというフォーメーション馬券の意外性！
三連単馬券なら外れだった。ということで、明日のＷＩＮ５は６０００円の勝負！！

ウインバリアシオンは昨年、最後まで出資に迷った馬。
ハーツクライ産駒に出資することにし、牝馬のバラードソングとバリアシオンのどちらにするか迷い、結局安い方にしてしまった。
バラードソングは、父に産駒初勝利をプレゼントしたが、その後はさっぱり。差が付いてしまった。

狙い馬はショウナンバルフェとアンカツ騎乗が条件でバリアシオン（アンカツはダービーの騎乗馬がいないのではないか？）。
→次走狙い馬:ショウナンパルフェ,ウインバリアシオン     

勝ったウインバリアシオンは後方から直線一気。
もう駄目かなと見限った途端に激変してしまいました。
なんという見る目の無さ。

しかしこの脚で本番人気するでしょうから次は消しで。
青葉賞組という時点で相当苦しいですし、
こんな思い切った競馬を本番前にしてしまっては。

2着ショウナンパルフェは距離延長得意。
買えなくはなかったんですが、中途半端に人気で。

3着トーセンレーヴは小さくまとまったディープの典型ですね。
大崩れもしないですが、特別頑張ることもしないタイプ。

タツミリュウは全く行く気配なく揉まれて惨敗。
チーフでも母父タイキシャトルの影響が強いんですかねぇ。
レースレベル：3    
→次走危険馬:ウインバリアシオン  

－次走狙い馬－
★ショウナンマイティ
２番人気推された今回だったが、同馬主のパルフェがいたので先着はできなかったのだろう。【デビュー戦で皐月賞馬オルフェーブルの１番人気２着だったパルフェに先輩蛯名騎乗だったので…】

これでダービー出走は叶わなくなったが、次走は間違いなくメンバー落ちするので狙い馬の筆頭になるはず。

★トーセンレーヴ
こちらも次走の条件がマイティと同じなので狙い馬。ただし、圧倒的人気になるので馬券上の美味しさがないので面白みには欠けるだろうが。

しかしながら、今回３着だったのは本当に悔しい限りだろう。
せっかくウィリアムスを起用できたのに、せめて調教で一度乗せていればもっと良い結果になったはずだと思う次第。
【それにしても、もしかしたら背景面(牧場・馬主)において何らかの不足があるのかもしれないと疑うばかり…大事なレースで圧倒的人気になりながら連続３着などというのは滅多にない出来事だから…】

－次走危険馬－
Ｘウインバリアシオン
今回勝った理由があきらかに「今回限り」であることが分かる馬だから。

鞍上が天皇賞・春に騎乗しない(ウィリアムスにジャミールを明け渡した格好の)安藤勝。しかも、この馬の主戦は福永であり、彼では取れないかもしれないダービーへの出走権を、天皇賞を降りた補填も兼ねた安藤勝が代わりに権利を取ってあげたもの。

トーセンレーヴが勝っていればダービーでも期待できただろうが、安藤勝が福永のために権利を取ってあげた馬が、本番のダービーで好走などしようものなら「それこそ福永のためのヤラセダービー」になってしまう。
そんな馬鹿なことは、一般の競馬ファンはもちろん、いくら何でもＪＲＡもやる訳にはいかない。
地力で権利の取れないジョッキーは本質２流でしかないで、さすがの主催者もそこまで甘やかす訳にはいかないはずだからだ。

したがって、せっかく青葉賞を勝った同馬だが、今後の好走期待はよほどの鞍上強化でもない限りムリと見るのが正着。【それでなくても厩舎的にも通常では不安いっぱいな馬なのだから！】
レースレベル：4
→次走狙い馬:ショウナンマイティ,トーセンレーヴ
→次走危険馬:ウインバリアシオン