2011年　タイム 2'11"2 (良) 1FAve=11.93 3FAve=35.78

ラップ
①12.3-②11.3-③12.6-④12.2-⑤12.1-⑥11.7-⑦11.9-⑧11.6-⑨11.8-⑩11.4-⑪12.3
1FAveとの誤差
①+0.4 ②-0.6 ③+0.7 ④+0.3 ⑤+0.2 ⑥-0.2 ⑦±0 ⑧-0.3 ⑨-0.1 ⑩-0.5 ⑪+0.4
テン36.2-中盤59.5(3F換算35.70)-上がり35.5　『加速・一貫』

『加速』・・・逃げ◎　先行○　差し△　追込×
『一貫』・・・逃げ△　先行○　差し◎　追込△

1着アーネストリー・・・グラスワンダー×トニービン=ロベルト×グレイソヴリン　〔3-n〕　３－２
2着ゲシュタルト・・・マンハッタンカフェ×エンドスウィープ=サンデーサイレンス×ミスプロ　〔13-e〕　６－６
3着カリバーン・・・デュランダル×Boston Harbor=サンデーサイレンス×ボールドルーラー　〔8-c〕　４－４

流れは、テン-上がりのラップ差から『加速』と中盤の締まった流れから『一貫』の複合ラップ。コース形態上、『加速』や『一貫』の流れにはなりやすい傾向があり、今年もその流れに沿った傾向に。展開的には逃げ・先行・差しはほぼ差はなく有利な流れで、追込のみ厳しい流れと考える。そのため前から順に恵まれたと考えるべきか。

1着アーネストリーは、前走宝塚記念1着(=阪神芝2200m)からの休み明けでの好走。中山芝コースは(0-0-0-1)だったが、芝2200m戦は(1-0-2-0)と好走が多く好走しやすい流れになりやすい得意な距離と考える。また前走宝塚記念好走馬はオールカマーでは好走しやすく、非根幹距離の芝2200mという共通点で、前走好走から休み明けでも間隔が約3ヶ月開くくらいで適性と能力で好走しやすいものと考える。脚質的にも先行押し切り型で、4コーナー5番手以内の好走ポイントに脚質的にも嵌りやすかった点にも軸として信頼できる馬でした。斤量は59kgと重いが好走した内容からも、秋シーズンの充実した内容に期待する。しかし天皇賞秋に向けては、今回持続型の流れで好走したことから、やや適性はズレてしまうと思われ、人気でも本命の軸としては信頼性は高くないと考える。どちらかといえば昨年同様に2・3着候補ではないか？と思われる(=天皇賞秋は上がりの勝負になりやすく、33秒台の上がりを繰り出すようなキレのあるタイプに向くので)。
グラスワンダー産駒はロベルト系なのだが、グラスワンダー産駒には母父ダンチヒの特性も活かしやすい「ダンチヒ型」と父系そのままの「ロベルト型」とがいる。本馬は「ロベルト型」の特性をもち、叩き良化型で根幹距離の厳しい流れが向く。またグラスワンダー産駒は、2歳戦から走るタイプもいるが、叩き上げで一気に上り詰めるタイプが存在する(=08年ＪＣ1着スクリーンヒーロー)。本馬は叩き上げタイプ。スピードが豊かで、軽快な先行マイラーは時計勝負を苦にせず、ハイペースでの二枚腰が持ち味。このタイプは内枠や小回りの成績が良い。また中距離型は成長力に富み、若い時期はジリ脚で詰め甘だった馬が、切れ味を身に付けて上昇し力強さを感じさせる。母父トニービンはグレイソヴリン系でスタミナもあり、強敵相手に好走しやすい特性や連続好走しやすい特性を持っている。一度上昇して連続好走中なら、一定期間は期待出来る。今回の好走で、叩き良化の父の特性や母父の特性から次走にも期待は出来ると思うが、やはりキレがポイントか！？救いは母父トニービンで、天皇賞秋はサンデーサイレンスの血を持つ馬か、トニービンの血を持つ馬、ノーザンテーストの血を持つ馬が好走しやすい点に期待は出来ると考える。
No.〔3〕の牝系は、2歳戦から走れる仕上がりの早さとクラシックでも好走する成長能力を有した牝系。古馬での成長力も豊富で、東京コースなど広いコースでの好走が多い牝系。分枝記号nは、仕上がり早で素軽いスピードと立ち回りの上手さが持ち味。底力には欠けるが器用さでカバーする。また短距離向きの馬が多く、中距離馬は洋芝開催向き。

2着ゲシュタルトは、前走天皇賞春17着(=京都芝3200m：2.8秒差)からの休み明けでの好走。中山芝コースは(0-1-0-2)だったが、芝2200mは(1-0-0-1)で10年京都新聞杯1着好走歴があった馬。近走は長距離路線を歩んでいたが惨敗続きで、その戦績から侮ってしまったが、好走していた中距離に戻ることはプラス要因と考えるべきでした。
マンハッタンカフェ産駒はスタミナ型サンデーサイレンス系で、ステイヤータイプだが素軽い先行力を持ち、難儀な不発が少ない堅実さが特徴で前半に脚を溜めれば鋭い瞬発力も使える。また道悪の成績が良く、パンパンの良馬場よりも多少時計の掛かる馬場向き。時計のかかる北海道洋芝コースには向いていて、好走も多い。丈夫さが取り柄で、詰まったローテーションや高齢馬が穴をあける。母父エンドスウィープはミスプロ系で、芝向きのマイル～中距離型で厳しい持続型の流れで強さを発揮する。溜めが利いたときの差し脚は一級品。使い込んで上昇するタイプではなく、休み明けから数戦が狙い目。
No.〔13〕の牝系は、距離が延びて本領発揮型で、キャリアを積み上げながらクラスの壁を越えていくタイプ。。分枝記号eは、気性が荒く、平均ペース以での雪崩れ込みが得意で、上がりのかかる消耗的な流れに強い特性がある。また重馬場やダートなど時計のかかる馬場に強いが、一旦調子を崩すと復活が難しく、調子のピークが短い。

3着カリバーンは、前走札幌記念5着(=札幌芝2000m：0.3秒差)からの好走。中山芝コースは(1-1-0-0)で、芝2200m戦は(1-0-0-0)でした。前走札幌記念も0.3秒差、今回も0.3秒差と重賞ではワンパンチ足りない感じはあるものの僅差好走はしていて、昇級でも格負けしないデュランダル産駒の特性も良く出ている馬。東京芝コースでは33秒台の上がりも使える馬なので、次走天皇賞秋なら前進が可能な馬とみて、期待します。ただ3着候補のヒモ受けが正解か！？
デュランダル産駒はサンデーサイレンス系で、走ることに前向きな性格で、2歳戦から走り、芝・ダートを問わず走れるパワーも秘めている。古馬の成長力は、父母父ノーザンテーストということもあり期待できる。本領発揮は古馬になってからで、鋭く斬れる中堅級のマイラーで、特に直線の長い京都・新潟・東京で切れ味を発揮する。母父Boston Haborはボールドルーラー系で、2歳夏から自慢のスピードを披露する早熟のスプリンター血統。成長力やスタミナは乏しく、淡泊で一本調子のため、相手が骨っぽくなると苦戦する。使い込むと成績が下降するが、気の良いタイプなので休み明けか叩き2戦目で好走しやすい特性がある。
No.〔8〕の牝系は、早い時期から走るが人気を背負うと少し信頼性に欠ける点がある。小回りコースよりは広いコース向き。3歳春シーズンよりも秋シーズンに期待が出来る成長力を秘めた牝系で、古馬で真価を発揮するタイプが多い。叩き良化型で、高速時計にも強い。分枝記号cは、開幕週・最終週や重馬場での持久力勝負に強い傾向。
→次走狙い馬:アーネストリー,カリバーン     

当レース回顧

少女ゆかり（以下ゆ）：ズバリ、アーネストリーの強さを見せられた。
巫女れいむ（以下れ）：強かったよね。決して万全ではなかったはずなのに、いざレースになって、死角が無かったという感じよね。
ゆ：次走は天皇賞・秋かしら？
れ：そうなれば昨年と同じローテになるわ。昨年は３着、ブエナとの再戦ね！

ゆ：勝った馬とは差があるけれど、他の馬もチェックしましょう。
れ：了解よｗ
ゆ：２着、ゲシュタルト。競馬ナンデ予想で▲を付けられた方が２名いた！！
れ：これにはもう脱帽ね。
ゆ：れいむに、推さなかった理由が、明確にあったか？
れ：ゴメン、ほとんど見て無くて・・・。
ゆ：またこれだ ><;　れいむがゲシュを推せた確率はゼロ。ちょっと情けない。
れ：休み明けくらいはチェックしたわよ！　ポイントはダービー４着かしらね。３着ヴィクトワールピサのクビ差。
ゆ：あとはこの馬、大きいレースに挑戦し続けている。決して弱い馬ではなさそうだけどｗ
れ：やっぱり競馬は点でなくて線で見ないといけないのよね。年間通して見ていれば、いろいろな馬のことがある程度わかるはず。
ゆ：次は叩き２戦目になるわ。チェックは必要よｗ
れ：・・・わかってるよ。
ゆ：３着、カリバーン。
れ：とりあえずはこの馬に○を打てて良かったよ。
ゆ：勝ち馬とは力の差がある印象。
れ：強くなる余地はまだまだあると思う。要観察。
ゆ：シャドウゲイト。シンガリ負け。れいむは▲をつけたけど。
れ：中山は得意な方でしょうからね。でも、４コーナーで早くも後退。熱い走り（直線粘り込み）を期待していたのに、ちょっと残念よね。
ゆ：評価しかねる？
れ：ＧⅢならまだ狙える余地はありそうなんだけどね。９歳、まだ頑張って欲しいと思うよ。


NEWS

少女ゆかり（以下ゆ）：れいむ、アナタ、抜てきされたわね！
巫女れいむ（以下れ）：競馬ナンデ編集部のことね。この１オタでヘタレ予想ばかりの私が、よくもまあそこまで進めたって感じよね(^^);
ゆ：テーマが決まっている。
れ：グリーンベルトで、競馬予想入門を書くことになったの。ご依頼は快諾させていただいたのだけど、さてこれからが大変。
ゆ：昨日は、仕事のお昼休み、本屋で競馬本を探したわね。良い本は見つかったのかしら？
れ：最初は、競馬についての広い意味での紹介本を探したの。でもそういう本は売っていなかった。予想攻略本とか、種牡馬事典が、売っていたわね。
ゆ：で、関連の本を２冊購入した。
れ：とりあえず勉強しようと思ってね。
ゆ：書く手ごたえはどんな感じなのかしら？
れ：けっこう長旅になるかもしれないなぁ・・・。あまりにも短編でまとめるのは、ちょっと良くないかなって思っているわ。
ゆ：アナタの経験談と、学んだ予想セオリーなんかを、順序良く書いていったらいいんじゃないの？
れ：「この時私はこうで、このようにした。」くらいなら早めに書けると思う。でもどうかなぁ、何をするにしてもその根拠や理由がある。実経験にそれも付けてまとめたいとは思うのよねｗ
ゆ：それでも、れいむはけっこう楽しそうにしてるけど(^^)？
れ：依頼があって、書くことになって、私はすごく嬉しいよ！　このテーマを書くには、自分が勉強しながらでないとダメなの。こうして楽しく競馬を勉強できるチャンスをくれた編集部には、感謝しているのよね。
ゆ：せいぜい、予想と同じ、ヘタレ内容にならないことね （；^ω^）
れ：うっさい！ (^^);;;


番外編

http://www.youtube.com/watch?v=5R5MZxFe7R4
※パツキンの方が、ゆかり。八雲紫、あらゆる境界を操る力を持つ妖怪。見かけは少女？若いお姉さん、でも実はかなりの長生き、バ○ァ。自身の持つスキマ（いわゆる境界）を使い、行きたいところに自在にワープできる。神出鬼没に出られる方は、たまったものではない。覗きは犯罪！！！（れいむ談）

れ：なーにが、ゆかれいむ研究ラボよ。私の神社に、妖怪のアンタが頻繁に出没してるだけじゃないのｗ　いつも私のこと勝手に覗いてもう・・・覗きは犯罪だとあれほど言っているのにｗ
ゆ：どうせ一人でいたって、競馬ブックとにらめっこしてるだけで、新たな考えなんてひとつも思い浮かばないんでしょう(^^)？
れ：アンタがいると調子が狂う。お茶菓子持って来い、そしてさっさと帰れ (・∀・)ｶｴﾚ!!
ゆ：ほらぁ私とアイドルユニット組みましょうよぉ Σ(ﾟ∀ﾟﾉ)ﾉｷｬｰ
れ：このバカモンがぁ・・・！　アイドルはあの３妖精がいるでしょうがぁ！
ゆ：うふふふ。アイドルしながら競馬予想しましょうね☆
れ：・・・アイドルになるなら、私だけでやらせてもらうわよ。○バァのアンタには需要が無いわ！
ゆ：お姉さんは、つれないわぁ (ﾉД`)ｼｸｼｸ
→次走狙い馬:アーネストリー       

アーネストリーの前で競馬をする意味がわからないのですが説明してくれませんか？直線が短い中山というコースと佐藤哲三騎手の性格から考えて潰されに行くようなもの。


９着　◎シャドウゲイト
テンの速い馬がいないのに出ムチを入れて意地でもハナという競馬。「アーネストリーさん、どうぞ私を目標にしてください。」ドＭのオッサンですよね。
せっかくハナを切らない競馬が板についたのにここですべてをぶち壊しましたね。もう呆れて何も言えません。斤量云々ではないですよね。いったい何を相手に戦っているのでしょうか。


４着　コロンバスサークル
急遽の出走になったわけですけど「強いのが１頭いるけど他はそうでもないから」という以降での出走だったんですよね。
それがそれより前に行って先に動いて・・・見せ場十分？いいえ自滅です。


１着　▲アーネストリー
－１２キロでも細くはなかったですね。輸送の分でしょうかね。本調子ではないとは思っていたのでこのマイナス体重は馬をみるまでシメシメとしか思いませんでしたけど全く問題なし。
札幌→頓挫→放牧→栗東→中山ですからダビスタの体重減らし輸送みたいなもんですかね。違いますね。札幌記念からのゆったりローテを断念して、オールカマーで一旦関東に輸送して戻して中５週で天皇賞。このマイナス体重は重く圧し掛かってきますかね。


２着　ゲシュタルト
結果的にいいレース選択だったということでしょう。
「出負けしてしまって後ろからになってしまった。勝ち馬を負かしに行く競馬をしたかった。」（藤岡佑）
よくわからないです。
次は天皇賞だそうです。賞金足りるのかな。これほど安定感のない馬がＧ１に挑戦しては買えませんが裏街道に出てきても買いづらいです。好調時期が短すぎる。


３着　○カリバーン
これが競馬としては一番まともに負かしに行った形ですよね。
札幌記念でガチガチに歩様が硬かったわけですが今回はイレ込んでいましたね。その割にレースでは折り合っていたしまぁいいでしょう。
負かしに行った分３着になってしまったというよりはコーナーリングが甘い感じがしましたが・・・府中の方が面白そうですし、まだ重賞は敷居が高いでしょうか。

しかし河野調教師の免許はく奪で転厩になるでしょうね。社台だからどこへでも行きそうですけど個人的には関西に行ってほしいです。この先関東にはこの馬に手ごろな中距離レースがありませんのでね。


他


７着　ムラマサノヨートー
パドックではアーネストリーの後。馬体だけは遜色なかったかと。適距離に戻ったら巻き返すかもしれません。というだけの狙い。
レースレベル：2
→次走狙い馬:ムラマサノヨートー  
→次走危険馬:ゲシュタルト  

勝ったアーネストリーは3番手でじっと我慢する競馬。追い出しもこの馬にしては我慢していたと思う。天皇賞の東京で早めに追い出すわけにも行かないしね。気になったのは１２キロの体重減。直前の調教見ても太いと感じていただけにここに誤算は感じた。輸送で大幅に減る馬なのかな？当日の体重も気にかけないといけないですね

ゲシュタルトは2着。兄貴も工夫して乗っていたと思う。ただこれでまた中距離戦線を使うとなると一押し足りないくんになるかなあ

カリバーンには重賞で連に絡むにはまだパワーがたりないことを感じた

もったいなかったのはコロンバスサークルかな。できはかなりよかっただけになぜ2番手をとりにいったのか不可解極まりない。馬の行く気にまかせての乗り方に見えたがあれではアーネストリと叩き合ったときに力使って失速する形にはなる。ノリさんの騎乗冴えが見えなかった。
レースレベル：3    
→次走危険馬:ゲシュタルト  

前半の5ハロンが60.0、後半の5ハロンが59.0という全体的にはややスローな流れ。
ただ、6ハロン目から11秒台が連続するラップで、淀みない流れのロングスパート戦になった。

1着 アーネストリー
道中3番手を楽に追走し、4角の勝負所でも持ったままの手応え。
直線に向いて追い出し粘るコロンバスサークルを捉えると、
後はジリジリと差を広げ、最後は後続に1馬身半差を付けてゴール。
前走に比べるとパフォーマンスは地味だが、59kgの斤量と
中間順調さを欠いてやや急仕上げ気味だったことを考えれば及第点の内容だろう。
次走は今回減っていた馬体重を戻して出走できるかどうかがカギか。

2着 ゲシュタルト
道中は後方3番手の内でジッと脚をタメ、3角で徐々に進出。
4角から仕掛けて馬群の真ん中を突き、ジリジリと脚を伸ばしての2着。
ロスの無い立ち回り、早めに仕掛けた馬にとっては若干苦しい流れになり
展開が向いた面もあるが、休み明けでも最後までしっかり伸びた点は評価したい。
休み明けでも馬体重+2kgと太目感無く仕上がっていた点も好走要因の一つか。
地味な競馬内容でこれで完全復活とは言い辛いが、叩いた次走はノーマークにできない。

3着 カリバーン
道中は終始アーネストリーをマークする形。
4角で馬なりで上がって行くアーネストリーを手綱をしごいて追いかけて行ったが、
直線では逆に突き放されてしまった。
最後は内からゲシュタルトにも交されてしまったが、
道中のコース取り、アーネストリーに勝ちに行く競馬をした分の差。
前走よりも見せ場のある内容で、叩いての良化を伺わせたが、まだまだ良化途上か。
大崩れ無い脚質なだけに、更なる良化を見込める次走も確実に走ってきそう。

4着 コロンバスサークル
スタートから出していって、ハナを主張したシャドウゲートに
道中2番手から終始プレッシャーをかける積極的な競馬。
直線アーネストリーに交されてからも懸命に粘ったが、
早め早めの競馬をした分最後は2、3着馬に交されてしまった。
斤量増もなんのその、持久力を活かす流れに持ち込んだ鞍上の好騎乗も光った。
中山では確実に走る馬だが、これで冬の中山まで適鞍が無く、
そろそろ休養が欲しい所。

5着 マコトギャラクシー
スタート一息で道中は最後方からの競馬。
4角からスパート開始し馬群に突っ込み、
直線じわじわと差を詰めてきたが勝負圏には絡めなかった。
全体的にはスローだったが、道中後方に居たゲシュタルが2着に差してきた展開なだけに、
仕掛けのタイミング遅かった感もあるが、単純に力負けと言う印象。
中山コースはこれで暫くお預けだが、確実に末を伸ばせるようになった今なら、
実績の無い東京コースに替わっても、自己条件で展開次第では十分やれそう。

6着 マイネルラクリマ
道中は好位のインで流れに乗り、4角入口でスパートを開始。
しかし、前との差は詰まるどころか離されてしまった。
直線は伸びずバテずで、なだれ込むように6位入線。
中間の頓挫で急仕上げ気味だった影響がレース内容にも表れてしまった。
次走に向けて明るいレース内容では無かったが、簡単にバテない強みは見せており、
菊花賞に向けては、ここからどれだけ調子を上げられるかがカギ。

7着 ムラマサノヨートー
道中は後方2番手から着拾いに徹する競馬。
4角では馬群に突っ込んできたマコトギャラクシーに外に弾き飛ばされるロスあり。
中山、中距離はそもそも不向きな条件でこのレース内容には納得。
6400万円×6%=384万円の出走奨励金をしっかり稼いだ形。
ベストは次開催の東京コースで、この凡走は次走に向けて度外視で良い。

8着 ダイワジャンヌ
後方のインで脚をタメる競馬も4角の勝負所で置いて行かれて、後はそのまま。
得意な条件なだけにもう少しやれると思っていたが、案外の内容。
オープンクラスでは完全に頭打ちの印象。
今後はターコイズSで内枠を引いたらなんとか買えるかなという感じ。

9着 シャドウゲイト
出ムチをくれてハナを奪ったところまでは良かったが、
道中は付かず離れず追走したコロンバスサークスのプレッシャーを掛けられ、
道中上手く息を入れられず4角ではもう脚が残っていなかった。
高速馬場も現状向かない印象。
今後は時計の出る良馬場ならば評価を落とし、
荒れ馬場、重馬場など時計の掛る馬場なら
人気薄でも抑えるというスタンスで付き合いたい。
レースレベル：3
→次走狙い馬:ムラマサノヨートー       

　シャドウゲイトが逃げて、その後ろにコロンバスサークル、マイネルラクリマとアーネストーリーがさらにうしろといった感じで割りとしまった流れ、逃げたシャドウゲイトには厳しかったようですが最後の直線コース実績のあるコロンバスサークルが粘ります。
　しかしそれを交わして敢然と前に出たアーネストリー、５９ｋｇもなんのその、格の違いを見せました。
　２着にゲシュタルト、３着にカリバーンが入り、４歳世代のレベルの高さをアピール。マイネルラクリマは、まだ古馬に及ばない感じでしょうか。

　手薄なメンバーの為、カリバーンは複勝圏内を確保するも人気しすぎ・・・。ともあれ、この距離の重賞でもやれるだけの力は示しました。次は距離短縮で、もうちょっと人気しなければ。。。
→次走狙い馬:カリバーン