勝ったスマイルジャックは離れた外めを先行して押し切り。
やはり精神的に弱く、格落ちの外枠は絶好だったようで。

2着キングストリートは府中替わりキンカメ産駒。
土曜に少し書いたVラインもどきでもありました。
頭打ち感が強くて買えなかったですけど、まぁ仕方ない。

惨敗のダノンヨーヨーは展開が、騎乗がと言われるでしょうが、
昨秋ならあれでもぶっ飛んでくる異常性があったわけで、
やはり気持ちの問題と考えるべきと思うんですよね。

おそらく陣営も気持ちが抜けてしまいそうな不安があって、
だからこそ予定を早めて使ってきたんじゃないかと思います。
一応上がり最速なので人気し続けるでしょうし、
しばらくは切り続けたいですね。
レースレベル：3    
→次走危険馬:ダノンヨーヨー  

2011年　タイム 1'32"5 (良) 1FAve=11.56 3FAve=34.69

ラップ
①12.3-②10.5-③11.3-④11.5-⑤11.9-⑥11.4-⑦11.7-⑧11.9
1FAveとの誤差
①+0.7 ②-1.1 ③-0.3 ④-0.1 ⑤+0.3 ⑥-0.2 ⑦+0.1 ⑧+0.3
テン34.1-中盤23.4(3F換算35.10)-上がり35.0　『前傾・一貫』

『前傾』・・・逃げ×　先行△　差し○　追込◎
『一貫』・・・逃げ△　先行○　差し◎　追込△

1着スマイルジャック・・・タニノギムレット×サンデーサイレンス=ロベルト×サンデーサイレンス　〔15-a〕　４－４
2着キングストリート・・・キングストリート・・・キングカメハメハ×Red Ransom=ミスプロ×ロベルト　〔5-g〕　６－５
3着ゴールスキー・・・ネオユニヴァース×Nureyev=サンデーサイレンス×ヌレイエフ　〔9-h〕　５－５

流れは、テン-上がりのラップ差から『前傾』と中盤の弛みの少なさから『一貫』の複合ラップ。展開的には差しが最も恵まれ、次いで追込、逃げ・先行には厳しい流れ。それでも今回は好走馬上位の上がりは33秒台と速く、上がり特化の末脚勝負と思われる。

1着スマイルジャックは、前走マイルＣＳ6着(=京都芝1600m：0.3秒差)からの好走。東京芝コースは(0-2-3-7)と好走も多く、09年東京新聞杯3着好走歴もあった馬。昨年秋から先行脚質に戻ったようで、安定感が増してきたように思います。今後の活躍に期待。
タニノギムレット産駒はロベルト系なのだが、また父母父グレイソヴリン系の影響なのか東京コースとの相性が良い。またロベルト系といえばブライアンズタイムもクラシックで好走→古馬でもう一度波が来る成長力があり、この成長力もロベルト系は侮れません。叩き良化型のタイプでもある。母父サンデーサイレンスは、前走の勢いをそのまま活かして好走することの多い特性がある。前走から約3ヶ月の休み明けとなったが、前走マイルＣＳを0.3秒差の僅差で好走していて好走可能な状態だったと反省する。今回の好走にて勢いはあるので、次走の好走にも期待する。
No.〔15〕の牝系は、活躍馬が少なく本馬が出世頭。未だはっきりとした傾向は少ないので今後の分析が必要な牝系。分枝記号aは、気性的に素直なタイプが多く好走可能と考える。また父親よりもスケールが小さくなる傾向。

2着キングストリートは、前走ニューイヤーＳ5着(=中山芝1600m：0.2秒差)。東京芝コースは3戦(1-0-0-2)だったが、今回2着好走。33秒台の上がりも繰り出すことができる馬ではあったが、やっと条件がそろい好走したのではないか？と考える。
キングカメハメハ産駒はキングマンボ系で、格の高いレースで究極のスピード競馬(=レコード決着)になるほど凄味をきかす血統。厳しい展開ほど持ち前の底力が活き、2歳から走れる完成度の高さと成長力がある。ただ本格化前は詰め甘な点があるだが、古馬になり本格化する。母父Red Ransomはロベルト系で、1400m～2200mを守備範囲に、適距離は個々に異なる。素質のある馬は早くから頭角を現し、成長力も見込めるが、本格化前までは詰め甘。父×母父ともに本格化してこその血統。今回はやや厳しい流れで持ち味を引き出されての好走と考える。緩い流れよりも締まった流れの方が好走の多いタイプと考える。
No.〔5〕の牝系は、基本的には直線の長いコース向きだが、緩い流れよりも厳しい流れで本領発揮する。また古馬になって本格化すると、高齢馬でも侮れないしぶとさがある。分枝記号gは、パワータイプが多く雨も苦にしないが、不器用なタイプが多く厳しい流れで本領発揮する。牝系の特性からも今回の流れに向いた馬だったと考える。

3着ゴールスキーは、前走阪神Ｃ5着(=阪神芝1400m：0.4秒差)からの好走。前々走マイルＣＳ3着(=京都芝1600m：0.0秒差)で、マイル戦は5戦(3-0-2-0)と好走が多く、今回も僅差3着で安定感はやはり高い。今年のマイル戦線では安定感は高く期待したい。
ネオユニヴァース産駒はスタミナ型サンデーサイレンス系で、09年ダービー1着馬ロジユニヴァースを輩出しているダービー好走血統。しかし基本的には中山芝コースなど小回りコースでの好走が多く、短い直線をぐいっと抜けてくる器用さが武器。今回は東京コースでの好走となったが、鋭い瞬発力を繰り出すタイプには能力の高い馬が多く(=アンライバルド、ミクロコスモス、ヴィクトワールピサなど)、本馬もこれまで33秒～34秒台前半の上がりを連発している。この点もネオユニヴァース産駒は要注目で、速い上がりを使えるタイプには大物が多く、また内枠で我慢できる能力も強み。母父Nureyevはヌレイエフ系で、持続するスピードを持ち味とし、力の勝負に強い。本格化前は詰めの甘さがあるが成長力は豊富。母父としては、種牡馬の特性をよく活かす傾向。
No.〔9〕の牝系は、早い時期から好走できるが本格化前までは詰め甘なところがある牝系。小回りコースが鬼門で、広いコースは好走が多く得意。分枝記号hは、揉まれ弱く、基本的には広いコースがベスト。小回りコースの場合は外枠か先行策が必須。
→次走狙い馬:ゴールスキー,スマイルジャック     

流れはシルポートを隣枠のファイアーフローとが突っかける形でペースはかなり速くなりましたね

スマイルジャックはパドックは以前はどんな状況でもよく見せる馬なんですけど去年のマイルCS以降あまりいい気配を出してきてないのが現状。レース振りは去年の秋から積極的に位置を取りに行ってるように今回もこの馬なりに積極的に位置を取りに行く形。直線も以前よりは仕掛けが速くなっている印象はあるものの今日は他馬の追撃をなんとか振り切った。今後メンバーが強化させてこの形を続けるにはもっとパワーアップが必要とは思いますけど騎手にとってはこの凌ぎで勝てたことに対する経験値はかなり増したのではないかと思いますね。三浦君は東京のほうがいい騎手ですけど１０Rのバシリウスといい追い出しのタイミングをつかみつつあるのかなと思いますね。若手芸人みたいに一度勢いで出てきたけど沈んで底力でどうなるかという光景よく見ますが彼は時間はかかっても表舞台には戻ってくるかもですね。謙虚さがいりますけどね。それには

キングストリートは完全に東京で変わりました。気配は取り立てていいといえるものではなかったとは思いますけど一瞬の脚を使う競馬場より長くいい脚を使うことで結果がでる競馬場がいいのでしょう。阪神東京限定で狙いたいですね

ゴールスキーが３着。正直僕自身の研究不足なんですけど今日の彼のパドックいいのか悪いのか判断できませんでした。良くは思わなかったけどあんまり過去のレースのパドックの記憶がなかったので今日インプットしました。レース振りは騎手の腕による３着という印象は強かったですね。レース内容には物足りなさはありましたが次にどういう変化を見せるか研究していきたいです

シルポートはつつかれて５８で厳しかったですけど最後までレースを馬があきらめなかったのは評価してもいいでしょう。コーナー２回の競馬では常に注意が必要な逃げ馬だと思います。

ダノンヨーヨーはマイナス８はちょっと意外でしたね。表面的にはできてましたけど１週前強くて直前軽い調教でこの時期減らしてきたのは自分たちには分からないなにか調整段階での誤算があったようにも感じます。どうしてもゲートが合わないので後方からは仕方ないですけど（このゲートはもう矯正できないでしょう）もっと気になったのが最後の直線で北村友がずっと左鞭だったことですね。もたれることに意識が行ってしまっていた。行き過ぎていたと感じましたね。マイルＣＳでの乗り代わりで頂点に立てなかったところで勢いも運気も落としてしまってないか心配ですね

あと人気で負けたフラガラッハはパドックもっと元気があったようにも感じたんですけど今日のレースのパドックは元気を感じませんでした。レース内容も取り立てるとこがどこもなくオープンとくべつからやり直したほうがいいのかもしれないですね
レースレベル：2
→次走狙い馬:シルポート  
→次走危険馬:ダノンヨーヨー  

親子関係がレースに影響したのかはわからないが、父の管理馬が先着したことには納得。ゴールスキーで勝てるならトゥザグローリーと同じく、このレースが終わってから転厩させればいいじゃん。

　勝ったスマイルジャックは枠的にある程度前で競馬をするのではないかと思っていたが、４番手は想像以上に前だったな。偶然かもしれないが、その前に勝ったときも15番で外に馬がいない状態での走りで直線伸びてきた。たしか関屋記念は中割りだったよなぁ。意外と外枠のほうがいいのかも？

　キングストリートは予想の段階で『スローの上り勝負じゃないと出番がない馬』と書いたのだが、1000m通過が57.5、上りが35.0のレースで勝ち負けに持ち込んだんだから、ペース云々ではなく左回りは走るということだろう。母はロベルト系にダマスカスだから更なる成長も見込める。

　ゴールスキーは最後に前がカットされた感じにも見えたがなんとか３着は確保。といっても賞金を持っていないんだがら痛い３着だよな。どんな相手でもそれなりに勝負になるだろうからマイラーズカップでなんとか。

　キャプテンベガはウマニティの予想では３連単を持ってたんだよね・・・（;´Д｀）9700倍×300円が。32秒台の時計は持っているし、枠的にロスなく周ってイン突きならと思っていたが、似たようなレースで結果が出で何より。またしばらく出番はないだろうけど。

　オーシャンエイプスはだだっ広い府中になって息を吹き返してきたな。今後も府中or京都では注意が必要かも。

　シルポートは58kgを背負って1.32.7で走れたのは収穫。でもテンのスピードはファイアーフロートのほうが速そうだな。

　ダノンヨーヨーの出遅れは想定内。それでも地力で見せ場は作ってくれるだろうと思ったいたが甘かったか。上がりはメンバー中最速で形は作ったし、負ければこんなもんでしょ。ここが勝負であるわけでもないしね。

　リクエストソングは尼崎ステークスは忘れて距離延長がプラスか。カウアイレーン、ネオヴァンドームはこのタイムでは出番なし。フラガラッハも思った以上に時計を詰められなかったが、４歳馬だしこれから。ファイアーフロートは+20kgだったし、ここを使ってダービー卿でだな。ショウワモダンは60kgで大外枠とはいえだらしなさすぎ。旬は過ぎたか。

レースレベルは締まったレースでタイム的ににも評価はできるので『４』
　次走の狙い馬は東風ステークスでも人気を裏切って、ダービー卿で巻き返してほしいファイアーフロート。って次走は危ないってことか。
　危険馬は多すぎて採り上げられないな。
レースレベル：4
→次走狙い馬:ファイアーフロート       

古馬のマイル路線はちんぷんかんぷんなんですが、一応このレースは見ました。
印象としてはやるたびに勝ち馬がコロコロ替わるしゴール前は毎回大激戦。同じレースもう一回したらまた違う馬が上位にきそうなレースが繰り返されてますよね。

58キロでテンの加速がにぶったのかシルポートは絡まれていくのにだいぶ足を使ったし、直線むいたらもっと飲み込まれるかなというような脚色にみえたのにしぶとく粘って僅差6着なら安田記念でも57キロででられるなら一発あってもいいよなあと思いました。
マイルより層のずっと厚い中距離路線の鳴尾記念でもあの相手に善戦はできてましたからねぇ。

57キロででられるのか知らないんですが(笑)57キロなら安田記念が外差し馬場にならなきゃ買ってみたい馬だなと思いました。

回顧というより自分への覚書ですね
→次走狙い馬:シルポート       

たくさんの拍手をいただきましてありがとうございます。おかげさまで馬連・ワイドを当てることができました。

１着　スマイルジャック
結果的に勝ったし馬券を取れたのでいいのですが、予想で書いたようなレースをしてくれて勝ったのではありませんから、ちょっと複雑です。
ファイアーフロートがシルポートに競りかけてくれたので縦長になったので外枠からでも割と内目を走ることができたのでしょう。津村くんにも感謝しないといけませんね。


２着　キングストリート
得意コース、距離、有利な内枠、高速決着、すべてがマッチした感じですね。広いコースでは何とかなるのでしょうけどやっぱり左回りがいいのでしょうね。
転厩するわけでポリトラック中心の調整法からどう切り替えていくのかは注目に値すると思います。しかしパパの馬は走るなぁ。今ピークでしょ、他の馬が先を見据えているからなのでしょうかね？来週ダノンバラードでいいんじゃない？


３着　ゴールスキー
そんなに詰まって詰まってどうしようもない感じは見受けなかったけどジョッキーはそこをいい訳としていますね。馬場的に有利だったんですがね。
転厩初戦ですからそんなもんでいいんじゃないですかね？これもキングストリート同様調整法が見物ですね。


５着　オーシャンエイプス
外目を真っすぐ伸びて５着まで来ました。この時計でよく頑張ったと思います。ただ他も伸びていましたし、内を狙ったキャプテンベガに先着を許しているわけで。オープンクラスで馬券になるのは前がバッタバタになるような相当の展開利が必要でしょう。


６着　シルポート
ファイアーフロートに絡まれてしまいましたが、むしろ良かったのでしょう。もともとかっ飛ばして行くタイプでしたからね。５８キロでしたがよく頑張りましたね。


７着　ダノンヨーヨー
信じるさんへのメッセージ
富士Ｓで内にささっていますので左ムチだったんじゃないですかね？
レース自体を信じるさんの回顧を読んだあとに改めてみると左ムチが気になりますね。その癖をわかっている騎手だっただけにそういう結果になってしまったのかもしれませんね。頭も高くて追いづらそうでしたし。
乗り慣れたジョッキーと欠点を知っているジョッキーというのは紙一重なのでしょうね。


８着　リクエストソング
縦長の展開で後ろにいては無理です。追い上げる脚はありません。テン乗りの吉田豊は後ろから行きすぎるのわたくし的格言を忘れていました。
→次走狙い馬:ゴールスキー  
→次走危険馬:オーシャンエイプス  

１着馬は恩情。２・３着は厩舎へのご祝儀。

東京新聞杯がなぜ荒れる別定戦なのかを痛感させられた結果。

★当然、次走狙い馬は人気を裏切った２頭。

ゴールスキーは前倒しで転厩させられた期待馬で、今回はリスポリ騎手が２着を内田博騎手に譲っただけ。
バカなジョッキー起用さえしなければいつでも重賞勝ちできるはずだ。

ダノンヨーヨーも同じ。スタートから最後方キープなどという素人目にも分かる凡騎乗をさせられる北村友くんというジョッキーが可哀相なだけ。
関東騎手の補填レースとなったため、こんな騎乗をさせられただけのこと。
とはいえ、こんな騎乗をさせられるということは、如何に同騎手が大した技量を持ってない＝代わりの利くジョッキーという意味であり、次の騎乗変更で好走するのは間違いないだろう。

★次走危険馬は１・２着馬で確定。

勝った理由が馬の能力でなく、しかも有力馬に騎乗したジョッキーたちのアシスト付きであっては当然のことである。

内田博騎手でなければ到底２着になれなかったキングストリートはさておき、スマイルジャックが今後勝つようなことがあれば「それは全てヤラセ」でしかないだろう。
何しろ、まともなのは馬主さん(ジャングルポケットの馬主さん)だけなのだから・・・

それにしても、こういう「十両相撲みたいなこと」をしているとろくなことにならないと思うのだが・・・
レースレベル：1
→次走狙い馬:ゴールスキー,ダノンヨーヨー
→次走危険馬:スマイルジャック,キングストリート