2011年　タイム 1'46"0 (良) 1FAve=11.78 3FAve=35.33

ラップ
①12.8-②11.5-③12.0-④12.2-⑤11.6-⑥11.4-⑦11.7-⑧11.1-⑨11.7
1FAveとの誤差
①+1.0 ②-0.3 ③+0.2 ④+0.4 ⑤-0.2 ⑥-0.4 ⑦-0.1 ⑧-0.7 ⑨-0.1
テン36.3-中盤35.2-上がり34.5　『加速』

『加速』・・・逃げ◎　先行○　差し△　追込×

1着ヴィクトワールピサ・・・ネオユニヴァース×Machiavellian=サンデーサイレンス×ミスプロ　〔8-d〕　８－６
2着キャプテントゥーレ・・・アグネスタキオン×トニービン=サンデーサイレンス×グレイソヴリン　〔3-l〕　１－１
3着リーチザクラウン・・・スペシャルウィーク×Seattle Slew=サンデーサイレンス×ボールドルーラー　〔23-b〕１０－１０

流れは、テン-上がりのラップ差と中盤の締りから『加速』の流れ。展開的には逃げが最も恵まれ、次いで先行、差し・追込には厳しい流れ。

1着ヴィクトワールピサは、前走有馬記念1着(=中山芝2500m)からの好走。中山芝コースは3戦3勝と好相性で、脚質的にも前にて展開する馬なので小回りコースで強さをより発揮する馬。中山芝1800mは初となるが、非根幹距離の有馬記念でも好走しているので能力的には問題ないはず。ただ近走はずっと2400m前後を使っていたせいか、テンで前にはいけなかったが、中距離でも非常に強い内容での好走をしたので、今後は逆らわない方が無難と考える。次走の好走に期待する。
ネオユニヴァース産駒はスタミナ型サンデーサイレンス系で、09年ダービー1着馬ロジユニヴァースを輩出しているダービー好走血統。しかし基本的には中山芝コースなど小回りコースでの好走が多く、短い直線をぐいっと抜けてくる器用さが武器。また内枠で我慢できるのも、ネオユニヴァース産駒の強み。また鋭い瞬発力を繰り出すタイプには能力の高い馬が多く(=アンライバルド、ミクロコスモスなど)、本馬もこれまで34秒台前半の上がりを連発している。この点もネオユニヴァース産駒は要注目で、速い上がりを使えるタイプには大物が多い。母父Machiavellianは持続する流れに強い特性を持ち、その上でキレる末脚を繰り出す。一瞬の脚に優れた短距離・マイラー血統なのだが、抑えが利けば中距離もこなす。この点からも小回りコースの中距離の持続した流れには向くと考える。
No.〔8〕の牝系は、古馬で真価を発揮するタイプが多い。3歳秋シーズンは成長力が豊富。人気よりも伏兵の方が好走しやすいタイプなので(=それでも上位人気での好走が多い)、断然人気ではやや信頼は落ちる点がある。ただ本格化後は詰め甘な部分は改善され、信頼性は上がる。分枝記号dは、精神的にタフなタイプが多く、遠征や重馬場は苦にしない。また前走好走だと次走でも好走しやすい特性も持つ。

2着キャプテントゥーレは、前走天皇賞秋13着(=東京芝2000m：1.9秒差)からの休み明けでの好走。中山芝コースは4戦(1-0-1-2)と好走も多く、08年皐月賞馬。休み明けは突き抜けることは少ないが、2～4着あたりになることが多く、脚質的には開幕週を上手く活かしやすい先行型の本馬を侮ってしまったことは反省。本馬は叩き2戦目の好走も多いので、次走にも注目。
アグネスタキオン産駒は、前走0.5秒差以内で5着以内だと連続好走しやすい特性があり、サンデーサイレンスの瞬発力を最も活かしやすい。ただしアグネスタキオン産駒は古馬での重賞好走が5歳馬では少なく、この点で侮ってしまったので反省する。母父トニービンはグレイソヴリン系で、スタミナもあり、強敵相手に好走しやすい特性や連続好走しやすい特性を持っている。
No.〔3〕の牝系は、3歳秋から古馬にかけて著しく成長し、4歳秋が一番充実する。5歳前半はまだまだ成長し能力の衰えはない時期だが、5歳秋以降は衰えも見え始める。分枝記号lは、能力が高くトップクラスのポテンシャルを秘めていて成長力も豊富。

3着リーチザクラウンは、前走京都金杯4着(=京都芝1600m：0.4秒差)からの好走。中山芝コースは(0-0-0-2)と好走はなかったが、10年はずっとマイル路線を使ったため久しぶりに中距離を使った鮮度の高さが活きたと思われる。特に芝1800m戦は(2-1-0-0)と好走が多かった点を評価できなかったのは反省する。
スペシャルウィーク産駒はスタミナ型サンデーサイレンス系で、エンジンの掛かりが悪いという持久力血統に共通の悩みがある。ただ自身で厳しいペースを刻む場合はその弱点を補うため好走が可能で、肉を切らせて骨を断つ的な流れでこそ本領発揮する。母父Seattle Slewでボールドルーラー系で、芝向きの中距離血統なので持久力にも優れている。
No.〔23〕の牝系で、タップダンスシチーやセイウンスカイやディープスカイがいる牝系で、自身で強気に勝負すると強さを発揮する牝系。分枝記号bは、鮮度の高い時に好走しやすい特性がある。久しぶりの得意距離での鮮度の高さが活きたと考える。
→次走狙い馬:ヴィクトワールピサ,キャプテントゥーレ
→次走危険馬:リルダヴァル  

珍しく◎○▲の順で１～３着。こういう時に限って予想をエントリーしていない。（笑）

レースはキャプテントゥーレのスローでの逃げ。もう少し離した逃げを期待していたのだが…。いずれにしてもビクトワールには敵わない。

ビクトワールビサは中断やや後方から３コーナーからの捲り。
ネオユニヴァース産駒らしい持続する末脚。王者の風格すら感じた。

３着にリーチが追いこんできた。最近はこんな競馬。直線長くなれば届くかと言うと、コーナーの少ないコースではかかったする。まぁ、善戦マンという評価が妥当に思う。

次走狙い馬は、小回りでキャプテン、マルカボルト。

馬券は、
１　◎
２　○▲☆
３　○▲☆
のフォーメーションで的中。安いけどね。
中山に変わって連敗街道に終止符。良かった。（笑）
→次走狙い馬:ヴィクトワールピサ,マルカボルト     

◎リーチザクラウンはスタート後に躓いてしまった。躓いていなくてもキャプテントゥーレが強く主張したのでハナに行っていたとは思いませんけど、いつになったらレースを作る競馬をしてくれるんですかね？
馬場をいじったの？とかそういうのは置いといて、時計が速くなっただけに行けなかったのは本当にもったいない。結局後ろから行って持っていかれ気味。あれをみるとやっぱりじっくり行くより行く気に任せた方がいいのかなと思いますが・・・

武豊騎手
「引っ掛からずあの位置で我慢してくれた。ギリギリだったけどね。スタートで躓いてこのような競馬になったが新しい面が出てくれた」

ああ・・・そっち方面に傾いちゃダメ・・・
あれは引っ掛かったとは言わないんでしょうかね？あれなのかな？テイエムオーシャンの桜花賞のときみたいなやつ。スピードがありすぎて周りが遅すぎた的な。
それだったらなおさらかっ飛ばして逃げてほしいのですけど・・・

彼のこのコメントは恐らくフリです。いやフリであるべきです。いつかレース前のコメントで

「だいぶ我慢する競馬ができるようになった。力はあるので。」

的なコメントで吹いて、奇襲逃げをやってくれることを期待しますよ。宝塚記念とかでね。

逃げることを期待して◎にしました。この馬が逃げている映像のイメージを頭の中で膨らませていました。ただレースを見てとあることに気づきました。

「おれのイメージしていたリーチザクラウンは馬主が違った」

通りでイメージ通りにならないわけだ。ねぇ西山さん、逃げの指示出してよ。



ヴィクトワールピサは完勝です。相手にしませんでしたね。このぐらいの距離がいいということは疑いの余地はなくなりました。この日で短期免許が一度切れるデムーロ騎手は４日間の騎乗停止を喰らっていたから怒りの圧勝という感じがしないでもありませんでしたが。
もう少し余裕のある仕上げでもよかったのではないですかね？（馬体重しか見ていませんが）


内でじっとしていた連中はただただヴィクトワールピサの上がって行く姿を眺めていたかのよう。逃げたキャプテントゥーレとピサと同じような競馬をしたリーチザクラウンが馬券になったので、その他はただ走っていただけの印象。狙い馬どうこうではなさそう。

ただリルダヴァルは最後だから仕上げてきたんでしょうね。（馬体重しか見ていませんが）このあと転厩ですね。間隔を開けなかったらアホだと思います。間隔を開けてもＯＰでは勝ち切れないでしょうけど。

レッドシューターは思ったより頑張りましたね。マルカボルトに先着されたのは枠の分でしょうから。ただ合うレースはこの先にありません。だから白富士行けばいいのにと何度言えばいい？     
→次走危険馬:リルダヴァル,レッドシューター

狙ヴィクトワールピサ　予想通りキャプテントゥーレは逃げましたがヴィクトワールピサの位置には「あれ？」とは思いましたが、もともと自在性のある馬なので3コーナーから4コーナー一気に先頭に並び直線で一気に突き放して最後はもったままここでは圧倒的でしたし力が3枚も4枚も上でしたね。ドバイも注目できます。
危キャプテントゥーレ　やっぱりの単騎逃げでそのまま直線粘っての2着。ヴィクトワールピサと比べて完敗でしたね。
単騎逃げできるレースでは強いですが、前へ行きたい馬がいると馬券には入れれないようなのを見せつけたレースでした。
結局ヴィクトワールピサの完勝でした。


（最後に一言）
弥生賞とチューリップ賞は３連単は狙いやすそうなので、がんばってまた当てたいと思います。
レースレベル：1
→次走狙い馬:ヴィクトワールピサ  
→次走危険馬:キャプテントゥーレ  

まさか昨日の段階で中山の芝がここまで高速になるとは思ってもなかったんですけど１０Ｒの１６００万下の１２００ｍ戦で１．０７．４．この地点で何か読みのはずれを感じましたけどねｗ

勝ったＶピサは有馬同様無駄な筋肉が取れた完成形に馬が近づいた形。でまあちょっと展開にも恵まれた部分あるけど外外から力違うんですよ。といわんばかりに差しきりましたね。

このレースなんですけど騎手の思惑がなんか無駄に前につんのめっていたように感じませんでしたか？スタートセンスがいいキャプテンがハナにいったわけですけどここでトーセンの２頭とＶピサとリーチ以外はなんかキャプテンにプレッシャーをかけるでもなくでもなんか前で無理してでもなんか位置を取りたいみたいな変な思惑を持った馬が多かったですねえ。結局楽したキャプテンが２着で我慢したリーチが３着。であのペースで２番手集団は沈没。みんな意識が変な方向に向いてたような気がしてならないのですよねえ。

キャプテンは輸送でまたしぼんでましたけどゲートのうまさと２番手集団のへんてこな思惑に助けられあと高速馬場になったことで中山１８００で高速なればマイル適性高いほうが有利になりますのでいろいろ恵まれていた部分はあると思いますけどゲートセンスは相変わらずいいねえ。

リーチはなにがなんでも抑えて３着。スムーズな競馬できませんね。どうしたらスムーズな競馬で勝てるようになるんでしょうか。逃げしかないようにも感じるんですけどねえ

マルカボルトはＯＰに目処を立てましたね。身の丈にあったとこのレースに出てくれば狙いたちます。

アロマカフェは緩かったですね。エイプリルＳでがんばって生きましょう
レースレベル：3
→次走狙い馬:マルカボルト       

　ヴィクトワールピサは馬体重増減なしでの出走、海外遠征前で２着は許されない意気込みが感じられました。序盤は後方からの競馬となり、距離短縮が悪く作用する危惧もありましたが、早目に仕掛けると危なげなく完勝。２着以下の馬とは次元が違うことを示しました。観戦していて楽しい馬券なら、この馬の単勝に尽きたかなと思います。

　２着のキャプテントゥーレはもう一頭のＧＩ馬、皐月賞を勝っているので適性は十分でした。ハナを奪いにいく積極的な競馬でしたが、内の馬が競りかけることも無かったのですんなりと先頭に立ち、ペースは落ち着いたようです、勝ち馬とこの馬の２頭だけで競馬しているような感じに見えました。

　リーチザクラウンはキャプテントゥーレに鼻差まで迫りましたが３着、もう逃げ馬のイメージは無いかもしれません。
　好走したとは言え、次ぎ勝てるのはいつの日か・・・

　本命にしたアロマカフェですが、非常につまらない内容でした。前に行ったからといってどうにかなったようには思えませんでしたが、何の成果も無い競馬。

　ヴィクトワールピサの強さだけが目立ったレース。壮行会としては良くできていましたが、次ぎ買いたくなる馬は見当たらず。
→次走狙い馬:ヴィクトワールピサ