勝ったトレイルブレイザーは中団から突き抜けて快勝。
母父49erでこの人気ではとても手が出ませんし、
世間の見る目の凄さに参りましたと言うしかありません。

2着オウケンブルースリはそれなりには復調していたようで。
この展開なら圧勝してもおかしくない馬ですから、
やはりピークには程遠いですけど、中途半端で厄介。

3着カワキタコマンドはしぶとさ生かして頑張りましたが、
そろそろ打ち止めでしょう。かなり疲れが出そうです。

ポルカマズルカは中団からバテず伸びず。
まぁこんなもんと言えばこんなもんなんでしょうね。
レースレベル：3    
→次走危険馬:カワキタコマンド  

１着　△トレイルブレイザー
直線向いて先頭に立ってから突き放しました。強かったですね。溜めたらどこまでも伸びるという感じのイメージをもっているので前走のように急かすと良くないのかもしれませんね。
スクリーンヒーローやトーセンジョーダンなど近年後のＧ１馬を輩出しているこのレース。この馬にもそのぐらいの期待を持ってもいいのではないかというぐらいの完勝。ハンデに大きく恵まれたという感じはしませんしね。２０００ｍでも割と時計を持っているだけに中距離にも対応できるでしょうしとても楽しみになりました。
香港ヴァーズを目指すんだとか。招待されるんでしょうか？


２着　◎オウケンブルースリ
音無調教師は不満らしいですね。馬券を買っている方からすれば本来の持ち味である長い末脚を生かす乗り方をしてくれて完璧だったと思いますけどね。
もっと前につけてほしかったみたいですけど今までそういう競馬ができたことがないのに無茶を言うなよ（笑）と思ってしまいます。逃げてもいい馬がスタートから押しても押しても行けなかったレースですからなおさらね。
次走賞金が足りたらジャパンカップなんですってね。さすがに厳しいと思います。狙い・危険云々ではないですかね。


３着　カワキタコマンド
走っても走っても人気になりませんね。１番人気になったことがないんですね。不思議な馬です。
あまり持ち時計を持っていないので少し渋った馬場も味方したでしょうか。ＯＰでは馬場の恩恵を願うかこのぐらいの距離がいいのかもしれませんね。次走以降の中距離重賞では好んで狙うこともないと思います。


４着　カリバーン
蛯名騎手は距離がちょっと長いと発言していましたね。言い訳としてはそれでいいと思いますよね。
転厩初戦で前走で減った体を戻して正攻法の競馬でこれだけできれば及第点だとは思いますがまだ重賞の敷居は高い感じがします。
ただディセンバーＳ→中山金杯と割とローテは組みやすそうですよね。


５着　△ビートブラック
馬場が渋った方がいいでしょうしこのぐらいの距離もいいと思うのですけど・・・
この馬は人気になるとあまり走りませんね。あとコロコロと騎手を変えすぎですね。もうちょっと早めに動かしていかないと出番ないですよね。オウケンに先に行かれるとか苦しすぎます。
良くも悪くも安定して走るのでこのぐらいのメンバーなら消せないのが難点。これからもこの馬の扱いには苦労しそうです。

他

８着　○フォゲッタブル
前走ピンナ騎手がテンからおっつけて行ったんですけどね。メンディザバル騎手からはそれほどの気迫を感じませんでした。この馬もビートブラック同様騎手を変えすぎで・・・
スミヨン騎手で勝ったステイヤーズＳ、ルメール騎手で４着した有馬記念はいずれも４角先頭の勢いで競馬をしていました。今回府中コースでそれをやれというのは酷ですけどそのぐらい積極的な騎乗はしてほしかった。
おそらく次走はステイヤーズＳ。阪神競馬場ではＷＳＪＳが行われるのでメンディザバル騎手が乗れるかどうかわかりませんが、できればもう一度騎乗してシバキあげてほしい。騎乗できないのならば別の外国人騎手でお願いしたい。せっかく前走で行きっぷりが良くなったと思って期待したのだけど・・・


１３着　ナムラクレセント
馬場がちょっと渋って直線を向いて並んで先頭に立ったトレイルブレイザーとカワキタコマンドが１着３着で、外をダラ～っと伸びて（いい意味で）追い込んだオウケンブルースリが２着。こういったしぶとく伸びた馬たちが上位を占めた中で好走できないと苦しいですね。本来この馬が得意とするパターンのはずですので。
パドックでそれほどうるささをみせていませんでしたし輸送競馬でやる気をなくしたのか、もしくはもう燃え尽きてしまったか。春は好調だったのにな・・・
好きな馬ですのでまだ終わってほしくありませんが、とりあえずは様子を見たいです。
レースレベル：3
→次走狙い馬:フォゲッタブル,トレイルブレイザー
→次走危険馬:ナムラクレセント,カワキタコマンド