◎フェノーメノは、予定通りの走りで順当勝ち。中団から早めに前の位置につけ、直線で最速の34.1。折り合いがついていて、距離の問題が無かったですね。ダービーに名乗りを挙げました。

２着エタンダールですが、前走の評価が難しくて、この馬の力をしっかり見ることができませんでした。前走、中山500万条件では、出走馬全７頭ともラスト33秒前半（サカジロオーだけ32.9）で走っています。ここでエタンダールを挙げると、サカジロオーも無視できなくなってきますし、全７頭とも良いということになります。結局このレースはさほど重視しなかったのですが・・・。この馬に印をつけるのは難しいです。

△ステラウインドですが、直線で一度前が塞がって後退するも、それからあきらめずに追走して３着に食い込みました。稽古では坂路でスピードアップした感じでしたし、その成果がこのレースで出たと思います。そして根性がありますね。でも３着。ダービー優先出走権を取るのは本当に大変ですよね・・・。

▲タムロトップステイは５着。先行し前を粘ろうとしましたが、末脚のある馬にはかないませんでした。切れるタイプではありませんから仕方ないですが、やっぱり少しスピード不足。前走は重馬場で１着ですし、馬場が重くなった方が良い結果が出ると思います。

不本意なレースになってしまった○サトノギャラント。道中抑えて最後に瞬発力を生かす作戦はわかりますが、最後方に位置取り。勝ったフェノーメノはやや前々で競馬をすることがわかっていたはずですから、道中であのような後ろ過ぎる位置取りは無謀。さすがにラストは34.5の脚で追い込みましたが、時既に遅しです。直線に入ってからは思いっきり右によれましたし、リズムが非常に悪かったです。せめてもう少し前に位置取りをして、他馬と一緒に流れに乗らないと、このように厳しいレースになってしまいますよね。
あとは、強いて言えば、皐月賞後中１週ローテがきつかったでしょうか。レース前、良い状態ではありましたが、見えない疲労もあったかもしれません。このレースはこれまで、前走皐月賞の馬は好走していませんから、この馬を推した私は甘かったかなと思います。
→次走狙い馬:ステラウインド,ヤマニンファラオ     

■フェノーメノ
勝ったこの馬しか馬券になる馬はいない。
ただし、もちろん１着はムリ。２着も厳しく、あっても３着。
戸田厩舎と蛯名の組合せだとせいぜい５・６着というところ！

□エタンダール
好走２着もこれが限界。本番で二桁以内なら上々！
レースレベル：3
→次走狙い馬:フェノーメノ  
→次走危険馬:エタンダール