勝ったトシキャンディは逃げて粘り込み。
クラス慣れして自分のペースで行けましたし、
買えない馬ではないんですが、1400で勝ち切るとは。
最初◎にしてたのを常識に負けて△にしてしまい・・・。

2着アドマイヤロイヤルは安定。
本当に崩れない馬ですねぇ。

3着ファリダットはこうするしかない後方待機。
勢いがあったので3着に届きましたけど、
やはり信頼はできない馬ですね。

シルクフォーチュンは最後方から大外一気も伸びず。
位置が無茶だったとはいえ、それにしても迫力がなく、
やはり距離短縮はどうしても苦手なのか、状態の問題なのか。

しかし珍しく人気サイド◎にしたら両重賞とも大穴1着。
散々人気薄狙っても荒れてくれず、ちょっと気を抜いた途端これ。
意志を貫けなかった弱さは認めますが、さすがに酷すぎます。
レースレベル：2    
→次走危険馬:ファリダット  

第１７回プロキオンステークス（２０１２年）は、
１２番人気で単勝１１９．２倍の
トシキャンディが逃げ切り、
大波乱の決着となった。

競馬理論は、
先行馬有利の
中京のダートコースの特性を考慮していたものの、
テイクアヘッドとの逃げ争いが激化する上に
内枠を引いたテイクアヘッドが
先手を譲らないと想定し、
第１７回プロキオンステークス（２０１２年）において
トシキャンディに高い評価を与えることはできなかった。

レースでは、
トシキャンディは
快速馬揃いの京葉ステークスで
逃げを打ったレースを
彷彿とさせるスピードを発揮し、
楽にハナに立った。

するとトシキャンディは、
２番手以降に競られることもなく、
直線に向くと後続をいったんは突き放し、
その後は人気の追い込み馬の猛追を退けて、
第１７回プロキオンステークス（２０１２年）を制覇した。

トシキャンディの
第１７回プロキオンステークス（２０１２年）の勝利は、
追い込みが届きにくい
中京のダートコースに恵まれたものではあるが、
自ら速いペースを作って
後続に脚を使わせてのものであり、
レース内容としてはそれなりに高い評価が必要である。

よって今後のダート短距離重賞戦線（２０１２年）においても、
マイペースで逃げを打てる場合の
トシキャンディは要注意と、
競馬理論では判断している。

第１７回プロキオンステークス（２０１２年）の２着には、
アドマイヤロイヤル（安藤勝）が入った。

競馬理論は、
今年に入って勝ちきれない競馬が続いているものの、
シルクフォーチュンに先着するだけでなく、
一線級とも互角の競馬をした
武蔵野ステークスのレース内容から、
アドマイヤロイヤルに対抗評価を与えていた。

レースでは、
アドマイヤロイヤルは中団の外目で折り合いをつけ、
直線に向くまで仕掛けを我慢した。

そしてアドマイヤロイヤルは、
直線で安藤騎手に追い出されると、
持ち味の末脚を発揮して差を詰めたが、
逃げたトシキャンディには届かず
２着に敗れてしまった。

アドマイヤロイヤルの
第１７回プロキオンステークス（２０１２年）の２着は、
先行馬有利の馬場を最大限に生かした
トシキャンディにこそ届かなかったが、
後ろの馬には差されておらず、
１４００ｍ～１６００ｍ戦ならば
確実にいい脚を使うことを証明した。

よって今後の重賞戦線（２０１２年）において、
アドマイヤロイヤルが
悲願の重賞制覇を果たす可能性は高いと
競馬理論では判断している。

さて、第１７回プロキオンステークス（２０１２年）で
１番人気に推されたファリダットは３着に、
競馬理論が本命に予想したシルクフォーチュンは
５着に敗れてしまった。

競馬理論は、逃げ争い激化の展開を想定し、
能力的に底を見せていないファリダットと、
G1でも２着に追い込んだシルクフォーチュンに
高い評価を与えていた。

レースでは、ファリダットは後方集団の外目に、
シルクフォーチュンは
最後方をポツンと一頭で追走し、
直線で大外から馬体を併せて追い込んだが、
前が止まらずに人気を裏切ってしまった。

ファリダット及びシルクフォーチュンの
第１７回プロキオンステークス（２０１２年）の敗戦は、
追い込みが届きにくい
中京競馬場のダートコースの
影響を受けてしまったものであり、
力負けではない。

よって今後のダート重賞戦線（２０１２年）においても、
ファリダット及びシルクフォーチュンには
かなり高い評価を与えるべきである。

ただしファリダット及びシルクフォーチュンは、
追い込み一手の脚質である上に人気にもなるので、
過剰に人気になった場合や
先行馬が少ないメンバー構成の場合、
追い込みが届きにくい馬場の場合には
過信すべきでないとも、
競馬理論では判断している。

以上のように第１７回プロキオンステークス（２０１２年）は、
トシキャンディが大波乱を演出した。

トシキャンディの
第１７回プロキオンステークス（２０１２年）の勝利は、
ある程度速いペースでの逃げ切りなので、
人気薄での勝利というだけで
フロック視すべきでない。

そのため、
特に先行力が生きる地方の交流重賞などでは
トシキャンディに高い評価を与えるべきである。

また、第１７回プロキオンステークス（２０１２年）で
外を回って追い込んだアドマイヤロイヤル、
ファリダット、ワールドワイド及び
シルクフォーチュンの４頭は、
能力的に互角以上であることを示したので、
展開や馬場次第では逆転可能である。

競馬理論のファンの方には、
条件次第で着順が大きく入れ替わる大混戦の
ダート重賞戦線の穴予想をご期待頂きたい。
http://www.keibariron.com/
レースレベル：4
→次走狙い馬:アドマイヤロイヤル       

1:22.6　12.0 - 10.7 - 11.3 - 11.6 - 11.5 - 11.9 - 13.6

　多少時計は出やすい状態ではあったが、高速というほどでもなかったとは思うので、このラップはかなりハイペースと言える。Ｌ１なんか13.6とほとんど歩いているようなもんだし、全馬かなり厳しい競馬になったといえそう。どこが有利っていうのも一概には言えない。後方の馬も追走していないと物理的に届かなかったし、中団で運んだ馬でも追走に脚を使わされる形になった。まあ先行馬は相対的にはかなり厳しい競馬になったと言っていいでしょう。


　１着トシキャンディは好スタートから二の脚でダッシュを利かせて楽にハナを取りきる。しかし、そこからインオラリオにマークされてペースは緩まない。その流れでインオラリオが少し下げると今度はテイクアベットが競りかけに行って淀みないハイペースを刻んで３角へ向かっていく。３～４角で最内、馬なりで緩めず進めて１馬身半ほどのリードで直線。直線序盤でテイクアベットを突き放したが、Ｌ１で流石に失速し、テイクアベットにも差を詰められる。外差の猛襲を何とか3/4馬身差凌いで嬉しい重賞制覇となった。う～ん個人的には悔しい。展望でも触れていて、穴で推奨、追い切りも抜群に良く見えた。距離もそんなに心配していなかった。まさかテイクアベットよりも圧倒的に速いテンの持ち主だったとは流石に見抜けなかった。馬券はどっちみち外れてはいたけども、予想としては反省ばかりです。馬は単勝万馬券だけど、全然そんなことないです。かなり強い。本質的には阪神1400向きのスピードタイプだとは思うけど、これほどの前傾ラップでも最後ばてたとはいえしっかり押し切った。これを見る限り、1400ｍでスピード全開だとギリギリという印象はあるけど、これまでの傾向から緩めることもできるタイプだと思うので、今度は緩めた時にどういうパフォーマンスができるか。1400路線を賑わせてくれそうな楽しみな１頭です。1200～1400でかなり期待できる。ダートスタートでもこれができるようになってくれば。


　２着アドマイヤロイヤルは五分のスタートから積極的に押して出していくが、最終的に中団で競馬。３～４角でも外目を追走して中団で直線。序盤ではまだラップも速く、ジリジリとしか伸びかなかった。Ｌ１でばてずにグンと伸びて、トシキャンディを急追するが3/4及ばずに２着に終わった。これを見る限りだと、どうも持続力不足という見解は的外れで、1600ｍは本質的に少し長かったという可能性がありますね。東京1600ｍの場合はトップスピード型で、持続戦になるとナムラやバーディあたりには完敗だった。それが今回超ハイレベル戦の1400ｍでスピード持続戦。これで最後まで脚を使い続けてきているのだから、この距離がベストになるのではないかと思います。トップスピードの魅力は1400でもあると思うし、緩まなくてもこのパフォーマンスだと考えれば、この馬も1400路線の新星として名乗り挙げたとみてよさそうです。かなり高いパフォーマンス。


　３着ファリダットはやや出負けして押して押して追走も、やはり序盤で苦労して後方２頭目で競馬。３～４角で外目追走、出口で大外に持ち出して後方で直線。序盤で大外からジリジリ、Ｌ１でようやく差を詰めてくるが、激しい３着争いを制するにとどまった。ん～まあやっぱり基本的にはトップスピード型なんだろうなとは思います。それでも今回これだけのペースで追走に脚を使わされても最後まで伸びてはいるので、トータルの能力は高いことは証明されたと思います。このメンツ、この展開でも３着なら今後も堅実に上位争いに入ってくると思います。強い競馬。


　４着ワールドワイドは五分のスタートからじわっと出して、先行集団の後ろ、中団の一番前で競馬している形。３～４角で中目追走、中団で直線を向く。直線序盤でアドマイヤロイヤルに詰められる形だが、ジリジリと伸びる。Ｌ１でアドマイヤと一緒に中目から伸びるがジリジリ、アドマイヤに抜け出されると最後は外差の強襲を食らい、ファリダットに交わされての４着となった。これが３着だったら３連単はとんでもないことになっていたんだけど。ワールドワイドぐらいの位置が多分今回一番楽な展開だったのかなという気はします。ただ、そもそもスピードがないとこの位置には付けられなかったと思うし、その点では評価。この馬も素質は高いとは思うんだけど、やっぱりここではちょっと他と比べて目立たないかな。


　５着シルクフォーチュンは例によって出遅れて最後方から。道中も無理せずいつも通り最後方で３角へ。３～４角でも内目をロスなく立ち回って出口で遠心力を使って大外に持ち出して直線。序盤で大外からしっかり伸びを見せてはいるが、ファリダットと脚色そう変わらずＬ１でもそのままいつものキレ味は引き出せずに５着に終わった。ここまでＬ１落ち込んで、序盤で追走に無理があると良さは出ないですね。まあそれでも持続力も最低限は見せてくれたので、この馬としての価値を下げるというレースではないと思います。ここまで縦長だと苦しい。


　６着テイクアベットはまずまずのスタートだが、テンの速さでトシキャンディに見劣ってしまい３番手。そこから序盤で競り合って番手を確保。そのままの流れで３～４角押してトシキャンディにプレッシャーをかけに行くが基礎スピードの差で見劣り１馬身半差２番手で直線。序盤で突き放されてしまうのだが、Ｌ１で思った以上にしぶとく盛り返してくると、最後は掲示板争いぐらいまでは踏ん張っての６着となった。これはかなり強い競馬。特に序盤隊形が決まってからの競りかけ、それも緩いところがないラップで終始苦しい競馬を強いられながらも最後まで頑張ったし、距離に関して言うならばトシキャンディよりテイクアベットの方が適性は上かなと思います。ただ、如何せんトシキャンディに比べて基礎スピードが足りなかった。これでもかなり高いパフォーマンスなんだけど、トシキャンディがその上をいったかなという感じ。状態面で相手はかなり良かったとは思うし、次走は頑張ってもらいたい。この馬も次世代の1200～1400路線の馬だと思うので。


　１２着インオラリオは好スタートから押して先行争い、トシキャンディに競り合うも、更にテイクアベットまで参戦してきたので控えて３番手に回る形。３～４角で中目追走、３馬身差３番手で直線。序盤はしっかり抵抗できていたが、Ｌ１で失速して１２着に終わった。まあこの馬としては軽いスピードタイプだと思うので、序盤は追走できても最後はタフな持続力が問われて苦しかったのかなという感じですね。道悪向きなのは確かなので、この強敵相手にこの条件では分が悪かったということでしょう。



http://blog.livedoor.jp/catassan/
→次走狙い馬:トシキャンディ,テイクアベット     

名古屋じゃないのは知ってます。念のため。。。

皆さんはどう思うか分かりませんが、個人的に、中京D1400がとっても好きになりました。

今、ダート短距離を主戦場としている馬達の層が厚くて、
少し名前を挙げただけでも
トウショウカズン
セイクリムズン
ティアップワイルド
ナムラタイタン
インペリアルマーチ
ダノンカモン

ちょっと前なら

ケイアイガーベラ

そしてプロキオンSには、今後のダート短距離界を担うであろう
アドマイヤロイヤル
ファリダット
シルクフォーチュン
の差し、追い込み勢が揃い踏み。

その挑戦をいとも簡単に跳ね返す中京D1400。

まるで難攻不落の名古屋城。


今後も道悪で脚抜きが良い場合は逃げ馬と先行馬、
良馬場では逃げ馬に差し馬の組み合わせが有効的だと思います。
来週から試してみます。


次走狙い馬ですが8月18日(土)BSN賞(OP)に向かう??であろうアースサウンドに頑張ってもらいたい。今年はNST賞がD1200ではなく1800(芝・外)別定になってて間が空くのでどこかでもう一叩きするかもしれません。そのときは買わずにBSN賞で全力買いします。
レースレベル：4
→次走狙い馬:アースサウンド       

12.0-10.7-11.3-11.6-11.5-11.9-13.6

テイクアヘッドを押さえてトシキャンディが逃げて、ほぼ行った行ったの展開。

中京Ｄ1400ｍのレースの結果を見てると、ペースが極端に緩まず、ラスト２Ｆのところで速くなり、最後落ちる・・・というのが多い。
なんでこうもワンパターンなラップになるんだ？？

って、コースの断面図見たら納得。
1000～400ｍまで下り
400～200ｍで急坂
200～ゴールが緩やかな坂

600ｍの下りの後に急坂では、後ろの馬とて下りで不用意に早仕掛け出来ないと思う。

そうすると、中京ダートは追い込みには厳しいコースっぽいなぁ。
せめて中団くらいにはいないと。




で、今回のメンバーを振り返ってみると。。
２強は揃って追い込みだもんな～。そりゃキツイ。






という事で、各馬短評


１着　トシキャンディ
この馬が単勝１００倍の１２番人気なんだ・・・という印象。
上位人気は無いとしても、７～９番人気くらいしててもいいくらいの馬体に見えました。戦績見ても穴人気する資格はあったと思うけど。
って、戦前に戦績も確認してない自分が言えた義理ではありませんけどねｆ＾＿＾；

しっかり出馬表とにらめっこすれば、２～３着候補として唾くらい付けれたかも。


コース的に前残り有利なので完勝とは言えないまでも、テイクアヘッドは完封してるので、ＯＰ・ＧⅢで戦える力はあると思います。
短距離のＧⅢに人気薄で出てきたらまた買いたい。




２着　アドマイヤロイヤル
前がばてたところを捕らえて２着も、逃げ馬捕らえられずの、不利な追い込み馬届かずので、雪崩れ込みの印象拭えず。
やっぱり勝ちきれない善戦ホースか。。
次以降、人気するようなら嫌いたい。
ただ、安定して力出せるので、実績馬も好調馬も見当たらない微妙なレースでは強そう。






３着　ファリダット
出遅れやがった～！！　　と、思ったら、安心の出遅れだったんですね。近走全てスタートダッシュついてないんだ。。
あのポジションなら３着で仕方も無い。
シルクフォーチュンを押さえただけ良かったんじゃないでしょうか。
東京・京都・阪神のダート短距離なら重賞勝てるチャンスはまだあるはず。





４着　ワールドワイド
新聞では「正直微妙・・・」みたいなコメントが載ってたんですけどね。
結構力あるということでしょうか。




５着　シルクフォーチュン
よく分かりません。
来る時と来ない時の違い、もう少し考察してみます。
→次走狙い馬:トシキャンディ  
→次走危険馬:アドマイヤロイヤル