勝ったパドトロワは逃げ切り。
やはり復活してくるとしぶとい馬ですね。
1000で変わった馬はちょっと買いにくかったですが。

2着ダッシャ―ゴーゴーは好位から。
終始手応えが楽でしたし、G3あたりなら大崩れがなく。
良かった頃の迫力はないので、毎回買いにくいのですが。

グランプリエンゼルはダッシャーと同じような競馬も伸びず。
重い馬場の方が良いのもありますが、
ちょっと気持ちが切れていますね。

シュプリームギフトは使い詰めで一気に重賞まで来ましたが、
こういう場合は一息ついた後に疲れが出たりします。
次は危ないのでは。
レースレベル：3    
→次走危険馬:シュプリームギフト  

2012年　タイム 1’07”6 (良) 1FAve=11.27 3FAve=33.80

ラップ
①11.9-②10.5-③11.1-④11.5-⑤11.3-⑥11.3
1FAveとの誤差
①+0.6 ②-0.8 ③-0.2 ④+0.2 ⑤±0 ⑥±0
テン33.5-上がり34.1　『前傾』

『前傾』・・・逃げ×　先行△　差し○　追込◎

1着パドトロワ・・・スウェプトオーヴァーボード×フジキセキ=ミスプロ×サンデーサイレンス　〔8-k〕　１－１
2着ダッシャーゴーゴー・・・サクラバクシンオー×Miswaki=プリンスリーギフト×ミスプロ　〔18〕　３－３
3着テイエムオオタカ・・・ホワイトマズル×ネヴァーダンス=リファール×ネヴァーベンド　〔9-b〕　２－２

流れは、テン-上がりのラップ差から『前傾』の流れ。展開的には、追込が最も恵まれ、次いで差し、逃げ・先行には厳しい流れと考える。しかし好走したのは前にて展開した馬で、やはり「ローカルコースの鉄則」が活きやすいレースと再確認。今年の場合、実力のある人気馬なら前で展開し、そのまま押し切る好走が可能ということが証明されたと思います。

1着パドトロワは、前走アイビスサマーＤ1着(=新潟芝1000m)からの好走。札幌芝コースは(0-0-1-0)、芝1200m戦は(5-2-2-5)でした。本馬は好走後に連続好走することも多く、11年キーンランドＣ3着好走歴もあるので侮れない馬と考え、期待して評価し、結果1着好走。近年アイビスサマーＤ好走馬は、その後スプリンターズＳまでのトライアルでの好走が多く、キーンランドＣでも好走する馬がいる傾向でした(=アイビスサマーＤ→キーンランドＣ：07年3着→1着クーヴェルチュール、10年2着ジェイケイセラヴィなど)。アイビスサマーＤは夏のスプリントシリーズでは非常に重要なレースで、好走馬は決して侮るべからずと反省したい。スプリンターズＳに向けて、本馬の今後の活躍にも期待します。
　スウェプトオーヴァーボード産駒はミスプロ系で、エンドスウィープ系の快速血統。2歳の夏から軽快なスピードを武器に、芝もダートも短距離で活躍する。3歳以降はダートの成績が良くなり、ダート型にシフトしていくのだが、ダート型の流れは中山芝1600mに向くので好走に期待する。距離延長に対しては限界があり、基本的には短距離血統なのだが、本馬はマイルでも好走しているのでマイルまでは信頼性は高いと考える。母父フジキセキはサンデーサイレンス系で、内枠を活かして好位から抜け出すレースが得意。すっと好位を取って折り合い、一瞬のタイミングで馬群を抜けられる器用な脚を持っている。
　No.〔8〕の牝系は、2歳～3歳春シーズンも好走は可能だが人気の時には詰めが甘い特性があり、本領発揮は3歳秋以降で、古馬で真価を発揮するタイプが多い。叩き良化型で、高速時計にも強い。分枝記号kは、かなり時計の掛かる馬場でのみ力を発揮する。冬場のダートや最終週の重馬場等が合う。気性が激しく、時計のかかる消耗戦に活路がある。

2着ダッシャーゴーゴーは、前走ＣＢＣ賞3着(=中京芝1200m：0.2秒差)からの好走。札幌芝コースは初で、芝1200m戦は(3-2-2-8)。スプリント戦では現役馬でも上位で、ＧⅠでも僅差好走(=降着2回も含む)している馬でした。そのため今回の好走は驚くべきことではないのだが、近走の内容からは能力的な衰えが出てきたものと思われ、評価を下げて考えた馬でしたが結果2着好走。前走ＣＢＣ賞3着では斤量59kgを背負い、3か月半の休み明けということをもう少し評価すべきだったと反省する。今回は斤量56㎏と軽くなったことと叩いた効果がプラスに働いての好走と考える。まだまだ好走可能な馬と自身で証明したのだが、サクラバクシンオー産駒は得意重賞と苦手重賞が存在し、“勝てなかったレースで翌年リベンジ”の成功例がほとんどなく、走れないレースでは何回出ても走れないという傾向を有すので、今後セントウルＳで好走(=セントウルＳは好走馬が多く得意重賞)→スプリンターズＳで凡走のパターン(=スプリンターズＳは苦手重賞)をイメージしつつ、人気になるようなら割り引いて評価したい。
　サクラバクシンオー産駒はプリンスリーギフト系で、テンのダッシュ力に優れ、スピードという意味合いではピカイチの種牡馬。休み明けから好走可能で、使い詰めるとパフォーマンスが低下する鮮度重視の特性がある。持ち時計には限界があり、各馬の能力を示す指標にもなる。中4週～8週のローテーションが良く、それより短くても長くても成績が落ちる。レース間隔1～2ヶ月がホットスポット。母父Miswakiはミスプロ系で、ミスプロ系の中では中距離適性に優れ、成長力もある。先行させるとしぶとく、脚を溜めると末脚もしっかりしている。また大レース向きの血統。
　No.〔18〕の牝系で、活躍馬はナリタトップロードなどがいるがやや衰退気味の牝系。スタミナはあるが、融通の利くタイプは少なく、底力は少ない。分枝記号なしなので、産駒ごとに得手不得手ははっきりしているものの、平均的に能力を発揮し、やや晩成傾向。

3着テイエムオオタカは、前走札幌日刊スポーツ杯1着(=札幌芝1200m)からの好走。札幌芝コースは(1-0-0-0)で、函館芝コースも(1-1-0-0)と洋芝適性は高く、芝1200m戦は(2-4-1-2)と好走も多い馬でした。近走オープン戦好走実績もあり、堅実な芝1200m実績と洋芝適性から好走の可能性が高い馬と考えて期待して評価し、3着好走。コーナー2つのコースより4つの小回りコースに向き、瞬発力勝負よりも淀みない流れに向く血統でもあり、今後スプリンターズＳでの好走が期待が出来る馬として期待したい。
　ホワイトマズル産駒はリファール系で、欧州型のスタミナ血統で淀みない流れの中長距離戦で高い能力を発揮する。スローペースの瞬発力勝負で負けても、厳しい流れならすぐに反撃する。前走が惨敗でも、展開が向けばあっさり好走する特性を持つ(=前走10年アイビスサマーＤ18着惨敗→10年北九州記念1着メリッサ、12年京都金杯16着惨敗→12年中山記念2着シルポートなど)。母父ネヴァーダンスはネヴァーベンド系で、持続するスピードとスタミナを兼ね備え、先行させるとしぶといタイプ。
　No.〔9〕の牝系は、早い時期から好走できるが本格化前までは詰め甘なところがある牝系。小回りコースは鬼門で、広いコース変わりはプラス要因。3歳秋以降は本格化が始まり、堅実に走るタイプとなる。分枝記号bは、基本的に晩成傾向で使い減りしないタイプが多く、鮮度と勢いが好走に重要なポイント。重賞初挑戦など鮮度の高い時は好走率高し。決め手には欠けるが自在性があり、格上げ戦に強い。

キーンランドＣのポイントは、
①流れはコース形態から、『前傾』になりやすい。
②ローカルコースのため、「ローカルコースの鉄則」が活きやすく、4コーナー5番手以内の馬の好走が多い。
③洋芝コースのため、欧州型血統が好走しやすい。大系統ノーザンダンサー系の好走が多い。
④サマースプリントシリーズ好走馬に注目。函館ＳＳ、アイビスサマーＤ、ＣＢＣ賞好走馬は適性が嵌る。
→次走狙い馬:パドトロワ,テイエムオオタカ     

第７回キーンランドカップは、
３番人気のパドトロワ（安藤勝）の
逃げ切り勝ちで幕を閉じた。

競馬理論は、
極端にイン有利な札幌の芝コースで
内枠を引いたことにより、
逃げ又はインの３番手の絶好位を追走する展開面を重視して、
パドトロワを本命に予想した。

レースでは、
パドトロワは好スタートを切ると、
テンの３ハロン３３秒５で逃げる展開に持ち込んだ。

そしてパドトロワは、
直線に入ると後続を引き離し、
ダッシャーゴーゴーの追い込みをハナ差だけ凌ぎ切って、
第７回キーンランドカップを制覇した。

パドトロワの第７回キーンランドカップの勝利は、
スピードを生かして押し切ったものである一方で、
イン有利の馬場をマイペースで
逃げる展開に恵まれたものである。

よってG1のスプリンターズステークスにおいては、
サマースプリントシリーズの走りだけで
パドトロワを過大評価すべきでない。

ただし、パドトロワは器用な先行力があるので、
第７回キーンランドカップのように
イン有利の馬場となって内枠を引いた場合のみ、
スプリンターズステークスでも好走可能と
競馬理論では判断している。

第７回キーンランドカップで１番人気に推された
ダッシャーゴーゴー（横山典）は、
パドトロワにハナ差だけ届かず
２着に破れてしまった。

競馬理論は、
G1でも好走を繰り返してきた割に
恵まれた５６キロの斤量を考慮して、
実績ナンバーワンのダッシャーゴーゴーにも
かなり高い評価を与えていた。

レースでは、ダッシャーゴーゴーは、
逃げ争いの直後となるインの３~４番手からレースを進めた。

そしてダッシャーゴーゴーは、
直線で外に持ち出しパドトロワとの併せ馬に持ち込んだが、
ハナ差だけ届かず２着止まりであった。

ダッシャーゴーゴーの第７回キーンランドカップの２着は、
スプリント戦ならばG1級の能力を示したものではあるが、
イン有利の馬場でインの３番手の絶好位を追走させた
横山騎手の好騎乗に恵まれたことも確かである。

よってスプリンターズステークスにおいても、
ダッシャーゴーゴーにそれなりの高い評価を与えるべきだが、
勝ちきるためには展開や馬場状態などの助けが必要とも
競馬理論では判断している。

第７回キーンランドカップの３着には、
４番人気のテイエムオオタカ（藤田）が粘り込んだ。

テイエムオオタカは、
内のパドトロワが楽にハナを切ったこともあり、
２番手からのレースとなった。

そしてテイエムオオタカは、
直線に入るとパドトロワに離されてしまったものの、
しぶとい脚で３着に粘り込んだ。

テイエムオオタカの第７回キーンランドカップの３着は、
追い込みが届きにくい
札幌の馬場を生かして粘り込んだものであり、
レース内容としての評価は微妙なところだ。

よって今後の重賞戦線においても、
テイエムオオタカが好走できるか否かは、
相手関係よりも、
先行馬有利の馬場状態で、
マイペースの逃げを打てるかどうかにかかっていると
競馬理論では判断している。

一方、第７回キーンランドカップで
他に注目すべきレース内容だったのは
スプリングサンダー（四位）である。

スプリングサンダーは、
第７回キーンランドカップで５着に破れはしたものの、
イン有利の馬場を大外から追い込んであり、
レース内容としては着順・着差ほどの差はない。

よって今後の重賞戦線において、
外が伸びる馬場や先行馬が揃ったメンバー構成であれば、
スプリングサンダーが
第７回キーンランドカップ組で
最先着を果たしてもおかしくないと
競馬理論では判断している。

以上のように、
第７回キーンランドカップは、
札幌競馬場のイン有利の馬場がレース結果に大きな影響を与え、
パドトロワ、ダシャーゴーゴー及びテイエムオオタカの
先行馬３頭で決着した。

よって競馬理論のファンの方も、
第７回キーンランドカップのレース内容を評価する時には、
インが極端に有利な馬場であったことを忘れずに
評価して頂きたい。

予想屋マスター（http://www.keibariron.com/）
レースレベル：3
→次走狙い馬:スプリングサンダー       

1:07.6　 11.9 - 10.5 - 11.1 - 11.5 - 11.3 - 11.3


　Ｃコース替わりで内有利もあったとは思うが、それにしても洋芝の札幌とは思えない時計が出る馬場が今年は続いていて、遂にレコード。しかもＬ１が11.3と逃げ馬すら脚を出し切っておらずちょっと特殊すぎる。このラップでは後方からの馬はかなり厳しい展開を強いられたと言っていいでしょう。かなり逃げ先行馬有利の馬場状態、展開だったと言えます。


　１着パドトロワはまずまずのスタートから先行争い。外をチラチラと見ながら最終的にハナを取りきった。前半３Ｆは33.5と早い流れ。３角で最内、若干緩めて11.5、単騎楽にハナをキープ。４角で仕掛けてすっと反応、１馬身差のリードを保って直線。序盤でテイエムオオタカが外から襲ってくるが差は縮まらず、Ｌ１でダッシャーゴーゴーが捌いてしっかり差を詰めてくるが凌いでの勝利となった。ハナを取りきったのも大きかったかな。ただ緩めてしっかり二の脚で加速できる競馬ができたのはハイペース専用だったことを考えると大きく変わってきたともいえそう。もちろん時計自体は早かったし、持ち味のスピードも活かしてのものではあるけど。この相手にこの競馬ができたというのは評価すべき点。ただいかんせん今回は馬場が極端だったし、Ｌ１も落としていないように、この時計でもまだ出し切ったというわけではないという点を考えれば、額面通りに受け止めるのはやや危険かもしれない。いずれにせよ、昨年のスプリンターズＳ２着馬の実績はこれで間違いないものだったとはいえそう。番手からでも競馬ができる馬だし、ペースが上がって良さが出る馬でもあるので、本番が楽しみになった。


　２着ダッシャーゴーゴーは五分のスタートから押して積極的に先行争いに、最終的に内ポケットの４番手で競馬。前にスペースを置いてちょうどパドトロワを見る形で３角。３角で最内追走、４角で少し前との差を詰めて２列目、１馬身差で直線。直線序盤でテイエムオオタカに閉められていてワンテンポ遅れてしまった。Ｌ１でようやく進路を確保するとそこからはＬ１11.3の流れでもしっかりと伸びてきていてパドトロワに急追するもハナ差の２着。まあＬ１が11.3と落ちていない流れの中で、要所でスペースなく進路もなかった時点で苦しかった。４角～直線でしっかり加速してパドトロワに迫って行ける展開ならなあというところ。結果的にだけど３角でアンカツが少し緩めたのがこの馬にとっては進路確保を苦しくさせたのかなという気がする。あそこで４角で前のスペースを使って押し上げた分、直線でテイエムに閉められた時の対応ができなかった。４角までは完ぺきに乗ったと思いますが、勝負どころの差が出たと思います。この内容を見る限り、地力という点ではパドトロワより上だとは思いますけどね。ただ、この馬はトップスピードが武器なので、今回レコードが出たとはいえＬ１落ち込まないような比較的平均的な競馬になったというのも良かった。これが本番でタフなスプリント戦になった時にどう対応してくるか。この辺りがGIではカギになってきそう。強い競馬ではあったけども、課題も残る。


　３着テイエムオオタカはまずまずのスタートから激しく押してハナ争い、内のパドトロワが行き切ったので番手の外で王道の競馬に。道中終始おっつけ通しで３角へ。３～４角で内目を必死に追走し１馬身差２列目外で直線。序盤で手応えでは見劣るがしぶとく、ダッシャーゴーゴーを内に閉じ込める。Ｌ１で脚色に差が出て進路も開いたダッシャーゴーゴーに交わされて、逃げるパドトロワにもジリッと差を広げられて完敗の３着。まあ馬場を考えると仕方ないのかなというところ。行き切っていたらまた別の競馬になったとも思えるんだけど、そのタラレバを言えないぐらい出脚で負けてた。個人的な分析だけど、この馬は３角で少し緩んだところでもおっつけておっつけてやっとだったから、本質的に1200ｍだとGIクラスではスピード不足だと思う。緩んだ分だけ追走が楽になったと思う。このままパドトロワが厳しいラップを刻んでいたら多分終わってた。今回結構強い競馬だけど、前２頭と比較して脚は出し切ってのものだから、差は小さくないんじゃないかな。1400ｍをもう一回試してほしいなあ。


　４着シュプリームギフトは五分のスタートから前列のハナ争いを見る形で好位集団の外。３角で外からじわっと押し上げ４角でも外を回して３列目の外、３馬身差ぐらいで直線。序盤でしっかり伸びてきて４番に押し上げてくると、Ｌ１でもしぶとく伸びてきたが圏内には届かずの４着。馬場や展開を考えると強い競馬。一応高速決着に対応してきた点も評価できる。特に内ばかりが上位にきている中で、外々を終始押し上げる競馬での４着というのは最大限に評価したい。かなり強くなっているし重賞ぐらいなら今後も勝てるチャンスはあるはず。GIとなると序盤のスピードがもう少し欲しいかなという気はする。前に行く行かないというよりも、前に行っても同じようにしっかりと終い脚を使えるかどうか。


　５着スプリングサンダーはやや出負けして無理せず後方からの競馬。道中はドリームバレンチノを見る形で進めて３角へ。３角で外目、ドリームバレンチノを見ながら押して追走、４角で加速して手応えよくドリームの外に出して後方で直線。序盤で外から伸びを見せるが前との差は絶望的。Ｌ１でもラップが落ちていない中で詰めてはいるのだが、ポジションの差が大きく影響しての５着完敗となった。まあ展開的には難しい競馬だったと思います。脚を溜めて、ドリームが仕掛けたのに合わせたけど、場所が外、前もばてないではどうしようもない。ただ、しっかりキレ負けせずに伸びてきた点からも、Ｌ１が落ち込むような競馬になってくれば違ったかな。そういう意味では次走は狙いやすい馬でしょう。


　７着ドリームバレンチノはまずまずのスタートだが序盤にダッシュがつかずに中団まで下げる。そこからは中団で追走しつつ３角へ。３角でシュプリームギフトを見ながら大外を追走、４角で仕掛けて後方外で直線。序盤の反応でかなり見劣り、外からスプリングサンダーにあっさり交わされる。そのまま見せ場なくなだれ込むだけの７着完敗。正直ちょっと心配な内容。極端なハイペースではなく、この馬のトップスピードと持続力を活かせる舞台。外差不利の展開は明らかにせよ、比較対象のスプリングサンダーを考えると完敗。騎手が合わなかった可能性はあるが、かなり心配な内容。


http://blog.livedoor.jp/catassan/
→次走狙い馬:ダッシャーゴーゴー,シュプリームギフト
→次走危険馬:ドリームバレンチノ  

叩きあいを制してパドトロワ。脚色では劣っていたが首の上げ下げで何とか勝利。人気馬が割と順当に走って各馬とも割と力を発揮した印象はある。

簡潔に。


１着　パドトロワ
あまり他が積極的過ぎなかったのでハナへ。結果的に持続的なスピードを生かせる形になって良かったと思います。
でもそれは正直言って本番でやってほしかったレース。昨年のスプリンターズＳでは直線上手く（？）フラフラして他馬を邪魔して２着を確保。今回ちょっとフラついてダッシャーゴーゴーを追いづらくしての勝利。体も上手く絞れていたし、全体的に１戦早かった感は否めない。


２着　ダッシャーゴーゴー
相変わらずいい馬体をした馬。パワーがありそうな馬体だから正直今年のように時計の速い馬場で平坦コースというのはどうなのかな？というところもあったんですが恐れ入りました。正直本番での勝負弱さがあるので次については何とも言えない。


３着　テイエムオオタカ
押して行くがハナへは行けず。よく粘ったものの絶対的なスピードではやはり若干劣るのか。個人的には生粋のスプリンターとは思わない。


４着　シュプリームギフト
良く差を詰めていて今が充実期と言ったところでしょうか。どういう路線を歩むかの興味はあります。


５着　スプリングサンダー
自分の競馬に徹して猛然と追い込む。器用さあるタイプとは思えないからこうして末一辺倒で行くしかないから小回りコースはもっと紛れてくれないと厳しいですよね。
１２００ｍでここ２戦健闘していますけど決してベストではないと思うので、１２００ｍも大丈夫ということでレース選択の幅が広がったということで前向きにとらえればいいと思う。


他

７着　ドリームバレンチノ
これはやはり外枠。ただ外をずっと回って全く工夫のない競馬ではこの結果も仕方ないし内に入れるタイミングも皆無だったから同情の余地はある。目下の勢いでもう少し抵抗できるかと思ったけど、思った以上に外枠はダメですね。


８着　ビウイッチアス
前に行く先行力は見せたけどそれこそ抵抗できず。現状はこんなもんかもしれませんね。揉まれない外枠はプラスかと思ったんだけど、古いがカンナＳのように立ち回る競馬の方がいいのか。
→次走狙い馬:スプリングサンダー  
→次走危険馬:パドトロワ,ドリームバレンチノ

次走危険馬 テイエムオオタカ

並ばれると差し返すという根性ではないのでゼヒともハナを主張したかったが好スタートを切ったパドトロワに楽にハナを奪われてしまう。
3角から藤田Jの手が激しくも手ごたえ抜群のパドトロワとダッシャーゴーゴーに簡単に突き放される内容。
ローカル平坦という格好の舞台がしばらくないので10月7日の京都オパールｓまで待って欲しいです。色気を出してスプリンターsに出ても足らないと思いますので…


次走狙い馬　ぱぁどぅぉとろぉうあ←発音はこんな感じ。　あとあと考えるとこの馬はスタートが上手いのですね。出遅れ癖??があるアンカツ爺にはピッタリ。すばやく先手を取り楽な手ごたえで最後は内側を突きダッシャーの進路を上手くブロック。この辺は流石。香港遠征以降のチグハグも完全に払拭して今が一番充実の時。昨年のスプリンターs2着を越えることができるかもしれない。

次走狙い馬　スプリングサンダー　自分の競馬に徹してます。展開の助けは要るものの小細工ナシの姿勢に好感持てます。予想段階では評価が低かったんですが洋芝でも替わらない脚を見せ付けられると次回に期待してしまいますね。ハマらなきゃ4,5着なんですが…
こちらは遠慮なくスプリンターsに出てきて欲しい。
逃げ切ることが至難の激流中山1200を春の稲妻が切り裂く所を観たいですね。

スプリント路線は昨今層が薄いと言われてますが、馬券的にはオモシロいので私的には戦国時代でもOKです。
レースレベル：4
→次走狙い馬:パドトロワ,スプリングサンダー
→次走危険馬:テイエムオオタカ  

レコードレース自体文句はない。
先行馬が逃げ切るレースも問題はない。

競争中のキングレオポルドが前に行きたいのに抑える騎手が変だなと感じた。

１２００ｍは体力温存なんか意味はない、お馬さんと会話の出来ない騎手に問題を感じる。

１０番人気のお馬さんの行く気を妨げて何をしたいのか？

騎手がお馬さんを壊す人が居るがそれは仕方がない、しかし行く気のあるお馬さんを止めてどうするの？

勝ち上がることが自分の命を残す事になる。

経済動物でも抑えるＧ１レースは必要だが、Ｇ３で抑えても意味がない！

案の定先行したお馬さんが勝利した。

結果を考えて抑える事も重要だが勝ち上がる事はもっと重要である！
レースレベル：2
→次走狙い馬:キングレオポルド       

実力ある騎手の勝利でレベル４に！

■…ドリームバレンチノ
松山が復帰してくれば走ることが今回のことで証明された格好。よって次走狙い馬に！

全く伸びなかった今回の走りについて、是非とも加用調教師に理由を聞きたいところ…騎手がニセモノなので仕上げなかったのか、それとも三浦が道中なんらかのミスをしたのか知りたいから。
いずれにしても、三浦を起用して掲示板すら載れなかったのは非常に遺憾で、少なくとも厩舎が２流であることだけは間違いないと言える。
ただし、三浦が乗って惨敗したこと自体は競馬が公正に行われたという結果で騎手界にとっては僥倖といえるだろう。
(三浦は名前がコーセイのくせに勝星はユーイチと同じで全てヤラセという洒落にならない騎手)

□…テイエムオオタカ
今回馬券になったからには次走人気になること必至。
しかしながら、所詮は「騎手より格下の石栗厩舎」なので人気で狙うくらいなら買わない方がマシ。
したがって、厩舎の格からして次走も勝ち切れずに複勝圏で終わるのが関の山なので次走危険馬に推奨！

四位くんはもう引退して結構です…
こんな騎手が２年連続ダービージョッキーというのだから「競馬は全て八百長」といわれても仕方ないだろう。
池添といい、四位といい、どうして彼らが大レースを勝ったのか不思議でならない。
まあ、四位はすでに干されているので構わないのだが、ユーイチ(福永と呼ぶと天才のお父さんに失礼だから…)、コーセイ(不公正の塊のくせに名前だけは立派…何しろ「皇」は天皇の皇なので陛下に失礼極まりない…)、池添(親父のおかげで３冠騎手。実力はリーディング２０位以下…)などというニセモノ騎手がまだまだ大勢蔓延っているのが問題。
一日も早く「実力に見合った馬配分」になることを願って止まない！
彼らに良い馬が回らなくなって初めて騎手界は正しい道を歩むことができるはずだから！
下手の集まりでも公正に行われる方が遥かに今よりマシ。ただし実力通りに馬が配分されると上位は柴山を除く元地方の４人「安藤勝・岩田康・内田博・小牧太」に独占されるだろうけどね！(マジで)

はっきり言うが、武豊は下手ではないが記録ほど上手くもない。もちろん競馬学校卒の中ではダントツの技量はあるけど…言うなれば、「Ｊリーグ黎明期に海外に挑戦したカズのレベル」と言ったところが妥当。
現調教師の的場の方が遥かにここ一番の信用度は高い＝所詮はそれ以下ということ！
(反論あればいくらでも受け付けます！笑)
レースレベル：4
→次走狙い馬:ドリームバレンチノ  
→次走危険馬:テイエムオオタカ  

　予想以上にパドトロワが速く、テイエムオオタカは２番手に・・・この時点で予想は外れているよな・・・

　結局はパドトロワの逃げ切り勝ち。このペースで引っ張って止まらないのでは後ろからはどうしようもない。完勝。

　ダッシャーゴーゴーはほぼ完璧な競馬。好騎乗も相手が強かった。パドトロアが引っ張ることで速い流れに、抑える必要も無く後半は５６ｋｇならこのくらいやれますと言う走り。

　３着のテイエムオオタカは良く残ってくれました。２番手でしぶとい競馬が出来るのは成長によるもの、無理にハナを取れば潰れていたでしょう。タイム的にも実力は出し切っていると思います。

　４着シュプリームギフトは上位の馬とはまだ差がある感じですが、ここ４走は間隔も詰まっていますので、このタフさはすごいと思います。

　５着にスプリングサンダーは、前が速くなったことで台頭もここまで。

　予想としては、パドトロワのスピードを見くびった点につきます。ただ、テイエムオオタカが頑張ってくれたので、損はしなかった感じです。

　２着のダッシャーゴーゴーは力を認めつつも、緩いペースが災いすると見て切りました。どうも、安藤騎手と自分の予想は相性が悪い。

　ドリームバレンチノは、力の使い方がうまくない。乗り替りが全てかも。まぁ、三浦騎手より乗れなくなった松山騎手を恨むべきか？

　あとはビウィッチアスが思ったほどではなかった感じ。洋芝生向きですかね？

　勝利したパドトロアはスプリンターズＳで去年以上を当然狙うでしょうが、馬券になる可能性高そうです。
レースレベル：4
→次走狙い馬:パドトロワ