いくら軽量とはいえ芝勝利どころか３着入賞すらない横山典の息子の勝利には唖然を通り越して愕然とさせられた。よってこんな状況は２度と起きないと判断できるのでレースレベルは最低の１とする。

■…メイショウウズシオ
不満があるなら早々に騎手を辞めてほしいと３着負けの四位のお粗末なマクリには横山の息子の勝利以上に愕然とさせられた。
本来このような穴決着で終わったレースになど狙い馬などいないのだが、ギリギリ同馬だけは次走で騎手を変えれば好走する可能性がありそうなので次走狙い馬に挙げておく。

□…サイモントルナーレ
漁夫の利、でなければ岩田康以外の騎手があまりに下手なおかげのマグレ勝ちであることは間違いない。
よってどんなに人気になっても次走好走できる訳はないので次走危険馬とする。

※メンバー的に絶対連対以上しなければおかしな存在だったメイショウウズシオの３着に…

別に「長距離戦は騎手の腕」の格言ではないが、破格の鞍上強化だったトラストワンの馬券圏内必至と思ったので「あとは岩田康と互せる馬に騎乗する者」と考えて４－５馬券で勝負したところ、四位がマクって来た時には「良しこれで４－５馬券できた」と喜んだとたん、まさかそこから岩田の馬に馬体を接するどころかどんどん余計に外を回しているうちに横山の息子にまで内を掬われた時には愕然とさせられた。
ゴール後、あまりの四位のお粗末なコース取りと追いの腕のなさに「なぜこんなジョッキーが２年連続でダービーを勝たせてもらったのか？」と不思議さを通り越して怒りすら浮かんできた。

競馬が荒れることは多々あるので横山の息子が勝ったことにはまだ納得もできる。だが、今回の四位のようにベテランのくせにただ外を回してきただけとしか見えない腕のない騎乗を見せられるのは大いに憤慨する。

ファンの罵声に「うるせー」と応える前にタニノギムレットを皐月賞で負けさせた己の腕の未熟さを反省しろと藤田のあきらめ具合騎乗と共に注意したいほど。
ちなみに、すでに藤田伸二は２流・２番煎じの暴露本を出して騎手としての人生に見切りをつけているようなのでほっとけばそのうちいなくなるので済むのだが、そんな藤田のような行動も取れないくせに何度もブザマを繰り返す今の四位などは競馬を舐めているのかと思わずにいられない。
まったく、これだから武豊以降の競馬学校の騎手たちにはあきれしかない。

なぜＪＲＡは地方に行かせて学び直すような仕組みがないのかと、あまりに未熟者しか排出しない学校の在り方に怒りを覚えさせられた。
おそらく競馬学校とは、額面のプロ養成所などとは程遠い単なる乗馬クラブの延長みたいなものでしかないのだろう。だから見ていて納得できるような騎乗を見せられる者がマレにしか出てこないのだ。というより、武豊以外は誰も騎手と呼べないのではないだろうか。だからこそ外人ジョッキーに言い様にやられているのだろう。たしかにたけゆたかですら世界には通用しないのだから他者はもちろん下手ばかりは当然なのだが…

こんなことだからＭ・デムーロが馬主たちに必要とされるのだとつくづく感じさせられたレースであった！
勝ったのが横山の息子だったのもオチになると言えばオチなのだが…笑
レースレベル：1
→次走狙い馬:メイショウウズシオ  
→次走危険馬:サイモントルナーレ