セキショウに逃げを許した他の先行馬騎乗のジョッキーたちがあまりに不甲斐なさすぎたレース。これではとてもじゃないがＧ１レースの指定戦とは思えないためレベルは最低の１とせざるを得ない。

□…セキショウ
マイペースの逃げが打てた時点で好走確定は納得できるが、如何せん楽に競馬できたことが全てであると思われるからには次走好走などできる訳がない。よって例年の紫苑Ｓ勝ち馬と同じく「格下レースの勝ち馬」として軽視せざるを得ず、次走危険馬の筆頭と判断。
もちろん同馬に負けたその他の馬全てがせいぜい1000万条件で掲示板好走組でしかなく、レースレベル１と判断できるからにはとてもじゃないが次走狙い馬など挙げられない。

吉田豊の勝利には納得！
予想上で最高に良かった着順がトーセンアルニカの４着という完敗予想になったことには反省するも、吉田豊が逃げ切ったことには彼の技術を高く評価している私としては大いに納得できるのでそれだけが今回せめてもの救い。

それにしても、本命視したマコトブリジャール(柴田大)が逃げも打てずに負けたことによって「やっぱり前走穴馬のマグレ勝ちは続かない」という格言をイヤというほど思い知らされた。
また、クラウンロゼのような馬が春先にどうして３連勝できたのか大変不思議でならないとも感じた。
このことからも今回人気に推された三浦と柴田大には「騎乗技術よりももっと自分の乗る馬のことを研究すべきである」と思った。
【吉田豊が逃げた時点でペースが早くないことくらい誰も分かっていたはず。なのにスイスイ行かせた挙句、後続のマトになる見事な先行タレ込み競馬となってしまったことに見飽きた負け方を見せられて思い切り苦笑させられた】
レースレベル：1    
→次走危険馬:セキショウ