2013年　タイム 2’01”0 (良) 1FAve=12.10 3FAve=36.30

ラップ
①12.9-②11.4-③12.2-④12.4-⑤12.7-⑥12.5-⑦11.7-⑧11.6-⑨11.4-⑩12.2
1FAveとの誤差
①+0.8 ②-0.7 ③+0.1 ④+0.3 ⑤+0.6 ⑥+0.4 ⑦-0.4 ⑧-0.5 ⑨-0.7 ⑩+0.1
テン36.5-中盤49.3(3F換算36.98)-上がり35.2　『加速・中弛み』

『加速』・・・逃げ◎　先行○　差し△　追込×
『中弛み』・・・逃げ◎　先行△　差し×　追込○

1着カミノタサハラ・・・ディープインパクト×フレンチデピュティ=サンデーサイレンス×ヴァイスリージェント　〔4-n〕　４－４
2着ミヤジタイガ・・・ネオユニヴァース×El Corredor=サンデーサイレンス×ミスプロ　〔11-g〕　５－４
3着コディーノ・・・キングカメハメハ×サンデーサイレンス=キングマンボ×サンデーサイレンス　〔4-d〕　５－７

流れは、テン-上がりのラップ差から『加速』と中盤の弛みから『中弛み』の複合ラップ。⑦からペースアップして、残り4Fのややロングスパート気味の上がり勝負の様相。先行して雪崩れ込むようなダート型の適性が問われたものと考える。展開的には、逃げが最も恵まれ、次いで先行、差し・追込には厳しい流れと考える。

1着カミノタサハラは、前走500万条件戦1着(=東京芝1800m)からの好走。中山コースは(0-0-1-0)、芝2000m戦は(1-0-0-1)でした。これまで全3走とも上がり最速で好走していた馬だが、位置取りは差しが多かったが、今回は先行して好走。全兄マウントシャスタで、12年毎日杯2着(=阪神芝1800m)好走歴もあり、この時期の成長力は優れた一族だったと考える。好走したことは評価するが、今回は母父ヴァイスリージェント系の特性が活きる流れだったことが好走要因と思われ、皐月賞でキレが問われるようだと苦戦するのではと考える。
　ディープインパクト産駒はサンデーサイレンス系で、広いコースで加速をつけながら全開になる末脚が武器で、スローで脚を溜めてキレキレの瞬発力を繰り出す。一瞬でトップスピードに乗れるタイプと点火に時間がかかるタイプがいて、前者は馬体重が軽い馬、後者は馬体重の重い馬が多い。本馬は馬体重510kg台と大型馬で、後者のタイプ。道中が速いペースだと脚をなし崩しに使わされて末脚が鈍るので、距離短縮の速い流れの時には過信禁物。逆に距離延長で緩い流れとなるときには狙い目。スローでしか好走歴のない馬の距離短縮時は、疑って掛かる方が良い。母父フレンチデピュティはヴァイスリージェント系で、セカンドステージが存在する芝・ダート兼用タイプ。鮮度や勢いが好走に重要なポイントで、好走中なら馬体重がポイントになる。使い詰めると馬体重が減りやすい傾向があり、パフォーマンスが低下する。距離の守備範囲は広いが、牡馬は1600m以上、牝馬は1600m以下の勝ち鞍が中心。芝・ダート兼用型のため、“時計のかかる芝”や“時計の速いダート”が得意で、芝もダートも重馬場を得意。
　No.〔4〕の牝系は、2歳時にも好走可能だが、3歳春から力をつけてクラシックでも好走することの多い牝系。成長能力に優れ、スタミナも豊富。2歳時はもともとの素質で走る感じだが、3歳春シーズンになると実が入り始める。分枝記号nは、仕上がり早で素軽いスピードと立ち回りの上手さが持ち味。底力には欠けるが器用さでカバーする。また短距離向きの馬が多く、中距離馬は洋芝開催向き。

2着ミヤジタイガは、前走若駒Ｓ5着(=京都芝2000m：0.5秒差)からの激走。中山芝コースは(1-0-0-1)、芝2000m戦は(0-0-0-2)でした。近走はオープン戦や重賞で善戦するも僅差好走といった感じだったが、今回人気薄だが2着好走。中山芝コースが得意なネオユニヴァース産駒だったことや、先行してパワーで押し切るダート型の適性も問われたことが今回の好走要因と考える。本馬も1着カミノタサハラ同様に皐月賞でキレが問われるようなら、苦戦するタイプと考える。
　ネオユニヴァース産駒はスタミナ型サンデーサイレンス系で、ダービー好走血統。しかし基本的には中山芝コースなど小回りコースでの好走が多く、短い直線をぐいっと抜けてくる器用さが武器。また内枠で我慢できるのも、ネオユニヴァース産駒の強み。また鋭い瞬発力を繰り出すタイプには能力の高い馬が多く、速い上がりを使えるタイプには大物が多い。代表産駒ヴィクトワールピサがドバイＷＣ1着好走ということもあり、オールウェザー馬場に適性がある=ややダート寄りのパワー型という適性を意味し、ダート向きのタイプも多い。速い上りが使えない本馬の好走は、このダート向きの適性によるところに起因するものと考える。母父El Corredorはミスプロ系で、どちらかといえば早熟型で仕上がりは早く、短距離～マイルに向いた芝・ダート兼用血統。
No.〔11〕の牝系は、3歳春から秋にかけて成長し、古馬でもう一段階成長する。東京や京都などののびのび加速できるコースに強い牝系。分枝記号gは、パワータイプが多く雨も苦にしないが、不器用なタイプも多く厳しい流れで力を発揮する。

3着コディーノは、前走朝日杯ＦＳ2着(=中山芝1600m：0.0秒差)からの好走。中山芝コースは(0-1-0-0)、芝2000m戦は初でした。12年札幌2歳1着(=札幌芝1800m)→12年東京スポーツ杯2歳Ｓ1着(=東京芝1800m)→12年朝日杯ＦＳ2着と重賞連続好走中にて、強さは信頼できる馬と考え、また全4走とも上がり上位で好走していて、また札幌・中山など小回りコースも東京の広いコースでもコース不問で先行して好走している点でも、崩れにくい信頼できる馬と考えて好走に期待して評価し、結果3着好走。レースをみると先行していたがペースアップした際に内に包まれて直線苦戦していたようにみえ、加速するも伸びきれずといったように思われました。前走朝日杯ＦＳでも追い比べで叩き負けしたような感じから、長い直線の東京向きのタイプと推測するが、2戦連続して中山芝コースで苦労した結果が次走活きるのでは？と考えて皐月賞にも期待したい馬と考える。また弥生賞と皐月賞は近年つながりにくく弥生賞はややパワー型のダート血統が走るが、皐月賞では上がり勝負の瞬発力型も好走できる流れになることも多いことからも反撃が期待できる馬と考える。
　キングカメハメハ産駒はキングマンボ系で、格の高いレースで究極のスピード競馬(=レコード決着)になるほど凄味をきかす血統。厳しい展開ほど持ち前の底力が活き、2歳から走れる完成度の高さと成長力がある。本格化前は詰め甘な点があることには注意が必要だが、ダービーの時期からは実が入り、成長力も豊富。また馬場悪化時にも好走が多く、これはキングマンボ系特有の道悪の上手さに起因するものと考える。母父サンデーサイレンスは、前走の勢いをそのまま活かして好走することの多い特性がある。瞬発力を武器に上がり特化のレースで強く、勢いのあるときには重賞挑戦はプラス要因。
　No.〔4〕の牝系は、2歳時にも好走可能だが、3歳春から力をつけてクラシックでも好走することの多い牝系。成長能力に優れ、スタミナも豊富。2歳時はもともとの素質で走る感じだが、3歳春シーズンになると実が入り始める。分枝記号dは、精神的にタフなタイプが多く、遠征や重馬場は苦にしない。また前走好走だと次走でも好走しやすい特性も持ち、特にトライアルレースなど前哨戦快勝→ＧⅠは必殺のローテーションとなる。

弥生賞のポイントは、
①『中弛み』が基本の流れ。4コーナー5番手以内に好走馬が多い。
②内枠の先行馬の好走が多い。
③サンデーサイレンス系が中心。欧州型スタミナ血統の要素があると好走しやすい。
④ダート型の持続適性に優れた血統にも注意が必要。
⑤オープンや重賞好走実績のある馬か、近走好調な馬。
⑥朝日杯ＦＳ好走馬、京成杯上位好走馬、ラジオＮＩＫＫＥＩ杯2歳Ｓ好走馬は好走が多い。
→次走狙い馬:コディーノ  
→次走危険馬:カミノタサハラ,ミヤジタイガ

第50回弥生賞は、１番人気のエピファネイア（ビュイック）及び２番人気のコディーノ（横山典弘）が敗れ大波乱の決着となった。

その波乱の第50回弥生賞を制したのは、６番人気のカミノタサハラ（内田博幸）であった。

競馬理論の競馬予想では、スローを大外から差し切った平場５0０万戦及びイン有利の馬場で外を回らされて脚を余したホープフルステークスの強い内容から、カミノタサハラに高い評価を与えてはいたが、本命評価にまではできなかった。

レースでは、カミノタサハラは、中団よりやや後方の外目を追走し、３コーナー過ぎから徐々に上位に進出した。

そして、カミノタサハラは、直線に向くと鋭く伸びて内で粘る人気馬を差し切り、第50回弥生賞を制覇した。

カミノタサハラの第50回弥生賞の勝利という結果は、外を回っても不利な馬場ではなかったにせよ終始外を回って押し切ったものであり、レース内容も悪くない。

よって、本番の皐月賞の競馬予想においても、外が不利でない馬場であればカミノタサハラの追い込みに高い評価を与えるべきである。

一方、第50回弥生賞の２着には、１０番人気のミヤジタイガ（和田竜二）が入り大波乱を演出した。

競馬理論の競馬予想では、オープン特別でも通用していなかったミヤジタイガに高い評価を与えることはできなかった。

レースでは、ミヤジタイガは、中団のインで待機し、４コーナーでは馬群を縫うように先行集団に取り付いた。
そして、ミヤジタイガは、直線でも内から力強く伸びて２着を確保した。

ミヤジタイガの第50回弥生賞の２着という結果は、１０００m通過６１秒６のスローペースでのコースロスのない競馬に恵まれたものであり、レース内容としての価値は低い。

よって、本番の皐月賞の競馬予想においては、ミヤジタイガに第50回弥生賞２着の実績ほどの高い評価は不要である。

一方、競馬理論の競馬予想が第50回弥生賞で本命に予想したコディーノは３着に敗れてしまった。

競馬理論の競馬予想では、東京スポーツ杯の強い内容と先行馬不在のメンバー構成から好位のインを追走できそうな展開面を考慮して、コディーノを本命に予想した。

レースでは、コディーノは、インの３番手の絶好位から競馬を進めた。
そして、コディーノは、直線で前が開くとミヤジタイガの内から追い込んだが、ジリジリとしか伸びず、３着止まりであった。

コディーノの第50回弥生賞の３着という結果は、若干仕掛けが遅れてしまったことを考慮しても、クラシックを狙うという意味では残念なレース内容であった。

よって、本番の皐月賞の競馬予想においては、コディーノが勝ちきるためにはイン有利の馬場で好位のインを追走するなどの展開の助けが必要と判断すべきである。

一方、第50回弥生賞で１番人気に推されたエピファネイアは４着止まりであった。

エピファネイアは、３番手の外目を追走し、直線に向くと一旦は抜け出して先頭に立ったが、ゴール寸前で脚があがってしまい、４着に敗れてしまった。

エピファネイアの第50回弥生賞の４着という結果は、外枠からの発走で折り合いを欠いてしまったものであり、悲観すべき内容ではないが、スローペースを先行して止まってしまったことも事実である。

よって、本番の皐月賞の競馬予想においては、エピファネイアの巻き返しの可能性もあるが、過剰に人気になるようであれば押さえ程度の評価にとどめるのも一つの手である。

一方、第50回弥生賞では３番人気のキズナ（武豊）が５着に追い込んだ。
キズナは、中団よりやや後方の馬群の中を追走し、直線に向いたところで前が壁になってしまった。

キズナは、そこから外に持ち出されると、一頭だけ違う脚で伸びてきたが、５着までが精一杯であった。

キズナの第50回弥生賞の５着という結果は、前が壁になって仕掛け遅れで脚を余したものであり、レース内容としては一番強かったと見ることもできる。

よって、本番の皐月賞の競馬予想においては、キズナに第50回弥生賞組でもトップクラスの高い評価を与えるべきである。

以上のように、第50回弥生賞では、エピファネイア及びコディーノのクラシックの有力候補が敗れたことにより、２０１３年３月７日のクラシック戦線は大混戦模様となった。

競馬理論のファンの方は、大混戦のクラシック戦線の穴予想をお楽しみに。

以下のURLから2013年以前の弥生賞の関連記事がご覧いただけます。
http://www.keibariron.com/database/yayoisho　

弥生賞のコースやレースの特性が知りたい方には大変好評をもらっています。
予想屋マスターhttp://www.keibariron.com/
レースレベル：3
→次走狙い馬:キズナ       

上位人気をどれも消せなかったから馬券は少ししか買ってなかったのが救いも酷い予想をしてしまいました(笑)

エピファネイアは私のイメージほど抜けてなかったみたいですね。
騎手がかわってスタートからかかっていたことや、余裕残しの仕上げを考慮しても、イメージしていたような超大物ならこの程度は問題なく勝ちきっていたと思うので。ただトライアルで悪いところを出せてよかったのでは？

コディーノも直線かなり狭いスペースを抜けなきゃいけなかったのと余裕残しがあったにしてもしょぼいなという印象。この馬は府中のバンバン早いあがりがでるような馬場がベストというのもあるのかもしれないけど、エピと同じく2強とかいえるような立場の馬じゃなさそうです。

どちらも今年のクラシック戦線で有力な馬であることにかわりはないけれど、混戦になってきましたねぇ。

カミノタサハラは本来広いスペースの府中向きの馬を内田が剛腕でまくってみせたという印象で、フルゲートの皐月で同じことをすればロスは大きくなるし、内枠ひいて狭いスペースを瞬時に抜けてくるというイメージもわかない。やっぱり本質的には広いコース向きだと思うので皐月無印ダービーで重い印という評価になりそう

ミヤジタイガもこのレースに関しては強かったと思います。中山に良績があったし、この馬も若駒Ｓ組だから上位人気に疑いの目を向けるという予想の切り口ならば目がいった馬かもしれませんが、今回は上位人気を盲信してしまうという残念な予想だったために、まったく目を向けることができませんでした。

少し離なされたけどしまいいい脚で差してきたヘミングウェイまでは展開や馬場でころころと着順がかわってきそうな結果でしたね。ほんと混戦だ

いまのところ皐月の本命はメイケイペガスターかなあ。誰が乗るんだろう     
→次走危険馬:カミノタサハラ  

勝ったカミノタサハラは中団から差し切り。
久々にディープ産駒の初重賞が炸裂しましたねぇ。
ここまで散々だったので、もうディープは怖くないと思った矢先に。

2着ミヤジタイガも中団から。
中山得意のネオユニ産駒とはいえ、2走前普通に完敗ですし、
終わってから考えても来た理由が思い当たりません。
どんな大穴でも、たいていは後付けできるんですが・・・。

3着コディーノはやはり大きくは崩れませんね。
アドマイヤムーンみたいな感じで現時点では底力が乏しく、
春は苦戦しそうですけど。

エピファネイアは結局シンボリクリスエス産駒でしたが、
早め先頭で負け方自体は良かったですね。
これで株が暴落すれば本番で狙ってしまいそうです。

バッドボーイは逃げられず失速。
まぁあの感じでは逃げてもどうにもならなかった気はしますが、
差して2連勝のサトノで逃げるとか、戸崎騎手張り切りすぎだろうと。
レースレベル：1
→次走狙い馬:エピファネイア       

私の予想はキズナ本命でした。２強＋キズナで３強を形成して、皐月賞へとつながるというイメージです。３強を形成するためには、キズナは勝たなければならなかったので、本命にしました。さらにいえば、確実にダービーまでの出走権を取るには最低２着、できれば１着の本賞金加算が欲しかったし、そういう仕上げをしてるように見えました。だからこそ、勝てると思ったのですが・・・。ただ、この馬の今後の取捨はホントに難しい。弥生賞で逃げて３着とかの権利取りのレースをしたりしたら、切りたいところでしたが、今回限りと思われる武豊が今後も想定してか、後ろからの競馬。この時期の中山であの競馬でこれたらスゴイですよね。もう少し切れ味を出せれば、もう少し上に行けるかもしれない期待を感じしてしまいます。それと、次は皐月賞を目指すのか、除外されて違うレースへ進まざるを得ないのか。それとも、早めに断念して、ダービートライアルにいくのか。個人的には、ダービートライアル直行で切れ味を磨いて、東京で披露してほしい。けど、この厩舎は先行馬の印象が強いですよね。末脚のキレを磨くよりも、先行して粘る脚をつけた方がいいのか？結局、この馬についてはいろいろ考えましたが、結論が出せませんでした。。。

さて、勝ったカミノタサハラはキズナと同じ中団の外から楽な手応えで前に取り付き競り勝つ内容は完勝ですよね。２走ボケ的なものがなかれば、次も本命視でいいんじゃないでしょうか？

あとはヘミングウェイ。細江さんが言ってましたがマイルの馬なんじゃないかな。皐月賞ではなく、マイル戦線に矛先を向けてくれれば、いいんだけど。マイルなら、もっと、切れると思うんだよね。
レースレベル：5
→次走狙い馬:カミノタサハラ,ヘミングウェイ     

蛯名JKも心中穏やかではないでしょうね。えてしてある乗り替わりの馬が一着で自分の選んだ？？馬が沈む。。。蛯名JKのいろんなしがらみがあるのかもしれないけれど、カミノタサハラは気になっていたけど蛯名ファンとしてダービーフィズを信じた。これは仕方ない結果。青葉賞からダービーならばウインバリアシオンや、昨年のフェノーメノのこともあるし悲観する必要はないだろう先行投資として納得しよう。逆に内田JKは皐月賞にはコパノリチャードだったと思う。こちらも心中穏やかではないでしょうね。

弥生賞からの皐月賞制覇としては3着コディーノまではあり得る話となるが、レースレベルはどうだっただろうか、戦前までの勢いならばこのレースを勝利し4勝馬となる馬がいるだろうと思ったが現れなかったことを考えると今年の3歳馬は少しレベルが低いかなとも思う。となるとスプリングSの結果にもよるが2歳王者のロゴタイプがなんだかんだ言っても一番強いのかもしれない。

ミヤジタイガの臨戦過程はこれで好感が持てるものの信頼感としてはまだまだ。しかし展開の助けはあったにしても2:01，0で走破したのは評価できる。それと気になりすぎてワイド3-4を当ててしまっただけに本番は狙いが崩れそうなのが怖い。本レース以上のG1ペースになっても流れ込みできるか和田竜二と岩元の組み合わせとなるとテイエムオペラオーのこともあり軽視は禁物か。どちらにしても混沌とした皐月賞、若葉SとスプリングSにもかなり注目しないといけない。
レースレベル：4
→次走狙い馬:カミノタサハラ,ミヤジタイガ     

　7-ω-)　あと2ヶ月半でオークス、ダービーとなりますね。目標が近づき、使うレースとその結果の重みは、大きなものとなります。･･･ということで、報知杯弥生賞を使用した馬のクラシックについて、俺データではどのような評価となるのか記しておきます。
　初めに牡馬の馬体重に関する俺データについて。

　7-ω-)　【俺データその1】皐月賞の前走が3月または4月であり、かつそこで10キロ以上の馬体重減があった馬は、0.0.0.29となっています。ここから皐月賞にクロスボウ、キズナ、バッドボーイが直行した場合は、消しと評価いたします。

　桜花賞と同様に、皐月賞においても前走着順にボーダーが見られます。

　7-ω-)　【俺データその2】前3走内にG1戦で3着以内か前2走以内に重賞戦で2馬身差以上の勝利がある馬を除き、前走が3番人気以下で6着以下に負けている馬は、0.0.1.93となっています。ここから皐月賞にクロスボウ、トーセンワープ、マイネルクロップ、ヘミングウェイ、バッドボーイ、ダービーフィズ、サトノネプチューンが直行した場合は、消しと評価いたします。

　7-ω-)　･･･ということで、正しくは次走危険馬ではないのですが、皐月賞における消し馬として、クロスボウ、バッドボーイをあげさせていただきます。

　7-ω-)　上記の俺データで消しにならなかった馬は、カミノタサハラ、ミヤジタイガ、コディーノ、エピファネイアとなりますが、その他の皐月賞俺データ（現時点で総数47条件）で見てみると、カミノタサハラとエピファネイアがそれぞれ異なる俺データのひとつに引っかかり、消し馬となっています。
　カミノタサハラは、あっても3着まで。近2走がともに芝で、かつ何れも3馬身未満での連続勝利馬のうち、前走が良・稍重で着差1馬身未満の勝利だった馬は0.0.5.12となっています。
　エピファネイアも、あっても3着まで。こちらはラジオNIKKEI杯がドスローであったことがよろしくありません。2走前が芝2000の良・稍重で、タイムが2.04.5以上だった馬は、前走が重賞戦で、かつ着差4馬身以上の勝ち馬でなければ0.0.4.16となっています。

　7-ω-)　･･･と、いうことで次走狙い馬ですが、皐月賞に直行する弥生賞組であるならば、ミヤジタイガとコディーノをあげさせていただきます。

　;-ω-)　データばっかり追っていて、予想がさっぱりなものだから、井崎先生の辛い気持ちが解ってきたこの頃です。実馬券は直前オッズで軸の変更やBOX買いをしたり、人気の無い馬の単・複を買っていたりで回収率はプラスなんですけどね。予想の印を人気サイドに振る作戦は早々に取り止めて、来週からは人気の無い馬から4頭に印を打つことにしたいと考えているところです。

　7-ω-)　いつも読んでいただき、ありがとうございます。それでは皆様、良い競馬を。
→次走狙い馬:ミヤジタイガ,コディーノ
→次走危険馬:クロスボウ,バッドボーイ

最強対決にて結果抜きにしてレベル最高の「５」！

■＝コディーノ
エピファネイアに先着できたことで現状では皐月賞でも馬券対象最有力と判断して次走狙い馬一番手に。

■＝エピファネイア
今回は最後に捕まってしまったが、初東上、ビュイックのテン乗り、王道の先行競馬での少差４着であれば今後も十分期待できると判断して次走狙い馬二番手に。(次は鞍上が低下するのが割引きで)

□＝ミヤジタイガ
驚愕の大好走であり、ましてや主戦が和田くんなので次も好走できるなどとても期待できないと判断して次走危険馬に。

一番驚いたのは戸崎の逃げ…
波乱の原因がサトノネプチューンの緩みのない逃げにあることは否めない。それだけに前に行った戸崎の騎乗が指示によるものなのか気になってならない。
末脚で連勝していた馬なので今回スッと出しただけでも戸崎の技量の高さは理解できるものの、もしも今回が騎手お任せで行ったのであれば案外クラシックの大穴は同馬になるかもしれない面白さもあると思われてならない。間違いなく人気が落ちるので戸崎の技量なら手の内に入れさえすれば自在性を活かして今度は自ら波乱馬になるかもしれないから！(楽しみ)
レースレベル：5
→次走狙い馬:コディーノ,エピファネイア
→次走危険馬:ミヤジタイガ