2014年　タイム 1’47”0 (良) 1FAve=11.89 3FAve=35.67

ラップ
①12.7-②10.8-③12.0-④12.5-⑤12.0-⑥11.8-⑦11.7-⑧11.3-⑨12.2
1FAveとの誤差
①+0.8 ②-1.1 ③+0.1 ④+0.6 ⑤+0.1 ⑥-0.1 ⑦-0.2 ⑧-0.6 ⑨+0.3
テン35.5-中盤36.3-上がり35.2　『一貫・中弛み』

『一貫』・・・逃げ△　先行○　差し◎　追込△
『中弛み』・・・逃げ◎　先行△　差し×　追込○

1着ケイアイエレガント・・・キングカメハメハ×A.P. Indy=キングマンボ×エーピーインディ　〔1-n〕　１－１
2着キャトルフィーユ・・・ディープインパクト×Tajano Run=サンデーサイレンス×グレイソヴリン　〔12-d〕　３－３
3着フィロパトール・・・ジャングルポケット×Wild Again=グレイソヴリン×ニアークティック　〔2-f〕　２－２

流れは、テン-上がりのラップ差の少なさと中盤の弛みより、『一貫・中弛み』の複合ラップ。
展開的には、逃げがやや恵まれ、先行・差し・追込はほぼ有利・不利はない状態だが、小回りローカルコースの福島芝コースより、より前につけた馬の方が有利な条件はあったと思われる(=「ローカルコースの鉄則」が当てはまったと思われる)。

1着ケイアイエレガントは、前走中山牝馬Ｓ2着(=中山芝1800m：0.2秒差)からの好走。福島芝コースは(0-1-1-0)、芝1800m戦は(0-1-0-3)でした。前走中山牝馬Ｓでは、先行し4コーナーで早め先頭にたち、そのまま粘って2着好走。中山牝馬Ｓ上位好走馬の好走も多く、また「ローカルコースの鉄則」より、先行できる脚質と内枠はプラス要因になると考えて好走に期待して評価し、結果1着好走。中山牝馬Ｓ好走馬は、福島牝馬Ｓで好走が多いのだが、これは小回り急坂右回りコースという点で、中山芝コースと福島芝コースが似ているため、前走好走馬がその適性を活かし好走しやすいのだと考える。その上で福島芝好走歴がある馬はなお良く、この点でも本馬には好走歴があり、適性が高かった馬と考える。重賞連続好走からも、本馬は本格化と思うので、今後の活躍には期待したい。だが母父A.P. Indyからも小回りコースの方がより持ち味を活かしやすい馬と思えるのと、逃げの脚質にて、次走ヴィクトリアＭの東京芝1600mでは直線の長さで目標にされやすい点があるため、好走は容易なことではないと考えるが、それでも今の充実度と速い上りも使える器用さには期待したい。
　キングカメハメハ産駒はキングマンボ系で、格の高いレースで究極のスピード競馬(=レコード決着)になるほど凄味をきかす血統。厳しい展開ほど持ち前の底力が活き、2歳から走れる完成度の高さと成長力がある。本格化前は詰め甘な点があることには注意が必要だが、ダービーの時期からは実が入り、成長力も豊富。また馬場悪化時にも好走が多く、これはキングマンボ系特有の道悪の上手さに起因するものと考える。母父A.P. Indyはエーピーインディ系で、平均ペースで流れる8.5～10Fの中距離に強い典型的なアメリカン血統。瞬発力よりも全体的なスピードで勝負する。夏に強く、芝・ダート兼用型で代表産駒はダートに多いが、日本ではやや芝向き。ローカルの平坦中距離はもちろん、坂のある1800m&2200mでも狙える。
　No.〔1〕の牝系は、クラシックで好走が多く3歳春にはある程度完成する、完成度が高く仕上がりの早い牝系。3歳秋以降は緩やかに成長する。分枝記号nは、仕上がり早で素軽いスピードと立ち回りの上手さが持ち味。底力には欠けるが器用さでカバーする。また短距離向きの馬が多く、中距離馬は洋芝開催向き。

2着キャトルフィーユは、前走中山牝馬Ｓ2着(=中山芝1800m：0.2秒差)からの好走。福島芝コースは初で、芝1800m戦は(1-2-0-3)でした。前走中山牝馬Ｓでは、3ヶ月の休み明けを先行して2着同着で好走。叩き2戦目は(1-1-0-3)と好走も多く、前走より状態は上昇すると思うし、また先行できるのも強み。前走より斤量が2kg増えること、福島芝好走歴がない点はやや割り引いて、好走に期待し評価したが、結果2着好走。本馬も1着ケイアイエレガント同様に重賞連続好走にて本格化モードと思われ、今回はより小回り芝コースに向いた適性の差でケイアイエレガントの方が上だったのだと考える。次走ヴィクトリアＭに向けては、半姉レディアルバローザが11年ヴィクトリアＭ3着好走しているし、本馬は小回りよりも広いコースの方が適性を活かしやすい馬ではと思うので、次走の好走に期待します。
　ディープインパクト産駒はサンデーサイレンス系で、広いコースで加速をつけながら全開になる末脚が武器で、スローで脚を溜めてキレキレの瞬発力を繰り出す。一瞬でトップスピードに乗れるタイプと点火に時間がかかるタイプがいて、前者は馬体重が軽い馬、後者は馬体重の重い馬が多い。それから母系がスピード型だと一瞬の反応が速く、母系がスタミナ型だとトップスピードに乗るまで時間を要する。また道中が速いペースだと脚をなし崩しに使わされて末脚が鈍るので、距離短縮の速い流れの時には過信禁物。逆に距離延長で緩い流れとなるときには狙い目。スローでしか好走歴のない馬の距離短縮時は、疑って掛かる方が良い。ゆったりローテーションに強く、間隔が詰まるのも良くない。母父Tejano Runはグレイソヴリン系で、気性が前向きでスピードの持続性能に優れている。
　No.〔12〕の牝系は、早い時期から走る馬もいるが、3歳秋から古馬にかけて本格化する馬が多い牝系。また高齢でも衰えが少なくタフな展開に強いのが特徴。分枝記号なしは、晩成型の傾向と産駒ごとに得手不得手があるのだが平均的に能力を発揮する特性がある。

3着フィロパトールは、前走1600万条件戦但馬Ｓ11着(=阪神芝2000m：1.4秒差)からの激走。福島芝コースは(2-1-1-2)、芝1800m戦は(2-2-1-5)でした。中山芝コース(1-1-0-2)、と小回り急坂コースで好走していた馬で、近2走は凡走していたため好走は難しいかなと考え侮ってしまった馬だが、好走の多い得意コースに変わること、「ローカルコースの鉄則」を考えて逃げる脚質を考慮するのであれば、もう少し評価しても良い馬だったと反省する。このレースでは、やはりコース巧者には注意が必要と反省し、また「ローカルコースの鉄則」は重視したく、逃げ・先行馬にはより注目したいと考える。
　ジャングルポケット産駒はグレイソヴリン系で、小回りコースが得意なタイプと広いコースで末脚を繰り出すタイプとがいる。本馬は中山芝コースや函館芝コースなど小回りコースでも好走していて本質は小回りの持続型向きと思うが、速い上がりも繰り出せるので広いコースで末脚を活かすことも可能なタイプ。緩い流れで瞬発力勝負より、持続した流れでスタミナを活かす方が強さを発揮しやすい。ジャングルポケット産駒は菊花賞でも好走しているし天皇賞春でも好走馬を輩出し、スタミナの豊富な馬が多くステイヤータイプも輩出する種牡馬でもある。母父Wild Againはニアークティック系で、ワイルドアゲイン×リボー系という男臭い血統。ペースの緩まないダートがベストで、強気で前にて勝負すると強い反面、たるいペースでは詰めの甘さを出す欠点もある。しかしダートの走りは堅実で、道悪や時計のかかる馬場ならなお良い。ジワジワと成長し、ひとたび本格化するとその部門のヌシ的な存在となり、高齢でも力の衰えは少ない。パワフルな先行力があり、一方で差しに構えると良い脚を使う。
　No.〔2〕の牝系は、2歳戦から走れる仕上がりの早さとクラシックでも好走する成長能力を有した牝系。古馬での成長力も豊富。直線の長いコースでの末脚勝負に強い。分枝記号fは、休養明けは苦にしない反面、叩いて一変が少ないタイプ。前走好走だと調子は維持と考えて好走が期待できる。また不器用だが、決め手鋭く瞬発力勝負に強い特性がある。

福島牝馬Ｓのポイントは、
①流れは『前傾』になりやすく、小回りローカルコースのため、「ローカルコースの鉄則」(=4コーナー5番手以内の馬が好走多い)が活きやすい。
②内枠の馬の好走が多いが、外枠でも先行するなら好走可能。
③サンデーサイレンス系×欧州スタミナ型血統配合馬の好走が多い。
④小回り芝コース適性と芝1800m実績を重視。福島芝コース実績があればなお良い。
⑤前走中山牝馬Ｓ上位好走馬の好走が多い。小回り芝コース適性が乏しくとも、勢いでの好走が可能。中山牝馬Ｓの結果は最重要で再考すべし。
→次走狙い馬:キャトルフィーユ,ケイアイエレガント     

とりあえず吉田豊に参りました。笑
７枠２頭を牽制しつつ、自身も乗っていたセキショウの先手を奪う完璧な序盤の立ち上がりでした。ああ乗られてペースを操作されるとこの消し馬２頭おあつらえ向きのレースでした。それを読めなかったことを素直に反省。
これでオッズは美味しくなくなったけどケイアイエレガントのベストパフォーマンスは東京マイルの節分Ｓだと思ってるんで。本番ではクロフネサプライズとの兼ね合いが厄介だけど、後方の有力馬を慌てさせる条件は整いました。
レースレベル：3
→次走狙い馬:ケイアイエレガント       

アグネスワルツはもう行き脚がつかなくなってしまったのか、行く意思が無かったのか。どちらにせよ先行した馬が残る競馬だっただけに残念でした。もう終わってしまったのでしょうか？

アロマティコはゲートの出がイマイチ道中ペースが上がると追走に苦労して脚を使ってしまうタイプの追い込み馬なので、後ろから行くんだけれどもスローの方が良い馬という事なんでしょう。

ケイアイエレガントにキャトルフィーユはずっと状態が良いですね、陣営に拍手です。
レースレベル：2
→次走狙い馬:ウインプリメーラ       

久し振りの小倉競馬場
楽しく過ごすことができました
今日は全体的に荒れていました
このレースは一応馬単的中でしたが
三着は傾向的には買えませんよね。。。
まぁ隣で 一緒に行った上司は三連複取りましたがf(^^;

上司曰く 本日は荒れ傾向で外枠の馬がよく来てるから
買ってみたとのこと。。。

アロマティコは やはりというかなんというか
飛びましたね やはり 脚質的に合わなかったかな？

本日は勉強になりました     
→次走危険馬:アロマティコ  

勝ったケイアイエレガントは好スタートから逃げ切り。
前走は確かに強かったですし、内枠からさらに楽でした。
疲れが出るかと思ったんですけど、まだ勢いが勝りました。

2着キャトルフィーユで結局中山牝馬Sそのまま。
このレースってこういうパターンが多いんですよね。
だから意外と大きくは荒れないんですが。

3着フィロパトールは2番手から粘り。
確かにジャンポケ産駒で福島1800はピッタリでしたね。
ちょっと予想に思い切りが足りませんでした。

アグネスワルツはまたも行けず。
今回は粘りも無く大惨敗で、完全な地雷でした。

高齢で行けなくなっている不安は正直あったんですが、
そういうのだけは本当に見事に的中します。
どうして私が買うとこうなっちゃいますかね。

アロマティコはやはり今回もダメ。
いつも人気になるので、しばらくはずっと切りで。
レースレベル：3    
→次走危険馬:アロマティコ  

PATに結構な払い戻しがあったからここが当たったのかと思ったら私本命のアロマティコ様は１０着～(´；ω；｀)
フィロパトールなんて全くの度外視でしたｗ
明日は頑張ろっとヽ(・∀・)ノ
→次走狙い馬:キャトルフィーユ,ウインプリメーラ
→次走危険馬:ケイアイエレガント,トーセンアルニカ

レースレベル未定･･･見てないので。

次走狙い馬＝キャトルフィーユ
人気馬で好走したのが同馬ということは馬に能力がある証拠なので。

次走危険馬＝ケイアイエレガント
鞍上が吉田豊での優勝…と言うことは今回の優勝は少なからず騎手の腕前が反映されたものだから。
【ちなみに私は競馬学校卒でも吉田豊は上手いジョッキーだと思ってます。タイキシャトルをマイネルラヴで破るなどマグレでも下手なジョッキーにはできないので！】

※実力差！
後藤が吉田豊に負ける･･･これは単に本当の騎手の実力がそのまま出たに過ぎず、極めて妥当な騎手順位と思われる。
後藤というジョッキーは、援護されてでしかＧ１レースを勝っておらず、吉田豊のようにタイキシャトルをマイネルラヴで倒すなどという腕がなくてはできない芸当を見せたことは一切ない。
そもそも後藤が注目されるようになったのは、後輩の吉田豊を〆るために木刀を振ったことによって年功序列思考を推奨する主催者の意向にマッチしたお陰。逆に言えば、もしも後藤が木刀を振るわなければ今の騎手的地位にはいられない程度の腕前しかないということである！
おちゃらけキャラもあり、マスコミ受けすることで関東では一流ジョッキーの仲間として扱われているが、実際には何の取り得もないただのありきたりなジョッキーにすぎず、いついなくなっても全く問題のない騎手の一人でしかない。
彼だったら騎乗数をこなせる北村宏の方がナンボも必要なジョッキーである！
【本当に腕があったなら今回は負けてません。何しろ馬の能力では優っていたのだから！】
→次走狙い馬:キャトルフィーユ  
→次走危険馬:ケイアイエレガント  

トーセンベニザクラは予想通りの１０番人気スタート直後行きたがる素振りに思わず

え？

３００ｍ付近で折り合いがついて無理をさせない騎乗に頭が下がります。

一瞬の切れ味に賭けた抑えにも耐えてゴール板近くで１着馬がフラフラしたらあきまへんで！！！

前が塞がったままゴールイン。

江田騎手の最短経済コースを選択した騎乗にも頭が下がります。

ベテラン一流ジョッキーのへたくそ加減が気になった。

トーセンベニザクラの切れを塞がれ足余るレースであった事が残念で堪らない。

次走に期待します！
レースレベル：2
→次走狙い馬:トーセンベニザクラ