勝ったクラレントは2番手から粘り切り。
本当に安定して走ってくる珍しいダンス産駒ですねぇ。
毎回感心するだけで、結局信頼できてないですけど、
本当に厄介な馬です。

2着ブレイズアトレイルは後方から馬群を割り。
この馬も崩れそうで崩れず、毎回そこそこ来ますね。
ダイワメジャー産駒なので新潟じゃ買いづらかったですが。
思い切って脚をためたのが嵌った感じで、次は買いにくいですね。

3着ミトラは好位から。
B級重賞に強いシンボリクリスエス産駒ではありますが、
前走があまりにも駄目だったので評価できず。
走れる馬が少ないレースだったので浮上した感じでしょうか。

ミッキードリームは好位からしぶとかったですが、
当日は馬場が回復しまくって全然土曜とは違う馬場に。
かなり走る気のある内容でしたし、運が無かったです。
レースレベル：2    
→次走危険馬:ブレイズアトレイル  

途中で軸馬を変更したが、大筋当たっており〇、▲が１,２着した。

◎がハンデ２キロ＋になったのは、単純にＧ２を勝っていたからと思うしかなく、３歳馬が＋２キロで古馬相手に勝っていたら、凄い馬ということになっていた。

さて、今回は関屋記念の再戦馬が多かったので、関屋記念での人気と着順を加算した数値での比較を検証してみたい。

１番人気サトノギャラント　６番人気＋３着＝９
２番人気クラレント　４番人気＋１着＝５
３番人気エキストラエンド　３番人気＋９着＝１２
４番人気エクセラントカーヴ　８番人気＋４着＝１２

クラレントが上位人気で勝っていたので５ポイントと数値も最高値だった。
そして、その関屋記念をＭペースのレースで６番手に付け、４頭抜いて勝っていた。

当初は１０番手に付け、最後の直線で９頭抜きをしたエクセラントカーヴに注目したが、上がりのタイムはクラレント、サトノギャラントと大差なかった。

今後はレースレベルを考える時に、Ｈペース、Ｍペースをを先行した馬が勝ったレースを上位と見るべきだろう。

Ｈペースを差し馬や追い込み馬が勝っても展開のアヤということになり、自分からペースを作れない他力本願馬ということになる。

スローペースを追い込むのも強い馬と言える。
余力を残している先行馬を差し切るのは末脚力がずば抜けていないと出来ない芸当だからだ。


また、Ｈペースの先行力が１０ポイント以上、末脚力が４ポイント以下が理想的だと判明した。

今後は
1.前走の人気と着順の加算値
2.先行力と末脚力の加算値
3.上がりタイム

を予想の基準にしていこうと思う。

なお、今回のレースはスローペースを先行した馬がそのまま勝っており、展開面からはレベルとしては低いと言わざるを得ない。
レースレベル：2
→次走狙い馬:クラレント  
→次走危険馬:エクセラントカーヴ  

レースレベル「４」･･･58.0kgを克服したクラレントは『マイルＣＳでも期待できそう』と言う可能性が見受けられたので平均以上と診て「４」としておく。
(但しサダムパテックと同じくらいかもしれないので「3.5」と言うのが本音)

○＝キングスオブザサン
次走で確実に好走できるとすれば休み明けなのに４着になった同馬が一番期待大。

Ｘ＝サトノギャラント
「厩舎のせいか鞍上のせいか」と言われればあきらかに悪化している内を突くしかなかった鞍上により人気裏切り。
その点では次走に期待できない事もないのだが、今回が重賞勝ちのチャンスだっただけにほぼ仕上げきって臨戦したはずで『ただでさえポン駆け上手の藤沢和だけに仕上げた次走はもうオツリは残ってない可能性大ではないか？』と思われてならない。

Ｘ＝エクセラントカーヴ
『なぜこんな鞍上を乗せたのか』と今回一番馬が可哀相に思った。同期の松岡が今では将来的な期待のできない騎手の一人になりかけているのに彼より劣る石橋脩など乗せているので到底好走など覚束ないだろう。

※まるでローウィラーの分まで活躍したみたい！
エスポジートの全特別レース馬券入線には正直驚かされた。特にこのレースでの３着には『過去に騎乗した騎手は一体何をしていたのか』と思わせるほど驚かされた。
おそらく先週の強引騎乗で不評を買ったローウィラーの分まで好走させてもらったのだろう。

その観点からすれば北村宏や三浦がことごとく人気を裏切った事もあまり大袈裟に考えなくても良いだろう。なぜなら所詮彼らは“ベテランの間に入っての穴好走か順番でしか好走できない「福永息子トップの序列による勝星稼ぎジョッキー”でしかないからだ。
特にここ数週の北村宏の不甲斐なさには唖然とさせられる。ただでさえ新潟２才Ｓを勝ち損ねたのにその後全く競馬の内容が良くないからだ。今回も内を掬うしかなかったし、何より早仕掛けになった事で津村息子の好走を引き出してしまっている。
ほんの１ヶ月前とはまるで別人で、あまりの変わり様に「彼には重賞で信頼できる何かが足りない」としか評せない。これを見ると、一体何時になったら外人を呼ばないで競馬が組めるようになるのか？心配は尽きない。
騎乗数の多い20年選手と言って良いジョッキーがこんなに不安定では馬主さんの信頼など得られる訳もない。
(それとも今流行りの競馬新聞上がりの仲介人のお陰なのだろうか？彼らこそ黒社会とつながっている会社の人間かもしれないのに？)
レースレベル：4
→次走狙い馬:キングズオブザサン  
→次走危険馬:サトノギャラント,エクセラントカーヴ

　クラレントが重賞6勝目を挙げた京成杯AHを回顧していきたい。

　まず、勝ったクラレント。

　個人的に気がかりだったのは、田辺の負傷とハンデだけだったので、納得の勝利。

　確固たる逃げ先行馬がいない中で、自ら動いていける、操作性の高い本場には向く展開となった。

　近年、成績の落ちているダンスインザダークを一頭で支えている。
　これは母のエリモピクシーが大きく、兄弟にはサトノルパン、レッドアリオン、リディルと揃っているのだから、やはり母系の力か。


　2着はブレイズアトレイル。

　ダイワメジャーに母父エルコンドルパサーのファミナンは極軽系3号族。

　3号族というと、スピード・瞬発力に溢れるファミナンなので、こういった速い上がりが求められるようなレースには強い。

　その結果、近走の善戦マンから、32.8の上がりを繰り出して2着という結果となった。

　よって、好位抜け出しというよりはこのレースや米子Sのように二けたの番手から溜めてドンが良いと思う。


　3着はミトラ。

　新潟大得意なシンボリクリスエス×サンデーという血統なので、前走の関屋記念は印を付けたが、今回は注意くらいに留めた。

　ファミナンはブレイズアトレイルと同じ3号族なので、2，3着には瞬発力を活かせる3号族が2頭突っ込んできた結果となった。


　個人的な反省としては、先行する馬がいなくて、こういうレースになるのは読めたのだから、瞬発力のあるファミナンを相手に入れておくべきだった。

　血統を展開に活かしていかないと意味がない、反省。
→次走狙い馬:サトノギャラント,ブレイズアトレイル