勝ったレッドアリオンは好位から差しきり。
高速馬場で揉まれないというベストの形でしたけど、
前走も良い形だったので上積みが見当たりませんでした。
前走程度で勝てるレベルだったということでしょう。

2着サンライズメジャーは逃げ粘り。
休み明け走るダイワメジャー産駒ですし、安定してますね。
ちょっと楽をしてしまったので次は難しいですが。

3着フィエロは中団からインへ。
休み明け走るディープ産駒で今回が買いですし、
ピークは過ぎているので次はどう考えても買えません。
一叩きを見込まれてくれると良いのですが。

タガノグランパは後方から微妙な伸び。
容易に想像できる負け方で、少し無理がありました。
今回は条件が悪すぎたので、次もまた買うでしょうけどね。
レースレベル：2    
→次走危険馬:フィエロ  

～兄弟に肩を並べて～

【LV3=平均レベル】
・海外遠征組とダノンシャーク、ミッキーアイル以外が揃ったこともあり、注目度の高い一戦。戦前の評価はMCSで最先着したフィエロが一本かぶり。あくまでも次戦がメインのフィエロに、他馬がどう戦うか、という一戦。
・勝ったのはレッドアリオン。外目からの先行策。逃げるサンライズメジャーを最後に交わしての１着。これが初重賞制覇。ここに来てレースぶりが安定。2着は逃げたサンライズメジャー。3着に乗りヘグったフィエロ。ちなみに開幕週のレースだが、何故かこのレースはよく外枠の馬が来る。

◆1着はレッドアリオン。
　スタート上々。テンから気合を付けて前へ。内枠の各馬の様子を伺いながら位置調整。外の3,4番手を追走。それほど掛かることなく落ち着いて追走。直線には2番手集団の一角として入ってくる。先に抜けだしたサンライズメジャーを目標に襲いかかっていく。残り100mで脚色が同じになったように見え、交わせないかと思ったが最後は何とか捉えきった。
　今日は枠も策も馬場も展開も、全てが噛み合った。発馬での遅れが無くなって戦績が安定してきた。ただタキオン得意の京都マイルから、普通の東京マイルへ。本番は評価は下げざるをえないか。

◆2着はサンライズメジャー。
　スタート一息。スピードに乗って内からじわっと先行。他に行く馬もなかったのでハナに立つ。折り合いもついて後続に1馬身差。4Cでも手応え十分。直線には先頭で入り、一旦後続を引き離す。そのまま押し切れそうな感じだったのだが、最後の最後で差されて2着。
　内枠ということあり、今日は前へ。テイエムタイホーやら行かなかったことを見て、ハナへ。道中はペースを落としてスローの流れへ。その流れも手伝って今日は残れた。鞍上のファインプレー。ただこの競馬が次に向けての評価を逆に難しくした印象。ダイワメジャー産駒だけに、京都マイルよりは東京マイル向きなので軽視は出来ないが…。

◆3着はフィエロ。
　スタート一息。中団かのインを追走。行きたがるのを抑えての追走。4Cでも手応えはあったが、前は壁気味。直線は最内に潜り込もうとしたが、僚馬のフルーキーがモタれ気味に切り込んできて進路がなくなる。何とか譲ってもらったが、それでも前にテイエムタイホーがいた。追い出させたのは残り200mから。内から鋭く伸びたものの、先に抜けだした2頭を捉えられずに3着まで。誰がどう見ても乗りヘグり。
　今日は普段よりも一つ後ろの位置。ロスなく回って来たが直線は3回くらい詰まる。この辺りがこの馬の力を信じていないというかテン乗りの弊害なんだと思う。多分普通に乗ったら勝っていたレース。力の衰え等は感じられず評価を下げる必要はない。

◆エキストラエンド
　スタート五分。テンから出していき今日は普段よりもだいぶ前に付ける。前の7番手に。行きっぷりは上々。4Cでも手応えあり。直線は前が開き、ロス無く追い出し入る。外からは一旦3番手に上がったが、そこからちょっとモタつく。内から来たフィエロに交わされて4着。
　いつもよりも前の位置で競馬。競馬ぶりは問題なかった。この乗り替わりは良かったように思える。ただ脚のもたつきがあるというか、軽さがない。この辺りが母系の重さなのかも。ここのキレの足りなさが、G1で足りないのであろう。本番は雨が降らない限りは多分いらない。

◆フルーキー
　スタート五分。中団からの競馬。行きっぷりは普通。4Cではインで手応えあり。直線はテイエムタイホーの内へ潜り込もうとするが、これに失敗。再び外に立て直す形。直線は上がり勝負になったが、完全に切れ負け。5着で入線。後ろにいたフィエロに交わされるのだから、切れ味不足だろう。
　道中はほぼロスがない。直線は最内に突っ込んだが前のテイエムタイホーも内に進路を取ったことにより失敗。ただ致命的、というほどではない。G1クラスを相手にすると切れ味不足のこの馬なので、痛いのは痛かったが。サンデー系じゃないので、時計勝負も上がり勝負も限界がある。力はあるが、マイルで一線級を相手にするとやはり見劣りはある。本質的には1800mの馬ではないか。

◆ディアデラマドレ
　スタートで大きく出遅れ。腹をくくって最後方から。道中は3馬身離された最後方を追走。4Cでも最後方で馬群に取り付くのにも苦労。直線は大外に出されるとすごい伸び脚を見せたが、7着まで。
　出遅れなければ、という意見も出そうだが出遅れなかったら最後の脚が鈍っただけのように思える。頑張っても掲示板の下のほうだろう。本質的にキンカメ産駒は京都マイルは向かない。ただ東京に変われば話は別でヴィクトリアマイルなら出番もあるだろう。

◆テイエムタイホー
　スタートで出遅れ。テンからそれほど出す気がない。促すことはせずに結局3番手から。インのポケットを追走。２番手で直線に入り、直線は最内へ。ただ追い比べになっての伸びが案外。伸び切れないまま後続にあっさりと交わされた。
　時計の速いマイル戦は初体験。惨敗も止む無しか。負けるにしても、この枠に入ったからにはせめて逃げて欲しかったというのは馬券ファンの本音だろう。


勝ち負け（仮）※個人ブログ
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レースレベル：3
→次走狙い馬:ディアデラマドレ       

狙い…レッドアリオン
前走勝って臨戦していたので気になっていたものの、川須だけにムリに先手を取る事はないと思ってしまい軽視してしまったのが悔やまれる。
それでも、レース内容は勝つべき馬が取る理想的な展開であり、好スタートから逃げ馬をマークしてペースが落ち着いて目標の四位の逃げを最大限に利用した。
これだけの競馬を川須でできたのなら、次走でもっと上手い騎手が乗ってくる事ができれば「まさかの戴冠」も有り得ると思われるので次走狙い馬に指名する。

狙い…フィエロ
最後に内をすくって伸びてきたのには正直驚いた。
やはり戸崎は腕のある騎手である。何しろ福永が乗っていた馬で馬券に来れるのだから。
今回の好走によって、このレベルでは同馬の能力は一段上にあると考えられるからには、上手い騎手が乗った後だけに次に乗る騎手はとても楽に競馬できると思われる。
馬とは頭の良い生き物であるため、下手な騎手では能力を発揮できなくても良い騎手が乗った後なら今回の良い脚を次に出す事ができるようになる。よって、同馬も次走狙い馬に指名する。

危険…サンライズメジャー
『よほど展開に恵まれなければ四位では捕まってお終い』と思っていたので、同馬にマイペースを許した松田の「前走と同じ乗り方をすれば良い」と言う浅はかな発想に腹立たしさを覚えた。
いずれにしても、今回の２着はマグレ以外の何物でもないと思われるからには次走危険馬の筆頭である。

危険…テイエムタイホー
好枠を得た事で積極的に行くものと思ったのが最大の敗因。
何より問題だったのは、せっかく馬が自分から先行しようとしているのに、四位が全く追っている訳でもないのに並び掛けようとしたところで松田が馬を抑えてしまった事で、騎手よりはるかに馬の方が賢かったと言うマヌケ極まりない騎乗をしてしまった事。
福永がよくやる(競馬学校生に共通する)ミスに、「ペースも考えずにただ前に好走した時と同じ位置取りのレースを踏襲する」と言うバカ丸出しのミスがあるが、同馬の大敗こそ正にこの好例である。
松田は自分の腕で追い合いして勝てるかどうかレース前からよく考えて乗って欲しかっただけでなく、馬の行く気をを削ぐような最悪のマネだけはしないで欲しかった。
いずれにしても、ここまで大敗しまったからには、松田など今後の重賞戦線でも同じミスを繰り返すのがオチであるからには、騎手変更しない限り次走危険馬とせざるを得ないだろう。
こんな騎手しかいないから、福永のような未熟・実力ない縁故騎手に好き勝手に勝たれるのである。
せめて騎手と名乗るなら２回乗ったら馬の癖くらい覚えて欲しい。
まるで現役時代の松永昌か昆かと思われたほど松田の馬に対する学習能力のなさに合いたく口が塞がらなかった。

角居３頭出しが全て３～５着と掲示板に載ったのは正直驚かされたが、馬の能力上位の厩舎馬たちだけに、四位が逃げ残るような展開になったのでは仕方ない(能力どおりの)結果と言えるだろう。
別にヤラセと言う訳ではないが、それだけ一流騎手(今回は岩田とルメール)が腕に見合った馬に乗っていなかったと言うだけの事。それは、勝ちジョッキーが川須と言うだけでも分かるだろう。
私は、福永の馬なのに戸崎が３着に届いたのがビックリ！
戸崎はてっきり樫まで重賞では好走しないと思っていたので…苦笑

ちなみに、ステファノスが何着で帰ってくるのかが楽しみ。香港(アジア)なので掲示板の可能性は福永でも有り得るので！
【でもまさかの連対以上だったら全て馬の力(厩舎と生産者の力)以外の何物でもない！】
レースレベル：1
→次走狙い馬:レッドアリオン,フィエロ
→次走危険馬:サンライズメジャー,テイエムタイホー

テイエムタイホー松田大作が行かず、◎マイネルメリエンダ柴田未﨑もハナを切らず。
◎マイネルメリエンダは近走は2，3番手の先行がスタイルでしたがこのメンツでこのペースならハッキリとハナを主張しても良かった気も…。
ただまあ現状ではここまで、ということですかね。しかしまさか東西重賞で柴田兄弟を本命にするとは、後で気が付きましたが…。

テイエムタイホー松田大作も歯がゆい騎乗に見えました。単騎逃げを打つとの予想をしていましたが、色気が出たんですかね。そもそもここまで穴人気するとは、驚きです。

○サンライズメジャーはやはり京都は走りますね。マイルCSも出ていたらいい勝負だったんじゃないでしょうか。取り消し後休み明けということでおいしい人気でした。

レッドアリオンはマイルCSや安土城Sの凡走のイメージが強すぎて手が出ず。前走を評価すべきでした。川須もいい乗りっぷり。本命の方はさすがです。

もろに前残りで差し追い込み馬には厳しい展開。そんな中絡んできたフィエロはさすが。穴としては、シャイニープリンスやロサギガンティアは今後関東に戻って一発ありそうな気配です。
レースレベル：2
→次走狙い馬:シャイニープリンス,ロサギガンティア     

　タイトル通り、今週予想した5鞍すべて本命馬が3着以内に来ました。
　
　ただ、このレースに限っては完全にやられてしまいました。

　京都マイル外回りといえば、言わずと知れたディープの庭ですが、そこで一頭ライバルとして気を吐いているのがアグネスタキオンです。

　グランデッツァを挙げたら分かりやすいですかね。昨年のマイルCSとか。

　ただ、マイラーズCに関してはディープのレース感があまりにも色濃かったために消してしまった次第ですね。


　しかし、このレースについては、血統よりもペースが大きいかなとも思います。
　12Rと照らしてみてもどう考えても前残りの流れでしたし。

　そう考えると、1，2着馬の評価はあまり大きく上げることは出来ない一方で、香港帰りかつ、控えてしまって内で詰まりかけたあの騎乗を見るとフィエロは強かったかなと思います。


　狙い馬は、イマイチ乗り切れなかったロサギガンティアと、久々のマイルで出遅れて最後方になったディアデラマドレ。
→次走狙い馬:ロサギガンティア,ディアデラマドレ     

まあ前半６００ｍが同じ距離の１２Ｒより１秒強遅い流れでラスト３３．２なんだしそりゃ前残りかなという印象。
テイエムは切れ負けするリスク通りで、難しかったけど松田からしたら序盤上げきって坂で緩めてって流れがベストだったと思う。前走変に出し抜けてしまった分欲をかいた面はあるかな。
その点サンライズはハナは想定外でも前目でイメージ通りの競馬はしてくれたし、こういう勝負でレッドアリオンに勝たれるイメージはなかったっすね。去年安土城Ｓで同じ様なレースで惨敗しているし、馬が変わったと見るべきかなと。まあコンビ継続だし安田記念でも面白いかもですね。
フィエロはまあ想定外のスローで仕方ない面もあるけど、戸崎だと懸念した通り控えてしまうかな。正直ペースを引き上げても前目でスペース作った方が正解だったと思う。この点は騎乗が良くなかったかな。だた３着は賞金的に非常に痛い。
他ではロザギガンティアかな。この枠でスペース確保してくれると思ったけど甘かった。これで人気下がってくれるようだと美味しい。
レースレベル：2
→次走狙い馬:ロサギガンティア  
→次走危険馬:サンライズメジャー