スタート３ハロンが３４秒７ってスプリングＳが３６秒７なだけに、レース展開をゴールドシップ向けにしたかったのだと思う。有馬記念、AJCCはどスローに付き合っていただけにね。

ラブリーデイはレースが近づくにつれオッズが上がっていき、軸にするのは見当違いも甚だしかった。

終わってみれば直近の阪神で勝っているのは宝塚記念のゴルシだけでこれで勝てなきゃ逆にやおだろうという話。

ただ、春天はまったく買えない馬に成り下がるのでラストインパクトを狙い馬。
→次走狙い馬:ラストインパクト       

狙い…今回は次につながる価値ある２着。
ジャパンＣ２着以来今一つ結果が出せずにいたが、この距離で菱田の馬に先着できたからには、京都コースの馬場さえこなせれば特殊な長距離戦だけに春天でも十分好勝負できると思われる。
勝ち馬が京都で過去２回着外に沈んでいるだけに、次走狙いと言う意味では同馬もチャンスがあると思われる。

危険…たしかに３着には来たし、菱田との相性も悪くないとも思ったが、いくら3000ｍとは言えどもあまりに後ろすぎた位置取りだったのが懸念材料。
まさか菱田なのに、次走のため意図的に後方待機したとは考えられないからには、本番でも後方に位置取りする可能性が捨てきれないため次走危険馬としておく。
もちろん、鞍上がデムーロなどに代わったらこの限りではない。競馬学校上がりにはムリでも、実技量の違う彼らならやすやすと脚質まで変えて勝ち切ってもおかしくないのだから！

※今後のローテが見もの。
さすがは岩田である。川田のように何度も同じミスはしない。
だが、こと春天となると過去の敗戦があるだけに決して万全とは言えないだろう。
したがって、ゴールドＳの今後のローテが見ものであり、春天は捨てて宝塚記念から秋の海外戦へ進むのか、それとも「３度目の正直」であくまで春天を獲りに行くかだろう。
いずれにしても、もう競馬学校上がりの騎手を起用する事はないと思われるからには想定外の大敗はしないだろう。(…と推測する)
レースレベル：3
→次走狙い馬:デニムアンドルビー  
→次走危険馬:ラストインパクト  

ラストインパクト

まあ予期せぬ序盤のハイペース→猛烈なスローの展開で無理についていかずに後方から。追いかけると甘くなる馬なので菱田の判断は正解かなと。
要所でも無理に動かず外を回す形で直線もそこそこ伸びて３着。結果阪神の馬場だと甘いのかな。神戸新聞杯でもそういうとこのあった馬だし気にしていない。個人的には天皇賞につながる走りはしてくれたので満足。キズナ・トーホウジャッカルの状態次第だけど◎に近い印は打とうと思います。前に無理に行って掛かってロスした去年の二の舞は避けて欲しい。

ゴールドシップ
正直恵まれた。２頭が序盤ガリガリ競り合って他が遠慮した分後方の各馬と差のない位置取りだった。その上前の２頭が急激なペースダウン。２周目向正面で捲りかけて止まって失敗だったけど他がスタミナ不安で動けずそのままの位置取りで押し切れたという解釈になるのかな。３コーナーの要所の動きは悪かったし前がスムーズに運んでいればあそこで出し抜かれて負けただろうという内容で、この辺は岩田の失敗かな。運良く勝てたけどこの内容なら天皇賞は要らない。
レースレベル：2
→次走狙い馬:ラストインパクト  
→次走危険馬:ゴールドシップ