ベゴニア賞は本命に推したマイネルハニーが逃げる展開となりました。テンの２Ｆから４Ｆにかけて11.2-11.3-11.5というハイペース寄りの流れを作りましたが、後続もこれを追いかけていき、１番人気のルノートルを含めて多くの馬が直線で失速。残り200mを切ってから、逃げ切りを図るマイネルハニーの脚が鈍り、２番手につけていたルメール騎手のティソーナがそれを交わしにかかると、更にその外に出したニシノジャーニー（８番人気）がまとめて交わして決着、４着馬には６馬身差をつけていました。馬券は馬連を逃したものの（残り50mまでは大本線だったのですが）、３連複を的中することができました。

　秋の東京開催は少し外目が良いバイアスが多かったのですが、この日は最内が良く、ＪＣを含めて４角で最内を通った馬の好走が多かったですね。このレースを勝ったニシノジャーニーも最内を通っていたことが最後の末脚に繋がったと思いますが、この馬の好走は、騎手の差が大きいと考えられます。

　ニシノジャーニーの前走までの鞍上は大先生（柴田善臣騎手）でしたが、前々走は内の伸びにくい新潟の最終週で最内に突っ込んでの辛勝、前走は力負けに見えますが、道中に引っ掛かっていたので力を出し切れていなかったと読み取れます。

　このレースは外国人騎手がワンツー。ＪＣでもムーア騎手が７番人気馬を２着に持ってきましたが、騎手の差の大きさが身に染みた日でした。

次走狙い馬は、同じ条件を走れるマイネルハニー、ティソーナ。
→次走狙い馬:ティソーナ,マイネルハニー