4Fの前後半(48.3-46.3)と2秒の超スローながら、ラスト5Fからペースアップ、後半4F全て11秒台という持続力・スタミナを問われるレースとなり、前を行く馬には馬場状態も相俟って相当厳しいレースになりました。マイネルミラノにとってはオーバーペースとなり沈みましたが、ディサイファ・ウインフルブルームは前で競馬したワリによく粘っており、能力の一端は窺うことができました。
最後方4頭がそっくりそのまま上位にきており、中でもルージュバックは一番のキレで勝ち。馬券になった3頭は勿論強い馬ですが、今回は展開が嵌まったのもまた事実でありますので本番ではよく考えたいところです。
→次走狙い馬:ディサイファ,ウインフルブルーム     

「４」＝末脚勝負の人気馬決着で能力通りなのは好内容。ただし、３着が儲けもののジョッキー騎乗の馬が食い込んでしまったため「４」に評価を下げる。

狙い＝ステファノス
今回は乗り変わりの川田だったため内を突く競馬しか出来なかったが、末脚はキチンと伸ばしていて十分次走につながる競馬はしていた。
あとは、川田がこのまま同じ乗り方をしないようにすれば今回以上の結果になると思われるので次走狙い馬に指名する。

狙い＝ロゴタイプ
今回の敗因はジョッキー田辺が同馬の気性を活かさない競馬をしたのが全て。
同馬は折り合いを付けて好位で競馬して好走する馬ではなく、早くても自分からレースを進めて行く馬。それを丹内の飛び出しや柴田大の押し上げ番手に同調してじりじり好位置を取って抜け出す教科書競馬をしたのが誤り。
それでも、今回の敗戦で田辺は学習した筈で次走は同馬らしい競馬をさせると見て狙い馬に指名する。

※序盤早くないのに差し・追い込み競馬になったのは…
武豊が好スタートしたため未熟な丹内が追って先頭を奪う形を見た田辺がハイペースになるのを避けて徐々に上がっていく競馬をした事で中間のペースが落ちない（先行馬に息の入らない）展開になったため。
出来れば田辺には、ウインフルブルームなどに番手を与えず番手で道中息を着かせながら直線で先頭に立つ競馬をして貰いたかった。
同馬がじりじりと追い上げる競馬をするとダメになる癖を付けた村田と同じ騎乗をしたのが惜しまれる。
お陰で横山典弘が厩舎２頭出し大穴馬ご馳走様競馬になったが、これは正直「田辺が招いた死に馬３着」である。
レースレベル：4
→次走狙い馬:ステファノス,ロゴタイプ