勝ったソウルスターリングは先行抜け出しで快勝。
フランケル産駒の短距離向きに賭けて消しましたが、
馬自体は特に引っかかるわけでもないですし、
欠点が少ないので全馬初距離戦は相対的に有利でした。

2着モズカッチャンは好位から差し込み。
前走と同じようにインでためて差してきましたね。
前走以上はないと見たんですが、今回も枠が絶好で。

フローレスマジックはまさかの逃げ。
本番はインで脚をためればチャンスと見ていて、
そこへ絶好枠が来たので自信満々だったんですが、
スタートから出していくのを見て絶望しました。

やはり戸崎騎手もクラシック未勝利ですし、
早く勝ちたいという焦りがあるんですかね。

ミスパンテールはやはり血統的に無理があったか。
今回前に行ったのは次に生きるはずなので、
次走こそ自信を持って狙いたいです。
レースレベル：3
→次走狙い馬:ミスパンテール       

予想


◎5枠10番ブラックスビーチ
○2枠3番フローレスマジック
▲8枠16番アドマイヤミヤビ
△1枠2番ソウルスターリング


結果


1着△ソウルスターリング
2着無モズカッチャン
3着▲アドマイヤミヤビ
4着無ディアドラ
5着無リスグラシュー
6着○フローレスマジック

9着◎ブラックスビーチ


アドマイヤミヤビとリスグラシューを外枠に配置してソウルスターリングが白帽、JRAもやり方が露骨だよな(笑)



ソウルスターリング
理想の展開で位置取りショック決めれた

モズカッチャン
ペースが落ち着いてなだれ込めた
疲労もあったのでペース落ち着いたのはよかった

アドマイヤミヤビ
馬体をもう少し戻してほしかった
馬群の外を回す訳にはいかないのであの位置取りになってしまったと思う、難しいレースだった
ペースが落ち着いてどう考えても差せない流れになったのによく頑張った

ディアドラ
後方に下げたのがハマったか、多少疲労があった分最後に差されてしまったか

リスグラシュー
馬体減って状態としてはギリギリ、馬群縫って懸命に差してきたが
世代トップクラスの馬であるのは間違えないのでこれからも頑張ってほしい

マナローラ
圧倒的に経験不足なので差しに回ったのは正解

ミスパンテール
先行したのはいい工夫だと思う

ハローユニコーンとかレッドコルディスとかホウオウパフュームとか惨敗したハーツクライ産駒軍団は能力云々よりも圧倒的に活性化不足

予想：http://ameblo.jp/gunxsword2015/entry-12276472135.html
有力馬分析：http://ameblo.jp/gunxsword2015/entry-12275655591.html
穴馬分析：http://ameblo.jp/gunxsword2015/entry-12276117693.html

http://ameblo.jp/gunxsword2015/
→次走狙い馬:モズカッチャン       

レースレベル５･･･
世代的に見れば今年の牝馬は牡馬より強い。
勝ったソウルスターリングは長く走れば今後の競馬を牽引して行ける馬であり、本当なら３冠牝馬に成れたはずの名牝。
同馬がキチンと勝った事だけでもレベルは５以上付けて良いと思う。

狙い＝ソウルスターリング
モズカッチャンの健闘に直線で一瞬ヒヤっとしたが、競り合いになってからは騎手と馬の実力差がキッチリ出た。
古馬との対戦は未知数だが、現状では同馬が牡牝合わせた今世代トップであるのは否めず、走らせる限りはずっと狙い馬になるハズ。
怖いのは厩舎のムリ使いだけ。

狙い＝アドマイヤミヤビ
ただ一頭、外から追い込んで３着になった脚はやはり本物。
ただし、今回に関しては鞍上ミルコが初めから差し競馬に徹して「あわよくば…」狙いの複勝競馬になったのが惜しまれる。
それでも、勢いと厩舎多数出しで２着したモズカッチャンよりも強い競馬を見せたと判断して次点の狙い馬に指名。
鞍上が出し抜けではなく、ソウルスターリングを目標にする競馬をしてくれればの感が残るのが惜しまれ、何より枠順が悪かった。
ミルコが狙って着拾い競馬した事で、今年も外人騎手のワンツー成らず。
騎手の実力では抜けた存在だけに、Ｇ１でこの二人のﾜﾝﾂｰ決着がないのがとにかく異常。
元地方騎手たちが上位にいた時も同じ結果だったので、これが競馬の攻略法(＝間に競馬学校騎手を入れるのが技)なのかも知れない。

危険＝モズカッチャン
もしも勝っていたら驚かされただろうが、和田の好走は厩舎多数出しを考えればある意味順当な結果。
確かに後続に着差を付けたので強いとも見えるが、ソウルスターリングが万全の競馬で先行競馬に持ち込んだ事がソウルスターリングを目標に走った同馬に有利に働いたと言えるだけに、着差ほど強いと考えるのは早計と判断。
何より、この結果で次は普通に人気に推される事を思うと、今回の好枠と鮫島厩舎のレベルを考えれば穴騎手込みでも人気では危険視するのが競馬会の常識。
不適正な距離を使って敗れたレーヌミノル以上に、今後は危険な存在になるかも知れない。

フローレスマジック･･･
逃げ手に出た時点で負けても仕方ない。今年は牝馬がハイレベル過ぎた。

ミスパンテール･･･
１コーナーで一瞬掛かりそうになったものの、概ね落ち着いた競馬は出来ていたので馬も騎乗も悪くはなかった。
ただし、戦績の少なさが長距離戦でモロに出た上に、能力的にもここでは勝ち負け出来るレベルではなかったので、出来る事なら四位には普段の着狙いの競馬をして欲しかった。
同枠の戸崎と同じく一発狙いの競馬をしたのはまったくミスなパンテール騎乗と関係者の指示に、分を弁えてもう少し控えて競馬してくれればと思わざるを得ない。

ディアドラ･･･
桜花賞上がり一番馬が健闘の４着。
岩田が得意の最短距離イン突き競馬で最高の騎乗をしたが、如何せん馬の能力で劣っているため入賞に届かなかった。
それでも、モズカッチャンに続く大健闘だけに、桜花賞組が如何に優秀かを示した事に大いに納得した。

レーヌミノル･･･
ＮＨＫマイルＣに出なかったのが不可思議。
幾分人気を背負ってくれた事だけが今回一番の貢献。

リスグラシュー･･･
安定度の高さで掲示板に載れたのはさすが。
それでも、勝ち切れない馬だけに今回はここまでが精一杯は仕方ない。
ソウルスターリングとアドマイヤミヤビがいないレースで同馬がキチンと勝てるかが今後の課題で、それも半分は騎手の縁故頼みが見えるだけに「第２のエアスピネル」に成らないかが心配。
レースレベル：5
→次走狙い馬:ソウルスターリング,アドマイヤミヤビ
→次走危険馬:モズカッチャン  

オークスの予想は二転する形で結局、リスグラシューを本命にしたのですが、どちらにしても不的中という情けない結果となりました。ご期待を頂いていた方には申し訳ありません。

言い訳をさせてもらえば、ヤマカツグレースの横山典騎手がある程度飛ばして逃げる展開を前提にした予想を行っていました。

これは、高速馬場であること、斬れる脚を使えない馬であること、池添騎手の父の厩舎であり、レーヌミノルに対してプラスになる展開を作る可能性があること、大方がスローペース必至と言っている状況下、思い切った（天邪鬼的な）騎乗をすることの多い横山典騎手であること、というところで、私はミドルペースくらいには飛ばしていくのではないかとヤマを張っていたということです。横山典騎手と、池添騎手という勝負師が座して死を待つようなポジショニングをするわけがないと。

結果的には超スローペースとなって、動き出しは５～４Ｆからとなる決め手のない先行馬が一掃される展開となってしまいました。ヤマカツグレース、レーヌミノル、フローレスマジックの惨敗理由はこのためと言って良いでしょう。

今回の結果はとても説明のしやすいものですよね。土曜日からイン有利、先行馬有利な馬場条件になっていて、勝ったソウルスターリングは距離適性の課題があると思っていましたが、高速馬場なのでそこまで気にする必要はなかったのでしょうし、この馬の末脚は正しく分析できていなかったようです。条件利はあったものの、素直に強い競馬をしていました。

２着のモズカッチャンは上記の馬場条件が嵌ったのと、ソウルスターリングの直後につけて、ソウルスターリングが早じかけをしてくれたことの展開利もありました。フローラＳ組は先行馬のほうを評価してしまったのですが、結局はスローペースをぎりぎりで差した内容が、末脚を余していたと考えられたということですかね。

３着のアドマイヤミヤビは瞬発力勝負であれば見限れない素質がありました。最後の直線の走法をリスグラシューと見比べて、リスグラシュー本命の私は早々に脱帽してしまいました。

先に５着のリスグラシューについてですが、直線半ばの勝負所で左右が狭くなり、前も詰まってブレーキを踏む不利があったので、あれさえなければ３着争いに加わっていたと思っています。同じところからヨーイドンになってはアドマイヤミヤビのほうが有利ということで、能力は当然上位の１頭と言える内容でした。リスグラシューは走法的に硬いところがあって、もう少し力の要る馬場のほうが向いていますし、やはり超スローになったのが痛かったです。

個人的には、結論を早く出しすぎたのが失策でした。競馬ナンデで土曜の午前にセット版としてしまったのですが、その後、バイアスが前週と全く異なってしまっており、ソウルスターリングに本命を移すことが心理的にできなくなっていました。

それでも、データや指数などでの第一段階の絞り込みは、昨年の朝日杯などでもしっかりできているので、今後は第一段階の絞り込みまでを早めに公開して、個別の馬の評価（結論部分）や印はもう少し遅く発表することにします。（最終評価が的外れだとセンスがない予想になってしまうので；；）

なお、今回の教訓として、高速馬場は実質スローになるので、走法がより重要になること。ダービーは走法重視の個別の馬の評価をしたいと思っています。

次走狙い馬：リスグラシュー（ローズＳは条件が合いそう）、レーヌミノル（適距離路線に行けば）

次走危険馬：モズカッチャン（条件・展開利が大きかったので）
レースレベル：5
→次走狙い馬:リスグラシュー,レーヌミノル
→次走危険馬:モズカッチャン