勝ったカラクレナイは絶好の展開を後方から外一気。
確かに勢いはありましたが、追い込み一手ですし、
この人気では買いづらい。これで勝ってしまうのがデムーロ騎手の怖さ。

どこまで人気になるか分かりませんけど、
さすがに1400しか経験なしで本番は厳しいでしょう。

2着レーヌミノルは中団から捲るも押し切れず。
ダイワメジャーらしく経験積むほど微妙になってきました。

アルミューテンは楽に3番手に行けましたが、全く伸びず。
初の1400が前半33秒5では苦しかったのでしょうが、
それにしても負けすぎですね。
レースレベル：3    
→次走危険馬:カラクレナイ  

展開は33.5-12.0-35.5-1.21.0　レースレコード

1着　△カラクレナイ
出負けから二の脚も悪く後方2番手追走。かなりのハイペースで縦長の展開。向う上面でこの馬から先頭までは15馬身以上あった感じ。しかし縦長だった隊列がコーナーで12.0-11.8と緩んで馬群凝縮、600通過時は後方馬群に取り付いていて直線向いた時は9馬身前後位の差。内で渋滞＆レーヌ浜中の斜行もあったが、この馬も過去動き出しは余り良くないイメージだったが相対的に見て凄い脚で突っ込んで来て残200ではジューヌエコールに並んで2番手迄上昇、前のレーヌミノルとは4馬身差位。ゴール前捕らえて1/2馬身差を付けての快勝。

序盤で縦長の展開、15馬身以上あった時は、展開読み通りでやっぱ切って良かったんだ…と後悔。前が緩んであっという間に馬群凝縮で直線序盤で相対的に見て脚色が違ってすぐに買ってて良かった…、と。内の有力馬が超ハイペースからの急ブレーキで渋滞しているところに横から暴走運転手に突っ込まれた大事故発生状況なんで何ともだけど、少なくても渋滞を外から回避していた暴走運転手に上がり最速34.4を繰り出して半馬身先着をしているので評価して良いのだとは思う。但し桜花賞では1～2段レベルの高い馬がいて、相対的にも相手関係が強くなる中で追い込みが決まるかは枠とか出走馬のメンツなど、展開に大きく左右される馬なのは間違いない感じ。

2着　◎レーヌミノル
外枠から絶好のスタートを切って行くが、内から2番アズールムーン、中枠からもベルカプリが強くハナを主張してかなりのハイペースになるが、戦前の予想通り前に行く馬が多いこのレース、8番アルミューテンや12番シグルーンも押して前へ。更に内から4番フラウティスタ、6番ジューヌエコール、7番タガノカトレアも差がなく続き、レーヌミノルは外初で内から4列目になってしまう。タガノの後ろ辺りに落ち着けたいが、クインズサリナも行ってなんとかヤマカツグレースの前に入って、位置取りは中段で先頭とは10馬身前後になる。前で2頭が2Fくらいやりあって10.2を計測と狂った様なペースから3角でペースが緩み4角で外から一気に捲って出口付近では大外を2～
3列目から直線、コーナーを曲がった勢いのまま4頭分以上も内に切り込み、直接的にはベルカプリ、ジューヌエコール、更には逃げていたアズールムーンの前、つまりは最内まで切り込んで行く始末。スロー渋滞していた内側の為、2列目のフラウティスタとクインズサリナ、騎手コメントではどこまでがこの影響なのか判断出来ないが更に多数を巻き込む大事故となった。レース的にはこの馬も伸びていたが、L1は12.1くらいまで落とした所にゴール前カラクレナイの強襲にあって2着。

発馬が良かっただけに中段まで下げざるを得なくなった序盤の読みが甘かった事が最後の差される結果になったし、何より直線序盤の斜行は酷すぎる。そもそもこの馬のGⅠに乗れなかったのもマイルで騎乗停止中だった記憶だし、これで後着もなくて4日騎乗停止じゃやりたい放題。裏で騎手に金銭的な補填があるんじゃないかと言いたくなる。いい加減多すぎるし騎手だけにペナルティ科すならもっと重くしないと抑止力にならない。馬券買ってるファンをバカにしてるし、タラレバでわからないけど斜行がなければ賞金や優先出走権を貰える馬も変わって来るんだからキチンと対策をして欲しい。後味の悪いレースが多すぎる。

3着　ゴールドケープ
出遅れから最後方。流れは省いて後方2番手カラクレナイが3角辺りから大外を回して取り付いて行ったのに対して、この馬は更に我慢してロスが少ない形で4角を回していく。直線ではL2の終わり（残200～300の間）はカラクレナイより早い脚を使ってカラクレナイに詰め寄りジューヌエコールは差したもののカラクレナイには最度突き放されての3着。

内で渋滞からの玉突き事故が発生していた事も有利に働いたが上がりはしっかりと出して来た。勝馬比で使える脚が短いのか坂が影響したのか最後は出し切った感じ。印は回せなかったが馬券的には悩んだ末ゴールドケープも△で購入していたので馬連1500円と3連複1000円ゲット。

なんか色々とあって参考外だけど、カラクレナイは阪神外になるのはプラスだから今の完成度だと桜花賞で上のメンバーとなるとリスクはあるけど…。
→次走狙い馬:カラクレナイ       

フィリーズRで勝ったのは５週連続メイン勝利が続いていた絶好調のMデムーロ騎乗カラクレナイ。ローエングリン産駒は先行しての粘りこむタイプ（ロゴタイプのイメージ）と思っていたので、後方から鋭く差してきた今回のレースの印象はイメージとは違うと感じた。確かにすごい脚で差してきたようにみえたが上がり３Fは最速とはいえ34.4。最初の３Fが33.5とレースの後半３Fは35.5。前傾ラップのハイペースだったことで必要以上に強く見えたと考えたほうがよさそうで、２年前のクイーンリングのイメージに近く33秒台の上りが必要になる桜花賞では軽視したほうがいいと感じている。

逆に勝ちに行くレースをして力強い走りを見せたレーヌミノルだが、浜中騎手が再び斜行したことで去年のマイルCSに続き後味の悪いレースとなってしまった。賞金的にも無理をする必要がないトライアルでそこまで無理な走りをしなくても・・と思うが、なにか追い詰められていたものがあったのだろうか。不利を受けて４着になってしまったジューヌエコールは普通に３着には残れたと考えると馬券を買っていた方は悔しいだろうと心中察する。

自分の本命◎アズールムーンは積極的なレースをしたことは評価できるが、先行馬には厳しい展開だったとはいえ失速の仕方にはがっかりで、自分の見る目がなかったと反省。

今週は中山牝馬Sでも最下位の馬を狙ったりとダメな予想しかできなかったが、こういう週もあると割り切って次に頑張りたい。

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おまけですが、今週のWIN5について。
結果は、人気は3-1-2-2-5で31万。2R目が1.5倍の1人気が勝ったことを考えるとまあついたほうかな。

今の自分のスタイルは100万以上のオッズを狙って安い配当は排除してしまうので、1Rが2人気・2Rが1人気となると後のレースで荒れてもらわないと厳しくなるのは仕方ない。結果的には3R目で終了。WIN3が３通りしかない寂しい結果。まあ中山牝馬Sも自分の中ではトーセンビクトリーはないなと感じていたので今週は完敗。

来週は３日開催でWIIN5も２回チャンスがあり、日曜は固そうだが、月曜日は高配当を狙って期待できるかなと。引き続き頑張りたい。     
→次走危険馬:カラクレナイ  

レースレベル３＝人気のワンツーは平均以上と評価してもおかしくないが、２着の鞍上(浜中)が斜行してジューヌエコールの邪魔をした事で３着が穴馬になってしまったのが割引材料になるため平均並みの３とする。

狙い＝カラクレナイ
騎手のレベルが違いすぎではあったが、それでもしっかりと脚を伸ばして勝ち切っているからにはこのレースからの桜花賞最有力は同馬であると言わざるを得ない。

狙い＝ジューヌエコール
とにかく浜中の斜行の影響が大きすぎた。
それだけに今回の敗戦馬の中では同馬が一番の巻き返し可能な馬だと思われる。
また今回はテン乗り北村友を起用して不利を受けての４着だけにある意味誇って良い好走と言える。

危険＝レーヌミノル
レース前に同馬の強さを見せたいと述べていた鞍上だが、見せたかったのはよく分かったが、斜行しているようでは思いを語る以前に自身の拙さをキチンと見つめるべきだろう。
北村友が落馬などしなかったから良かったものの、いくら２着は確保したと言っても本番で今回以上を期待する事は人道的にも無理である。
個人的な感想になるが、『差しに関しては川田の決め打ちを手本にして如何に上手に脚を溜められるか』を考えた方が良いだろう。
いずれにしても、もしも同馬が桜花賞で馬券対象になれるとすればその前にカラクレナイがいると思われるため次走危険馬はほぼ間違いなく同馬が筆頭だろう。

ちなみに・・・
穴狙いで◎に推したアズールムーンはよく逃げ手に出たと褒めてあげたい。残念ながら残れはしなかったが、仮に池添騎乗のベルカプリに先手を譲っていても結果は同じだったと思われたからには『よく行った』と言えるから。
また未知の魅力に期待したタガノカトレアは、こちらも残念ながら馬群から伸び切れず順当に敗れた。
今回は穴を狙ってみたものの、結果堅いワンツーで真逆の予想になったので却ってサッパリした気持ちになった。

しかし、穴は道理に適って出ないモノだとつくづく思い知らされました。
レースレベル：3
→次走狙い馬:カラクレナイ,ジューヌエコール
→次走危険馬:レーヌミノル  

レーヌミノルが逃げ切るかと思われたところを大外からカラクレナイが差し切る。

パドックでややテンションが高かったが、本番できっちりと差し切るあたりは非凡なものがある。

鞍上のデムーロ騎手はこれで６週連続重賞制覇。

予想は◎→○→△でほぼ完ぺきな結果で満足。
→次走狙い馬:カラクレナイ