勝ったネロは逃げ切り。
かなり強引にハナを叩きましたが、力でねじ伏せました。今さら復活するとは思えなかったんですけど、確かにダート使った前走は見せ場があったので、あれが刺激になったんでしょうね。

2着ビップライブリーは好位差し。
やはり短距離の差し馬ですね。距離短縮の今回が狙い目だったので次は難しいでしょう。

3着イッテツは後方から追い込み。
芝になってから安定して走ってますが、重賞ではちょっと足りないかと思ってしまいました。

ジューヌエコールは後方から伸びず。
ここまで走れないのは調子の問題としか思えません。普通なら人気になる成績なので、情報はバレてたんでしょうね。
レースレベル：2    
→次走危険馬:ビップライブリー  

今回は　
大胆なペース読みで決め打ちをしてみたが
まずそこが失敗。

馬券的には　ネロの単複とイッテツの複だけ。


大荒れに違いない！！　と踏んで
実際大荒れだったが
狙いの定め方がズレていたので　
まぁ仕方のないところ。




まず　そのペースに関しては

前後半　-0.2　で　ほぼフラット。



昨年の　-2.1　を　
特殊な例である　
とはしながらも
出走馬の位置取り指数の高さとタフめな馬場から　
同等のハイペースまであるかも　
という想定で挑んだ。
が、、
さすがにそうはならず。

ただ、軽微ではあるがスロー寄りなレース傾向ではあったので
そこからすれば
今回は比較的流れた方ではある。
の　で　、
位置取り指数から完璧に導き出せたとは言えないが
多少参考にできたかな　と思えなくもない。



ちなみに
決め打ちのお蔭で
非常に狙いにくかったのが
ビップライブリー。

解析的には
コレをピックアップできたかどうかがキモ
というコトになるが、、


実は、今回のレースラップ詳解をした結果、
パッと見で最も合っていたと思われるのが
ビップライブリー
つまり
ペース読み含めて、焦点が合っていれば
この馬を本命にできていたというコト。


結果論が極まった言説ではあるが、
結果が出た後に、実際のレースを解析してみて、
好走馬がピックアップできるかどうか
というのは
ツールがちゃんと機能しているかどうかを確認する上で
非常に重要ではある。


ちなみに
イッテツもピックアップできそう。

ネロはむしろ少し狙いが下がりそうな気も。


ただ、それはラップ解析においてのみ　の話であるので

ネロに関しては
前年覇者ながら近走の不振で人気落ち
という　典型的な穴パターンだし
そういう点での買いやすさはある。

血統でも注目に挙げていたので
買い要素はいくつもあったと言える。



さらに、勝った要因のコトを言えば
その１つに　騎手もあるのかな
というのは思う。
私は、上手・下手という話はあまりしない人なので
そういう観点ではなく
地方騎手というが良かったかな　と。

結局、今回は
ペースは違えど　前年同様逃げて勝ったワケだし
コース傾向としても前優勢である以上
前に出していけたのは大きかっただろう。

地方のレースは特に、
とにかく出していけないと勝負にならないコトが多いので
普段、そういう戦場で戦っているジョッキーと
手が合っていた可能性はありそう。


人気が落ちていたのは斤量のコトもあるかとは思うが
58kgを背負って逃げ切ったのは立派。
好きな馬でもあるし
配当の良さも含めて
嬉しい勝利だった。




血統に関しては

ネロは戦前に語った通り。


イッテツは
父母共に非サンデー系であり、
このレースで好走馬を多数だしている血統傾向に当てはまる。
（イッテツ含めて、今回の5/16頭が該当）


予想段階で
サンデー系は狙いにくいものの
それだけで無理に嫌うのは危険と書いた。
そんなサンデー系の一角、ダイワメジャー産駒は
これまで京都千二重賞での連対がなかった。
そのマイナスデータを今回壊したのが
ビップライブリー
兄を物差しにすれば、
もう一段上のレベルが狙えてもおかしくはない。





最後に

メラグラーナが競走中止で予後不良。
２週前に続けて、重賞競走で同じコトが起こってしまった。

メラグラーナが無事に走り切れていたとして
今回の結果がどうなったかは　知りようがない。
しかし、こうなってしまっては
競馬予想においてナンセンスとされる『たられば』を
語らずにはいられないだろう。
人気を背負ってたし、本命にしていた人は多かったと思う。
そんな人からすれば、なおさら。
無事に走っていれば勝っていたに違いない。
という想像は許されて然るべき。

私個人としては　
ココで強気に狙っていたワケではないし
個人的に強い思い入れを持った馬でもなかったが
この路線で上位の力を持った馬だったのは確かだし、
今後、一線級のレースでも活躍できる下地はあったと思う。

比較的ファンが多い馬だっただろうし、
非常に残念。
→次走狙い馬:メラグラーナ       

ヒルノデイバローは想定していたより人気していたので切りました


予想


◎3枠6番ビップライブリー
○8枠15番アットザシーサイド
△3枠5番ヒルノデイバロー
△4枠7番ソルヴェイグ
△5枠10番セイウンコウセイ
△7枠14番イッテツ


結果


1着無ネロ
2着◎ビップライブリー
3着△イッテツ
4着無フィドゥーシア
5着無ダイシンサンダー

11着○アットザシーサイド


いやー荒れましたねー
3連複で29万はデカい


https://www.youtube.com/watch?v=SRF1CQvMjQ8


ネロ
単勝は砕かれてしまったがそれ以上に大きなものをもたらしてくれました、ありがたや

ビップライブリー
4角で②ラインスピリットと⑦ソルヴェイグの間を突こうとしてから外に進路を切り替えて伸びてきた、着差は僅かだったのでああいう一瞬の判断の遅れが勝負を決してしまったと思う

イッテツ
予想外のところから飛んできました、洋芝専用やと思われていたのか人気落としてくれててよかった、前走本命にした時は3着同着になったせいで配当が下がってしまったのでここで取り返せてよかった

フィドゥーシア
消してました、自力だけで持ってきたと見るべきか、うーん次はどうするか悩む

ダイシンサンダー
ポジション下げてしまうかなと思って最終的には切りました、馬群縫って内を突いてきたが

セイウンコウセイ
指示通り先行する位置取りショック仕掛けたが

ソルヴェイグ
残念な結果、もっとやれる馬だと思ったが

ヒルノデイバロー
高齢馬で連続激走後なので結局切りました、差しに回れるとこはよかったが

アットザシーサイド
なんであんなに後ろからいっちゃったかな

ジューヌエコール
惨敗後は期待値低い

予想：https://ameblo.jp/gunxsword2015/entry-12331398308.html
有力馬分析：https://ameblo.jp/gunxsword2015/entry-12330709098.html

https://ameblo.jp/gunxsword2015/     
→次走危険馬:ビップライブリー  

レースレベル１･･･
川田と四位が如何に騎手力がないかを示す良い例になってしまった異常なレース。
もちろんレースレベルなど１にもならないが、『ジャパンカップの武豊一色馬券がこんな形で出るのか！』という面白い例になっている事には却って感心した。

次走狙い馬＝ソルヴェイグ(川田)
外人騎手がそれほどでもない状況でのこの敗戦は、馬の能力よりも川田の騎手力が低い以外の何物でもない証拠。
よって、今回人気を裏切った巻き返しは次走で鞍上を変えて必ず果たされるはずと診て次走狙い馬に。

次走狙い馬＝アットザシーサイド(四位)
格上げ戦以前の問題だった四位の後方待機に唖然。
スタートから好位置を取ろうとする姿勢すらなく、道中も後方、それも馬群のド真ん中にガッチリ手綱を抑えての追走。
馬の能力がズバ抜けているか、あるいは後方一気でも上手く馬群を捌く鞍上の腕があれば話は別だが、同馬は格上げ戦だけに能力的な面は未知数だとしても、現在の(関係者から見放された)ザマになっているこの鞍上にそんな腕がある訳がない。
この騎乗姿勢と道中の位置取りだけ見ても「やる気なし」と見て取れたが、奇妙な事に、もし初めから勝ち負けするつもりで後手を踏んだのなら、直線に入ってからもっと必死になって追うのが騎手の常である所なのに、直線に入っても四位はちょっと追っているフリを見せただけほとんど馬を追い出そうとしなかった。
この姿を見た時、私は「今回は初めから周回競馬で済ませるつもりで乗っていた」と推測した。
よって、同馬こそが次走狙いのために今回は凡走したと判断して次走狙い馬とする。

※吉原が勝って良かった！
荒れるのは仕方ないにしても、ボンクラだらけの競馬学校より実力を鍛えて騎手としての信頼を得ている吉原が勝った事だけがこのレースにおける日本人騎手としての唯一の幸い事。

それにしても、勝ち馬が４番馬でＪＣのキタサンブラックのゼッケン、２着馬がキタサンブラックと同厩舎、３着馬が前走武豊騎乗馬だったのには、ＪＣの裏でキタサンブラック＆武豊の馬券がこんな形で出るなんてまともに馬の能力や騎手の技量を比較して予想するのがバカらしく感じた反面、『Ｇ１レースの主役に絡んだこういう組み合わせもあるんだなあ！』と別の意味で感心させられた。
･･･ぜひ、いつか試してみたい買い方である！
レースレベル：1
→次走狙い馬:ソルヴェイグ,アットザシーサイド     

予想としてはイッテツしか当たらず、非常に悔しい結果になりました。ちょっとネロを舐めすぎましたね、、、


12.3-10.7-11.3-11.0-11.2-12.3・・・1.08.8
前後半:34.3-34.5

前半の3F目は過去10年で２番目に遅い11.3でした。一番遅かったのは2012年の11.4です。ネロがすんなりハナを奪ったので隊列がすぐに決まったことが、遅くなった原因かと思われます。

前半は34.3とかなり遅いですが、後半は34.5もかかっています。2012年も前半34.3で、後半は34.2でしたが、時計のかかる馬場状態でした。今回も時計のかかる馬場であったことがわかります。

ラスト１Fは12.3かかっており、これは昨年の13.0に次いで過去10年間で２番目に遅いです。重めの馬場においてラスト１Fで踏ん張るパワーが求められるレースで、軽い上がりは全く必要ありませんでした。



１着　ネロ

最近スタートももっさりしてきていて、ハナは無理かな？なんて思ってたのですが、、、笑　
でもよく考えてみれば、京都のスタート直後は坂があるのでもっさりしていてもパワーでハナを切りやすいですし、そもそもここ最近前へ行けなかったレースの前半３Fは33秒台でしたから、ここでハナを切れるのは何もおかしくないですね。
昨年ほどの馬場ではないにせよ、今年も時計のかかる馬場で、パワー型のこの馬には非常に向いていたと思います。
次走多少は人気すると思いますが、馬場傾向を特に注意して見極めたいです。


２着　ビップライブリー

ちゃんとポジションとれるかな？という不安があったので評価を下げていましたが、やはり前行ければ強かったですね。馬場も大いに味方したと思います。
3走前の準OP勝ち上がりの白秋ステークスでも直線途中までじりじりで、ラスト１Fでの差し込みが光っていましたし、時計のかかり気味の馬場で、ラスト１F強襲、という競馬があっているのではないでしょうか。高速馬場の京都とかだと今のところは不安です。


３着　イッテツ

最終週の馬場、平均ペースの２つがかみ合っての３着です。３着であることにかなり自信を持っていたので、馬券はイッテツ３着固定の馬券でしたが、頭が見事に外れたので紙くずと化しました笑
デビュー以来、芝1200に限ると激流になったレース以外は大きく崩れていない馬です。OP昇級初戦のラピスラズリSは33.2-35.2で、この馬自身も33.6-35.4とハイペースとなり、直線狭くなる場面もありましたが脚色悪く敗戦。函館スプリントも激流でした。UHB賞は33.5-34.2と完全なハイペースまではいかない程度で、ヒルノデイバローを競り落としています。キーンランドCは激流。
前走は予想でも書いた通り完全なキレ負けです。壬生特別や前走のオパールステークス、あとは高尾特別でもキレ負けてしまっている様子が伺えます。
つまりラスト３Fで速いラップを記録せず、かつ無理のないペースのレースなら、ある程度のレベルまでならOPクラスでも通用する、ということです。次走以降そこそこ人気すると思いますが、高速馬場であったり、完全なハイペースに振れるレースなら軽視すべきだと思います。


アットザシーサイドはイッテツの競馬ができていれば、、、といったところでしょうか。ただ高速馬場の京都だと間に合わない可能性が高いので、阪神替わりでの一発に期待します。

ソルヴェイグは高速馬場のほうが向いてると思います。前走の高速馬場での接待競馬から一転、タフな馬場でのレースですからねえ。

メラグラーナは非常に残念です、、、スナッチマインドを下した京都1400からずっと応援していて、高松宮記念は内枠を引けていれば、、、と思うくらい強い馬でした。天国でゆっくり休んでください。今までありがとう。
レースレベル：2    
→次走危険馬:イッテツ