サトノクラウンムーアが後方に構えたせいで計算が狂った


予想


◎7枠14番スワーヴリチャード
○6枠12番サトノクラウン
▲1枠2番キタサンブラック


結果


1着▲キタサンブラック
2着　クイーンズリング
3着　シュヴァルグラン
4着◎スワーヴリチャード
5着　ルージュバック

13着○サトノクラウン


ラスト4Fのハロン棒の手前ぐらいかな？そこ過ぎたあたりでもうキタサンブラックに逃げ切られるって覚悟しました、忖度・忖度言われますがあそこからキタサン潰しにいっても自分が沈むだけだから仕掛けに行かないよね、勝てる可能性がある単勝オッズ一桁台の馬とかだったら勝ちに行く騎乗をする義務があるかもしれないですが


https://www.youtube.com/watch?v=daZP1huII2k


キタサンブラック
恐れていた展開になって逃げ切り勝ち

クイーンズリング
スローペースで斤量が軽い牝馬が物理的になった、前走仕掛けたいところで動けず不利は受けていたが

シュヴァルグラン
キタサンブラック以上にこの馬の方が展開に助けてもらった

スワーヴリチャード
ハイペースよりはスローペースの方がいいかなと思っていたがこのペースを外回しては物理的に届かない流れ、使える脚は一瞬なので大味な競馬で最後は止まってしまった

サウンズオブアース
前に行ってほしかった

レインボーライン
この馬の評価に未だ悩むがこの2戦の走り見てるとそれほど弱い馬ではないかなと思う

サトノクロニクル
今年の3歳馬は強いようだがこの馬自身が3歳馬の中でも下の方だからここでどうこうできるような馬ではなかった

ヤマカツエース
昨年は恵まれての4着だったのでリズム悪く臨戦も悪い今回はさすがに厳しかったか

ミッキークイーン
前走も減らしてしまっていたが更に大幅に馬体を減らしてしまって量系の馬にとって厳しかったか

サトノクラウン
もっと前目でレースをしてほしかったが今思えば前に行かなかったのでなく行けなかったのかな、もともとこのレースに出走してくるか微妙だった馬だし状態がよくなかったのかもしれない

予想：https://ameblo.jp/gunxsword2015/entry-12338703028.html
有力馬分析：https://ameblo.jp/gunxsword2015/entry-12337915936.html
穴馬分析：https://ameblo.jp/gunxsword2015/entry-12338582654.html

https://ameblo.jp/gunxsword2015/
→次走狙い馬:シュヴァルグラン       

当日から翌日にかけてはバタバタだったので
レース映像もかなり遅れて視聴。

結果だけはスグに確認していたが
不利があったというような情報も散見されたので
その辺が気になっていた。


いざ見てみると
自分の狙い馬が見事に潰されているという。。
それが無ければ圏内走破できていたかどうかは分からないが
買ってた人にとっては
悔しい　というか　納得しがたい結果になったと言える。

不利を受けた中で
完全に潰された２頭を尻目に
脚色の良さもあって唯一進路を残せたシュヴァルグラン。
そこからしぶとく伸びて３着内に走り込めたのは良いとしても
着差を考えれば２着確保は出来たと言えるハズで
そう考えれば、シュヴァルグランを連で狙ってた人も
ココは納得いかんだろうなと思う。



そういう後味の悪さも残しつつも
終わってみれば完全なＧⅠ馬決着。
明確なＧⅠ実績のある馬が圏内を独占した。




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解析的には

まず
額面上のペース自体は想定の範囲内。

展開・ラップ推移も
一応想定の範囲内ではあったが
細かく言えば、狙っていた本線のパターンではなく
次点で考えていたパターンだった。

大まかには、今回は超スローの年のラップ形状と同種で
最近の有馬記念の頻出パターンではあったが、
そういう弛み方は今回狙った本線とは違ったので
そこのズレが少々痛かったところ。



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キタサンブラックは
危なげなく完勝。
いつも以上に人気を背負い込んでいる分で
印は下げたが
地力・実績・適性は申し分なかったと思うので
ココは順当。
解析的にも高機動・高変速であって
そんな逃げ馬を後続が差すコトはできない。
自分の競馬がしっかり出来た上で
キッチリ勝ち切った
良い引退レースだったと思う。

グランプリコースには複数回挑戦しているのに
なんだかんだで勝ちが一度も無かった点や、
ジャパンカップを人気で好走した５歳馬は有馬で不振とか
有馬記念に複数回挑戦した馬で３回目以降に優勝した例は無いとか
マイナスデータも探せばあったが
そんなモノは問題にならなかった。

天皇賞・秋が終わって以降に書いていた
古馬三冠の
○　×　○　という想定が
その通りの結果に。
×としたジャパンカップとて
頭が獲れなかっただけで
キッチリ好走しているし
この安定感はさすが。
まだまだ走れるというところを見せた３戦だったが
過去の名馬達に倣って　ＧⅠ７勝で打ち止め　
というのも綺麗な形かなとは思うし
この後のコトもあるので、
とりあえずはゆっくり休んで
父としても頑張ってもらえればと思う。

思えば
初ＧⅠ勝利の時は
母父サクラバクシンオーと
母父Storm Cat での決着を受けて
「こんなの菊花賞じゃねぇえええ！！」
とか思ったモノだが
その母父バクシンオーも
終わってみれば、見事な中長距離実績。
完全に見誤っていたらしい。

血統というコトで言えば
父がブラックタイドというところは
渋くて好感が持てる。
血統背景はディープインパクトと同様の種牡馬なので
そういう意味では王道ではあるが
種牡馬単体で考えれば一応マイナー。
私は、マイナー血統や
主流であるサンデー系の中でもマイナーなのが好きなので
（ＧⅠ馬で言えばビートブラックやカンパニーなど）
ブラックタイドが天下を獲ったという点に関しては
やはりニヤッとしてしまう。

母父バクシンオーを見て　なにが血統だ　と思い、
父ブラックタイドを見て　これぞ血統だ　と思う。

総じて、　やはり　これが血統なのだ。




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クイーンズリングに関しては
予想の段階で書いた通り
中山実績と非根幹距離実績が優秀だったので
ココでは十分狙いが立つ存在であった。
戦前の時点で中山芝２戦２勝（デビューからの２戦だけではあるが）
非根幹距離に関しては、重賞４勝が全てが該当していて
その中に、割と直結しやすい距離である2200ｍのＧⅠが含まれているコトを考えれば
この結果も納得。
血統に注目していた一頭でもあったし、
解析的にも、この展開ならば好走は頷ける。
冒頭で書いた通り、ＧⅠ馬決着になったワケで
この馬は近走イマイチだったとは言え
休養明けの秋２戦はそこまで負けていないし
実績は素直に評価しなければならなかったといったところ。





シュヴァルグランは
予想で書いた通り、
前走本命に応えて勝ち切ってくれたところで
お腹いっぱい。
ココでも地力上位は間違いなかったが
前走を絶好と考え、狙いすまして獲った自分が
一段人気を上げて来るココで
敢えて積極的に狙う手は無かった。
しかし、さすがＧⅠ馬になっただけはある。
という結果。
あとは、冒頭で書いた通り、
不利と着差を考えれば２着には来れたと言えるし
シュヴァルグランを狙った人からすれば
この不利で馬券的大勝が大敗になった可能性もあるワケで
やはり　その点、後味は悪い。




スワーヴリチャードは
惜しくはあったものの
結果、嫌ったので正解。
アルゼンチン共和国杯の実績や
ジャパンカップのレイデオロを物差しにすれば
地力は足りたと思うが
戦前言われていた右回りや手前の問題もあっただろうし
ラストは内にもたれて他馬を潰すコトになったりで
なかなか厳しい結末に。
また別条件で見直したいところ。





ルージュバックは
解析上位だったコトもあって積極的に狙った穴の一頭。
エリザベス女王杯の時に書いた通り
基本的に、あまりＧⅠで買いたいタイプの馬ではないが
今回は人気を大きく落としていたので
前走と違って積極的に狙う価値はあった。
展開が本線で狙ったモノではなく
次点で想定したパターンだったので
予想よりも一枚落ちる結果だったかな
というのは個人的に思うところ。
昨年の有馬は負けたが中山実績も悪くなく、
重賞勝ちでの非根幹距離実績もあった。
血統的にも評価していた馬で
同じマンカフェ産駒のシャケトラやクイーンズリングよりは
配合的だけ見れば一枚落ちるイメージだったが
マンカフェ牝馬の牡牝混合重賞での勝利は
フミノイマージンの札幌記念を除くと
残りの３勝が全てこの馬。
そういったところもあって期待したが
圏内には届かず。
掲示板まで頑張ってくれたので
そこはまぁ良かったかな　と。





他で語らねばならないのは
不利を受けた馬。


トーセンビクトリーは
中山非根幹距離実績と血統で一考と書いたのみで
狙っていたワケではないが、
不利で潰された一頭。
脚色からすると、どちらにしても分が悪かったようには思えるが
狙っていた人からすれば納得しづらい結果に。


サクラアンプルールは
解析上位であり、血統的にも注目していて、
中山実績良好なのに人気が無いという
コレ以上無い穴要素満載の馬だった。
積極的に狙った一頭だったが
不利で完全に潰された。
コチラは明らかに伸びていたので、
そのまま馬券になっていたかどうかはおいておいても
最下位まで一気にズリ落ちるという酷い結果は
なんとも納得しがたいところ。





あとは　サトノクラウン。
コレは戦前懸念した通り。
馬場と鞍上が合うかどうかと書いたが
馬場はどうしようもないとして
ムーアは。。。
積極的に動いて他馬を潰しにいかないと。
（不利を与えるという意味では無い）
他馬と一緒に仲良く追い出しを待っていても何にもならない。
例えばミルコならば、馬の力を信じて追い出していけただろう。
鞍上が違えば、
馬券になるところまで来れたかどうかは置いておいても
全く違った結果になったとは思う。
まぁ　そういった
鞍上の手腕も含めての予想をしなければならないというコトではある。





その他、
穴目で狙ったところでは


レインボーライン
解析上位であり、血統的にも評価。
爆穴の臨戦過程にも該当していた。
中山実績も非根幹距離実績も
特筆すべきモノはなかったが
菊花賞での好走が割とリンクするレースであるし
その菊花賞自体が非根幹距離。
あとは、予想段階で不利と書いた
フルゲートの大外枠を除けば
５歳以下のステイゴールド産駒は有馬記念で８割近い驚異的な複勝率を誇っていたので
この人気なら狙うしかなかったかなと。
結果は　残念。



シャケトラ
人気を落としてこなかったので
穴で狙っている人は多かった印象。
解析結果と血統から注目していたのと
右回りの方が良績である点や
今回のコースで勝ち鞍がある唯一の馬だった点からも
積極的に狙えると判断。
だが　コチラも結果は残念。




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いつも通り　
馬券的には　少々狙い過ぎだったと言ったところ。

ただ、くどいが狙い馬が明確な不利を受けた点などもあって
イマイチ　スッキリはしないレースだったかな。
名馬の引退レースに水を差した感じ。


キタサンブラック　お疲れ様でした。






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→次走狙い馬:スワーヴリチャード,シュヴァルグラン     

勝ったキタサンブラックは逃げ切り。使い込んだベテランの有馬は消えるのが普通なので買いませんでしたが、枠も展開も有利すぎてデータを覆しそうな雰囲気はありました。まぁそれでも疲れは誤魔化せないわけですし、馬が凄かったのでしょう。

2着クイーンズリングは好位からしぶとく。得意のスロー非根幹とは言え、有馬記念で来るような馬とは思えませんでした。ちゃっかりルメール騎手が乗っていて結構売れてましたし、とても手が出ず。

スワーヴリチャードは展開が苦しかったものの、これだけ有利な臨戦で最後に競り負けたのがだらしない。皐月賞と違って普通にレースできていたので、今回は中山適性の問題ではないです。ハーツ産駒にしては底力が乏しいようで、G1ではパッとしない馬なのかもしれません。逆に言うと、次の休み明けG2とかは鮮やかに勝ちそうなキャラです。

サトノクロニクルは中団インから伸びず。まぁやはり弱いんでしょうね。
レースレベル：2
→次走狙い馬:スワーヴリチャード       

やはり絶妙のレースメイクだったのではないでしょうか。全体前後半はスロー、中盤13.3〜12.8迄緩めラスト5F前から徐々に上げて4角でスッと出し抜いてそのままゴール。ただでさえ時計を要している馬場というのはあったでしょうから、向正面で動ける様な超スローでも無かったし、1着〜3着馬の上がりも35.2,35.1,34.8ですからね・・・こういう馬に武が乗ってきたらたら買うしかありませんね。
サクラアンプルールは内外から寄られカットされ本当危険な下がり方でした。人馬被害が無いことに於いては良かったですが、あれが無ければ馬券にはならずとも着はあったかなあというところ。
ブレスジャーニーも内が開かないので外へ向けた直後のあのごちゃごちゃ、反応していただけにどれ位伸びるのか見てみたかったですね。
シャケトラはスタート良すぎたなあという感じ。急坂、時計を要す馬場、スローと好走出来そうな要件は揃いましたが・・・前半極力抑え3角中団から徐々にが理想だったのですが、こればかりは仕方のないことですね。
皆さん思われる方も結構いらっしゃると思いますが、最初からキタサン中心で買ってきたらなあという後悔は後の祭りでした。いつのまにか名馬になっていた、そんな不思議な馬でした。
レースレベル：4
→次走狙い馬:ブレスジャーニー       

今年の有馬記念は、キタサンブラックの完勝で引退の花道を飾ったレースとなった。

結果的に誰も何もできないほどの強さを見せての完勝だからキタサンブラックを応援していた人にとっては満足のいくレースだったのではないだろうか。一番注目された馬が強い勝ち方をしたことで有馬記念しか買わないような競馬を普段見ていない人達も的中された方は多くいたのではないだろうか。


ただ、このレースでキタサンブラックの強さと同じくらい印象に残ったのは直線での不利。自分が「サクラアンプルール」を狙っていただけに直線での激しい接触はあまりに残念な出来事だった。結果だけ見ただけではわからない出来事。13番人気の馬がどうなろうが別になんともないことかもしれないし記憶に残ることもないかもしれないが、このサイトに来ている人なら良く見ているのでわかってくれると思うが、あれは一昔前なら間違いなく降着になるレベルだったと思う。

パトロール映像を見れば一目瞭然でほんとにひどい状況だった。あやうく大惨事になってもおかしくないほどの挟まれ方だっただけに落馬事故にならなくてよかったと素直に思う。個人的に道中の手応えの良さから直線でどこまで伸びるのかすごく楽しみに見ていただけに、あの左右からの挟まれ、立上りはショックだった。サクラアンプルールの過去のレース振りをみるとわかるが、中山巧者で坂を上るあたりから伸びてくる走りを見せる馬なだけに、坂で止まるとは考えらず、距離が長くて止まるのか、もしくはいつものように伸びるのかを見てみたかった。こんなタラレバは意味がないとは分かってはいるが、自分は２、３着の可能性は十分にあったと思っている。あの位置にいるのが悪いと言われればそれまでだが、有馬記念ということでいろいろな可能性を考えて穴馬をみつけようとして選んだ馬があんな状況になったのはやるせない気持ちでいっぱいだ。力をだして負けるなら納得がいくがあの負け方はひどい。

しかもその要因となったのが、今年のJRAのリーディングジョッキーのルメールと年間最多G1勝利に並んだM.デムーロだったこともショックだった。クリーンな騎乗のイメージが強いルメール、強引に勝ちに行く騎乗で結果を出していたデムーロ。

ルメールは勝負弱さを見せるご愛敬な部分もあるが、デムーロは一時の岩田騎手のような神がかり的な強さを見せ勝利に執着しすぎている部分があるように思えるので、このようなことが続けばさすがに干されていってしまうのではといらぬ心配をしてしまうほどだ。理由はわからないが、ジャパンCの後G1が３つもあったにもかかわらず騎乗すらないのは何故だろうとすごく不思議に思っていたが、もしかしたら・・・なんて勘ぐってしまう。騎手ではなく馬のクセにも問題があったようなので騎手だけの責任ではないのだろうが、少し嫌いになりそうだ。

来年はアンチデムーロを掲げて馬券戦略を立てるのもアリかなと思ったりするほど、後味の悪い有馬記念だった。


これで、引退となり晴れて種牡馬入りすることが決まっているキタサンブラックだが、はたして種牡馬として成功できるのかどうか。社台入りできたことは良血馬との配合が可能となるので良かったとは思うが、自分は厳しいのではないかと感じている。血統的にも飽和状態になりつつあるディープインパクトの全兄であるブラックタイドの代表産駒ではあるが、正直血統の枠を超えた突然変異の強さを示しており、そういう馬は種牡馬としては厳しい現実（オグリキャップ・テイエムオペラオーなど）が待っているケースが多い。サクラバクシンオーの血がうまく出てくれば短距離馬を出すのではないかと勝手に想像したりしているが、現役時代のようにいい意味で期待を裏切ってくれる活躍を期待して、まずは2年後の産駒たちの評判を楽しみにしたい。


ちょっと感情的に書き綴ってしまったが、狙い馬・危険馬としては不利を受けた後でも伸びてきたシュヴァルグランを挙げておきたい。来年はこの馬が主役を張るだろう。
→次走狙い馬:シュヴァルグラン       

感想型でしか書けませんが。
よろしければ読んでください。

仕事行って夜に帰宅して、楽しみに録画した有馬記念を観ました。
まずは軸キタサン、スタートが決まり、すんなり先行、行く馬がいず、最後の直線も押し切ってゴール。素直に強かった印象。
穴狙いでサウンズオブアースに注目。最終コーナーからどこまで上げられるか、見ていて興奮しました。でもやはり大外は堪えましたね。でも７着は精一杯の順位。
２・３着がすぐにわからずドキドキしていましたが（伏兵がいればいいなと思っていた）、２着にクイーンズリングがきてくれたので、恐ろしく堅い馬券にならずに済んで良かったと思いました。
三連複で5,420円ついたので、マイナス収支にならずに済みました。
あーあ、先日のチャンピオンズＣみたいに、１番人気と伏兵同士の組み合わせで決着してほしかったなぁ；；

と、大概はここでやめて別のことをしていた私。
ですが、ネットのニュースを見て、パトロールビデオをチェック。映し出されたのは、外国人騎手たちのしたたかな騎乗（特にミルコ）と犠牲になった複数の馬達であり、唖然としました。
サクラアンプルールはかなりひどく妨害を受けてしまっていて、レース中に馬が故障したのではないかと思ったほど、直線で後退してしまっていました。あれはもう無念というほかありません＞＜；
シュヴァルグランも妨害を受けましたが、後退はせず馬券に絡むところまで行きました。でももし妨害が無かったらどうなっていたか？

外国人騎手はしたたかでしょうけど競馬は巧いと思います。
昨年のエリ女でシングウイスジョイ２着のルメール。外国人騎手のワンツーで馬連とワイドを獲らせてもらいました。でも人気薄の馬を粘らせて２着に持ち込むのはすごいと思います。
ミルコのすごさはこれまでのＧⅠ等で見てきた通り。一番凄いと思うのは、不利な外枠からでも勝負に持って行くレースぶり。ただしかなりしたたかではありますが。

たしかに、外国人騎手には、何度もお世話になりましたし、とても頼れるんですよね。たとえ人気薄の馬であっても頼ってしまい、そして馬券でお世話になることもあります。
でも、今日のようなレースを見てしまうと、馬券を買ってレースを見て、せっかく楽しみにして見て、で馬券を獲れたとしても、気持ちは晴れないものです。
外国人騎手が人気馬に乗ることが多いのでは、穴馬に乗る日本人騎手の出番って本当に少なくなってしまって、これから競馬がどんどんつまらなくなるのではないかって思います。
私はサクラアンプルールを切っていましたから、結果的にいい思いをしていますけど、狙っていたとしたら憤慨してしまっているに違いありません。そしていつかまたそんな気持ちになる時がきっとやってくるでしょう。

キタサンは強いです。勝って何の不思議な気持ちもありません。でも、デキレース的な感じは否めません。
有馬記念だけで言ってしまうのは極論ですけど、競馬自体が年々つまらないものになってきていて寂しくなりますよね。

私は特に最近は福島レースぐらいしか買わないのですけど、外国人騎手を実力で負かすほどの日本人騎手が若手で出てこないかなってずっと思っています。
大レースで、外国人騎手たちを負かすくらいの実力者が、日本人騎手で出てくるといいのに。

次走狙い馬
スワーヴリチャード
キタサンのいなくなった競馬界を背負う馬の１頭でしょうからね。
シャケトラ
鞍上がセイフティ騎乗で、先行しているのにキタサンに競っていかないのは、私はダメだと思います。（まあ私は福永に良い思いをさせてもらった人の１人ですけど。）
５歳、中距離の大レースを勝てるように、頑張ってほしいと思います。ただし外国人騎手を乗せれば、それはかなり確率が高くなるでしょうけど。

次走危険馬
基本実力的に勝てなかった馬達を危険馬と判断はできません。
サトノクラウンは最終コーナーで外になり過ぎ。
レインボーラインはレース的に不向きのコースと展開。
でもそれは今回のことであって、別のレースでは危険馬とは成り得ないと思います。
強いて言えば危険なのは外国人騎手のあおりを受ける日本人騎手たちでしょうか。悲しいですけど。
レースレベル：4
→次走狙い馬:スワーヴリチャード,シャケトラ     

レースレベル５･･･
馬のレベルを考えれば５以下には絶対に成らないが、展開まで考慮すると「キタサンブラックが特に恵まれたレース」である点で僅かに落ちるかと…(4と1/2という程度)

次走狙い馬＝シュヴァルグラン(外人)
首の上げ下げで３着に成ってしまったが、これこそがルメールとボウマンの中山コース経験値の差であって馬の能力を損ねるものではない。
何より今回の結果によって、同馬とレイデオロが来年の競馬を牽引する馬に成る事が確定したと思えるため次走狙い馬に指名する。

次走危険馬＝シャケトラ(福永祐一)
キタサンブラックの番手追走で、福永祐一は「武さんのマイペースを援護できた(＝仕事はした)」とさぞ思っている事だろう。
だが、騎手としてのあるべき姿勢という視点では、「キタサンブラックの逃げ切りで並走もしてないのに馬をタレさせる騎手力(騎手の実力)の低さは救い様がない」としか言えず、こんな低意識の騎手に乗られた馬が大成するのは厳しいので次走危険馬とする。
ただし、(シュヴァルグランはミルコが充てられるためルメールしか残っていないけれども)いち早く外人騎手を押さえて馬の闘争心を元に戻す手を打てれば危険馬には成らずに済むだろう。

次走危険馬＝ミッキークイーン(浜中俊)
「斜行によって浜中俊の騎乗が委縮している」という一番の問題を抱えた状態なのに、ここでも乗せ続けられてしまった事で完全に勝ち切れない馬に落ち着いてしまったと思わざるを得ない。
しかも、同馬は賞金を稼いでいるので勝ち癖を付けるための下級レースを使う事もできない。
この状況では、如何に外人騎手を騎乗させたとしてもいきなり馬が変わる事は見込めず、可哀想だがもう現役を続けさせるのは厳しいとしか言えない。
同馬こそ鞍上の不運(落馬負傷)と現時点の実力(その後の２度の斜行による無意識の委縮)が反映した姿そのものであり、浜中が気迫を取り戻さなければ復活も見込めないだろう。

一日も早く浜中が、「斜行なんて日常茶飯事。事故を怖れてすぐに手綱を引くようになったら、たとえ中央ではリーディングジョッキーに成れても世界に通用する本当の一流騎手には成れない」という騎手が気迫を持って乗るアスリートである原点に立ち戻る事を願ってやまない。

※大団円優勝･･･
波風立たずのキタサンブラックの優勝で、これぞ「シャンシャン！」という綺麗なオチ。

※光るルメール･･･
同馬を２着に持ってきたルメールは流石の一語。
もちろん好枠・位置取り・騎手力の３点に、サクラアンプルールが挟まれた事で僅かにシュヴァルグランが止まらされた事が絡んで最後の首の上げ下げで残れた要因。
それでも、逃げ切りレースの番手追走でタレたシャケトラとその鞍上、クイーンズリングと並走していたヤマカツエースとその鞍上とはレベルが違う事を示した事はやはり凄いとしか言えない。

なお、全く別の視点ながら、直線で田辺とボウマンに挟まれたサクラアンプルール(蛯名正義)がとても惜しいと思った。
もしも同馬が挟まれずにいたらクイーンズリングの代わりに馬券になっていたかも知れないと見えたから。

全く持って有馬記念の「たられば」は、それがまた似合う鞍上である事に不思議な「らしさ」を感じられて面白くてならないとつくづく思った！(苦笑)
レースレベル：5
→次走狙い馬:シュヴァルグラン  
→次走危険馬:シャケトラ,ミッキークイーン

サクラアンプルール
蛯名さん16番枠の呪縛から逃れたと思ったのだが
結果を見て唖然となった

よりによって16着とはまだまだ呪縛から逃れられて
いなかったようだ。
→次走狙い馬:キタサンブラック,サクラアンプルール