◎ゼンノモナルカは意表を突く積極策をとったが、開幕週で内伸びの馬場を考えれば、あの乗り方は結果的には正解だろう。直線では正直「単勝」まで期待していたのだが、ゴール直前で残念ながら決め手で負けての3着。まあ、多分能力は出して敗れたのだからと仕方なく思っていたのだが、後日の騎手談によると「真剣に走っていない。真面目に走ればこのクラスで通用する」とのこと。それはまた違った意味で頂けない話ではあるのだが…
芝でも通用することは分かったが、芝とダートのどちらに適性があるかと聞かれると、結論はもう少し先の話になりそうな3着でもあった。
芝は逃げ先行有利で内伸びの傾向があったので、次走狙いには、今回後ろからよく差を詰めてきた馬に焦点を当ててみる。
フィッツロイは今回と同じ阪神マイルで未勝利勝ち。血統面からやや過剰人気のきらいもあるが、休養明けで500万特別を快勝して昇級初戦の今回で僅差5着と、今季は充実した傾向も見せている。阪神開催中で再度マイル~中距離に出走なら注目。
ニホンピロシェリーは道中スムーズさを欠きながら直線で6着まで反撃。休み明けから叩きつつ良化していることは成績からも確かだろう。3歳時には現級勝ちとローズS5着が実績もある。人気になる前の次走は先物買いで。
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